Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

ウィンダスミッション7-1「第6の院」

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やってもーた・・・,と嘆くしかないのだった.

 

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ランクが上がったばかりなのでランクポイントを上げなければならない(水色のゲージ).

3-2「星読み」を繰り返し受注しても良いが(ドロップ品が美味しい!),毎回お手軽にクリスタルを納品してポイントを稼いでいる.ランクも 7 になってそれなりな量のクリスタルを求められるかと思ったが,1ダースも渡せばポイントは一杯になった.

前世に比べればかなり安くなっているのでは無かろうか.たぶん.

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前科持ちにどんなミッションが言い渡されるのか・・・,と心配しつつモキョキョに話しかけると,

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モ「目の院の大掃除を手伝ってほしいとかなんとか」.

「こんなミッションに ランク7の冒険者を呼ぶとは,不思議な話ですね」と言う疑問は当然で,

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目の院に向かうと「ミッションの内容は,真っ赤な偽りなのだ」と言われる.

ト「守護戦士がミッションの内容に目を光らせているようなのでな,こうするほかなかった・・・」

・・・

・・・・・・

うぉぉぉぉぉぉいいいいいい.悪い予感しかしない.

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以前のミッションで手に入れた「神々の書」は,アジド・マルジドから神子さまの手に渡り,今回,目の院院長「トスカ・ポリカ」の手元にやってきた.

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「封印図書として二度と日の目に当たらぬように」

それが神子さまが「書」を渡した理由であり命令だったのだが,トスカ・ポリカは「神々の書」が白紙となった事実を黙っていられないと言う.

そうか,彼は「神々の書」が「白き書」となった事を知らないのか.

のか?と 日記を見直したら,どうやら彼は「白き書」は偽書でありアジド・マルジドが「神々の書」を持っていると思っていたようだ.

でも,神子さまから渡されたのは偽りの無い「白き書」.偽書では無く真書だったのだ.そして,「白き書」はウィンダスの滅亡を意味していた.

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目の院は図書館を運営する知識の担い手.その院長として真実から目を背けることはできない.

彼の院に対する思いは本物だった.そして,彼の目的に冒険者を巻き込むため,トスカ・ポリカは他言無用と語りだす.

やばい,聞いたら引き返せないヤツだ・・・

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「『神々の書』とはな,初代の神子さまが残した『真実の歴史書』のこと」.

その内容は「真実であるがゆえに危険なもの」と代々の院長に伝えられてきたらしい.

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ゆえに「強力な魔力によって封印されており」,書を開くには特別な条件が要る.

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はずなのだが,「カルハ・バルハ院長」は神子さまより神々の書を開く許しを得,

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「真実であるがゆえに危険なもの」を知る所となった.

彼が何を知ったのかは定かではない.

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「カラハ・バルハ」が研究を行っていたのが「トライマライ水路」の奥にある研究室.

ト「いわゆる,ウィンダス第6の院.・・・『心の院』だ・・・」

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トスカ・ポリカは,「心の院」へ行って「神々の書」が「白の書」となった理由を掴んで来いと言う.そして,なぜそれが「ウィンダスが滅ぶという言い伝えになったのか」も.

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トスカ・ポリカからは「目の院の指輪」を預かる.

何故か「心の院」の扉が「目の院の指輪」で開くらしい.もしかしたら各院長の持つ指輪がカギなのかも知れない.あるいは,知識を預かる目の院だからそうなのか.

そう言えば,トスカ・ポリカは「カラハ・バルハ『院長』」と言っているが,カラハ・バルハは「目の院」の元院長なのかも?  カラハ・バルハの研究室だからカラハ・バルハの指輪で扉が開く,と言う事かも知れない.

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カラハ・バルハ院長が研究していた「何か」ね・・・

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受付に話しかけると,かつて「古い目の院の指輪」を手に入れた事がある,と言う話になる.そしてそれが「カラハ・バルハの指輪」だとも.

