Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

プロマシアミッション4-2「猛き者たちよ」その1

f:id:vana_wanderer:20210508160447j:plain

希望が絶望に変わる瞬間なのだった.

 

アルマター機関の陰謀により,プリッシュはタブナジア地下壕に軟禁されてしまった.

陸の孤島と化したタブナジアを支えてきた人物に,またも降りかかる無残な仕打ち.20 年経っても変わろうとしないタブナジアに絶望したウルミア嬢だったが,空を走る一条の光に希望を託す.バハムートならば応えてくれるかも知れない.

f:id:vana_wanderer:20210508160549j:plain

ウルミア嬢が居た場所から,海岸線に沿ってミザレオ海岸を北上する.

f:id:vana_wanderer:20210508161429j:plain

バハムートが居るとしたら,以前と同じくこの扉の向こうだろう.

f:id:vana_wanderer:20210508161529j:plain

バハムートの力によって?変わり果てた姿となったリヴェーヌ岬.

空に浮かぶ岩塊群のその奥を,かの霊獣は根城にしていると言う.

f:id:vana_wanderer:20210508161815j:plain

岬跡に辿り着くと,約束通りにウルミア嬢がやってきた.

長老のお孫さんを心配したボス代理が護衛 兼 お目付け役で付き添っているが,と言う事は,ウルミア嬢はあの後に街に戻って行先を告げて来たのだろうか.

真面目か.

f:id:vana_wanderer:20210508161937j:plain

そのウルミア嬢を追いかけてきたらしい,真面目の代名詞たるテンゼン殿も姿を現す.

f:id:vana_wanderer:20210508162336j:plain

宝刀「鳳凰丸」が,この先にバハムートが居る事を知らせる.テンゼン殿はウルミア嬢の目的を知らないはずだが,さすがの彼も事の次第を察したようだ.

テ「さぁさぁ,気張って登ろうでござる!」

いざ岩塊群へ向かわんとする一行だったが,知った声が彼らを呼び止める.

???「そうはいかんでござるぜー!」

f:id:vana_wanderer:20210508162514j:plain

トリオ「バハムートに会うことは禁止でござるぜ!」

アチャー.

f:id:vana_wanderer:20210508162709j:plain

トリオ「違反者には制裁を加えるでござるぜ!」

不審な動きをするタルトリオに警戒するテンゼン殿だったが,

f:id:vana_wanderer:20210508162807j:plain

トリオが唱えたデジョン II が暴発し,

f:id:vana_wanderer:20210508162913j:plain

呪文を唱えた当の本人が何処かへワープしてしまう.

おまw

f:id:vana_wanderer:20210508162939j:plain

代理「この馬鹿3人組は俺に任せて,先に行け」

ここまで死亡フラグの立たない「俺に任せて先に行け」はあっただろうか(笑)

あーもうグダグダだよ.

f:id:vana_wanderer:20210508163128j:plain

だが,トリオの力も馬鹿にしたものではないようで,

f:id:vana_wanderer:20210508163158j:plain

冒険者が入ろうとしたワープポイントにデジョン II が炸裂し,

f:id:vana_wanderer:20210508163321j:plain

気がつくと見知らぬ場所に居た.

f:id:vana_wanderer:20210508163354j:plain

「リヴェーヌ岩塊群サイトB1」.

以前にやってきた岩塊群は「サイトA1」だったので,デジョンのお陰で別の場所に飛ばされたらしい.

f:id:vana_wanderer:20210508164458j:plain

周辺の敵を窺うと,Lv69モから見て「楽」だった.

「サイトA1」に比べて若干レベルが高い気がする.

f:id:vana_wanderer:20210508164630j:plain

アチコチに岩塊が浮かぶこのマップは,「サイトA1」と同じくワープポイントを渡って先に進むギミックになっていた.

f:id:vana_wanderer:20210508164547j:plain

一部のワープポイントは「巨大な鱗」をトレードすることによって進めるようになる.

これも「サイトA1」と同じギミックであり,同マップに居るワイバーン族が「巨大な鱗」を稀にドロップする点も同じだった.

f:id:vana_wanderer:20210508164845j:plain

ワイバーン族の多くは,入り口近くに生息していた.

