戦士AFクエスト1「祖母の心孫知らず」/モンクAFクエスト1「さまよえる亡霊」
お分かりいただけただろうか.
獣人たちは闇の王復活を目論んでおり,復活に必要な封印されし「第四の力」を開放する動きに出た.虚を突かれたウィンダスは封印を守る護符の無事を確かめようとするが,時すでに遅く封印は破られているのだった.“封印破らる”の報を聞いた神子様は別れ際に「旅立ちの準備をしておきなさい」と仰る.決戦の時が近いことを嫌でも感じるのだった.
と言う感じの前回のあらすじ.
「旅の準備」として何をしようという話なのだが,いくつか候補を考えたすえ,タイトルを見てお気づきのとおりアーティファクト(AF)を取得してみることにした.
理由は以下のとおりで,このタイミングが良いのでは無いかと考えている.
- レベル40からレベル60まで段階的に装備品を取得できる
- エミネンス・レコードで得られる防具はレベル50~70が一まとめになっていて種類が少なく,かと言って競売で購入可能なものも数と種類が乏しい
- ジョブ毎に用意された特色ある装備は何より憧れだった
- レベルを上げてからササっと取るのは味気ないかも
前世ではAFは取らなかった(取る前に引退した)ため正しく憧れの装備品で,何はともあれ欲しいな,と言うのが正直なところだ.ただ,レベル60装備品を現在のキャップ(レベル55)で取れるかどうかは分からないので,難しそうならば闇の王討伐へ進めるかキャップを外すかを考えたいと思っている.
FFXI におけるアーティファクト(AF)とは,ジョブ専用装備品の事を指す.一般的には工芸品と訳されるらしい.汎用品と異なりジョブの特色を発揮するべくデザインされたものが多く,また,ジョブを代表するような見た目も持ち合わせている.前世では赤魔AFがかなりの人気だった.
AF を取得するには,ジョブ毎に一連のクエストをクリアしていく必要がある.ヒント(と言うか誰がキーなのか)は,エミネンス・レコードから確認できる.
どのジョブをやるか迷ったが,とりあえずレベルが高い戦士を選んだ.
バストゥークの鉱山区にいるお婆さんに話しかけてAFクエストを開始する.
門番をやってる孫に息子の形見を渡したいので,「オークの本拠地」のテントから特別な部品を取ってきて欲しいとの事.
「オークの本拠地」と言えばゲルスバかダボイか迷ったが,Lv40装備品の取得先としてゲルスバはレベルが低すぎるのでダボイへ向かった.以前来た際に,何か所かの「テント」にチェックポイントがあった事も憶えている.
入り口から真っ直ぐ南に進み,南東にある広場へ向かう.ここのテントにチェックポイントがあった.北西の広場にもあったが,あちらは少しレベルが高いので後回しだ.
さっそくチェックポイントを見つけて中に入ってみるが,
何も見つからない.
と思ったら,突然NMオーク2匹が湧いた.
実はアタリか???と思ったが何も落とさない.ショボーン.
こんな感じで何か所かテントを回れば良いのだろうと次のテントへ行くと,
あっさり見つかった.あれ? 終わり??
お婆さんに部品を渡すと「明日にでもまた来ていただけませんかな?」と言われる.
うーーーーん,思ったより簡単に終わって時間が空いてしまった.
折角なので,同じくバストゥークで受けられるモンクAF を進めてみることにした.こちらが終わった頃には,お婆さんの話も進むに違いない.
バス港の酒場に居るガルカに話をすると,鉱山区で知り合った(?)コーネリアが飛び込んでくる.
そうそう,ザルカバード調査隊の女性もコーネリアで,同姓同名な事が気になってたんだよね.
え? 調査隊のコーネリアってモンクだったの??? 白魔だと思ってた.
ガルカ師匠は調査隊コーネリアと同じ課題を鉱山区コーネリアに課す.
