Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

プロマシアミッション2-1「西への誘い」

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久しぶりに未知の土地を探索するのだった.

 

3つ目の「岩」では「少年」が「母なるクリスタル」に触れる場面に立ち会った.

いつものように遠のいていく意識の向こうで,ジラート人のあの面々の姿を見る.この物語もまた,過去に縛られた者たちの話なのだろうか.

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意識が戻り目にした未知の土地「ルフェーゼ野」からいったん街へ戻り,身支度をした.

地図屋では「ルフェーゼ野」の地図が見つからず,一瞬「プロマシア」に関する土地の地図は無いのでは?と頭を過ぎったが,「タブナジア群島地図」にその名があった.

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「タブナジア群島」は,セルビナが属する「ザルクヘイム」より更に西の地にあった.

タブナジア.

かつてその名は,AFクエストなどで何度か聞いている.20年前の水晶大戦時に,獣人たちを引き付けるために囮となった侯国.サンドリア王家では忌み名のように扱われていた国.その後タブナジアは戦火にまみれ,多くの人の犠牲の末に滅んだと聞く.

今回も過去に纏わる話ならば,新たな舞台としては相応しい地な気がした.

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バルクルム砂丘東海岸にある隠し洞窟へ向かい,

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「虚ろなる闇」に飛び込み,

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「ルフェーゼ野」に至る.

思い返すと,白AF などではタブナジア侯国関係者の亡霊がバルクルム砂丘に現れていた気がするので,二つの土地の間を結びつける,何か不思議な力が働いているのかも知れない.

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この地に来た時,見知らぬタルタル3人組に「アミュレット」を盗まれた.

彼ら彼女らは「西の方角」へ去ったらしいので,地図を頼りに東端から西へ向かう事にした.なお,マップ真西の端に教練本が書かれているので,まずはそこを目印とした.

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前回来た時には気が付かなかったが,巨人族もこの地に居るらしい.

確か巨人族は遥か北から南下して大陸に住み着くようになったらしいので,このタブナジア群島へも迷い込んだのだろう.

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「ルフェーゼ野」と言う名ではあるが徒歩で移動できる平原は少なく,切り立った崖の下には多数の沼地が広がっているようだった.

サンドリアに近いのだから湿潤な土地だと思われるが,水気が多すぎる低地は移動にも居住にも農作にも合わず,長らく放置されているように見えた.

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草地が多いからか,サンドリア周辺と同じく羊の姿をよく見かけた.

何気なく目をやると NM 羊が居た.

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Lv66 モンクから見てはるかに格下らしく,アッサリと倒す.

「ラノリン」はコンシュタットやラテーヌに生息するデカ羊と同じドロップ品なので,見た目は異なるが同種の羊らしい.

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中央の平原にある細道の先には,

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洞窟があり,

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マップ右上に繋がっていたが,

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ここは Lv66 から見て「とてとて++」地帯だった.

目的地方面とは真逆なので踵を返した.

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平野を奥へ進むとオークがチラホラ見えるようになった.

タブナジアはかつて獣人の大軍を引き受けたのだから,サンドリア近辺を根城にするオーク族がこの地に居てもおかしくはない.

ただ,今のところ前哨地のような場所は見ていないので,この地を手に入れるつもりはないように見える.軍事大国サンドリアが目下の主敵であり,人の滅びた土地には興味が無いのかも知れない.獣人の目的は人類の抹殺なのだと聞いている.

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中央には巨大な湖が広がっていた.

ただ,空がドンヨリとしているからか,ただただ暗い印象を受けるばかりだった.晴れていれば壮観だろうし,FFXI ベンチマークで見た湖がここに似ている.

そう言えば,前回も今回も,ルフェーゼ野はずっと曇っていて晴れる気配が無い.たまたまかも知れないが,嫌な予感もする.

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途中でまたも NM 羊に出会った.

先ほど倒したので別場所にポップしたのだろうか.

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若干分かりづらいが,真西にある教練本を目指してマップ北西方面へ進む事にした.

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途中で見張り台を見つけるが,上には何匹かのモンスターが居るようだった.

