立て続けにイベントが起こり,ストーリーを追うので手一杯なのだった.
ノーグに辿り着くと,早速イベントが起こる.
久しぶりに顔を合わせたライオンへ挨拶しようとすると,彼女から「ズヴァールでのカムラナート達のこと,あなた覚えていないの?」なんて言われる.
何のこと???
ああ・・・記憶喪失系主人公の悪い癖が・・・また・・・
イベント内イベントは,古い唄から始まった.
「闇の王」を倒して正気に戻ったラオグリム.
ここまでは記憶のとおりだったのだが,
「なかなか面白いショーだったな」
「もうちょっと頑張ってくれれば,もっと楽しめたのに」
そこにはジュノ大公カムラナートとその兄弟のエルドナーシュの姿が.
カムラナートが悪人と見せかけて本ボスはエルドナーシュと勝手に思っていたけど,二人が揃って出てきた.しかもこんなに早い段階でラスボス然として.
カムラナートによれば,クリスタルラインが復活すれば「神々がすまう新世界,永遠の楽園」への扉が開かれ,「ジラートの1万年の夢」が叶うらしい.
「楽園」と言えばサンドリア教を思い出すが,何か関係しているのだろうか.いや,きっと関係しているのだろう.
そしてまた古の唄.
「前にも言ったろ? 僕らの世界は誰にもあげはしないってさ」「獣人や人間なんかには,わたさない」「“僕ら”のなんだから」
カムラナートとエルドナーシュは「ジラート人」の末裔と言う.そして彼らは「”僕ら”の世界」を復活させる野望を抱いていたのだった.
彼らがこの場に居合わせた理由,いや,冒険者に「闇の王」を討伐させた理由は,ズヴァール城に眠る第四の力に混ざってしまった「ノイズ」を除去するためだった.
そして今,その「ノイズ」は冒険者の手によって分離され,ラオグリムと言う形に戻っていた.すべては仕組まれていたのだった.
「聞け,我らが希望の唄・・・,おまえ達の弔いの唄を!」
ラスボスっぽーーーーーい(笑)
古の唄に和するようにしてカムラナートは告げる.
「今こそ目覚めよ,クリスタルの戦士!」
カムラナートの声に呼び寄せられた5つのクリスタルが目の前に現れ,
光の爆発を起こすと,
そこには黒い装束を纏った5人の戦士が居るのだった.
カッコイイ.
先手必勝とばかりに剣を抜き放つも,ザイドの切っ先はカムラナートには届かない.
「世界の終わりがはじまるのだ」
そう言葉を残して立ち去るカムラナートとエルドナーシュ.
ザイドたちの行く手を5人の戦士が阻むのだった.
「逃げるのよ!」
戦士の前で成す術を持たなかったザイドたちにライオンが叫ぶ.
その一瞬の隙を突いて放たれた戦士の剣は,
ザイドを庇うラオグリムの胸に突き立たてられるのだった.
「後のことは,頼む・・・.さあ,行け!」
・・・死亡フラグ(泣)
逃げる私たちを背に,
「ここでは退けぬのだ・・・」と最期の力を振り絞るラオグリム.
だが,無情にも戦士たちの刃は
ラオグリムの身体を切り刻み,
力尽きたラオグリムはコーネリアの幻影と共に,
ここではない何処かへと消えていくのだった・・・
なんてことを忘れていた記憶喪失系主人公.
てへ.
その後,ライオンからは「ノーグ」奥の小部屋に来るように言われる.
ここはもちろんギルガメッシュの部屋なのだが,
待っていたのはイロハ殿だった.
「闇の王」を倒すことで彼女の知る未来へ一歩近づいたことを喜ぶイロハ殿.だがそれは,「闇」による世界の破滅へ近づいたことも意味するのだった.
イロハ殿からは「闇の王を倒したときのこと,覚えておりますでしょうか?」と聞かれる.
・・・またか!(笑)
どうやら私は,ズヴァールでの惨状と共に母なるクリスタル(?)の声すら忘れていたらしい.
クリスタル曰く,私は「クリスタルの戦士」であり「光の戦士」となる者,そしていずれは「戦士」の枠を超える者らしい.
「クリスタル」の八色が集まり眩い「光」となるのならば,その先の存在とはいったい何なのだろう.
イロハ殿曰く,クリスタルの言葉に力を得たからこそ,私はイロハ殿の知る世界で困難にも立ち向かえたらしい.「闇の王」討伐のあの深い悲しみも,私の転機になったのだろうと思う.
「我が父上は,おっしゃってました.師匠は,使命を背負う女だと」
・・・テレル
ギ「そういえば,お前さんの父親ってのは,いったい誰なんだ?」
イ「それは,もちろん・・・」
・・・ゴクリ
「てぇへんだ,親分!!」
と言うオチかーい(笑)
いや,お約束と思わせて実は「親分」が「父親」と言う伏線なのでは? つまりライオンとイロハは姉妹.二人が不思議な力を授かってるのはギルガメッシュの血筋だから.ギルガメッシュは凄い.
・・・母親は誰だ? (ゴクリ
「海蛇の岩窟」や「ノーグ近海」で,鈴の音と共にグルグルと同じ場所を巡ってしまう事象が起きているらしい.
・・・鈴の音が無くても滝の周りをグルグルした件.
「鈴の音」と言えば「エスカ」.
これはあの不思議な出来事に繋がるモノだと考え,まずは「海蛇の岩窟」へ向かう事を決める.
「星唄」ミッションのイベントは,ここでいったん終わるのだった.
ここで「海蛇の岩窟」へ向かっても良かったが,そもそもライオンの依頼をこなしていない.
もう一度扉を調べると,
今度はライオンが待っていた.
出入りが激しくて忙しいな,みんな(笑)
まずはカムラナート達に係わる疑問をギルガメッシュがまとめてくれる.
- 二人が大昔に滅んだ古代ジラート人と言うのは本当か?
- クリスタルの五戦士とは?
そしてライオンがもう一つを加える.
- 古の唄をジラート人目線で捉えれば,そこで唄われた「災い」とは人間のことを指すのではないか?
そんなアーダコーダを「冗談じゃねえ!」の一言で叩き伏せるギルガメッシュ.
「このまま黙って連中の好きになんか,させてたまるかってんだ!」
ではどうするか?
ギルガメッシュは「ウガレピ寺院」にヒントがあると言う.
かつてそこで出会った不思議な老人が,「古代の亡霊」が「目覚めた」ら訪ねるように言っていたらしい.
今回の件に符牒する老人の言葉に,ギルガメッシュは望みを託す.そしてまず,「ウガレピ寺院」へ行く前に「カザム」の族長に会えと言う.
だが,ジュノ大公が大それた野望を抱いているなど,「こんな話,誰も信じちゃくれまい」
「オレは信じるぜ・・・」
・・・扉の前でこのタイミングを待っていたのかと思うと少し面白い(笑)
時を同じくして,アルドの義妹フェレーナが行方不明らしい.
そう言えばジュノの宮殿でエルドナーシュがフェレーナに興味を示していた気がする.偶然では無いだろう.
この事だけを伝えて去るアルド.
さすが義妹の事なら目の色を変えるアルド.このためだけにジュノからやってきたのだから筋金入りだ.
イベントは終わったが,念のためもう一度扉を調べた.
こうして,ジラードミッションが始まるのだった.
・・・長かった.