Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

プロマシアミッション3-3-1「瑠璃色の川」その2

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ここでイケメンが物語に参加か!とホクソ笑むのだった.

 

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30 年前の調査隊隊員の一人「フランマージュ・M・ミスタル」を追うために,ミスタル家の領地であったと言う「ギルド桟橋」へ向かう.

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「ギルド桟橋」はジャグナー森林の奥にあるらしく,ジャグナーでいったん地図を広げた.

Carpenters' Landing」がそれっぽいが,よくよく見ると北西と東に別々の矢印があり,どうやら入り口は2箇所あるようだ.気分で北西側へ向かった.

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すぐ傍には泉があり,この辺りはナイトAFクエストを含めて 2~3度足を運んでいる.

以前に奥へ行ったような気もするが,入り口にあるキノコが先へ進む事を躊躇わせる.ジメジメした場所な事は明白だ.

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「ギルド桟橋」.

ジャグナーへ続く道が2箇所書かれているが,川に阻まれて互いに繋がっていない.こちら側が正解なのか分からないが,まずは西側をアチコチと探索する事にした.違うようならジャグナーに戻ればいい.

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ウゲー.洞窟はキノコだらけだ.

水属性が強い事もあって靄がかっており,湿度の高さに辟易する.漂うキノコの胞子に毒が含まれていなければ良いが.

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まるでアリの巣のような複雑さをした洞窟部分はどこもかしこもキノコが繁茂しており,歩いていて気分が悪くなる.

外気に触れたいと,這う這うの体で近くの広場に向かった.

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何という名前の川かは分からないが,「ギルド桟橋」の半分は川に覆われている.

そう言えば川の向きを見なかったが,ジャグナーにある巨大な湖から流れているのか,あるいは湖へ流れているのか.湿潤なサンドリア周辺において,象徴的な場所のような感じを受けた.

川の北側はどこへ繋がっているのだろう.

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広場の川岸側にはひっそりと老人が佇んでおり,話しかけると,

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老「醜聞を漁る蛆虫め! 蛆虫は蛆虫らしく踏み潰されよ!」

と思いがけず汚い言葉で罵られ,しかもモルボルを呼ばれる.

・・・何したって言うの(悲

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周辺の敵を倒しながらやってきたので,闘う前から TP は十分に溜まっている.

いつも通り「乱撃」を叩きこんで キモチヨカァー と思っていたら,

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振り向いたモルボルに「臭い息」.

しまった死ぬかも!?と焦ったが,状態異常はサイレスのみ.助かった.

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結局,PT 全員が「臭い息」を喰らうの図.

隊列の意味がない.

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特に苦労せずにアッサリ倒す.

レベル差は状態異常率にも影響を与えるだろうから,適正レベルだったら苦労したかも知れない.スクショでは分からないが,この NM モルボルは攻撃間隔がかなり短く,物理ダメージだけでも脅威に思えた.攻撃間隔が短い=TP が溜まりやすいのだから,「臭い息」の連発で PT が壊滅していたかも知れない.

やはりモルボルはキライだ.

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サンドリア大聖堂では「元ミスタル領に当時を知る者が居るかも知れない」と言う話を聞いた.この老人こそが,その忠臣らしい.

老「仕方ない・・・好きにしろ・・・.わしは死など怖くない・・・」

冒険者が何をしたと言うのだろう,なぜか死を覚悟する忠臣だったが,

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イケメン「馬鹿なことを言うな!」

チョコボに乗ったイケメンが,どこからともなく颯爽と現れる.

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イケメンは老人を許してくれと言う.はい.

かつて不審死を遂げたフランマージュ伯爵の汚名を,ミスタル家は雪ぐことができずいるらしい.そんなミスタル家の旧領を面白半分に冒険者が訪れたのならば,老忠臣の心は穏やかでは無いだろう.だからと言って,冒険者を殺すことは無いと思うが.

あの不審死は調査隊にかけられた呪いであり,その「仇」の正体は「闇の王」なのだから,今更どうすることもできないだろう.そう思うと,残されたミスタル家の人々の苦労を思わずにいられない.

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イケメンはミスタル家の関係者なのだろうか.

冒険者がわざわざここへやって来た意図を汲んだのだろう,「ミスタル伯爵の,なにが知りたい?」と問うてくる.

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30年前の調査隊について知りたいと言うと,イケメンはあっさりと答える.

イケメン「調査内容,か」「おそらくそれは,楽園の扉に関する調査のはず」

その内容はフランマージュ伯爵が帯びた密命だった気もするが,意外に公然の事実だったりするのだろうか.イケメンがこうも簡単に話してしまうことに,若干違和感を覚える.

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調査内容に関する資料は教会にあるはずだが,教皇の許可が居る.そう言えば,当時のムシャヴァット教皇の盟友はカッファル伯爵だったから,その夫人ならば何かを知って居るかもしれない.

イケメン「私の名を出して懇願すれば,教えてくださることだろう」

そう言ってイケメンは馬上の人となり,来た時と同じように颯爽と去っていった.

調査隊に関して良く知るイケメン.教皇の盟友夫人に親しいイケメン.大剣が様になるイケメン.馬上が映えるイケメン.彼の名前は「ルーヴランス」.何処かで再会するだろう事は明らかだった.

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いきなりアタリを引いた(?)ので,少し「ギルド桟橋」を散策することにした.

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洞窟を奥に進んだが,そこはキノコとムシの住む地だった.

蟻の巣状だがアリは住んでおらず,川の浸食で形作られた天然の洞窟のようだった.