「鱗」がどれだけ必要になるのか分からないので,目につく竜は手当たり次第倒して鱗を入手した(後で余った).あちこちに密集していたが,リンク属性を持たないので狩りは非常に楽だった.

f:id:vana_wanderer:20210508165119j:plain

取り合えず周辺の岩塊からチェックしておこうと,

f:id:vana_wanderer:20210508165141j:plain

ワープポイントを渡り歩いたのだが,

f:id:vana_wanderer:20210508165216j:plain

ほぼ一直線に,ホームポイントがある小島に近づいてしまった.

結局,チェックポイントもほとんどなく,NM に出会う訳でも無く,「サイトA1」に比べると随分と起伏の無いマップのようだった.

f:id:vana_wanderer:20210508165409j:plain

入り口から最も遠い,南西にある小島にはモニュメントがあった.

よく見るとモニュメントの上には「鐘」が吊るされており,これは「サイトA1」から遠く眺めたモノに見える.

ここに至って,「サイトB1」が「サイトA1」に隣接するマップであること,サイトB1が岩塊群の北部の,サイトA1がその南部のマップである事に気がついた.なるほどね.

f:id:vana_wanderer:20210508165818j:plain

マップにあるホームポイントへやって来た.

f:id:vana_wanderer:20210508165840j:plain

その奥には「気高き霊獣の息吹を感じる」ワープポイントがあった.

「サイトA1」でそうだったように,この奥がボス部屋だろう.

ところで,タルトリオによるデジョンが原因で「サイトB1」に連れてこられた格好なのだが,その奥にボス部屋が待っているこの状況は一体どう言う事なのだろう.もしデジョンが暴発しなければ,以前と同じく「サイトA1」にワープしたはずだ.その場合はバハムートに会うことは叶わない(はず.この段階では奥にバハムートが居るとは限らないし,A1でも会えるかも知れない).

ウィンダスでのドタバタ劇でも疑問を持ったが,タルトリオの行動は何処までが「偶然」で,何処までが「計算通り」なのだろうか.今回に関して言えば,バハムートに会わせない事がトリオの目的だろうから,たまたま暴発したのは「偶然」なのだろうと思うが・・・.

でも,何か裏で計算している可能性も捨てきれない.「偶然」を装うのはアルマター機関の裏をかくためで,実はミルドリオン枢機卿から受けた密命,すなわち,プリッシュを助けることがタルトリオの使命だとか.そのために,冒険者たちを攪乱しつつも実は導いているとか.とか.

うーん.タルトリオは別の意味で厄介だなぁ.穿ち過ぎな気もするけど.

f:id:vana_wanderer:20210508171356j:plain

ワープポイントの奥にはバトルフィールドが待っていた.

エストのタイトルを回収するから,ここが正解だ.タルトリオの影がちらつく.

f:id:vana_wanderer:20210508171503j:plain

奥にはバハムートが待っていた.

f:id:vana_wanderer:20210508171521j:plain

のだが,どうやら様子がおかしい.
バ「我が名は竜の王バハムート! ヴァナ・ディールよ! 我が一族よ! 聞け,そして集え! 今こそ契約の時!」

・・・契約.

f:id:vana_wanderer:20210508171850j:plain

その呼びかけに応えるように,王の周辺には次々と巨大な竜が現れる.

f:id:vana_wanderer:20210508171948j:plain

ウ「なんてことでしょう! あんなにたくさんの真龍が!?」

テ「竜王の名において,その眷属を彼方より呼びよせたのでござる」「おそらくは,ヴァナ・ディールを,母なるクリスタルを守る聖戦のために!」

f:id:vana_wanderer:20210508172102j:plain

その荘厳な光景に胸を打たれたテンゼン殿は,竜の王に堂々と名乗りを上げる.

テ「我こそは,武士テンゼンと申すもの!」

f:id:vana_wanderer:20210508172227j:plain

テ「吾輩も,霊獣フェニックスの祝福を受けた者として,『世界の終わりに来る者』討つ聖戦に,この名を加えていただきたい!」

f:id:vana_wanderer:20210508172321j:plain

その声は竜王に届いたのだろうか.

緊張と不安をはらんだ数瞬の沈黙ののち,

f:id:vana_wanderer:20210508172432j:plain

あろうことか,バハムートは嘲笑をもってテンゼン殿に答えるのだった.

f:id:vana_wanderer:20210508172512j:plain

王「蔑むほどの価値もない! 応龍よ,軽く撫でてやれ!」

バハムートの言葉に応じ咆哮を上げた一体の真龍が,その巨躯をテンゼン殿に向ける.

想定外の戦いが幕を開けるのだった.

 

続く.