Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

忍者取得クエスト「アヤメとカエデ」

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家族の物語なのだった.

 

経緯が何だったのかを忘れてしまったが,アヤメ殿の父「エンセツ」からは「ノーグに渡ってしまった形見を取り戻して欲しい」と言う依頼を受けていた.

「ノーグ」を訪れる目的の一つなのだった. 

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依頼先の「リョーマ」に「コロロカの洞門」で手に入れた「奇妙な珊瑚」を渡すと,随分と辛辣な事を言われる.「エンセツ」は相当嫌われているらしい.

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ナンダカンダ言いながらも形見の品は返してもらえる.

リョ「あのエンセツの野郎のために渡してやるんじゃねえ.かわいい2人の姪っ子のためだからな」

・・・ツンデレかよ.

明言はされていないが,「ノーグ」のそこかしこで聞ける「伝説の忍者」が「エンセツ」の妻「ヨミ」だろう.リョーマから渡されたのは,その形見である「抜けない短刀」なのだった.

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エンセツの許へ短刀を届けると,それを目にした娘カエデがエンセツに詰め寄る.

カ「やっぱりお姉ちゃんのために新しい刀を・・・」

若くしてミスリル銃士隊になった姉アヤメに羨望と嫉妬を隠せないカエデは,エンセツが姉ばかりを優遇していると勘違いしていた.カエデにとって刀を手に取れないと言う事は,自分はまだ認められていないと言うことを意味していたのだった.

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エンセツは,取り戻したばかりの刀を娘に渡す.

エ「いつかは教えねばならぬと思い,この品を取り戻したのだが・・・」「これは・・・おまえの母の形見の品だ」「正確に言えば,忍者刀,だ」

カ「忍者?」

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エ「私と,ヨミ・・・おまえの母は,昔,東方からの文化の伝来する地,ノーグにすんでいた・・・」「強い女性だった.だからこそ,私のような平凡な男に,安らぎを求めたのかもしれない」

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その後,アヤメを身ごもったヨミは迷うことなくノーグを去った.

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だが,ノーグを去ることでヨミは「忍び」の道を抜けたのではなく,「忍び」のその先へと歩を踏み出したのだった.

「苦しい忍びの道に耐えることのできた私だからこそ,強い母になってみせる」,そう覚悟したヨミは,その後に自らの命と引き換えに二人目の子供カエデを遺すのだった.

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エンセツは,「伝説の忍者」の血を引く二人の娘がいずれ「忍びの道」を選ぶのではないかと危惧していたらしい.

そして,アヤメが「侍の道」を選んだことに安堵したとも・・・.

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姉を羨み刀をせがんでいたカエデにエンセツは言う.

「忍者とは忍ぶ者,と言う意味だ.刀をただ振り回し,耐え忍ぶ心を持たぬものに,忍者刀は抜けぬ」「ヨミは,その意味を伝えるためにこの刀を遺した」

ヨミの血を引くのだから,姉と同じくカエデも何かの道を究められる器を持っているのだろう.だが,幼いカエデにとってはまだ道を選ぶ時ではない.姉を羨んで道を誤ることなく,今はまだ耐え忍ぶ時なのだ.母がそうであったように,いつかは次の一歩を踏み出せるのだから.

ヨミとエンセツはそう言いたいのだろう.そして,その気持ちは確実に娘に伝わったのだろう.

「・・・おかあちゃん!」

 カエデは母の形見を胸にかき抱くのだった.

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エンセツからはもう一つの「妻の形見」である「書」を受け取る.

カエデのために必要では無いのか?と問うと,「あの子に必要だったのは母の遺した意思です」「・・・きっとあの子もそのうち,ノーグに行きたいと言い出すでしょう.自分の道を,見つけるために」と,穏やかな顔でそう告げる.

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このようにして,初のジラートジョブ「忍者」を得るのだった.

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母の遺志を受け取ったカエデは,随分と前向きな気持ちになったようだ.

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一方,カエデはポンコツな返事をするのだった.

・・・何か台詞が欲しかった!

 

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ギルガメッシュからは,「ウガレピ寺院」へ向かう前に「カザム」の族長に会うよう言われていた.

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彼女の許を再訪するが,「・・・まぁ,いいわ.どんな目にあおうが,おまえの勝手だからね」と,相変わらず突き放した物言いをされるのだった.

「これを使って,楽しくやるがいいさ」,そう言って手渡されたのが,

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「生贄の間へのカギ」.

寺院で何されるんですかね・・・ガクブル

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折角なので「ウガレピ寺院」に向けて忍者を育てることにした.

ヒャッホーーーー二刀流ダゼーーーー!!

と思ったらLv1では装備できない件.

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ちょっと悲しくなりながら黙々と経験値を稼ぐ.

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Lv10になってジョブアビリティ「二刀流」を覚える.

忍者と言えばコレよコレ.

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両手に持った短刀をワンツーと繰り出す様は,モンクの格闘装備とはちょっと違ったカッコよさで癖になる.

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Lv12になると「空蝉の術:壱」を覚えられる.

「空蝉」は「自身の幻影を出して単体攻撃を回避する機会を得る」忍術で,具体的には「壱」の場合は3回の攻撃を回避できる.「弐」は4回,「参」は5回だ.

忍術はMPを消費しない.その代わりに専用のアイテム,「空蝉」の場合は1回詠唱するたびに「紙兵」を1枚消費する.前世では,「紙兵」の入手は競売経由だったため,あちらこちらで「紙兵」を量産する生産者をよく見かけた.流通量が少なく高価なアイテムだったようだ.今世ではモグから購入できるため,生産者は絶滅に瀕しているようだ.

攻撃のたびに弾を消費する狩人に比べれば回数は少ないが,忍者もアイテム消費型のジョブでお金がかかる.後で数字を出すが,ちょっと吃驚した.

ちなみに「戦士」や「ナイト」と同じように,「忍者」も空蝉を絶やさない事でタンク役を演じることができる.「忍盾」あるいは「蝉盾」と言うらしい.「当たらなければどうと言うことはない」を地で行くスタイルで,もともとは開発者も意図しない役割だったと言われる.被弾しない=ヒーリング等が不要なため後衛にも優しいスタイルで,当時(2005年復帰時)は「忍盾」PTをよく見かけた.join したこともある.

ただ,他のタンクに比べて防御面で劣るため,空蝉を唱えるタイミングを誤る等でピンチに陥ることもあり,プレイヤスキルを問われる役割だったと憶えている.もちろん私にその勇気はない.

また,今のところフェイスで「忍盾」のキャラはいない.

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Lv15になると更に忍術を覚えられる.

「火遁」「氷遁」「風遁」「土遁」「雷遁」「水遁」の,我々が良く知る(?)忍術だ.

この忍術も専用のアイテムを消費するのだが,6種類それぞれにアイテムが異なる.そのため,忍術用にアイテムをそろえるだけでお金がかかるし,何より鞄を圧迫する.レベルが上がると更に忍術の種類が増えるため,鞄の中は忍術用アイテムだらけになる.正直キツイ.

モグからそれぞれを購入できるのだが,結局,60万ギルほど費やしてアイテムを揃えた.買った後に気が付いて泣きそうになった.

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その後,短刀ウェポンスキルなども覚え,

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勝手知ったるウィンダス周辺,あっという間にLv22に達した.

そろそろ「カザム」周辺へ行ってみようと思う.