ウィンダスミッション8-2「王と道化師」その1
皆の力を合わせるんだ!的王道展開に,終わりが近いことを感じるのだった.
最大ランクは 10 なのでミッションは 9-X まであるはず.次のミッションは 8-2 だから,後いくつかのミッションをクリアすれば,ウィンダスに纏わるアレコレの物語が終わる事になる.
佳境に入って先がどうなるのか全く分からないし謎もまだ多く残っているが,果たして大団円を迎えられるのだろうか.
次のミッション名は「王と道化師」.
王・・・ 道化師・・・ 誰の事なのかいまいちピンと来ない.ヤグード王かな・・・??
この不安定なカメラアングルで「あ,これヤバイやつ」と分かる(笑)
モ「このミッションの発行に関しては 守護戦士さまを通していません」「あなたの力で,アプルル院長を助けてあげてください」
うはー.
ガード達に話しかけてもミッションの詳細は分からない.でも,その熱い口ぶりから,アプルルが相当慕われている事が分かる.
「ガードのみんなで話して,こうしようと決めました・・・」とモキョキョが言っていたが,多くの人から禁を犯してまで助けたいと思われるアプルルは幸せモノだ.
言うまでも無く,アプルルからの依頼は「アジドマルジド」の奪還だろう.
ア「お願い! おにいちゃんを助けるのに協力して! いけないことだってわかってるけど,おにいちゃんを助けたいの!」
なんて妹属性全開な願いを聞かない事などあり得ようかいや無い.
アプルルは一度,アジド・マルジドを助けるために中央塔へ向かったらしい.
「星月の力が込められた札」で扉が開くのならば,同じく「星月の力が込められた指輪」で開けられるのではないか,と.
でもその試みは失敗し,かつ,シャントット博士に見咎められてしまうのだった.
ただ,シャントット博士は「牢破り」を責めているのではなく,浅はかな考えで挑んだ事を責めているようだ.
シャ「いいですこと?」
彼女はアプルルにヒントを与えてくれるのだった.
曰く,「20 年前の戦争の時 ホルトト遺跡のいくつもの装置が,大きく損傷」して「扉の魔力が弱まっていた」から,「札」ではなく「院長の指輪」1 つで開くようになったのだと.
シャ「ほら,気付きましたわね? あなたも,ちゃんと考えればわかる子なのに」
お姉さんと言うか先生と言うか,若者を導く年長者のような優しい口ぶりでシャントット博士は言う.普段からこうならば好いのに(笑)
つまり,アジドマルジドが牢から抜け出せないのは「アジドマルジド本人がホルトト遺跡の力を復活させた」ことで扉の魔力が復活し,「院長の指輪 1 つでは開かなくなってしまった」所為なのだった.
シャ「オホホ,おろかですわ!」
・・・言い方!
博士には「1 つの素晴らしいアイディア」があるらしく,そのために「院長の指輪を 5 つ」集めるよう依頼される.
そうすれば,アプルルの魔力でも扉を開くだけの力になるだろう,と.
ア「このご恩は忘れません」
そう言うアプルルに,シャントット博士は「もう 1 つ,忘れては困ることがありますわ」と忠告する.
5 つの指輪探しは自分でやらず「冒険者に頼みなさい」と.
なんだろう,シャントット博士の口から名前を出された時に,なぜか「ゾゾゾ」と背筋を冷たいものが走るのだった(笑)
どうして冒険者にやらせるんだろう.これまでのミッションで各院長と繋がりが出来たから? それならばアプルルの方がより相応しいはずなのだが.彼女の願いならば誰でも叶えてくれるだろう.
・・・嫌な予感しかしない.
というような回想シーンが終わり,アプルルからは「手の院の指輪」を渡される.
そんな上目遣いで「あなたにお願いしたいの」なんて言われて,無下に断れようかいやできない.ポーズが完璧すぎる.
耳に残るシャントット博士の笑い声が気になりつつも,「いいですとも!」と,そう答えるしか無いのだった.
さて,5 院の院長から指輪を借りなければならない.
さくっと借りられそう,そう思ってやってきた「目の院」では,神子さまに恐れをなしたトスカ・ポリカ院長から指輪の貸与を断られる.
・・・幸先が悪い.
