ウィンダスミッション8-2「王と道化師」その2
またやってもーた,と思うのだった・・・
「港の子供たちの話」を聞いてセミ様は魔法塔へ向かったらしい.
そう言えば彼らのクエストにもカーディアンが出てきたのだから,「何か関連があるのかも知れない」と寄ってみたが,何やら不穏な空気.
周辺のちびっこ達と話をしてみても,何やら「取り返しのつかない事が起こった」的素振りばかりで何が起こったのかは分からない.
記憶を辿ってかいつまんで話すと,ナナー・ミーゴのドタバタで「魔導球」を手に入れたオニオンズは(ここは日記に書いた気もする),「英雄の家」でカーディアンを見つける.死体?のように動かないカーディアンだったが,たまたま手にした「魔導球」を吸収することで復活し,はぐれカーディアン「Joker」として恩人のオニオンズと親しくなる.だが,その「魔導球」は「渦の魔道士」の末裔のモノであったため返さなければならなくなり,カーディアンを分解するのかしないのか迫られる,みたいな所でクエストは止まっていた.
「あれ,これ,もしかして・・・」
と思って「スターオニオンズ」関連のクエストをネットで調べてみたのだが,肝心の次のクエストが発生しない.
もしかして,ストーリーが進んでクエスト受注不可になった??
もしかして時限クエストの可能性???
・・・やってもーた???
悲しい気持ちのまま「北西の魔法塔」へ向かう.
地図はこんな感じ.
なのだが,あれ? ここ,前に来たことがあるような・・・
そうそう,NM ゴブリンが居る小部屋に隠し扉があって・・・
奥が別マップ.
左下へ向かったような・・・と思い向かってみた.
隠し扉の向こう側には Lv72 忍から見て「とてとて+」なコウモリが大量に居た.
以前来た時は「とてとて++」でレベルが不明,かつ,アクティブかどうかも分からなかったので MGS 魔法を使って奥へ向かった気がするが,現在は倒せない相手では無いので近づいてみた.
・・・ここに居るコウモリは非アクティブのようだ.ビクビクして損した(笑)
ちなみに後で判明するのだが,このコウモリはリンクもしないため,安全に狩りが出来る良ターゲットなのだった.
あー,そうそう,スライムも居た居た.
奥に行くと突然敵が弱くなり,魔法塔の一部と思われる壁面の,
隠し扉を調べたら・・・ボス戦だった!
前も同じだった気がする.
今回はカーディアンが 2体.
女王のカーディアンが守護すると言う事は,この奥に「王」が居るのだろうか.
カーディアンもジョブ持ちのはずだが,見た目ではさっぱり区別がつかない.
「Swords」は前衛系で「Coins」は魔導士系かなぁと判断して,まずは「Coins」に集中攻撃.判断ポイントは名前かーい.
HP が大分減った頃に「連続魔」を使われた.
なるほど赤魔なのか.当たらずとも遠からず.
戦闘開始時は「結構硬いな・・・」と思ったが,
前半戦で十分な TP が溜まったのか,WS 連携であっという間に「Swords」を倒してしまった.結局ジョブは分からず仕舞い.
うーん,あまり強くなかったから,これが前哨戦で更にボスが居るのかも・・・?
扉を開けると,
セミ様が「エース」のカーディアンに囲まれていた.
さすがにセミ様でも,手も足も出ないよう.
セミ様がここへ来た理由は良く分からないが,スターオニオンズの反応から窺うに,何となくカーディアン達が「Joker」を奪ったのだろう.
「主人」を失ったカーディアンが悪さをしていることは随分前のミッションでも明らかだったので,そろそろお灸を据えようと参じたのは良いが,「エース」級が現れて返り討ち,と言う場面なのでは無かろうか.
セ「素直に,眠りにくつがいい!」
と言うセミ様に「エース」の 1体が言う.
エ「われらは王を抱いたのだ」
カーディアンの「主人」は彼らを創った「手の院」院長「ゾンパジッパ」のはず.だが,亡き「ゾンパジッパ」は「王ではない.とても愚かな,罪深い道化師」なのだと言う.
では誰が?
と一瞬気を許した所でカーディアンに見つかってしまう.
セ「おまえ,何しに・・・!」
え,うん,まぁ,その,あの,ですよねーーーーーー(笑)
セミ様と死ねるなら本望か.
2人を処分しようとカーディアン達が相談し始めたところで,
ジョ「・・・待て」
マジカー.あれ? Joker ってもっと片言だったような気がするのだが・・・
Joker は,冒険者が「神子の生み出した願いの星」であり,「分かたれた我を 1 つに戻すために」処分してはならないと言いだす.
「分かたれた我」??? どう言うこと???
スターオニオンズの「魔導球」によって自我を得たとして,「分かたれた」とは何を意味するのだろう.しまったな,クエスト進めておけば良かった・・・
そしてセミ様にも 2つの役目があると言う.
一つは「口の院の指輪」を冒険者に渡すこと.
もう一つは「神子を黒き者から護る」こと.
・・・コル・モル博士の脱力するエピソードですっかり忘れていたが,あの謎の人物か.「星月の力」を持っている事から「月の神獣」の化身なのでは無いかと考えたが,20 年前の「召喚」が人の姿にやつした原因なのだとしたら,「黒き者」が神子さまを狙う理由は十分だ.そもそも,神子さまのおわす「天の塔」へ,一度は侵入したのでは無かったか.
ジョ「すべてが集えば,すべてが分かる」「『時』を作るのだ」
なんだか意味のある言葉なのだかそうでないのだか.
