セルビナクエスト「ある冒険者の足跡」その3
性別が変わったのかと思った,のだった.
いやいや,そんなことは無いのだけれど.
Vana'diel で初めて地図を作製したグィンハム・アイアンハートの足跡を辿る旅の続き.
次はパシュハウ沼なのだった.
石碑の場所は憶えているのだが,まずは少し寄り道をした.
それは,北西部にある巨大な池.
蓮様の花の紅白が一面に咲いていて和む.
そこここにニョッキリと立つ茶色の塔状人工物は散水機のようなものらしく,あちこちに生えた口から時々ピュッピュと水を吐き散らかしている.こんな水辺にあって意味があるのかは分からない(笑)
雨が降っていて残念だが,晴れている時は遠くに花を眺めながらピュッピュと飛び散る水をボーっと見ているだけで心が平穏になる.ヴァナ随一の癒しスポットだ(個人的感想です).
特に意味もなく寄り道をしたが,池の傍にチェックポイントがあり,
アイテムを入手した.
何に使うんだろこれ.手元のクエストリストを見直したが心当たりが無かった.まぁそのうち何処かで使うのだろうが,また鞄(金庫)を圧迫する要因が増えた(苦笑)
敵ドロップ品などでこう言った使い道の分からないアイテムを入手する機会は多く,訳が分からず金庫に仕舞っておくと保管場所が足りなくなって困る.と言って売ったり捨てたりする時に限って必要な時にはドロップしなかったりするので,神のサイコロ好きには困ったものだといつも思う.
石碑は北西の池から南に下っていく途中の,地図上にチョコっと飛び出した短い通路の先にある.
ここは池側から来ると入り口が分かりづらいため,そうとは知りながらも気が付くと一度通り過ぎてしまっていた.マップをチョコチョコ確認していたのだが,それでも通り過ぎる程度に分かりづらい(個人の感想です).
また,スクショでお分かりの通りモルボルが番犬(番蛸?)の如く湧いている場合があるので,それなりなレベルが必要とされる.
とは言えLv30から見て「丁度」だったので,普通に戦闘して普通に勝てた.
うーーーーーーーーーーーーーーーん.背が低くてさーせん.
ちなみに石碑には,碑文に係わる何らかの絵も描かれている.ここは御覧のとおりクゥダフだ(アルマジロではない).
黎明期のMMOな事もあって,こう言った所も丁寧で芸が細かい.
地図を作るために危険を冒したアイアンハートはここでクゥダフに捕まったようだが,
なんと和解して協力まで得られたらしい.
と言う点に驚く前に,そもそもクゥダフって会話ができると言う点に驚いた(笑)
ヤグードの王がハキハキ話していたのはウィンダスミッションで見たし,そもそも獣人は知能が高いはずだから話せて当然な気もするが,少し意外だった(個人の感想です).
次はロランベリー耕地.
バスからジュノへ向かって北上するルートだ.
ロランベリー耕地の石碑の場所は,以前にここを訪れた時に確認している.
地図で言うとここだ.
一見「岩」状の構造物で遮られているのだが,地図上では更にその奥へ行けるように見える.
で,実際に行けるんだなこれが.
最初はポリゴン空間で良くあるバグかと思ったけど(笑) 通れないはずなのに地形の隙間をゴニョゴニョすると通れてしまうアレだ.
奥にはキチンと石碑があるので,ここは地図通りに正規のフィールドなのだった.
ちなみに碑文はロランベリーについてアレコレ書かれていた.キングトリュフの時と言い,結構食べ物には拘りのある人だったのかも知れない.言われて見れば,食事や食べ物も旅の楽しみの一つには違いない.グィンハムもあちこちを食べ歩いただろう.
以前にここへ来た時と同じように,構造物周辺に居るウェポンで少し経験値稼ぎをした.
街からも教練本からも遠いのでこの場の実用性は低いが,ウェポンは(知る限りでは)リンクしないので,ウェポンしかいないこの辺り一帯での経験値稼ぎは比較的安全なのだった.
次は西サルタバルタ.
サンド⇒バス⇒ジュノ近郊(ロランベリー)と辿ったので,そのままジュノ近郊(ソロムグ)⇒ウィンダスに向かう流れになるかと思ったが,急にウィンに飛んだ.まぁどこでも良いのだが,予想は外れた.
晴天の昼間も好いが夕焼けのサルタも好い.
スクショを見るだけで,脳内であの曲が再現される.
他の場所は結構思い出せたが,西サルタの石碑の場所が思い出せない.
西側のどこかにあったはずなので,南西あたりからテケテケと探し,
ここに至って思い出す.
西サルタの西側は崖による段差があるのだが,
崖の上側はかなり北側から回り込まないと行けないのだった.
崖に上がりそのまま沿って南下していくと,
あった.
ん??
文体が急に「ですます」調になったんだけど.
なるほど調べてみると,碑文を書いたのはグィンハム・アイアンハートではなく,娘のエニッド・アイアンハートなのだった.
これまで見てきたとおり,サンドリアやバストゥークがあるクォン大陸側の石碑はすべてグィンハムが書いていた.その足跡を思い起こしてみると,今のところ知る限り,彼はラテーヌ高原で「岩」が人工物である証拠を得て北に向かったはずだ.
この石碑から推察するに,彼はウィンダスがあるミンダルシア大陸へは渡っていない.おそらく,彼はラテーヌ高原後のどこかで失踪したため,彼の地図を作ると言う思いを娘が受け継いだと言うことなのだろう.
父の後を追うのではなく父の遺志を負うと言うところから,この親娘がどんな関係だったのか色々と想像を掻き立てる.半分良い話で半分辛い話ではあるのだが.
次は東サルタバルタ.
サンド周辺のロンフォールは木々に覆われ,バス周辺のグスタベルグは禿山に囲われている.それに比べてウィン周辺のサルタバルタは基本的に空が広くて開放的だ.
前世で初めてウィンを訪れた時は,なんて牧歌的でホノボノホワホワした土地なんだろうと思ったものだ.タルかわいいし.音楽もそれに輪をかけてホノボノしているので,寝落ちしやすい危険な場所でもあるのだが(笑)
東サルタの石碑は,現世でのゲーム開始直後のレベル上げをする途中に見つけていて,東側に流れる川の支流の,南北どちらかの端にある.どっちなのかは当然忘れた(笑)
結局,行ってみたら北東側だった.
石碑は川を下った先の行き止まりにあるのだが,遠目で見ると周囲の岩に紛れて分かりづらい.
ちょっと意地悪だ.
碑文でアイアンハート(娘)は,サルタの魔法塔とボスディン氷河にある魔法塔(?)の類似性から,これらは大陸をまたがる高度な文明の痕跡ではないかと議論を進めていた.純粋な冒険者の父に比べ,娘はフィールドワークが好きな学者肌なのかも知れない.眼鏡をかけていそうな気がしてきた(個人の感想です).
また,少なくとも父グィンハムはボスディン氷河までの消息が知れているようだ.
次はタロンギ大渓谷.
ウィンダスから北上するルートだ.ほとんどレベル上げをしていないが,この時点でLv34に到達していた.