かつて闇牢で起こった事件を振り返った院長は,
ト「彼の魔道士としての命を奪うつもりなのかもしれぬ」
と推察する.命そのものは奪わないとしても,天才魔道士のアジド・マルジドとしては致命傷ギリギリだ.だが,それほど惨い仕打ちと分かりながらもトスカ・ポリカ院長は「アジドマルジドを助けるつもりはまったくない」と断言する.
そう言えば,彼はアジド・マルジドと仲が悪いとかなんとか・・・と言う噂話を思い出すと,「ムム? ちょっと待て・・・?」と呼び止められる.
さすが目の院院長,「神々の書」が元に戻った事に気が付き何とかその中身を覗こうとするのだが,
魔力に阻まれて手が出せない.
トスカ・ポリカ院長は「神々の書」を諦め,代わりに「アジドマルジドに読ませたら,その内容を,私にも教えることが条件だ」と言って,指輪を貸してくれる.
神子さまを恐れながらも,やはり「真実」を知る事の魅力に抗えない.この人もウィンダスの院長なのだなとツクヅク思った.
「耳の院」の院長はポンコツだった.
そもそもコル・モル博士は指輪を持っているのかアヤシイ(信頼度0).女の子にプレゼントしていても全然おかしくない.そもそも,失くした指輪を探すために魔法人形を作った人だし.
「口の院」の院長は当然居ない.
そもそも,アジド・マルジドを助けるためにアジド・マルジドが持つ指輪を手に入れると言う状況を,いったいどう解決すれば良いのだろう.
取り合えず,元「耳の院」院長に会うために再びダボイへやってきた.
セダール・コジャル氏に会うと,前回なぜ見つかったのかと言う話になり,魔法人形が指輪の「星月の力」を辿ったと言う事が分かると,
また探されたくは無いのか,あっさりと指輪を渡してくれる.
やっぱり「オークの王を封じている」は言い訳で,帰りたく無いんだよねぇ・・・
「耳の院」院長ルクススは「フェ・イン」に戻ったと言う事だったので,追いかけた.
Lv71 から見ると「楽」な敵ばかりだったが,チマチマと経験値を稼ぎつつ,何処に居るのか分からないルクスス院長を探す.
つもりだったが,最初に辿り着いた小部屋を調べたら
居た.
・・・背後のゴーレムが気になる.
覚悟を決めたアプルルのために,一肌脱ぐ事を快諾してくれるルクスス院長.
アジド・マルジドに対しても信頼を置いているらしく,「彼ならば,きっと真実に臆することなく,顔を上げて進みつづけることができるはず」と「神々の書」を託してくれる.
カッコイイ.亡き恋人の影を追うために古代遺跡で調査を続ける孤高の女性研究者なんて素敵すぎる.
悲しいけど.
「口の院」だけは分からないのでいったんアプルルの許に戻ると,「口の院の指輪」は「天の塔」に没収された事が分かる.
ただ,セミ様が許すとは思えず,クピピ殿ならば何とかなるかも,と言う話なのだが・・・
問い詰められた.
「アプルル院長に頼まれたから」なんて言い訳をしてしまったが,冒険者らしく「闇牢を破るから!」と正々堂々言えば良かった.少し後悔.
ダメかなーと思ったが,「あなたとクピピは 長いおつきあい・・・.あなたには何か理由があると見破ったなの」なんて,嬉しい事を言ってくれる.アプルル院長への反応を見るに,シャントット博士はこの事を見越して冒険者を選んだのかも知れない.
皆で危ない橋を渡っているはずなのに,皆で渡るから怖くない,的な心強さをジンワリ感じるのだった.
「口の院の指輪」はセミ様が常に持っているらしい.さすが危機管理がなってらっしゃる.
ただ,セミ様が「ホルトト遺跡の北西の魔法塔」へ「悪いカーディアンの退治」に行ったきり帰ってこない事が心配のようだ.あー,そうか,「カーディアン」か.
セミ様は「港の子供たちの話」を聞いて魔法塔へ向かったらしい.
なるほど「スターオニオンズ」が関わっているのか.そう言えば,「スターオニオンズ」関連のクエストで「カーディアン」が出てきていたような・・・
途中で止まってるけど.