プロマシアミッション8-3「天使たちの抗い」その7
何この既視感・・・と困惑するのだった.
失った輝きを手に入れる=ラスボス戦かと思ったら,そんなことはまったく無かった.「ル・メトの園」2階は「時空点転移」の影響によって複雑怪奇な迷宮と化しており,冒険者は散々迷った末に,男神と女神を象徴する二つの「印」を手に入れる.これらは 3 階へ到達するために必要なカギなのだった.
2 階中央にある転移装置に乗り込むと,「暁の印」と「黄昏の印」が認証され,上層階へ行けるようになった.
転移装置の上空に浮かんでいた文様のようなものは,
「印」の力によって消え去り,
こうして上層階へ転移できるのだった.
のだが,まったく変わり映えしない景色に驚いた(笑)
え? ここ 3 階だよね?と思わずマップを確認してしまう程度には.
そろそろラスボス戦・・・だよ・・・ね・・・?
3 階転移装置の更に上にも階は連なっているようだった.
が,マップ上はここが最上階.
ホールの北側に扉があり,
その先では凄惨な光景が待っていた.
マ??
使命を果たせず自暴自棄になり,とうとうテンゼン殿は・・・
駆け付けたプリッシュもこの光景に思わず気色ばむ.
プ「おい,これって!?」
ゴザル「・・・峰打ちでござる.命に別状はござらん」
テンゼン殿は落ち着いていた.声に惹かれてこの先の扉へ向かう仲間たちを,彼は力づくで引き留めたのだった.
あの声に惑わされた者たちを.
タルトリオは言う.
とうちゃんもかあちゃんも,みんな一緒に暮らそうと言っていると.
ウルミア嬢には歌を.
ルーヴランス(赤)には力を.
罪狩りには新しい生き方を.
ジャボスには強さを.
テンゼン殿には迷うことの無い「道」を.
あの声はくれると言う.
そしてプリッシュには,
「終わり」を.
???「『虚ろなる闇』が呼ぶ声.それに答える自らの『虚ろなる闇』の声」
闇が闇を呼び合う.
セルテウス「だからこそ人は『虚ろなる闇』から逃れることはできない」
セルテウスは冒険者たちを試す.
男神プロマシアの姿を前にしても,その呼び声に耐えることができるのかと.
プ「セルテウス! まだ言うのか!? 俺たちなら・・・!」
覚悟を口にしようとするプリッシュだったが,「先の扉」から漂うただならぬ気配がその口を閉ざす.
セっちゃん「まさか!?」
「先の扉」だけでなく後方からの気配も感じたプリッシュは,冒険者に背中を預ける.
プ「そっちは任せたぜ! 準備運動だと思ってくんな!?」
ボス戦.Lv80 暗.
ん?
んんんんん?????
ええええええ?????? まさかの花瓶戦??????
同じような仕組みで神都防衛を果たそうなんて,神都アル・タユを設計したジラート人は引き出しがちょっと少なすぎるんじゃないの(笑)
せめて 4 体のゴールボールが合体して巨大ドラゴンになるとかさ.4 つのツボミが合体して巨大な花になるとかさ.あるじゃん.
まあ無いんだけども.
取り合えずバトル開始.これまでどおり,1 体に殴り掛かると残りの 3 体も反応する.
あれ? 硬い?? よく見たら「目」が無いし,あの花瓶たちとは種類が違うっぽい.そりゃそうか.
しかも 4 体中 2 体が左奥で距離を取っている???
ぎゃああああああああああぁぁあああぁぁ.死ぬぅーーーー.
ファイア IV とウォタガ III 同時なんて無理.
硬ったい.1 体目で手こずり過ぎている.
魔法詠唱はどう考えても後方の 2 体だけど,今更あちらに向かう訳も行かず,どうしようどうしようと悩むばかりで次の手が打てない.
やっと一体目を撃破!
悩んだ末に後衛を叩く事に決める.
単体は IV 系,範囲は III 系の精霊魔法をバンバン撃たれてツライ.
