ウィンダスミッション6-1「満月の泉」
待て次回!,と言う終わり方なのだった.
満を持して? ウィンダスミッションを進める事にした.
ところで日記を見直していて気が付いたが,ミッション3-3を進めた段階 では,すっ飛ばした 3-2 は再受注ができない状態だったようだ.
いつの間にか 3-2 が受けられるようになったので前回晴れてクリアしたのだが,いつ頃復活したのか良く憶えていない.4-1 の「魔晶石」ミッションからは「闇の王」討伐に向けてシナリオが加速するので,敢えて無視していたかも知れないし,クリアできないと勘違いしていたのかも知れない.
何しろ 7か月前の事なので記憶喪失状態だ(言い訳).
ミッションの発出元はアジド・マルジド.
モキョキョが言う通り,彼が直接発出するなんてかなり珍しい事のようだ.
過去の日記を見直してみると,アジド・マルジドはウィンダス中枢の意見を聞かずに独自の行動を起こすようになり,ヤグードの王に会ったのち に失踪していた.セミ様は随分とお怒りのようだったが,ノコノコとミッションを発出するためにウィンダスに戻ってきて,果たして彼は大丈夫なのだろうか.
アジド・マルジドが院長を務める「口の院」に向かうと,どこからともなくアジド・マルジドがやってきて発令する.
ア「西サルタバルタにある『南西の塔』の奥,研究室に入って,スイッチを押してもらう!」
追われる身だからなのか,単に忙しいのか.それだけを言ってアジド・マルジドは何処かへ行ってしまう.
まぁ久々に元気な姿を見られて良かったとは思う.
東西サルタバルタには計6本ほどの魔法塔が建っているが,アジド・マルジドの言葉に従って素直に「南西の塔」へ向かった.
そう言えば,前世の記憶によると「カーディアン」がわんさか居たような・・・
迷宮に潜る.
教練本があったので調べてみたら,Lv30 後半と Lv80 前半向けの敵が居るらしい.ちなみに,前回に引き続き 戦/侍 Lv69 でやってきた.
マップはこのような形.
単純な構造に見えるが,マップに描かれていない柵が行く手を阻み,クネクネと道を選ばないと奥へ進めない.
入り口付近の敵はレベルが低いのでさっさと先へ進むと隠し扉があり,
奥には地図に無い広間.
ここの敵も相対レベルが低いのだが,どこから敵が強くなるのか分からないので慎重に進む.
更に隠し扉があって,
ちょっとした小部屋にイカつい扉.
更に奥へ進もうとチェックしたら,
ボス戦だ―――――!
なんだけど,開幕スリプガ.
エエエエエエ・・・
いきなりのボス戦で,周囲に居たノーマルカーディアンも巻き込んで大変な騒ぎに.
しかも PTメンバが眠らされているお陰で好きなようにボコられ,
途中で目覚めたクピピ殿の回復も間に合わず,無事死亡.
タコ殴りとはこう言う事を言うんだなー(棒)と思ってしまった.ヒドス.
リベンジ.
戦士としては悲しいが,混戦は苦手なのでトリオン王子に盾を任せて,
スリプガを撃ってきた「Jack of Batons」を最初に倒す事にした.
先ほど全滅した時に「クエイク」で止めを刺されたので,おそらく黒魔.ヤバい奴.
「Batons」を倒したので,引き続きヤバそうな「Swords」を狙う.
名前で選んだ(笑)
次が「Cups」.
近くに居たので.
最後は「Coins」.
カーディアンはジョブ持ちのはずだが,「Batons」以外のジョブを判別できる情報が無かった.「Swords」がホーリーを唱えていた気がするので,白かナか.
残 MP 的には少しハラハラした.
最初にボコられたトラウマで,回復兼攻撃要員として アーデルハイト(学)を呼んだのは正解だったようだ.クピピ殿だけだったら回復が足りなかったかも知れない.
扉の奥へ進み,
魔法装置を起動すると,
それを確認したアジド・マルジドは,
どこかへ走り去ってしまう.
え? 終わり??
しばらく周囲を探索したが何も起こらないので「口の院」へ向かうと,アジド・マルジドはいったん戻ったらしく「ホルトト遺跡の中央塔」へ行ったらしい.
おっと,偶然にも前回行ったばかりだ.
隣のタルタルにも話しかけてみたら,どうやらセミ様が動いているらしい.
相当怒っているっぽいから,これはヤバイ事態かも知れない.
さて「中央塔」.
これが魔封門.
「魔封門の札」を手に入れた状態で扉を調べると,
門の前にあった魔法陣が起動して扉が開く.
前世に来たことがあるので朧気な記憶を辿ると,魔法陣の「白・黒・赤」の円陣部分に「白魔・黒魔・赤魔」を配置すると同様の状態になる.
タルタルは INT が高い替わりに VIT が低く後衛向きなので,前世のウィンダスは魔導士をよく見かけた気がする.それでも 3魔道士を集める事にはハードルがあり,当時の LS 仲間がミッションを進めるうえでヘルプを求めたため,赤魔か何かでここへ来た憶えがある.