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そっと階段を上ると・・・ 冒険者っぽい姿をした亡霊?が居た.

ご丁寧に「Beastmaster」とか「Warrior」とジョブ名が付いている.フェ・インなどで見かけた冒険者の亡霊(シャドウ族)と同種のモンスターに見える.おそらく成り立ちも同じ.この地では凄惨な闘いが繰り広げられ,志半ばで倒れた者達が彷徨っているのだろう.

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見張り台から周辺を眺める.
彼らが最期に見た風景はどのようなものだったのだろうか.波のように押し寄せる獣人軍を前に,何を感じたのだろう.

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更に奥へ進むと,火を囲む亡霊たちにも出会った.

PT を組み,獣人たちと剣を交えた者達だろうか.

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フェ・インに居た亡霊たちはエルヴァーンばかりだったが,この地に居る亡霊は様々な種族が元になっているようだ.

・・・合掌するしかない.

f:id:vana_wanderer:20210307222104j:plain北西にある細道の先は,

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行き止まりだった.

ちょっと期待してた(笑)

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チェックポイントなどを探しつつウロウロしていたので,気が付くと夜明け間近だった.

そしてまた出会う NM 羊.この地には同じ NM が何匹か配置されているのだろうか.

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珍しくアイテムを落とした.

NM からアイテムを手に入れるのも久しぶりなので,少し小躍りした(笑)

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地図の南西には広い川が流れており,そこには吊り橋がかかっていた.

少なくとも 20 年の歳月が経っているだろうにも関わらず,意外にしっかりとしており壊れた箇所も見当たらない.そう言えばオークは吊り橋を作る技術を持っているのだから,彼らがメンテナンスをしているのかもしれない.

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吊り橋を渡り川を眺めたところ.

ジラートエリアまでと比べて,プロマシアエリアの背景テクスチャは解像度が上がったような気がする.細部まで,遠くまで,細かくグラフィックが書き込まれている.

物凄くメタな話だが.

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吊り橋を渡って教練本までたどり着いたが,あの3人組には出会わなかった.

川を下った南側にも道があるのでそちらに向かう手もあったが,

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教練本から更にその先には洞窟の入り口があったので,まずはそちらに向かった.

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ら,エリアチェンジがありイベント.

同様にこの地に飛ばされたスカウター男もここへ辿り着いたようだ.そう言えば,彼の存在を忘れていた(笑)

彼曰く「我々は先ほどから見張られているようだ」とのことだが,

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確かに,遠目にこちらの様子を窺っている者たちが居る.

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その中のボスらしき人物がやってきて話しかけてきた.

ボス「・・・旅人よ,どこから来てどこへ行こうというのだ?」

明らかな警戒感.

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ふと見ると,ボスと共にあの3人組が居たので,アミュレットを盗まれた事を伝える.

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どうやら「プリッシュ」のアミュレットを持っていたので,冒険者が盗んだと勘違いしたようだ.・・・動機が本当かは疑わしいが.

ただ,アミュレットとその持ち主の話は本当らしい.

プリッシュ」とはあの「少年」の事だろうか.つまり,この人たちは「虚ろなる闇」を操る人物の仲間なのだろうか.それにしては肌が黒いが(笑)

まぁ,話を引っ掻き回しそうなタルタルたちが絡んでいるのだから,話半分で受け止めておこう.

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プリッシュ」はそのうち帰って来るらしい.

「岩」からこの地へ飛ばされたのだから「少年」が一緒にやってきていてもおかしくは無いし,むしろ帰ろうとする「少年」に巻き込まれて我々もこの地へ来てしまったのかも知れない.

プリッシュ」が「少年」ならば,だが.

明らかにこちらを警戒していたが,「アミュレット」を手にしていた=「プリッシュ」の関係者かも知れないと思ったのか,ボスは取り合えずの滞在を許すのだった.

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洞窟の先は「タブナジア地下壕」.

マップを見る限り明らかに人工の構造物で,ボスはここを根城にする何者か達のようだ.

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一先ず,ホームポイントでセーブした.