吟遊詩人AFクエスト2「誰がための鎮魂歌」/3「時の輪の交わる処」
これが一つの悲恋歌,なのだった.
吟遊詩人AFクエスト2では,ジュノの酒場のミスラ姉から「大昔の大先輩吟遊詩人」の鎮魂をお願いされたのだった.
鎮魂のためには,まずエルディーム古墳の「石棺」を見つけなければならないのだが,そもそも依頼者は場所を明確に教えるべきだと思う(笑)
古墳には何度も足を運んでいるが,クエストの対象になりそうな(チェック可能な)「石棺」は「ボスディン氷河」からのみ行ける古墳しか思いつかない.
獣使いAFクエストで向かった場所だ.
と言う事でやってきた.
ここの入り口付近に居る敵はLv62から見て「楽」以下だったのだが,微妙に絡まれる.
うーん,ちょっと面倒だぞ.
さて,石棺が並ぶ部屋.
目の前に宝箱があったので,いつの間にか手に入れていたカギで開ける.
Lv50前後向けの「両手鎌」が入っていたので,この後競売に流した.武器を手に入れたのは始めたかもしれない(記憶違いかも知れないが 笑)
予想通り部屋に居るゴーストに絡まれるので,まずは一掃して「石棺」を調べる.
ここは部屋が狭いわりに障害物とチェックポイントが多く視界が悪いので,視点を少し引いた.普段もこの画角でプレイしても良いのだが,PS2時代の画角に慣れ親しんだ所為か何となく不安になる(笑)ので,いつもはもっと視点を近づけてプレイしている.
取り合えずチェック可能な「石棺」をグルリと調べたが,どれもメッセージは同じで何も起こらない.
そう言えば依頼者のミスラから「聖水」をかけて云々と言われたことを思い出し,今度は逆回りに「聖水」を「石棺」にトレードして回る.
どの「石棺」でも何の反応もなく「ここじゃないのかな」と途中から思い始めたが,最後の「石棺」で敵が湧く.
ボス戦だーーーーーーー!
「石棺」の周りには2体しか居なかったが,視点を変えたら名前付きのガイコツが居たので,まずはコイツを集中攻撃する. これが本ボスだろう.
本ボスを倒したら周囲のガイコツも消えるかと思いきやそうはならず,しかもリポップしたゴーストが応援に駆け付ける(笑) 仲いいよなー.
なお,ガイコツには「ララバイ(睡眠)」が効いたので,本ボス攻略時は「魔物達のララバイ(範囲睡眠)」で寝かせてから対処した.
ガイコツは全滅したが,また別のゴーストに絡まれた(笑)
「石棺」の周りをグルグルして時間がかかったのだから仕方が無い.事前に見越してボスを入り口側に引っ張れば良かったが,通路に敵味方が入り乱れてなし崩しに戦闘をしてしまった.以前と同じく,やはりここは闘い辛い.
戦闘が終わったので反応のあった「石棺」を再チェックして「鎮魂歌」を歌い上げると,
「大先輩吟遊詩人」らしき亡霊が現れ何かを手渡される.
「星の指輪」.
亡霊は何を伝えたいのだろう.
ジュノの酒場に戻って達成を伝えると,この依頼は「モンスターが出てくるから誰もやりたがらなかった」とか言い出す.後出しジャンケン良くない!
ついでに「指輪」の話をしたが取り合って貰えず,「まさか盗掘じゃないでしょうね」とあらぬ疑いをかけられそうになったので追及は止めた.
吟遊詩人足AF「コラルスリッパ―」.
スリッパ.吟遊詩人向けと言うより,AGI+と回避+が付いた後衛向け装備と言う印象だ.相変わらずグラフィックのディテールは分かり辛い.脚の長いミスラが羨ましい.
ジュノ下層の「イマスケ」がキーNPCらしい.
下層へ向かう途中,デカモーグリを見かけた.
競売しているのでPCなのだが,こんな装備もあるのか.初めて見た.ちょっと面白かったのでスクショを撮らせて貰った.
「イマスケ」に心当たりは無かったが,サーチしてみたら「カイザーソード」のNPCだった.
骨董品の鑑定をやっているようだが,「星の指輪」は保存状態が悪く「ザルカバード」の「千年雪」に埋めて汚れを落としてこいと言われる.
どれだけ昔の話なのかは分からないが,長い間古墳にあったのだから劣化も仕方がない.
話のとおりザルカバードへ向かう.
「千年雪」には心当たりがあり,と言うかむしろここ以外無いだろう的な場所があり,具体的には「ザルカバード」で最初に見つけたチェックポイント「なんとか Snow」へ向かう.南南東にあるチョコっと突き出た洞窟の中だ.
果たして該当箇所に「指輪」を埋める.
「きれいになるにはしばらくかかりそうだ」と言われるが,これまでの経験的に「しばらく」は,ヴァナ時間の1時間か1日,あるいはリアル1日を指すので,
しばらく周囲の敵を倒して時間を潰した.
適当に過ごして再訪すると,綺麗になった「星の指輪」が手に入る.
ただ,知らない文字が書かれているようだ.
ジュノに戻り「指輪」を鑑定してもらうと,書かれていた文字は「古いサンドリア文字」だと分かる.
ただし読むことができず,「ドラギーユ城」の「年寄り」ならばわかるかも知れないと言われる.
なぜか「摂政」=「年寄り」のイメージがあり「ハルヴァー」かな?と一瞬思うが,彼は意外に若い(失礼).
少し考えて「裏庭」に「王妃」の墓守が居たことを思い出す.