・・・記憶にございません(笑)

・・・・・・いや,ある!  オズトロヤ城でアジド・マルジドを救出した際に,落とし穴で「古い指輪」を拾っている(日記には書きそびれ).そうか,アジド・マルジドはどうにかしてカラハ・バルハの指輪を手にしていたのだ.つまり,彼は既に「心の院」で何かを掴んでいる.だからこそ彼は「召喚」に拘り,ついに闇牢へ繋がれる身となったのだ.

この話,かなりヤバイんじゃないの?

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と思いつつ,トライマライ水路へやってきてしまう冒険者

「いやですとも!」と思っても,やらざるを得ないのが RPG の宿命か.

ところで,拾ったはずの「古い指輪」をどうしたかと思い出すと,ウィンダスのおこちゃま探偵団「スターオニオンズ」に渡したような気がする.ナナー・ミーゴが爆弾オチでマテマテーみたいなギャグ展開になって,その後はうやむやだ.

そう言えば,その時に「古い指輪」で「英雄の家」の扉を開けた.「英雄の家」はカラハ・バルハの家だ.当時は意味が解らなかったが,なるほど話が繋がった.

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トライマライ水路は宝探しでグルグルと回ったので,だいたい何処に何があったかは覚えている.ただ,地図に無い水路を辿る必要があるため今回も結構迷った(笑)

あそこに行きたい!と思っても,見えない水路で迂回しなければならないのだった.

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行く先は中央に 3つ並ぶ円形広間の左端.

もう 2つは星の大樹の根元に繋がっている.

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ここは,トスカ・ポリカの回想シーンでカラハ・バルハが歩いていた場所だ.

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その奥には同じく回想シーンの扉があり,

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調べてみると「恐ろしい声が響いた」.

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え? あれ? ボス戦???

と思って周囲を見渡すも何も無い.念のため 2回調べた.

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なんだか良く分からないので円形広間へ戻ってみると,先ほど見かけなかった NMスライムが居た. しかも 4匹.

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恐ろしい声が言う「扉は4匹のしもべによって守られている」と言うのは,つまり NM スライムを倒せと言うことだろう.

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スライム自体は Lv70 忍 で余裕.

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ただし,周囲に居る三連コウモリがアクティブ&リンクして絡んでくるので,気が付いたら大変な事になっていた.殴り殺されるかと思った.

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スライムの全周範囲技「フルイドスプレッド」は結構痛いが,

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4匹は広間の四隅にそれぞれ居るので,個別対処すればどうと言う事は無かった.

ただ,ここは貯水槽のようになっており,下流に居るスライムは上流側にグルリと回り込んでくるので,リンクする可能性を考慮して上流側から倒すと良いかもしれない.たまたま偶然その順番で倒したため,必要性は分からない.

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「しもべ」を倒す事で扉は開き,

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何かイベントがあるかと思ったら無し.

部屋の中の書棚にはいくつかのチェックポイントがあり,

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興味深い話が読める.

ここでは「渦の魔道士」が「大いなる獣」を解き放とうとしていた事,「北の魔導装置」が破壊されたために「大いなる獣」がサルタバルタを走り回るようになった事,が書かれていた.

「渦の魔道士」は召喚士 AF クエストで出てきた名前だ.この文献の文脈的には「渦の魔道士」=「伝説の召喚士」=「カラハ・バルハ」な気がする.召喚士 AF クエストの黒幕ウラン・マフランは「渦の魔道士」の末裔と関係があったそうだから,ウラン・マフランも「召喚」の何かを知っている可能性がある.と言うか,知っているから「カラハ・バルハ」の復活に拘っているのだろうか.

それから,「『大いなる獣』がサルタバルタを走り回る」話は,そう言えばウィンダス水の区の NPC からそれっぽい話を聞いた気がする.月が何とか獣が何とか・・・.

「大いなる獣」は走り回った後にどうなったのだろう・・・

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魔法塔を作った先住民族の話や,

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「満月の泉」に係わるっぽい話が読めた.

「ヤグードの王」は「魔法塔」が周囲の魔力を吸い取っていると言っていたが,この文献によれば,それは「大いなる獣」を封じるためだったようだ.ただ,「北の魔導装置」が壊れることで「大いなる獣」はサルタバルタに放たれた.

