ウィンダスクエスト「カーディアンはトライマライの夢を見るか?」/「ヤクソク」
オラまた勘違いしてただ・・・,と恥ずかしながら吐露するのだった.
ウィンダスミッションも最終盤,ジョーカーの正体も明らかになり待ったなしの状況になったのだが,急にジョーカー関連のクエストが気になる.
このままだとクエストが未消化のまま終わってしまうのでは?
と言う事でネットで再度調べ直したら,
クエストの発出元を勘違いしていた(笑)
「英雄の家」が起点になっていると思っていたのだが,彼,すなわち「『渦の魔道士』の末裔」がクエスト発生元なのだった.
連続クエストの一つ前が,「彼の『魔導球』をジョーカーから取り戻すか否か」と言うところで終わっていたのだから,むしろ彼が起点なのが当然な気もするのだが,あまりネタバレしたくないので軽くネットで調べた事が仇となり,何かを勘違いしていたのだった.テヘ.
でも気付いて良かった.
結局のところ彼からの依頼は「ジョーカーをおまえが分解しろ」なのだが,その理由が「あの子らが,この件で悩み苦しみ続ける姿をもう見たくないだろう?」.
・・・痛いところを突いてくる.
ホ「大人のおまえが,汚いことを引き受けろ」
これが彼の本心ならば見直すところなのだが・・・どうなのだろう.
言っている事は至極もっともなので,取り敢えずジョーカーの後を追ってみた.
当然の事ながらジョーカーは「英雄の家」を離れてしまっていたが(「満月の泉」で神子さまを人質に「黒き使者」を待っている),ヒントを探しにやってくるとアプルルが居た.
ア「この箱に納められていたカーディアンはトライマライ水路に関係があるということ?」
(はい,カラハバルハが作った特別なカーディアンでございまする・・・)
ジョーカーの「魔導球」をどうにかする,という当初の話とは筋が外れてしまったが,小悪魔アプルルからの依頼でトライマライ水路を調査することに.
「英雄の家」の近くからトライマライ水路に降りた.
と言って,「心の院」は入室禁止されたままだし,「満月の泉」はカーディアンに占拠されたままだし,「少しでも怪しいものを手に入れたら」なんて言われても,何を手に入れれば良いのかピンと来ない.
気になるチェックポイントも他クエストで調査済みばかりだし・・・
ところで,トライマライ水路には水を湛えた水路が縦横に走っているが,その水の行き止まりがどうなっているかと言うと「水を吸い上げていた」.
スクショでは分からないけど.
上が何処に繋がっているのかハッキリは分からないが,汲み上げられた水は,おそらく「石の区」を中心としたウィンダス各所にある池や水路に湧き出ているのではないかと思われる.
元々,トライマライ水路は「星の大樹」の根が至る所に張り出しているから,(勝手な推測だが)星の大樹へ水分を供給するために作られたのではないかと思われるので,水路を伝って来た水を魔法力を使って地上に戻すのは理に適っている.
水湧き木々生い茂るサルタバルタと言えども清い水は貴重だろうから,海に流すことなく循環させている.そう言う細かい設定が成されているんだろうなぁとシミジミした.
ノーヒントキツイな―と思いながらトライマライ水路をグルグル巡り,結局答えが分からずネットで調べたら,宝箱の中に目的のモノがあった.
以前経験値稼ぎをした時にカギを入手していたので助かった.カギ取りから始めたら 2時間コースだったかも知れない.
アプルルの許へ気になるアイテム「ジョーカーのカード」を持ち込むと,「このカード,おかしいわ」と言い始める.
元々,「カード」は元手の院院長ゾンパジッパが考えた「魔法のカード」で,「持ち主のカーディアンの『対となるカーディアン』の魔法を解いて,機能停止させるためのもの」だったらしい.
つまり,「カーディアン同士が殺し合いできるように作」られていた.
ゾンパジッパも随分と残酷だ.こう言うところを子供たちは毛嫌いしているのかもね.本人は気付いて無いだろうけど.
でも,この仕組みがあればカーディアンの反乱(?)も抑えられたのかも知れない.ジョーカーさえ居なければ.
アプルル曰く,おそらくジョーカーは「孤高の存在」.
彼と対になるカーディアンは存在せず,故に「ジョーカーのカード」にも彼/彼女を封じる魔力は必要とされていない.
ジョーカーを止める術はない.それに,今となっては止める意味もない.ジョーカー=フェンリルが望む「星月の力」の復活が,誰もが望む結末なのでは無かろうか.
