監視哨を探して
もう少し劇的な出会いをするかと思ったら・・・肩透かしなのだった.
アトルガン皇国2日目にしてやっと「傭兵」になるための手段を知った前回.それは,皇国で地位の高い「不滅隊」に顔を売ることだった.辺境の「監視哨」に居る彼らの許に「差し入れ」を持参すれば,「間違いなく喜ばれるよ」と傭兵会社社長「ナジャ・サラヒム」は言う.右も左も分からない状態だが,「傭兵」にならなければこの街では何もできない.言われるがまま,取り敢えず「監視哨」へ向かうことにした.
街中で話を聞くと,どうやら皇国の西側から蛮族がやってくるらしい.ならば蛮族を監視する「不滅隊」も西に居るに違いないと思い,鼻息荒く「アトルガン白門」の西へ向かうと,
そこは街だった(笑)
あれ?
アトルガン皇国の(プレイヤが出入りできる)街は「アトルガン白門」だけかと思ったら,西側は「アルザビ」と言う街らしい.そう言えば,船で見た航路上はアルザビがその終着点だった.「あの白門」に辿り着いた事に浮かれてしまって,アルザビの名称をすっかり忘れていた.
街の構造は,ぱっと見「白門」よりも迷いづらそうだ.様々なギルドが南に集まっている点が目に留まる.中つ国の都市と比べるとかなり便利かも知れない.
「監視哨」へ行く気マンマンだったので肩透かしを食った感じだが,いつも通り街中を散策する.
「白門」へ繋がる広場の北には「封魔堂」と言う名のアヤシイ場所があった.「魔笛」を安置している場所らしい.なんだか良く分からないが,そのうち魔王がやってくるのかも知れない.お父さん!お父さん!
本筋とまったく関係がないが,からくり人形がしゃべる事にビックリした(笑)
しゃべれるんかーい.いや,カラクリ士の腹話術?
コルセアが使うダイスが売られていた.
色々な種類があり,かつ,様々な効果があるようだ.これらを使いこなさねばならないだろうから,もしかして物凄く上級者向けのジョブなのかもしれない.からくり士も癖がありそうだし,アトルガンジョブは上級者をターゲットにしているのかも.
皇国の現聖皇は「ナシュメラ2世」と言うらしい.
政務に興味が無く治安は悪化するばかりで,どうにも評判は悪いようだ.
一方,前聖皇「ジャルザーン」の評判は良い.
そして,前聖皇は急逝したらしい.
キナ臭いゾーーーー.
一方,タブナジア侯国出身者から見ると,20 年前の水晶大戦時に侯国からの使者を門前払いをした前聖皇は快く思えないようだ.
国民にとって良い王とはその国のために役立つ王なのだから,当然,外と内では見え方も評判も異なって当然かもしれない.問題は,どちらがより強い側面なのか,なのだが・・・
歴史関連としては,イフラマド王国の話も聞けた.
なるほど 200 年前の話なのね.しかも,イフラマド王国はアトルガン皇国軍の「禁術」によって滅ぼされた,と.何と言うか,アトルガン皇国はちょっとアレな国なのかもしれない(笑) 国同士が覇を競う程度にエラジア大陸の国々はまだ若く,蛮族に結束して立ち向かえるほど歴史も度量も備わっていない感じ,なのだろうか.
(アトルガン白門にもあったが,)皇国には不確定アイテムの「鑑定屋」がいる.
皇国の「遺構」では「?ぶき」とか「?よろい」みたいなモノが拾えるのかな.むっちゃ楽しみになってきた.
「アルザビ」の北西部は,
強固な門と厚い壁,物見櫓様の高い塔で構成されており,
これを「稜堡(りょうほ)」と言うらしい.
城壁や要塞の外に突き出した角の部分で,相手からの攻撃の死角を失くすために作られた防御用構造物だ.真田丸みたいなやつ.蛮族は西に居るらしく,その攻撃から国を守る,ここが皇国における最終防衛拠点のようだ.
ここには「五蛇将」が居るらしく,
最初に「水蛇将ミリ・アリアポー」に出会った.
おおー,フェイスでその姿は知っていたけど,なるほどアトルガンの重要キャラの一人なのか.もちろん,こちらは知れどもあちらは知らず,「うるさい.ボク,傭兵は嫌いなんだ」と突っぱねられる.寂しい.
「土蛇将ザザーグ」,
「ヨイチ」と並び称される弓の名手「風蛇将ナジュリス」,
「炎蛇将ガダラル」に出会った.一人足りないけど(笑)
五蛇将改め四蛇将は,誰も彼も傭兵が嫌いらしい.街の人も言っていたが,傭兵は金で動くから信用ならないらしい.国のために剣を振るう職業軍人や義勇兵に比べられると,もちろんグウの音も出ない.プリッシュのように信用は行動で勝ち取っていくしかないだろう.
それにしても,四蛇将とこんなにアッサリ会えるとは思わなかった.と言うか,普通に街中に居るし.残り一蛇将の登場のハードルがかなり上がったゾ(笑)
稜堡の西は「ワジャーム樹林」,
北は「バフラウ段丘」に至るらしい.
いったん「アトルガン白門」の港に戻り,「ワジャーム樹林」の地図を購入した.
と,そう言えば地図屋のそばに,ワジャーム樹林へ至る通路がある事を思い出す.
ここからアルザビの稜堡まで戻るのは面倒なので(笑),
「白門」から樹林へ向かってみることにした.
うはwwww おkwwwwwww
つづく.