残り 2 体!
でもクピピ殿の MP が底をついた・・・
ひぃぃぃぃいいいいいい.物理が思いのほか痛い.
こういう時こそ「ブラッドウェポン(与ダメ分 HP 回復)」だと思い付いたけど普段使い慣れてないからマゴマゴしていて死んだ(笑)
ってかもっと早くに使っておけば良かった.修業が足りないな・・・.
死にデジョン(死語)して一人反省会を開くも,敵の名前が皆同じで何が何やら分からない罠(笑) うーん,ドラクエみたいに A,B とか付かないものか.
ログをよくよく見ると「魔力の泉」を使っているのがキツイ・・・ III 系 IV 系撃ち放題やんか.
2 戦目.
当たらなければどうと言う事は無いので Lv80 忍者で来た(笑)
PT メンバは範囲 III 系を喰らうけど.
開始早々速攻で分身を剥がされるの図(笑)
しかもこう言う時に限って「ファイア」とか「ウォータ」とか安い魔法を唱えられるとか.あーもー.もしかして花瓶は頭が良い??
張っても張っても蝉が剥がされて,リキャストが間に合わずジリ貧に.
しかも良く分からない技で即死.1,351ダメージて.
蝉を張った瞬間なのに貫通されたっぽい? ぐぬぬぬ.
3 戦目.
この景色,そろそろ夢に出てきそう(笑)
魔法もヤバいが物理?もヤバい.
あーもーどっちから倒せばよいの?と混乱しているところに「サンダガ III」「ブリザガ III」・・・.
スタン! 誰かスタンを!!!!!
・・・ひどすぎる.
トリオン王子の回復が間に合わないいいぃぃぃぃぃいぃいい.
がんばえー! 王子がんばえーーーー! ってか自己ケアルしろーーーー!
まあ「ファイガ III」と「ストンガ III」が来るんですけどね.
あの状態からどう立て直したのか全く思い出せないが(笑),なんとか 2 体まで減らすも,
蝉のリキャストが間に合わず無事死亡.
忍者で行けそうな気がするけど,何かが足りない.
4 戦目.
物理もヤバいが範囲魔法でガンガン削られる方がもっとヤバい,と言う結論に達したので,
前衛 1 体を殴ったら後衛をとにかく倒す事にした.
途中でセミ様が「ステラアロー(範囲WS)」を放ち,花瓶前衛 2 体を引き付けてくれる.まじ神.
この後,セミ様は狭い部屋の中をあちこち走り回ってた(笑)
蝉の張替えが全然間に合わないけど,前衛花瓶が離れたお陰でかなり余裕ができる.
セミ様マジ神.らぶゆー.
土遁の術を唱える余裕すら生まれた(マクロ間違えただけだけど)
いける!
クピピ殿の MP もジリ貧だけど,トリオン王子はまだ余裕がある!!
ここでまさかのバインガ(移動不可).
しかもそのままターゲットを倒してしまう.
ちょwwwww あいつを殴らないと戦闘が再開しないのに殴れない.フェイスは戦闘解除されたからイレースも唱えて貰えない.
あっぶな,魔法(忍術)を使えるジョブで良かった.
思わず手裏剣を投げようかと思ったけど,先ほど土遁を唱えた事を思い出した(笑)
なんだか良く分からない特殊技が怖いけど,これならいける!
やたーーーーー!
今回もセミ様が MVP 過ぎる.ってか花瓶に追いかけられたはずなのに HP がほぼ?フルなのがスゴイ.と言うか意味が分からない.どーなってるの(笑)
花瓶=突攻撃に弱そうと思ってセミ様に助力を仰いだが,セミ様が居るとだいたい何とかなると言うこの信頼感と安心感.「ステラアロー」を放った時は男前すぎると思ったし,さすがヅカ系,どこまでもついていきたい(笑)
戦闘が終わると扉の先の広間に居た.
プロマシア調査隊(仮)の姿はそこには無く,
更に奥には,一枚の輝く扉が待っていた.