プロマシアミッション3-3-2「をとめの記憶」その4/3-3-1「瑠璃色の川」その1
え・・・結局無駄骨?と脱力するのだった.
勢いで手に入れた「再生の羽」を持ち込むと,ヨラン・オラン博士はさっそく「再生の鏡」の修理に取り掛かるのだった.
ただ,それにはしばらく時間がかかるらしく,その間に「あのタルタルども」を探してくれと頼まれる.
ホノイゴモイからまんまと現金を手に入れたタルトリオは,タブナジアへ戻ろうとしていた.
と言う事で,ウィンダス港で聞き込みをすると目撃者を発見した.
いざタブナジアへ戻らんとしたタルトリオは,戻ればプリッシュの「おしおき」が待っている事に尻込みしていた.
そもそも空路が拓いていないだろうから,飛空艇と言えどもウィンダスからタブナジアへ簡単に戻れるとは思えないが.
しかも,ハノイゴモイは「とうちゃん」では無かった,という話にもなる.
ヒドイ.
結局,なんの後ろ盾も無いままプリッシュと会うのは危険だと察したトリオは,「すごい魔道士」のとうちゃんを探すために駆け出す.
ヒドイ.
目撃者によれば,トリオは水の区へ向かったらしい.
水の区の魔道士ねぇ・・・.
水の区に居る「すごい魔道士」でパッと思い浮かぶのは目の院院長.
彼に話しかけると,ちょうど「なにかの虫の報せ」を受け取ったらしく,
予想通り,トリオがやってきた.
もうええっちゅーねん.
だが,院長トスカ・ポリカは家族を含めてタブナジアに行った記憶がないと言う.
とうとうトリオの化けの皮が剥がれたか・・・と思ったが,
なんと,元目の院院長カラハバルハがとうちゃんだと言う.
・・・そう来たか.
院長によれば,確かにカラハバルハはタブナジアで「人類の歴史を変える出会いがあった」と言っていたらしい.
いや,まあ,それは奥さんとの出会いでは無いんではないかな.
しかし,残念ながらトリオが頼ろうとしたカラハバルハは,20年前に命を落としていた.
カラハバルハの死に動揺するトリオに対し,院長は「できることがあれば力を貸そうではないか」なんて声をかける.これまでのイベントから察するに,トスカ・ポリカって根がマジメなんだよねぇ.
そんな優しい院長に対して,トリオは「おっちゃん,ぜんぜん強そうじゃないしなぁ~」「金もってなさそうだしなぁ~」なんて事を言う.
ヒドイ.
力も金も無いが,知識はある.
「知りたいことがあったら,なんでも尋ねてみなさい」
ヒドイ言い様に怒ることなく,院長はトリオに声をかける.可哀そうな境遇のトリオを無下にできない,なんて思っているのだろう.
そんな院長に,「クリューってなに?」「ジラートってなに?」「バハムートってなに?」と立て続けに質問するトリオ.
しかも,院長の回答には「すげぇ,ぜんぶハズレだ~」なんて言う.
ヒドイ.
トリオは「ナグモラーダ」に関しても質問し,南雲氏が「ジュノの外交官」で「偉くて強くて金持ち」だと知る.
そして,南雲氏に会うためにジュノに行くと言う.
トスカ・ポリカ院長を含むウィンダスの「とうちゃん」達は,みな役立たずだと見切ったのだった.
ヒドイ.
ヨラン・オラン博士の許へ戻る.
このポーズが可愛い(笑)
トリオがジュノへ向かった事を告げると,ヨラン・オラン博士は声を荒げる.
ヨ「もう,あの子らは旅立ったというのか!? あの大騒ぎはどうなったのだ!?」
ごもっとも.
ヨ「どっと疲れが押し寄せてきた・・・」
ごもっとも.
何も解決していない気もするが,実子問題はお流れになった.
これでやっと,イルクイル氏に関する情報が手に入ると期待したら,
ヨ「実はね,たいしたことはわからなかったのだよ」
の一言で,どっと疲れが押し寄せてくる.
結局,調査隊の事を詳しく知るには,「バストゥークかサンドリアに行ってきいてみるしかない」と言う結論になる.
・・・なんだったんだ,この何日かのドタバタは.
イベント後にもう一度博士に話しかけると,更に衝撃の事実が分かる.衝撃と言うか,やっぱりね・・・と言う諦めの心地か.
ヨ「今気がついたが,カラハバルハがタブナジアに行ったのは,彼がまだほんの子供の時じゃなかったかな?」
あのトリオはヤバイ.
次の行き先と決めていたサンドリアへ向かうとイベント.
思った通り,ウルミア嬢がこの地に辿り着いていた.
誰かが「楽園の扉」を開こうとしている.
何か心当たりがあるのか,ウルミア嬢は真っ直ぐにサンドリア大聖堂を目指すのだった.
その姿を追って教会に行くとイベント.
ウルミア嬢は「楽園の扉」について聞き込みをしていたらしい.
ウルミア嬢と共に教会での「総長講和会」に参加することになった.
ウルミア嬢は総長に会える機会を伺っていたのだろう.講和が終わるとさっそく質問に立つ.
リヴェーヌ岬でもそうだったけど,彼女は見た目に反して結構な度胸がある.
しかも,かなりブッコんだ質問を最初にする.
嬢「私が知る伝説では,楽園の扉のために男神の怒りを買い,人は男神の呪いを受けたと言われています」「ここサンドリア大聖堂が楽園の扉を開こうと人々に説くのは何故でしょう?」
目を付けられたかな・・・.
出自を問われ,タブナジア侯国生まれであることを告げるウルミア嬢.
少なくとも異端者とは思われなかったのだろうか.ウルミア嬢の質問に総長は答える.
「私利私欲を捨て,神に帰依する事が男神の怒りをしずめるのだという結論に達したのです」
詳しいことは「高僧たちにお聞きください」と,盥回しにすることも忘れずに.
イベント後に総長に話しかけると,もう少し詳しい話が聞けた.
当時の教皇ムシャヴァット枢機卿の時代では,「楽園への扉」はどこかに隠されていると思われていたらしい.30年前の調査隊の一員「フランマージュ・M・ミスタル」の目的は,それを探し出す事だったようだ.
大聖堂内で「高僧」を探し出して質問を重ねた.
彼は周囲を憚ったのか,大聖堂地下にある霊廟のような場所に案内してくれた.
先ほど話題に出たムシャヴァット前教皇を偲ぶ,聖遺物堂らしい.
大戦によって傷を負った人々に献身した前教皇は,苦労がたたり倒れた事があったと言う.
その時に前教皇は悟ったのだった.「私利私欲を捨て,神に帰依する」ことが,楽園へ通じる道なのだ,と.
楽園への道,楽園への扉は目に見えるものではない.心にある.
サンドリアの信者たちは,そのように「楽園の扉」を理解したのだ.
疑問を解消できたかを問う高僧に対して,
それでも解けない疑問を,ウルミア嬢は躊躇うことなく口にする.
嬢「男神が人にかけたといわれる呪いは どのようにして解かれるのでしょう?」
しかし高僧は,「忌むべき神」のことであるから軽率に語ることはできない,と首を横に振る.
これ以上は何も得られない.
そう言った諦めを滲ませつつ,ウルミア嬢は高僧に礼を述べるのだった.
高僧からは調査隊についての情報も得られた.
「フランマージュ・M・ミスタル」のかつての領地がジャグナー森林の奥にある.
「ギルド桟橋」と呼ばれるその場所には,当時を知る者が居るのではないか,と.
続く.