結局,「渦の魔道士」の末裔ホノイ・ゴモイの依頼は断る事になった.
「エースカーディアン」を統べるほどの「王」なのだから,「ジョーカー」を止める術が無い=「魔導球」を取り戻すことなど不可能だろう.
ハ「他の冒険者に頼めばいいことだ」
と彼は言うが,おそらくそれが難しい事を,彼も良く分かっているのではないか.一連の出来事に係わる冒険者が熟慮のうえに(?)断るのだから.
ハ「港の子らと共に,美しい夢の世界で生きるがいい」
彼は勘違いしている.港の子らとジョーカーの仲を裂きたく無いために彼の依頼を断ったのではない.ジョーカーは既に遠い所へ行ってしまった.ただその一点で,もう我々にできることが無いのだ.
それに彼は知らない.ウィンダスの命運を左右する一連の出来事において,彼の「魔導球」がどれほど重要な位置を占めているのか.
物語が一つの結末を迎えた時,彼にこれらの事を話す機会はやってくるのだろうか.
その時の彼の反応を見てみたい.不貞腐れた彼の背中を見ながら,今はただそう思うのだった.
ホノイ・ゴモイの件が落着したので(?),「港の子ら」の所へやってきた.
不在にしていた際に何が起こったのかはおよそ推測できるが,詳しい事を教えて貰うには「透明人形シール」を渡さねばならないようだ.
なぜに?
「シール」を作るには「遠浅の苔」なる貴重アイテムが必要らしいのだが,「苔」と言って思い出すのは「釣り」の事ばかり.
「シール」の作り手に話を聞くが「遠浅の苔」が貴重な事以外分からない.競売も覗いてみたが,無い.
これもノーヒントか,クソー.
仕方が無いのでネットで調べたら,「クフタルの洞門」のクモがドロップするらしい.
洞門の奥へ進んだマップの,西から北西方面に生息していた.以前,高レベルプレイヤが大量に集めては範囲魔法で殲滅していたので,よく憶えていた.もしかしてこのアイテム目当て? なの??
周辺のアクティブな敵は Lv71 召 でも絡んでくるので,ボチボチ倒しながら,
クモを狙う.
幸いな事に 2 匹目でドロップ.Lv60台の 2 PTが洞門でレベル上げをしていたので,邪魔にならないうちに撤退できて良かった.
この女将も結構手先が器用なんだよなー,と思いながら「透明人形シール」を貰う.
色々なクエストでお世話になっている感.
ホノイ・ゴモイに執拗に狙われていた「ジョーカー」を逃がすために,スターオニオンズたちは「透明人間シール」を使って「遠くまで逃がそう」としたらしい.
だが,そのタイミングでやってきた「エースカーディアン」たち.
子供の一人を人質に取って「ジョーカー」の「魔導球」を奪わんとした所に,
ジョーカー本人が現れ,諫める.
ジョ「その子らは,私を蘇らせてくれたのだ.その子を放してやれ」
ジョ「私にはやらねばならないことがある」「では,行くとしよう.ここは,私たちのいる場所ではない」
成すべきことを成すために去ろうとするジョーカー.
それを止めんとするスターオニオンズ.
ス「ジョーカーの仲間は,オレたちだよ!」
ジョ「ありがとう,友よ.そう,私は,スターオニオンズ団の一員.『いつか再び,君たちののそばに戻る』と約束する」
ジョーカーは「約束はぜったいに破らない」と彼らに誓う.
ス「ヤクソクなんだからな!」
そう念を押す彼らに,ジョーカーはヤクソクの証を残していくのだった.
怯える神子さまを見てフェンリルは怖い相手だと思っていたが,このエピソードを見る限り,物凄く良い奴なのでは無かろうか.少し見直した.あるいは,フェンリルの「優しさ」や「良心」みたいなものがたまたま「魔導球」に残されていたのかも知れないが.
ウィンダスミッションの先を思うに,「ジョーカー」は何らかの方法で「黒き使者」と一体になり元の「星月の力」へ戻ってしまうだろう.
そうなると,彼らとのこの「ヤクソク」は果たされずに終わるのだろうか.いや,「魔導球」にもう一度フェンリルが力を注げば・・・ 星月の力を取り戻せば,それも容易いのでは??
元気が取り柄の(?)のスターオニオンズがこのままとはとても思えない.ミッションクリア後に,もう一度やって来よう.