Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

セルビナへ

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まったりとした船旅を満喫する.

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星唄関連のイベントを挟んだため予定が狂ったが,当初の目論見どおりマウラからの海路を進む.

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乗船チケットを購入して船を待つ.

数字を忘れてしまったが,船はリアル30分間隔くらいで航路を往復しているため,タイミングが悪いとしばらく待たされる.こんな時こそ釣りなのだが,相変わらず魚が釣れない.錆びたレギンスが通算8つくらい溜まった.どゆこと?

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釣りをしながら数分待ち,船が来たら乗り込む.

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貨客船なので,出発するまでは船倉で待つことになる.

往時は所狭しと冒険者が乗っていたが,各種ワープサービスが充実したため利用者は見当たらない.侘しい気もするが,この寂れた感も捨てがたい.

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数分待つと船が出向する.最終的に乗客は一人.廃路になるのではと心配になる.

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マウラから向かうのは港町セルビナ.確かバストゥークが産出する鉱石類を運ぶことで発展した貿易港だと憶えている.入り江に面する良港として知られる.

ウィンダスのある大陸とサンドリアバストゥークのある大陸は異なるため,低レベル冒険者が2国へ向かうにはマウラからの海路が最も安全だ.2大陸の結節点には巨大な貿易都市があり陸路も拓けているが,周辺の敵レベルは相対的に高く道のりも長いため,多くの冒険者は最初に海路を選択することになる.少なくとも往時では.

サポジョブ取得はLv18からであり,クエストが発生するマウラ,セルビナにはPTプレイを始めたばかりのLv15前後の冒険者がひしめき合っていた.初めて船に乗った際の,多くの冒険者船倉に詰めこまれたその様は大航海時代を想起させ,新大陸に向かう期待と不安を否が応にも感じさせた.

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出港後は甲板に出られるのだが,果たしてモンスターがウロウロしていた.

人が乗らないから自然発生的に増えたのだろうか.往時は居なかった気がするが,別の冒険者が処理していたのかも知れない.レベル的に実害は無さそうだが,念のため掃除しておく.

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海路は片道リアル15分ほどで周囲は大海原.船内には店もある.釣りをしない手は無い.

何度か釣り糸を垂れてやっと魚が釣れた(笑) 武器スキル等はガンガン上がるが釣りスキルはなかなか上がらないようで,竿を振ってもなかなかヒットせず辛い.釣りBot対策だろうか.地道に釣りをするしかないだろう.

なお,モンスターを釣ってしまう場合があるため,念のためフェイスを呼び出しておいた.

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ふと気が付くと,釣った訳でもないのにモンスターが沸いている.Lv28から見て丁度の敵.微かな記憶だがLv30前後の敵が出ると聞いた憶えがある.タコはアクティブだった気がするが・・・

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などと思いつつぼーっと眺めていたら予想通り攻撃されたので,粛々と撃破する.フェイスを出しておいて正解だった.このアクティブモンスターも釣りBot対策だろうか.

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北に小さくバストゥーク灯台が見える.航路の半分を過ぎた目印だ.

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しばらくしてセルビナに到着する.

黙々と釣りをしていたらいつの間にか夜になっていた.熱中すると片道15分も意外に短い.

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セルビナはマウラに比べて小さな港町だ.

マウラでは切り立った崖面にある天然・人工の穴を住居としていたが,セルビナは扁平な木箱を積み重ねるようにして人々が暮らしている.隣接するサンドリアは木工が盛んなため,このような生活様式になったのかも知れない.ぱっと見,漁業も盛んなことも見て取れる.素朴な港町という印象だ.

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いつもどおり町中をウロウロしていたら,マウラで受けたマネキン クエストの続きが発生する.この世界ではマネキンは忌み嫌われているっぽいが,次は木工ギルドに行けと言われるので,ならばサンドリアに行ってみようと思い立つ.行き当たりばったりだが,冒険はそれでいい.

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元々マウラで受けたため今更関係ないが,セルビナの場合はこの老人からサポジョブクエを受けることになる.

サポジョブクエはマウラかセルビナの一方でしか受けられない.一度受けるとキャンセルもできないため,「マウラの方が楽」だった早初期ではセルビナで悔しい思いをした人も居るかもしれない.そのくらいアイテム集めが大変だった.とは言え,当時のLS仲間からはマウラはマウラで死屍累々だったと聞いており,どちらも地獄だったのではと思っている.

ここでも「あれを持ってこい」「次はこれだ」と難題を吹っ掛けられるのだが,偶然クエをスキップできたギルガメッシュの紹介状はセルビナでも取れるのだろうか.星唄の一連のクエストはマウラ専用に見えなくもなかったが.

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セルビナ入り口.

サポジョブ取得のため,往時はPS2の表示が間に合わないくらいの冒険者がここに密集していた.サービス開始時は日本人冒険者だったが,2005年頃は外国人冒険者ばかりで驚いた記憶がある.初めて外国人PTに誘われてひどい目にあったのがセルビナだが,今になればそれもまた楽しい思い出の一つだ.

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サンドリアへ向かおうと思ったが時間が中途半端だったので,セルビナで釣りをすることにした.街中ではモンスターが釣れないから安心して竿を伸ばせるのは魅力的だ.

ちなみに釣果は「折れた竿」2本.「悪い予感がする」場合は無理せず獲物をリリースすることを覚えた.くそーーっ.魚もボチボチ釣れたがスキルは上がらない.渋いなぁ.