訊ねてみると,やはり彼が事情を知っているようだ.
かつて,サンドリア国王に大いに気に入られた吟遊詩人が居たが,
王妃と恋仲になってしまう.
二人は逢瀬を重ねるが所詮は叶わぬ恋.
二人は対になった指輪を作り,来世で結ばれようと誓うのだった.
やがて二人の仲は王の知るところとなり,吟遊詩人は毒殺され(こんな演出FFXIで始めて見た),
国王亡きあとは,王妃も修道院で一生を過ごしたと言う.
吟遊詩人の死後,王妃は詩人の魂を弔うために埋葬品を作り,古墳の棺に納めたらしい.その手伝いをしたのが,庭師(墓守)の彼の先祖なのだった.
「星の指輪」は対の片方であり,王妃が埋葬したものなのだろう.
事情を知る彼は,対の指輪を「修洞窟」の「祭壇」へ納めて欲しいと依頼する.もう一つは彼が持っているのだった.
もちろん,ここは「いいですとも!」と言わざるを得ない.
彼から預かったのは「月の指輪」.
「星の指輪」と「月の指輪」なんて,舞台の小道具としては上出来だ.
さて,修洞窟.
「祭壇」には心当たりがあるが・・・
どう考えても「修洞窟」のボスだろうNMオークが居る.
NMなので彼我の戦力差が分からないが,勝てる気がしない.少なくともまだ一度も戦ったことが無い.以前に一度だけ高レベルプレイヤがオークを一掃していた事があり,もしやと期待していたのだが,当然そんなラッキーな事はあり得なかったのだった.
2匹が視線を外した隙に「祭壇」をチェックすれば良さそうだが・・・
と,しばらく二匹の動きを観察していたら,ボスが「バイオII」を詠唱する.
え???
と一瞬思考が止まるが,そうだ,ボス級のNMはMGS魔法を「見破る」んだった!
なし崩しにボス戦へ突入.
いざとなったら「呪符デジョン」で逃げればいい,と心に言い聞かせる.
殴り殺されないようにトリオン王子に2匹を引き付けて貰ってボスに全力攻撃をかける.もちろん雑魚は「ララバイ」で寝かせる.
・・・ボスのHPの減り具合を見ると,意外に行けるゾ???
MPは厳しいがなんとかボスを撃破!
倒せるんだ・・・とちょっと喜ぶが,雑魚と言いつつ「とて+」なオークは強い.気を抜かずに連戦する.
ナンダカンダと慌てたが,なんとか無事に2匹を倒せたのだった.
HPもMPもかなり削られたが,まずは急いで呪歌を歌って回復を待つ.
最初は2匹の目を盗んで「祭壇」を調べれば良いと思っていたが,よく考えればボス戦の可能性がある.あのNMオークは「修洞窟」のボスであって「クエスト」のボスではない.
果たして,祭壇を調べるとNMゴーストが現れる.
ちょw
前世の「ピーアン(HP継時回復)」は睡眠状態をキャンセルさせる覚醒効果があり,敵の範囲睡眠技(シープソング等)の対策として利用した憶えがあるが,今世ではその能力は削除されたらしい.
仕方がないので急いでトリオン王子に「ケアル」をかけて目覚めてもらう.ケアルには覚醒効果がある.サポジョブを白魔にしておいて良かった.
後はクピピ殿にケアルをかけて回復&目覚めをお任せする.
NMゴーストには特殊技があるのか,なんだか良く分からない追加効果でトリオン王子のHPを1/3程度吸い取られることがあり,何度かトリオン王子が瀕死になっていた.「呪い」を頻繁に使用することもあり,MaxHPが低い状態で吸収されるとHPが赤字になることがありヒヤヒヤする.
このゴースト,無茶苦茶強い訳では無いが事故が怖い.
MP的にはまだ余裕があり,NMオークよりは楽にゴーストを倒す.
このクエストはクエストボスよりNMオークが障壁になりそうだ.
オーク達がリポップする前に,急いで祭壇をチェックする.
対の指輪を祭壇に収めると,王妃と思われる亡霊が現れ,
今度は何をすることなく立ち消える.
あれ? これで終わり??
オークが怖いので何度か祭壇をチェックし,何も起こらないことを確認してからデジョンで街に戻った.
これで無事にクエストは終わったようだ.
祭壇へ納めたことを報告するとお礼を言われる.
その時,庭師が何かに気が付く.
「はて・・・?」
いつの間にか,そこには二人の亡霊が現れ,
こちらに少し視線を向けると,
手を取り合うようにして,
ここではない何処かへ消えていくのだった.
王妃と吟遊詩人を主人公とした悲恋歌は,こうして幕を閉じるのだった.
吟遊詩人胴AF「コラルジュストコル」.
エルディーム古墳の亡霊でその見た目は分かっていたが,AFをフルで装備するとまるで宮廷楽師のような出で立ちになるのだった.丸帽子も単品では随分と浮いていたが,こうしてコーディネートすると様になる.
「弦楽器スキル+」も付いており,見た目も含めて吟遊詩人専用装備として長く使えそうだ.
吟遊詩人AFクエストは,まさに吟遊詩人が語る恋物語のようなシナリオが繰り広げられて,まるで一つの舞台を見ている様で面白かった.劇中劇的な見せ方を使った,良いシナリオだったと思う.
さて,まだいくつもミニクエストは残しているが,基本シナリオで行える大きな冒険は一通り終えたのではないかと思う.と言う事で,次回からは追加シナリオへ徐々に進めたいと考えている.訳が分からなくなりそうで,順番通りにやりたいのよね.