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川の所々には,ヌシが居てもおかしくなさそうな釣りポイントが見つかった.

いずれ釣りに来たい.ナマズとか釣れそうだけど.

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地図をよく見ると「Central Landing」とか「South Landing」と書かれている場所があるのだが,実際に行ってみると桟橋がある.おそらく「ギルド桟橋」の由来だった.

和名「ギルド桟橋」の英名は「Carpenters' Landing」だが,「Carpenter」は大工の事なのだから,「ギルド」とは「木工ギルド」を指すのだろう.陸路を運ぶよりイカダにして水路を運んだ方が楽なのだから,木工に使用する大量の木材はこの川を利用して運ばれているようだ.「木工ギルド」はサンドリアにしかない事を考えると,ここを領地としていた「ミスタル家」は,木材の扱いを仕切る,それなりな規模とランクの貴族だったのかも知れない.

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案内人に話しかけると,「井守ヶ淵経由」の「南桟橋行バージ」が運航されているらしい.

「井守ヶ淵」なんて和名の場所が思い浮かばないが,少し興味はある.だが,まだ船が来るには 10分 ほど待たねばならない事が分かり,別の機会に譲った.

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サンドリアに居る貴族のお婆さん,と言えばここだろう.

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やはりルーヴランスとは旧知だった.

しかも,「あの方」の身を心配するあまり「ミスタル伯爵夫人に申し訳がたたなくて・・・」と言う口振りから,ルーヴランスはミスタル家の直系かも知れない.

あのイケメンは元貴族属性すら持っているのか.罪深い.

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調査隊の事を訪ねると,彼女は当時を良く知っている様だった.

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調査隊は,「死せる北方の大地に大いなる力が眠っている」と言う「バストゥークから得た情報を確かめるために組むことになった」ようだ.

当時の教皇ムシャヴァットは半信半疑であったが.

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と,そこへ客人が一人やってくる.

老「主人が『もしや楽園の扉かも知れぬ』と申しまして・・・」

嬢「やはりサンドリア大聖堂は,楽園の扉を見つけたのですか!?」

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ウルミア嬢だった.

しかも彼女は,20 年前にタブナジアからサンドリアを訪れ老伯爵夫人と会っていた.

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「世界に名だたる吟遊詩人」として.

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老婦人は「一緒にいらしたもうひとりのお嬢さん」の事を気に掛ける.

プリッシュの事だろうか.

「彼女も元気です.あの戦火をともに生き延びることができました」と言うウルミア嬢の言葉は,少し憂いを帯びていた.

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ムシャヴァット教皇とミルドリオン枢機卿,老婦人の伴侶たるカッファル伯爵は,当時,よく「楽園の扉」について夜通し議論していたと言う.

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その話を聞きつけたウルミア嬢が,ここへやって来たと言う訳だった.

勿論この機を逃さないために,ウルミア嬢は歯に衣着せずに問いかける.

嬢「もったいぶって繰り広げられていた説話は,私の詩歌よりも酷い出来でした」「あれはいったい,どういうことなのですか?」

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老婦人は答える.

老「真実なんて大したことではないのです.真実は皆を救えませんわ」

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だが,ウルミア嬢は食い下がる.

嬢「それで自分を救えるのなら,私もそれこそ真実だと思います」「しかし,ミルドリオン枢機卿さまはおっしゃいました.他の人を救うためには,真実を知る勇気も必要だと」

強い.

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夫の懇意であった枢機卿の名前が出たからだろうか.

老夫人は「気になっていることならございます」と口にする.

曰く,亡くなる前に見舞った際,ムシャヴァット教皇は「真実を手放さざるをえなかった」と言っていた,と.

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「真実」が「楽園の扉」を指すのかどうかは分からない.

だが,ミルドリオン枢機卿爵位を返上してサンドリアから去った事は,「真実を手放さざるをえなかった」事と何らかの関りがあるのではないか.

そう夫人は言う.

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嬢「爵位をお返しになられた? それはいつのことです?」

知らない事実に驚き聞き返すウルミア嬢.

ミルドリオン枢機卿は 20 年前のタブナジア陥落の後に爵位を返上していた.彼は戦火を生き延びてのち,サンドリアへ戻っていたのだった.

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では,ミルドリオン枢機卿はいまどこに? それは分からないが,その捜索を密命として受けた騎士が居ると言う.

老「その騎士の名は,ルーヴランス.没落したミスタル伯爵家の末裔,元王立騎士団の騎士になります」

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「真実」とは何だったのだろうか.

それは「楽園の扉」の事なのか.調査隊が見つけ出した「何か」なのか.あるいはそれ以外の・・・.

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そして,タブナジアを生き延びたミルドリオン枢機卿

彼はなぜ故郷へ戻ることなくサンドリアで消息を絶ったのだろう.彼はいま,何処に居るのだろう.

関係者は増え,彼らを結ぶ糸は複雑に絡み合うばかりだった.

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老婦人からは「バストゥーク」と「ウィンダス」へ向かうよう,それとなく言われる.

ウィンダスのあのドタバタと足労から言うとかなりアッサリとしたクエストだったが,サンドリア周辺でのイベントはこれで終わりだろうか.

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ルーヴランスに会う手段は無いかと思ったが,残念ながら彼女としてもどうしようも無いようだ.

ミルドリオン枢機卿に関して情報交換したかったが,次に何処で会えるのか,さっぱり分からない.

次の目的地はバストゥーク.調査隊の手掛かりを掴むどころか,話はあらぬ方向へ進むばかりで先が見えないのだった.

 

続く.