プロマシアミッション5-3-3「群れ立つ使者は」その5
30 年前の真実を前に,またしても成す術がないのだった.
プリッシュを追い「タブナジアの魔石」が眠るウルガラン山脈へやってきた冒険者だったが,マップの複雑さにゲンナリするのだった(笑)
プロマシアのマップはどうなってるの.山登りとかさ(根に持ってる).
ホームポイント周辺の迷路をウロウロした.分岐の先を確認するためだったが,結局元の道に戻るだけで収穫は無かった.
ちなみに,前回のウロウロでシーフが Lv70 になったので Lv65暗でやってきた.ウロウロしていたら暗も Lv67 になった.
分岐を潰してホームポイントに戻る.後はこの奥だけが残った.
しばらく進むとエリアチェンジし,奥へ進むと
アットワ地溝で見た光景に出くわす.
良かった,このマップを全部回らないといけないと思っていた・・・.
バトルフィールドへ突入したが,「結界」のために近づけないらしい.
なんだよー結局封印を解くカギを探しにマップを探索するのかよーと思い,
道を戻ろうと振り返るとプリッシュと目が合った.
相変わらずの軽口のあと,プリッシュは事も無げに言う.
プ「まぁ,俺に任せておきな!」
どうやったのかは分からないが封印は解かれ,彼女の後を追ってその先へ進む.
(プリッシュ本人は気がついているのか気がついていないのか,だんだん人間離れしている気がするな・・・・)
そこは地下空洞だった.
どうやらここへ,獣人たちは「タブナジアの魔石」を運び込んだらしい.
プリッシュは「魔石」について語ってくれた.
「魔石」に封じられた「虚ろなる闇」は特別なこと.30年前,調査隊は「魔石」の破片に封じ込められた「闇の声」に毒されてしまったこと.
「おまえの本当にしたいことをしろ」「おまえの本当の姿に戻れ」・・・.
人間の持つ闇に向かい囁くその「闇の声」こそが,男神プロマシアの声であること.
ボストーニュ監獄で不審死を遂げた調査隊の一人ミスタルは,何かの存在に,声に,抗い飲まれたように憶えている.コーネリアの死を招き,間接的に闇の王の復活をもたらしたその原因は,「タブナジアの魔石」であり「闇の声」の主プロマシアなのだった.
イケメン(青)「男神の声だと・・・?」
いつの間に跡をつけていたのか,プリッシュの話を聞きつけたルーヴランス(青)が現れる.
(青と会うのはギルド桟橋以来だったか.当然プリッシュと面識は無いが,律儀に自己紹介から始めるのはさすがイケメン)
プ「・・・ああ,おまえはそっちか」「おまえの爺さんの仇は,その手で討てたのか?」
共鳴能力を持つプリッシュは,イケメン(青)が何者なのか,何を成さんとしているのかを見抜いていた.ルーヴランス(青)は当然警戒する.
プリッシュの「心の言葉」は相手の心を断片的に読む力であって,決して万能では無いのだろう.それに,おそらく何でもわかるわけではない.「爺さんの仇」と言う言葉は心を読むための前振りだ.
プリッシュはルーヴランスに,彼の心の読み切れなかった部分に関して問う.
プ「俺が聞きてぇのは,おまえが北の地で見た『闇の血族』の親分のことさ」「ミスラたちはそいつが,男神プロマシアだと思ってるみてぇだけど」「あれはいったい誰なんだ?」
(ミスラたち=罪狩りシスターズだろう.プリッシュの言葉から推測するに,シスターズは「闇の血族の親分」と「男神プロマシア」を取り違えているようだ.この件に関して詳しいはずの罪狩りが勘違いしていると言う事は,我々が認識している男神像自体も誤っている可能性がある.プリッシュが男神を復活させようとする背景と,それを理解できない我々とのギャップには,その勘違いが影響しているのかも知れない.男神とは何なのか,少し注意しよう・・・)
獣人たちが「闇の神」と呼ぶその存在.
ルーヴランス(青)は,その調査のためにこの場所に戻って来たと言う.