問題はその後だ.そして,「星の神子と亡き召喚士の過ち」とは何だったのか.「北の魔導装置」の破壊に関わっているとか? うーん.ウィンダスを守るべき二人がそうするとは思えない.

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床に無造作に置かれた本の束に手を伸ばすと,

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神「触れてはだめです!」

・・・

・・・・・

・・・・・・・・

あああああああああああああああ.やっちまっただーやっちまっただーーーーーーーあさおさおsがおあふぉさうおあうおふぁすおうfどふぁおさfsdffdがほ.

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どうすれば良いか分からず立ち尽くしていると,神子さまはこの本が「禁書」だと言う.

禁書がなぜ床に? これはアジド・マルジドが読んだ痕跡なのでは??

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神「あなたはどうやって,この部屋に入ったのです?」

扉を開けるには「目の院の指輪が必要」と詰め寄る神子さま.

ああああ言いたい,でも現院長から借り受けたと言えば事が大きくなり過ぎる・・・

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逡巡していると,神子さまは思いも寄らない質問を重ねて投げかける.

神「あの混乱で失われた,カラハバルハの指輪を,見つけたのですか?」

・・・

・・・・・・

図書館の受付で気が付いたように,確かに「古い目の院の指輪」は見つけていた.ここは嘘ではない.でも,この部屋に入るためには使っていない.彼女の質問の意図に,敢えて見ぬふりをして回答するべきなのか.

・・・

・・・・・・

これは何の罰なのだろう.そう思いながら「はい」を選んだ.

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神「そうですか.そう・・・,それならば,教えましょう」

何かを諦めたように,彼女はそう告げた.

諦めたものは何なのだろう.再び裏切った冒険者だろうか.秘密を隠し通すことはできないと言う己の運命だろうか.

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カラハ・バルハは 30年ほど前に神子さまにこう言った.

カ「自然に宿る魔法力から魔法を生み出す魔法術は,もう行き着くところまで行き着いている」

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そして彼は考えた.「自然ではなく,生き物から魔力を引き出す理論を」

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その理論に対して反対はありながらも,「しかし,私たちは力が必要でした」.

神「偉大なる獣の力ならば 一部でも途方もない力になるはず・・・」

やはり,過ぎた力を求めたのは神子さま達だったのか・・・.

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そうして,ウィンダスは救われ,何かを失った.

少なくとも,英雄と呼ばれる召喚士を.

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カラハ・バルハの導きでここに至ったのならば,この事は咎めない.

神子さまは私に背を向けてそう言った.

・・・

・・・・・・

カルハ・バルハは神子さまの想い人だったのではないか.

急に場違いな考えが頭に浮かぶ.彼女がいつも消え入りそうなのは,カラハ・バルハの喪失から立ち直れないからでは無かろうか.過ぎた力を求めた代償の,その大きさから.過去の過ちを取り返せない,その非情な現実から.

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神「あなたに導きの星があらんことを」

彼女の言葉には,初めて会った時のような余所余所しさが滲んでいた.

気のせいであって欲しい.でも,今回の件で彼女の何かが変わってしまった.そう感じざるを得なかった.またしても,取り返しのつかない事をしでかしてしまったのだった.

この,二人の距離感が辛かった.

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「心の院」には 3か所に扉があり,

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神子さまがやってきた扉の先は行き止まり(おそらく神子さまの部屋から一方通行),

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残る 1つは天の塔へ繋がっていた.

星の大樹の根元に研究室が設えられている事にも,何か意味があるのだろうか.

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トスカ・ポリカに事の次第を伝えない訳にはいかない.

どう考えても彼には何かが(少なくとも聞き取りぐらいは)あるはずだ.

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神子さまにバレたことに動転したトスカ・ポリカは,人質もとい物質を渡してくる.

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トスカ・ポリカに何かあった時の交換条件にしろ,と言うのだった.

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長い時を経て,また手元に戻ってきた.

強い力を持つモノは強い力を周囲に及ぼす.「白き書」を手にすることで,良いことが起こるようにはとても思えない.

・・・泥沼にはまった気分だった.