Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

限界突破クエスト5「星の輝きを手に」

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こうしてヘッポコ魔道士がまた一人,世に出荷されるのであった.

 

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なかなか踏ん切りがつかなかったが,日を改めた事もあってボス戦に挑むことにした.

前回はナイトを Lv70 まで上げたが,様子見と言う事もあって白魔 Lv70 で挑んだ.

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バトルフィールドに入るとイベント.

相手は「怯懦」のタルタルのようだ.

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黒い装束に身長を超える大型鎌.

中二心をくすぐられる(笑)

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イベント終了後,通路の先の広間にボスが居た.

ここもまた,フェ・インにあったものと同じような闘技場に見える.古代人達はここで何を娯楽としていたのだろう.

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鎌持ちの黒魔に見える.

開幕は「精霊の印」⇒「サイレス」を入れるが,この後「完全レジスト」された.当然ながら,ボスの無力化は簡単にできないか.

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なんて思いながら殴りに行ったら,急に身動きが取れなくなった.

え?

相手から何かの技を喰らったようで,ステータスを見るとダメージと共に石化・麻痺を受けている.一切行動ができない「石化」は最悪だ・・・ PT全員が同じ状態らしく,相手の成すがままにぼーっとディスプレイを眺める事になった.

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 やっと石化が解除される.

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相手は定期的にワープ移動するらしく,PTメンバをアチコチへ引きずり回した挙句,

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「アモンドライブ」で範囲内の味方を石化・麻痺にする.あの凶悪な技だ.
効果範囲外にいれば大丈夫なのだが,どこへワープするのか分からないから始末に負えない.

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相手の好い様に弄ばれてしまい,

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PT壊滅寸前で逃げた(泣

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行動パターンが分かったのでさっそく2戦目に臨もうとしたが,混雑しているようで入れなかった.

週末だからだろうか,今の FFXI でもこんなことがあるんだなーと思いつつ,ぼーっと5分くらい過ごした.前世では,ボス戦に挑むためにバトルフィールド前に列が出来ていた光景を憶えている.何のボスだったか定かではないが・・・

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2戦目.

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範囲がヤバイことは分かったのでとにかく距離を取り,石化・麻痺したPTメンバを回復する当たり前の戦略を採った.

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のだが,ワープ後の不意打ちを喰らったりした(泣

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アモンドライブ自体の攻撃力も高く,PT全体のHPをジリジリと削られ,

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隙を突いてファイガIIIとか唱えられて,もうグダグダ.

スタンで止めるべきだが,そこまで気を回す余裕が全くない.

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逃げようとデジョンリングを構えた矢先にアモンドライブ.

ギャー.

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結果,「デジョンリングの効果は発動しなかった」.

・・・タスケテ.

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トリオン王子が囮になってくれて,なんとか逃げられた(鬼

それなりに隙を突いて攻撃しているはずだが,相手のHPの減り具合から見て勝てる見込みが薄い.

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と言う事で,マートえもんの所へ駆け込んだ. 

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不意に現れたウォルフガングからは,今更ながらマートが「親衛隊の稽古をつけるほどの実力の持ち主」的な素振りを見せられるが,まぁ今更だろう.

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その「師範」マートからは,まずは「偉大な白魔導士の証」を所望される.

ただ,これは三国の獣人拠点のどこかで入手済みだ.おそらく,AF取得でグルグルと拠点を巡っている時にどこかで手にしている.何なら他のジョブの分もバッチリだ.

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「証」を見せると,「ワシとサシで勝負」することになる.

あの有名な試練が,こうして始まる.

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前世の記憶を辿ると,当時,この「マートの試練」は相当にキツイハードルだった.

FFXI ではサービス開始時の Lv50 から,段階的に Lv5 ずつ「限界突破」クエストが用意され,それなりな時間をかけて徐々に最大レベルが引き上げられた.そして,長らくの最高レベルが Lv75 .その「最終」試練がこの「マートの試練」なのだった.

先ほどの「証」から分かるように,この試練は Lv70 に達しているいずれかのジョブで挑む事になる(当たり前か).「サシ」の言葉どおり,この試練はマートとの一騎打ちで,これまでのようにPTプレイで何とかすることができない.