話を進めるには「グスゲン鉱山」の奥に居るゴーストからアイテムを入手しなければならない.
と言う事で,グスゲン鉱山へ向かう.
グスゲンはコンシュタット高地の東にある.いつも通りアヤシイ地形の奥へ進むと,
入り口が見えてくる.
グスゲン鉱山はパルブロ鉱山の前に開発されていた鉱山だ.ここから産出する鉱石を海運するためにセルビナ港が整備された,と言う歴史だったと憶えている.パルブロの開発が進むにつれ元々採掘量が少なくバスからも遠いグスゲンは放棄されるようになり,モンスターが住むに任せる迷宮の一つに堕したそうだ.
パルブロに比べてトロッコ用の線路も厚く整備されており,一時期は随分と活気があったのだろうと思わせる.パルブロには居なかったガイコツたちがアチコチを徘徊しているのだが,鉱山開発時に命を落としたものたちが現世に未練を残しているのかも知れない.
ちなみに,少し奥に行くとグールが居た.サポジョブ取得用のアイテムはバルクルム砂丘のグールが落とすが,ここのグールも落とすと聞いたことがある.街から遠く不便だが,昼夜問わず出現するので,こちらの方がアイテム取得は楽だったかもしれない.今更だが.
鉱山はこのようなマップになっている.
高低差は明示されていないが途中に階段があり,中央奥の広場は体感15mくらい深い位置にある.パルブロより古い鉱山にも関わらず単純な構成をしているように見えるが,実は地図に明示されていない通路が存在しており,パルブロよりも鉱山としては広く拓かれている.
中央広場を見下ろしたところ.
広場には二か所レバーが置かれており,対応した扉が開閉するようになっている.
一方を開くと他方が閉じるため,他者が奥に居る場合に迷惑をかける場合がある.そのため,レバー操作時に大音響の警告音が鉱山内に響き渡るようになっている.初めて来た時には訳が分からず吃驚した憶えがある.
今回はレバーを操作せず,開いている扉をそのまま通過することにした.他のPTが居たかどうかは確認していない.
扉の奥の地図.何か所も大規模に開発されていることが分かる.
ガルカ曰く鉱山の奥にゴーストが居るらしいので,北西側に見える通路を目指すことにした.
途中の広場は「とてとて++」だらけ.
ミミズとガガンボだけでおそらくノンアクティブだろうと踏むが,絡まれたら即死なので突っ込むには勇気が要った.
無事に広場を抜けて奥の通路に入ると敵のレベルが下がった.一息つく.
通路の奥は広場になっていて行き止まりっぽい.
途中の小広場にボムが居て「楽」だったので絡まれる.
「また自爆だ!」と思って逃げたが今回は喰らってしまった.
バックで逃げたらキノコに引っかかったのだ(笑) ヨリさんのHPもヤバい.でも生きてて良かった!
それにしてもフェイスは防御が堅い.ヨリさんと私だけ500オーバーダメージな件.トホホ.
瀕死のヨリさんもかわヨ.
キノコやボムでヨリさんの経験値稼ぎをして,無事Lv36に至るのだった.
Lv51モンクから見て「楽」な敵なので,Lv40の状態で来たらキツイ場所かも知れない.やはりLv60装備品はキツイかなぁ・・・
奥の広場でゴーストを探す際に,サンドで受けたクエストの目的地も見つかった.
もう一度来るのは面倒なのでクエが進められて良かった!
正解か分からないが「小さな穴」があったのでツルハシをトレードすると,
出たーーーーーー!
モンクなのでガスガスと殴り続ける.気持ちいい(笑)
無事,目的のアイテムを手に入れる.
いつも思うけど,FFXI のゴーストって気持ち悪い.近寄りたくないと言う意味で正しいデザインなのだが・・・ 正面から見たくないw
広場にはNMウェポンも居た.
倒せない可能性があるので先にゴーストを倒したのだが,これで心置きなくバトルできる.うりゃーーー.