ジョ「いまやおまえが,最も強き,導きの星.我が地と空を,まばゆく照らしてみせるがいい」
祭り上げられた感は強いが,Joker の言葉に悪いニュアンスは感じない.「時」が何を意味するのか分からないが,先へ進むしかないだろう.
イベントが終わり,「だいじなもの」を確認したが,「指輪」を集めている事を Joker が知っている事実に今更ながら驚く.彼はなぜこの事を知っているのだろう.
「5 つの指輪」は集まったが,すべてが予定調和な気もしてきた.掌の上で転がされているとしか思えない.
せっかく「とてとて+」なコウモリが居るので,Lv74 になるまで経験値を稼いだ.
本当は Lv75 まで育てたかったが,指輪の恩恵が途中で切れてしまった.年末年始は経験値ボーナスがプラスされて,下手をするとチェーンで 10,000ポイント以上の経験値が得られたが,祭りが終わってしまった今は経験値稼ぎが若干キツイ(笑)
前世から考えれば 3,000 オーバーなんて時給以上の値のはずだが,慣れって怖い.
指輪が集まったのでアプルルの許へ向かった.
カーディアンが「王」を戴いた事を報告すると,「どういうことなの!?」と言う返答.「ゾンパジッパ」本人ではないにせよ,「手の院」院長であるからにはカーディアンに詳しいはずなのだが,そんな事は信じられないと言う口調だ.
「主人」と言う概念が消えることはある.でも,一度そうなると新しい「主人」は生まれない.
ア「そんなことになるのは・・・」「いえ,まさかそんなはずはないわ!」
・・・一人で結論を出さないで教えて欲しい.でも仮に,亡くなったはずの「主人」が生き返ったとしたらどうなのだろう.Joker の中身がゾンパジッパ.そんなことがあり得るのだろうか.
この件については一人で考えたいからと,指輪を持ってシャントット博士の許へ向かうようにお願いされる.
このポーズをされて行かない事があり得ようかいや無い.この小悪魔め(笑)
指輪を集めた事を告げたらビックリされた.
おまw
まぁ確かに,一介の冒険者がウィンダス行政の中心たる 5院の長から指輪を手に入れられるなんて,セキュリティホールもいいとこだ.「ウィンダスの歴史に残るような,かなりの事件」と言うのも頷ける.当事者で無ければ(笑)
それはさておき,「院長たちを全員,巻き込んであげましたから,アプルルだけが厳しく罰せされるようなことはありませんことよ」なんて平気で言うシャントット博士はホント怖い(笑) そもそも 5つも要らなかったんじゃないの? 詐欺師に近い策士だ.
博士は5つの指輪から「常夜の手袋」を作り上げる.
これでアプルルの魔力でも「闇牢」の扉を突破できるはずだ.
小悪魔め(笑)
再訪したアプルルとは「闇牢」前で待ち合わせることにした.
「常夜の手袋」を手にしたアプルルは見事に扉の封を打ち破り,
最愛の兄と再会を果たす.
「闇牢」のなかで夢うつつだったアジド・マルジドは,「黒い生き物」が来たと言う.
ここにも「黒き使者」がやってきたのだろうか.・・・何のために??
ア「そいつは,探していると言っていた・・・.苦しんで・・・いるようだった・・・」
・・・探す.何を? 「半身」を??
さすが天才魔道士,弱っていても「神々の書」の魔力に気付いたようだ.
彼は「書」を手にし,
「おにいちゃん,だめよ!」
アプルルの言葉が聞こえていないのか,強大な魔力を持つソレを開く!
彼の全身は眩い光に覆われ,
次の瞬間,辺りは静けさに包まれるのだった.
・・・気を失った彼だけを残して.
どうにかしてウィンダスに戻ったが,気を失ったアジド・マルジドはまだ目を覚まさないらしい.
シャントット博士すら「何も手立てはない」と言うなんて,かなり深刻な状況かも知れない.弱った身体で「書」を開くなんて無茶をどうして止められなかったのか.
ア「おにいちゃんを助けてくれたご恩はずっと忘れません」
助けたばかりの兄を失うかも知れない.そんな状況にも関わらず,兄の愚行を止められなかったにも関わらず,手助けした冒険者への礼を忘れない.
アプルルの人気はこの人となりが根本にあるんだよな女子力高いな小悪魔だよな,と三度認識させられるのだった.しかも天然! お嫁さん候補筆頭!! あんな兄に渡すものか!!!(マテ
ア「あ,それと」
シャントット博士が「常夜の手袋」に関して何かをやらかしたらしい.詳しくは本人に聞いて欲しいと言われるのだが・・・
どうしていつも平穏に終われないのだろう,あの人は.
こうして,ムリと思われたアジド・マルジド奪還に成功し,ランク9 に昇格するのだった.
ランクはウィンダス連邦から冒険者に与えられる栄誉なのだろうから,守護戦士に背くような行動が評価されるとは思えないが,ガードや各院長の後ろ盾があってこその昇格なのだろうと,そう理解した.
危ない橋を渡ってはいるが,そこには応援する人たちが居るのだ.
気を失ったアジド・マルジドに対して「何も手立てはない」と言っていたと言うが,本人からはお気楽な台詞が聞けた.
まぁ彼女の言う通り,この程度の事で倒れるアジド・マルジドでは無いだろう.
「常夜の手袋」の件は,「手袋から指輪が抜けなくなってしまいましたの」らしい.
指輪が使えないのか.無いと困ることってなんだろう・・・.魔法塔の小部屋に行くことは無いと思いたいが.
ミッションが終わったので,念のために「スターオニオンズ」関連のクエストが起こるか試してみた.が,ダメだった.
肝心の「Joker」が居ないのだから,何も起こらないのは仕方が無いか・・・
「Joker」の謎を知りたかったな・・・ショボーン.