曰く,闇の神は,ここに眠っていた.闇の王がここを訪れ,闇の神の声に答えた.闇の神は,闇の王を強大な力を持つ「石」に導き,悪魔たちをつかわした.
(強大な力を持つ「石」=「タブナジアの魔石」だろうか.ガルカの持つ「心の闇」は「憎悪」だから,「タブナジアの魔石」が囁く「闇の声」に従い,己の怒りの赴くままに闇の王が水晶大戦を起こした,というように聞こえる.ズヴァール城周辺に巣くう悪魔たちが,「闇の王」ではなく「闇の神」の眷属と言うことも)
プ「なるほどな,なんとなくわかってきたぜ.獣人たちに男神プロマシアって言われている正体が・・・」
いや全然分からないんですけど(笑)
「心の言葉」が使えるプリッシュは,言うべき言葉を失ってしまったのかも知れない.セルテウスがそうであったように.
丁度そこへウルミア嬢+シスターズが追い付く.
しかし,嫌な気配があたりに立ち込め・・・
ボス戦.
スノール族が 1匹っぽい.
自爆されそうでムチャクチャ怖いんですが(笑)
しかも,ダメージに応じて?時間経過で?だんだん本体がデカくなってきてるとか・・・ ヒー.
だが,慌てる事は無い!
そう,暗黒騎士はスタン(行動阻害)効果のあるアビリティ「ウェポンバッシュ」と黒魔法「スタン」が使えるのだ!(ドヤ)
スタンの詠唱が遅れて失敗したぁぁあぁああああああああああ.
ぐおおおおおおぉぉぉぉぉぉおぉおでかいぃぃいいぃいぃぃぃぃいいいいいいいこわいいいいぃいいいぃいぃぃぃぃぃぃいいいいい.
と思いながら,最後は WS で締め.
時限で爆発するボスだったりするのかな・・・.倒せて良かったけど.
ボスを倒すと,珍しくプリッシュに褒められる.
プ「さっすが,俺の見込んだ冒険者だけあるぜ! 武運も悪運も天下一品だ!」
悪運・・・.
Z「なぜだ? 眠れる神々の閨(ねや)がない・・・」
合流した罪狩りが聞きなれない言葉を言う.そもそも「タブナジアの魔石」がここにある事を彼女たちは知っていたのだから,ここがどのような場所なのかも良く知っているのだろう.
Z「ここには巨大な闇のクリスタルがあったはずだ」「・・・まさか・・・ おまえの言う,獣人の神というのは・・・!」
いや全然分からないんですけど.もしかして冒険者だけ分かってない的なシチュですかこれ.
Z「!!!」
罪狩りの視線のその先には,魔晶石を思わせる黒い破片.
それは,かつて「闇のクリスタル」であったものの残骸?
突然,残骸の辺りが光に包まれ,
何か「角」のような物体が現れる.
嬢「あれは・・・!?」
Z「近寄るな! 忌むべき声に捕われるぞ!」「忘れもしない,あれはタブナジアの魔石!」
イケメン(青)「あれが,我が祖父を!?」
罪狩りの言葉など意に介せず,光に向かい駆け出すプリッシュ.
両手をかかげながら彼女は光に囁く.
プ「おかえり,俺の魔晶石・・・」
彼女と光が一つになり・・・
(そうだ,あの時見た光景 だ.まだ名前も知らなかった少女が,胸を何かに貫かれる姿)
(今その光景を見直して,初めて理解する.あれは胸を貫かれたのではない.胸から生えたのだと.彼女の胸に残された「魔晶石」.それは「タブナジアの魔石」と呼ばれる忌むべき石の断片だったのだ)
気がつけばプリッシュの姿はなく,罪狩りたちは「魔石」を手にした彼女求め駆け出す.
プリッシュの次の目的地は判然としない.
ウルミア嬢とは「バストゥークで落ち合いましょう」とだけ約束する.
「闇の声」を囁く「タブナジアの魔石」.
プリッシュは男神の声を聞くためにそれを手に入れたのではないか.言葉にしなければ分からない.彼女の真意とは,男神の声を聞いたその先にあるのかも知れない.