復帰時もそれほどプレイできなかった私は Lv60の「限界」すら突破できなかったが,当時のLS仲間の一人が「赤魔の試練が辛過ぎてジョブを変えたい・・・」と漏らしていた事が強烈に印象に残っている.朧気な記憶では,彼(?)は1か月以上,この「試練」に挑んでいたような気がする.そして,それは普通の光景だったと噂に聞く.

 今は経験値の絶対値や入手手段が豊富になり,複数のジョブを育てる事が比較的簡単になっているが,当時においては1ジョブを Lv70 まで育てるだけでもかなり時間がかかったはずだ.にも拘わらず,そのジョブを変えたくなる程に厳しい試練・・・.

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と言うことで,この「試練」には相当怯んでいたのだが・・・

現在は「サシ」ではなくて「フェイス」を連れて挑む事ができるようだ.

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マートに相対してフェイスを呼ぶかどうか迷ったが,まずはソロで挑んでみた.1回呼んで迷った挙句,ひっこめた.

なお,ジョブによって勝利条件が異なるようで,白魔は「5分間戦闘に耐え続ければ良い」らしい.「かなりヤバい試練」と思っていたため,ここはカンニングしてしまった.後になって,何も知らずに挑めば良かったと後悔した.

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装備を整え食事をし,バフをかけまくって挑んだマート戦.

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基本的には「フラッシュ(物理命中大幅低下)」を焚きながら,「ストンスキン(ダメージ無効)」や「ブリンク(物理攻撃回避)」,「ケアル」を唱えてHPを維持することに終始した.

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「フラッシュ」は緊急回避に便利だがリキャストが間に合わない事が多々あり,いったん態勢を立て直したくなる.

ダメ元で「リポーズ(睡眠)」をかけたら,効いた.

おお? これはいいゾ?

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マートが寝ている間にバフの張り直しや回復を行ったが,マートが目覚めた瞬間に「サイレス(沈黙)」をかけられるの図.

ひーーーーーーーーーーーーー.

思わず「スタン」しようとしたが,そう言えば黒魔が使えない.「マートの試練」はサポジョブが無効になる,指定ジョブ単独でのガチ戦なのだ.

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何もできないので,ひたすら逃げた(笑)

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こんな感じでドタバタしつつ,「またサイレスか,ひーーー」と思った矢先,「うぅむ・・・.見事だ.お前さんの実力,しかとみせてもらったぞ」のログ.

なんとか戦闘に耐えられたようだった.

おそらく当時に比べて武器防具食事の性能が上がっていること,もしかしたら難易度が緩和されている可能性があること,から,1回で「試練」を乗り越えられた.最後はフェイスに頼る事も考えていたが,まさかの驚きだった.

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街に戻ると「あの戦いぶりを見せてもらえば,ワシも安心じゃ・・・」なんて言われるのだが,本当に安心なのだろうか(笑) 超逃げてたんだけど.

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そして昔語りが始まる.

かつて,「腕っぷしの強い船長」が海で「不思議な2人組」を助けたことから,貧しい漁村だったジュノが大都市へと変貌してしまったこと.

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2人組の目的に疑念を抱いた時には既に手遅れだったこと.

そして「船長」は「自らの手でこのジュノを守っていこう・・・」と心に誓ったこと.

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彼がこのような「趣味」を続けているのは,ジュノを,あるいは世界をも変えてしまった事への罪滅ぼしなのだろう.

だが,彼の言う「自分が守るべきものを全力で守ってほしい」と言う願いは本物だ.それは,過去への贖罪ではなく未来への希望.偽りの無い彼の本心.

彼の「最終試練」はこのようにして幕を閉じるが,彼の「終わらない想い」は次の世代に受け継がれていくのだった.

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1~2日は「マートの試練」で潰れる予定だったが予想外の展開になったため,余った時間はレベル上げに勤しんだ.

「守るべきものを守る」ために,もう少しレベルを上げてからアークガーディアンに挑もうと思う.