セルビナクエスト「ある冒険者の足跡」その2
まったりとレベル上げを楽しむのだった.
セルビナ町長から依頼を受けた,冒険者グィンハム・アイアンハートの足跡を辿る旅の続き.
次はセルビナのお隣,バルクルム砂丘なのだった.
Lv20から見ると周囲の敵はちょっと物足りないが,それでも十分レベル上げができる.
プニプニあたりをターゲットにしながら,まったりと目的地へ向かう.
と言っても,石碑がある場所は砂丘の西海岸の外れ.無茶近い.
隠れ洞窟の奥に据えられた石碑には,有名な碑文が記されていた.
足がつったところを助けた少女に誘われた秘密の入江.天然の良港になるだろうその場に,アイアンハートはその少女の名前を付けるのだった.
「セルビナ」と.
あっという間に任務が終わったので次の目的地,
ジャグナー森林へやってくる.
ジャグナーの南端は二手に分かれており,西側がダボイの入り口になっている.
石碑は東側の最南端だ.
久しぶりにトラに会ったので「あれ?」と思ったが,ジャグナーにも普通にトラが居る.
前世の足跡的にも,ジュノ寄りのバタリア丘陵よりジャグナー森林の方で先に出会ったはずなのだが,なぜだかトラ=バタリアのイメージが近い.おそらく,バタリアで何度もトラに追いかけられた(笑)ことがトラウマ化しているのだろう.
逆に,ジャグナーでトラから酷い目にあった憶えが無い.どちらも変わらず獰猛なのだが.個体数が若干少なく,出会う確率が低いからかも知れない.
石碑がある洞窟はトラの住処になっていた.
と言うか,ジャグナーにあるこのような横穴には大抵トラが住み着いている.
サンドリアで受けられるクエストに「黒虎の牙」を3本納品するものがあるが,この「牙」はジャグナーを含む各地のトラがドロップする.報酬は2,100ギルと比較的高額なため人気のクエで,様々な場所でトラ狩りをする人を往時は見かけた.
当時のLS仲間にもジャグナーの「穴」を巡って金策をする方が居たことを,ここへ来て思い出した.
穴には2匹のトラが居た.雌雄だろうか.
奥に子トラが居たら泣く.
そんなことは無かった.
アイアンハートはチョコボで移動していたようだ.石碑には,ジャグナー森林でチョコボが「キングトリュフ」を掘り当てたことが陽気に綴られていた.
呑気だ(笑)
次は北グスタ.
サンド周辺からバス周辺に目的地が切り替わったよう.
北グスタの石碑の場所は,以前,シーフAFの途中で寄った.
ダングルフの涸れ谷の奥にある隠し通路を通って,
北グスタを東西に横断する谷底へ向かう必要があるのだった.
滝の裏には秘密があり,
暗くてまったく周囲が分からないが,適当に奥へ進むと石碑がある(笑)
まだバストゥークが共和国としての黎明期に,パルブロ鉱山の謎の大爆発で多くのガルカが命を落としたことが綴られていた.
バスのクエストでも似たような話が何度も出てくるが,奴隷のように働かされていたガルカの恨みは,100年以上も前から積もっていたのかも知れない.
次は南グスタ.
ちなみに北グスタの報酬は3,000ギル.南グスタ⇒ダングルフ⇒北グスタと道のりが長いので,それなりな良報酬になるようだ.
南グスタの石碑の場所は灯台の傍だ.
敵のレベルが低く戦闘は無いのでマウント(カニ)で行くか迷ったが,街から向かうならやはりチョコボだろう.テッテケテレレレテッテッテー♪
まぁチョコボで向かうまでもなく,街から無茶苦茶近いんだけれども.
東端が灯台,そこから少し西に向かった海崖の上に石碑がある.
遠目でも良く分かる,見晴らしの良い場所に石碑は建てられている.
一介の漁師だったグィンハム・アイアンハートは,世界の何たるかを知りたくなり,ここ,バストゥークから旅立ったようだ.
遥かに大洋を見渡せる,なんとも冒険者らしい旅立ちの地だ.あるいはロマンチストか.
次はコンシュタット高地.
コンシュの石碑の場所も非常に分かりやすい.
と言うか,コンシュに来たら誰でも気になる場所だし,誰でも立ち寄ると思う.
そこは,コンシュ中央に聳える山の麓にある.
遠目でも分かる黒々とした穴が穿たれているので,何があるのか気にならずにはいられない.
石碑しかないけど.
最初に穴を見た時は「ダンジョンだーーーーー!」と無茶苦茶テンションが上がった憶えがある.そして,来てみて凄く悲しんだ憶えもある.個人的にはそのアゲ↑サゲ↓具合から,一番印象的な石碑の建立場所として憶えている.
普通の方は違うと思うが(笑)
石碑には,コンシュにある風車の起源と,バスーサンドの商業的な繋がりについて記されていた.風車は粉挽きに使用されている.
この話を見るたびに,(ゲーム的には叶わなかったが)サンドリアの緑豊かな地に穂を垂れる麦の,どこまでも広大な畑を見たかったとツクヅク思う.地平線まで延びる黄金色は,きっと壮観だったに違いない.
次はパシュハウ沼.サンド⇒セルビナ⇒バス⇒ジュノと言う,冒険者的にとても分かりやすい道程のようだ.
チマチマ経験値も稼いでいて,この段階でLv30に至った.ガチなレベル上げに比較してのんびりとした旅程なので,まぁこんなものか.
それにしても,町長はちゃんと碑文を読んでいるのかいな.この淡泊な返事を見るに,単なるコレクターな気がしてきた(笑)