折角なのでモンクのスペシャルアビリティ「百裂拳」を使ったらガンガンスキルが上がる件.
スペシャルアビリティ(SPアビ)は2時間毎にしか使うことができない高い性能を持つジョブ専用アビリティだ.と思ったら現世では1時間毎らしい.前世は2Hアビ(2時間アビ)と呼ばれてた.サポジョブのSPアビは当然使えない.
モンクのSPアビ「百裂拳」は文字通り間断無く攻撃し続けるアビリティだ.効果は45秒間続く.ワンツーワンツーと子気味良く殴り続けるのが気持ちいい.ダメージ量も期待できるが,殴ることで相手の呪文詠唱を止められる(可能性が高くなる)点も地味にありがたい.ウェポンだと関係ないけど.
ちょっと強いなと思ったが,百裂拳で無事削り切る.物理攻撃が効く相手なら非常に汎用的で有効なSPアビだ.
ラッキーなことに武器もドロップした.ありがたや.
ガルカにアイテムを渡すと,昔と同じように「ほんの冗談のつもりだった」と言われる.
回想シーンにて調査隊コーネリア登場.
「てめえ!」
なんて言葉遣いだったのか,印象がガラリと変わったw
どうやら「ワンダリングゴースト」はゴーストではなく,当時はその名のガルカだったらしい.コーネリアは騙されたと鼻息を荒くする.
それでもガルカ師匠の依頼を果たすべく,「ワンダリングゴースト」からアイテムを貰うためにコーネリアは懸命に努力したらしい.ガルカ師匠はおそらく,コーネリアのこの実直さを見込んだのだろう.
かつてはガルカ,今は本当のゴーストになってしまった「ワンダリングゴースト」はガルカ師匠の親友だったらしい.ショボーン.
思わず親友の形見を手に入れられたガルカ師匠は,お礼と言ってアイテムを渡す.
「ビートセスタス」.これが最初のモンクAF(AF武器)だ.
現在装備している格闘武器に比べて「隔」(攻撃間隔)が小さいが「D」(ダメージ)が各段に小さい.命中+が付いているのでダメージ目的よりTP蓄積目的で装備する分には良いかも知れないが,やはりLv50から見ると少し物足りない装備になってしまっている.
この後に続く一連のクエストを進めるうえで入手は必須なので,残念ではあるがタンスに仕舞っておこう.
お婆さんのもとへ向かうと,息子の形見を孫に渡してくれと言われる.
孫の名前は「ナジ」.あ,フェイスを貰ったあの軽い男性だ.アヤメ殿を好きと言う・・・
ナジのもとへ行くとイベント.
お婆さんの息子でありナジの父である「ヤシン」は,ラオグリムと顔見知りらしい.しかもこの段階で調査隊コーネリアと会っているっぽい.
お婆さんが言っていたとおり,オークの調査時に手に入れた武器が形見となったようだ.なお,このパグダコ少年が「アイアンイーター先輩」らしい.
あまり憶えが無いが,前世のバストゥークミッションでアイアンイーターにはお世話になった気がする.AFは様々な主要キャラの裏話も垣間見えるようだ.
「ヤシン」の形見は非常に貴重なモノらしい.
ので,ナジからはお下がりを貰う事になった.エエーーーー.
こちらもやはり物足りない性能だ.しかも「片手斧」.戦士って両手斧がメインじゃないの?
ヨリさんとの親密度が上がったおかげか,3種類の戦闘スタイルを選べるようになった.ボムのダメージから察するに盾には心もとないので,攻撃タイプを志向することにしたのだった.回復タイプも捨てがたい.
取り合えずの触りとして戦士AFとモンクAFを進めてみたが,武器防具よりもストーリの横の広がりが面白そうだ.戦/モは,まさに闇の王関連のキャラたちが関わりそうで良いタイミングだったかもしれない.他のジョブはどうなのだろう.興味が尽きないので並行して進めてみようかと思う.