プロマシアミッション1-3「母なる石」その1
美少女でた!と歓喜したかったが,それどころでは無い雰囲気なのだった.
デルクフでの異常事態や北海に現れたバハムートの影響なのか,各地の「岩」の様子がおかしいらしい.
前回はウィンダスに近い「メアの岩」へ向かい,闇に包まれた謎の世界を経てあの「少年」に再会した.
では他の「岩」はどうなっているのだろう.今回はサンドリアに近い「ホラの岩」へ向かった.
ところで,相変わらず「ホラ」「メア」「デム」の名前と場所の対応が付かない(笑) 皆さんはどうやって覚えているのだろう.サンドリアに近い「ホラの岩」に来たと言うより,「ホラの岩」へテレポしたらサンドリアに近いラテーヌ高原の「岩」に出た,が正しい.
「壊れたテレポイント」を調べていたら,バスの面々がやってきた.
わざわざサンドリアに近い「岩」までやってきた理由は良く分からないが,もしかしたら「デム」(コンシュタット高地にあるバスに近い「岩」)に来ても同じイベントが起こったのかも知れない.
彼らと同じくしてジュノ親衛隊もやって来る.
シドたちは「岩」周辺のクリスタルの異常に気が付き,その調査のためにやってきたらしい.
シ「これらの現象はすべて,これから起きるなんらかの大きな予兆のように思えてならん」
さすがシド.
そんなシドたちを明らかに煙たがっているのだろう.
隊長のウォルフガングは,「これ以上の行方不明者を出すわけにはいかない」なんて適当な理由でシドたちを追い返そうとする.
もちろんそんな事はバレバレで,シドとウォルフガングの間に微妙な空気が流れ始めた時,
冒険者が淡い光に包まれるところを目撃されてしまう.
はい空気読めない奴.
???「・・・すべては・・・移ろう・・・」
???「闇に還り・・・闇となれ・・・」
???「・・・それ・・・が・・・我・・・」
FFっぽい台詞だ(笑)
何かの声に意識が呼び戻され,気が付くと「プロミヴォン」に居た.
相変わらず周囲は闇に閉ざされ,生命の気配を感じない.
今回は「岩」までテレポで移動したため,Lv80 白.
Lv65 モから「とてとて++」に見えた敵は Lv85 前後の敵のようだ.そりゃ勝てん.
闇に閉ざされた地と言えども,草木はまばらに生えている.
生えているのだが・・・ 生きているのかは分からない.かつて草木だったモノの枯れ果てた姿にも見える.
前回と同様に「光球」を倒してワープポイントに入ると,
墓場に出た.
前回の「プロミヴォン・メア」では見られなかった光景だから,ぱっと見で同じように見えながらも,各「岩」毎に微妙に「プロミヴォン」の姿は違うようだ.
ちなみに墓場の柵は乗り越えられないのだが(背が低くてサーセン),ちょっとした迷路のように入り組んでいたため,「墓場」から脱出するのに少し手こずった.
地図が無いので適当に散策していると,前回は見つからなかった不思議な扉を発見した.
「溢れ出る記憶が生み出した障壁だろうか・・・」と言われるが,何をどうすれば良いのかまったくピンと来ない.
「プロミヴォン」で手に入れた手持ちのドロップアイテムをトレードしたが何も起こらない.「~の記憶の塊」とか「~の記憶の残滓」と言う名前が印象的なのだが,未だに何の役にも立たず,ただただ鞄を圧迫している.
また来る事になるのだろうか,と思いながら扉を後にした.
奥へ進むと乱立する木々が目につくようになる.
緑豊かなサンドリア周辺が,この「記憶」の原点なのかも知れない.
身体の中に2つの光を宿す敵も居た.
イメージ的に「光」=「魂」っぽく感じていたが,心臓のようなものなのかも知れない.
珍しいことに,こんな世界にもチェックポイントがあった.
が,何も起こらなかった.分からない事だらけだ.
この「プロミヴォン」にも朽ちた建物が至る所に見えるが,比較的原型を留めている場所に行き当たった.
扉の大きさ的には人間が使用していたように見えるから,この「記憶」は人間のモノなのでは?と推測する.「人間の居た世界」を知る誰か,の記憶かも知れないが.
何度かワープを繰り返して「塔」へ至る.
中には扉があり,ここでもボスが待っていた.
偶然にも,先ほどのモンスターと同型のボスが待っていた.
レベル差がありすぎて,スクショを撮る前にボスが死んだ(笑)
ボスの死骸の替わりに現れたワープポイントを抜けると,そこは「母なるクリスタル」の眼前.
そして,そこに倒れ伏せる「少年」の姿を見つけるのだった.
前回,彼は「スカウターの男」から冒険者を逃がしてくれたように見えた.その後,彼らの間に何らかの争いがあり,「少年」はここで力尽きたのかも知れない.
彼に近づくことで,またしても「夢」あるいは「記憶」を見せられる.
雪に閉ざされたこの地は,おそらくボスディン氷河.
???「・・・感じル・・・」
その魔法塔.
ここはその奥だろうか.
???「・・・こノ夢・・・いったイ 誰ノ・・・」
やはりキーワードは「夢」なのか,と思った矢先に脳裏に浮かんだのは,
輝く剣?のようなものに胸を貫かれる少女の姿.
え? これは?と思う間もなく,気が付くと「岩」の外に戻されていた.
いや,そもそも「プロミヴォン」に,「岩」の中に行ったのだろうか.そう言えば,シドは? ウォルフガングは?と思い出して周囲を見渡しても誰も居ない.
どこからが現実でどこからが夢なのか,それすらも分からなくなりつつあった.
ただ,いつの間にか,心の中には一つの「輝き」が灯っているのだった.