プロマシアミッション5-3「みっつの道」
また分岐!しかも3つ!と悪夢がよみがえるのだった.
少年セルテウスとプリッシュの邂逅によって冒険者一行はプロミヴォン・ヴァズへ飛ばされる.悪夢の先ではディアボロスの奸計が待っていたが,タルトリオの偶然によって,その言葉に惑わされる前に夢から覚めるのだった.覚醒する寸前にプリッシュは,バハムートとの契約を反故にする方法を見つけたようだったが・・・
いったん街に戻って再度ボスディン氷河へ.
最西の塔の前でタルトリオは,プリッシュが「向こうの塔の前んとこ」に居たと言っていた.
向こうってどこやねーん.
仕方が無いので残りの塔を一つずつ巡った.
だいたい「塔の前」ってどこを指すねーん・・・と思いながらやってきた3つ目の塔には,ウィンダス鼻の院から派遣された研究者たちが輪を作っていた.
話しかけるとビンゴ.どうやらイケメンはバスに戻ったらしい.
プリッシュっぽい「女の子」は「ひとりで北の方へ行っちゃった」ようだ.
ここから北と言えばフェ・インやズヴァール城があるのだから,「契約」を破るための何かがあってもおかしくはない.でも一人で行くかなぁ・・・ プリッシュなら仕方が無いか(笑) モンスターが寄ってこないと言っていたし.
3人目に話しかけると少し不思議な事を言う.ルーヴランスは時々印象と言うか衣装と言うかオーラと言うかカラーが違うとかなんとか.
そうなんだっけ?と思って 過去の日記 を振り返ってみると・・・ 確かに微妙に違う.言われるまで気がつかなかった.フェイスガードの色が異なるがどういう事なのだろう.
双子とか? 二重人格? 入れ替わり? 誰と? いまいちピンと来ないが,わざわざヒントをくれたのだから何か意味があるに違いない.少し注意しておこう.
イケメンの伝言に従ってバストゥークに戻った.
ボスディン氷河ではまだ行方が分からなかったテンゼン殿とウルミア嬢だったが,ルーヴランス(赤)が保護してくれたらしい.
だが,氷河の向こうに消えたプリッシュの消息は分からないままだ.
良い事なのか悪い事なのか,シドによればプリッシュもジュノから罪人として手配されたらしい.
ジュノ=アルマター機関の目があればプリッシュの行方も掴みやすいが,タブナジアにその話が届けば彼女の立場は一層怪しくなる.この物語が終わる時,プリッシュはどこでどう暮らしているのだろう.未来がまったく想像できない.
話は変わる.
ウルミア嬢によれば,第4の母なるクリスタルの前でプリッシュが歌った歌は4つ目の「石の記憶」だったらしい.
嬢はプリッシュがなぜその歌を知っているのか分からないと言う.状況証拠的には,プリッシュがセルテウスと共鳴することによって歌を知ったようには思える.
プリッシュを心配するウルミア嬢は,プリッシュの最後の台詞についても言及する.
嬢「あれはきっと,バハムートと人の契約を破る方法です.バハムートをいさめるための・・・」
詳細を知らないシドに向かって,テンゼン殿は「契約」の話を整理する.
セルテウスが「神都アル・タユ」から現れ,時を同じくしてバハムートも現れた.そしてバハムートは言った.「世界の終わりに来る者」が現れるときすべての人を滅ぼす,その契約を履行する時がやってきたのだと.
その事からテンゼン殿は,「世界の終わりに来る者」はセルテウスだと明言する.
確かに事の順序的には整合してるが,果たして本当なのだろうか.まだだれも,セルテウスがそうであると断言していない.
タブナジアの岩塊群ではバハムートとの会話が成り立たなかった.だから,バハムートを止める最後の手段は契約を破ることしかないだろう.
そう言ったウルミア嬢は言葉を詰まらせる.
嬢「・・・けれど,どうやって・・・?」
悩む一行にシドが奇策を思いつく.
シ「んん!? なら,もしかして・・・『世界の終わりに来る者』がいなくなれば・・・」
イケメン(赤)「契約を履行する必要がなくなる・・・!?」
契約の条件を破れば契約を履行する必要は無くなるかもしれないとシドは言う.だが,「世界の終わりに来る者」が現れましたでもいなくなりました契約は履行しなくても良いです,なんてことになるのだろうか.
一方,今のところ,これ以上の策があるようにも思えない.
ならば,とテンゼン殿は,「世界の終わりに来る者」=セルテウスを捕らえるために霊獣カーバンクルの協力を取り付けると言う.
ディアボロスによれば,カーバンクルは人と世界のどちらを救うか迷っているらしい.フェニックスを味方につけたテンゼン殿ならば,人を救うようカーバンクルを説得できるのかも知れない.
ウルミア嬢はプリッシュを探すと言う.
彼女がカギであり,また,契約を破る方法を知るものなのだから,これが一番妥当な判断に思える.何よりもまず,彼女はプリッシュが心配でならない.尊い.
イケメン(赤)は「神都アル・タユ」について調べると言う.
ディアボロスは,第5の母なるクリスタルはアル・タユの向こうにあると言っていた.そこに真実があるとも.
だが・・・若干引っかかる.ディアボロスを前にしたルーヴランス(赤)は「楽園へ扉」の手掛かりを得ようと食いついていた.「カラー」が異なる彼がアル・タユを求める真意は別にあるのかも知れない.要注意だ.
目的は三者三様であり,シドはどうするつもりなのかと冒険者に問う.
うーん,どうしようかと一瞬悩み,
まずはプリッシュの探索に同道する事とした.
バハムートたちは人を滅ぼすために力を蓄えており,契約の履行まで一刻の猶予も無い.シドの案とプリッシュの案が同じとは限らないのだから,急ぎプリッシュと会い,バハムートとの契約を破る方法について確認する事が最優先だろう.
こうして,男神プロマシアの呪いに関する物語は再度枝別れするのだった.
タルトリオが出てこない事を祈りたい!