当時はバストゥークの人間だったので,不思議な雰囲気の迷宮とそのギミックが印象的だった記憶だ.
魔封門の奥は一見行き止まりのようだが,
壁は幻影であり,奥に進める.
このギミックも「FF っぽいなー」と思った記憶.
魔封門の奥にある広場は 8 属性の名を冠した小部屋が配置されているのだが,何処へ行っても何も起こらない.
「中央塔」で何かがあるならばここだと思ったのだが・・・
念のため魔封門の手前側も調べたりしたが,イマイチ向かい先が分からない.
仕方がないのでネットで調べたら,
「中央塔」の更に地下,「トライマライ水路」のホームポイントの先が目的地だった.
うーん,これは分からないと言うか,自力で辿り着くのは厳しいな・・・(とその時は思ったが,日記の最後の頃にはアジド・マルジドの意図が分かり得心した).
ホームポイントの更に奥は別エリアになっており,入るとイベント.
アジド・マルジドに促されて奥へ向かうと,
ア「クソ! やっぱりそうか!」「本来ならば,星月の光たたえるこの『満月の泉』が,その光を失ったから・・・」
ア「・・・ヤグードの王が言っていたのは,このことだったんだ!」「だとすると・・・,20年前の召喚のとき,召喚士が召喚しようとした『大いなる獣』は・・・?」
・・・なるほどわからん.
何のことなのかをアジド・マルジドに問い質そうとしたその時,
セミ様「そこまでよ!」
危機を察したアジド・マルジドは,私だけでもと逃がしてくれる.
セ「天の塔の禁破りの罪で,闇牢へ繋がせてもらうわ! アジドマルジド!」
「闇の王」討伐の直前,「神子さま」は「黒き使者」なるものの襲撃を受けていた.その存在が何者なのか明らかではなく,私がそう思ったのだったか NPC の誰かが言っていたのだったか,アジド・マルジドが「黒き使者」では無いかと言う話があった.
セミ様は,アジド・マルジドが「黒き使者」であった証拠を突き止めたのだろうか.あるいは,「天の塔の禁破り」とは,更に大それた事を指しているのだろうか.
それにしても「闇牢」とは.
召喚士 AF クエストでその存在を知ったが,さすがの天才児アジド・マルジドも魔力を封じられて成す術が無くなるのでは無かろうか.最悪,イルディ・ゴルディのように魔法が使えない身体になってしまう恐れも・・・
アジド・マルジドのお陰で「満月の泉」の外へ飛ばされる.
どうなったのか確かめようにも,何も起こらない.
仕方が無いので一旦「口の院」へ戻ると,アジド・マルジドが捕縛された事は既に伝わっていた.
やはり捕まってしまったのか・・・
「シャントット博士」と言う単語が出たので嫌な予感を感じつつ,
向かってみたが,何も起こらない.
え? どうすれば良いの? 闇牢だから再度「中央塔」へ向かえば良い??
と思ったら,ミッションは既に終了していた.あれ? 終わり??
アジド・マルジドが「・・・ヤグードの王が言っていたのは,このことだったんだ!」と言うのは,おそらく「もはや,ウィンダスに星月の加護はないのだ」と言う ヤグードの王の台詞 を指しているのだろう.その言葉どおり「泉」に星月の光は無かった.今回のミッションは,アジド・マルジドが王の言葉を確かめるために発出されたのだろう.
ヤグードの王の言葉を更に遡ると,「周囲へ満ちる魔法力を,あの塔が吸い取ってしまっている」と言っている.まず魔法塔を起動したのは,塔が魔法力を吸い取っている事を確認するためだったのだろう.実際にそうであると知ったアジド・マルジドは王の言葉の真実を悟り,「満月の泉」に向かった.そして,そこには言葉通りの光景が待っていた.
この事が何を意味しているのかは良く分からない.20年前に召喚されたはずの「大いなる獣」がそれに関わっているだろうことは,アジド・マルジドの言葉から推測できる.例えば,「大いなる獣」はまだ召喚されたままで,その莫大な「維持費」を支払うために,本来あるべき「満月の泉」の力が使われ続けているとか.だが,そうするとアジド・マルジドの言葉どおり,「大いなる獣」は何処に居るのだろう.20年間その噂は聞かないが,存在を隠し続けられるものなのだろうか.召喚士はもう亡くなっているのに.
セミ様が強権を持ってアジド・マルジドを止めた事も気になる.王は「星の神子と亡き召喚士の過ち」と言っていたから,セミ様が神子さま(の何か)を守るために動いているだろうと推測はされる.だが,セミ様はそれを良しと思っているのだろうか.「過ち」を包み隠すような,そんなやり方を.
あれ? 「満月の泉」でアジド・マルジドと一緒に居るところを見られたって事は,アジド・マルジドの罪に加担したって事は,セミ様と敵対すると言うこと? セミ様とネンゴロ(死語)な関係になるはずだったのに,その野望はどうなる??
ウィンダスで初めて声をかけてくださったのがセミ様.三国ミッションに推してくださったのもセミ様.様々な冒険を共に過ごすうち,いつしかセミ様と共にウィンダスを守ろうと,そう心に決めたはずなのに・・・
どこで道を誤った???