限界突破クエスト8「真・人体強化の術!」
ドラゴンボールかな,と思うのだった.
アトルガンに現れたトリオン王子に頼まれジュノでの臨時四国会談に陪席し,そこで再会したエシャ様に頼まれてバハムートとの戦いに挑んだのち,限界突破のためにカニパーティを催して,ノーグでセイレーンに弄ばれた.
どんどん脇道へ逸れている件.
バハムートと再戦したいと言う闘争心よりも,乙女のその後を知りたいと言う好奇心が強い.うふふ.
まずはバハムーに勝利するため,更なる限界突破に挑む事にした.
今回の依頼もアッサリとしていて,準備はまったく不要だった.
今回のゲストはデーゲンハルト.
だれ?と思ったが,
ムチャクチャ怒りに燃えたお爺さんだった.
デ「・・・初めてじゃよ.ここまでわしをコケにしおったおバカさんは.ジュノによびつけておいて,その態度」
怒りの原因はノマドモーグリの適当さ加減なのだったが,デーゲンハルトのマートに対する誤解を解く間もなく,
二人の因縁の?対決が幕を開けるのだった.
あれ? 冒険者の実験もとい挑戦は???
二人の戦いから武神流奥義,その究極の技を盗むのぢゃ.
と言う話かと思ったらそうではないらしい.ノマドモーグリから長々と説明を受けたが,気が動転しているマートを上手く応援(指示)して,まずはこの勝負に勝たせなければならない.
具体的には 3 種類のオーラのどれかを指定することで,ジャンケン方式でデーゲンハルトに勝てば良いようだ.
これ,勝つか負けるかは運次第ってことだよね・・・.
勝った!
あいこ!
勝った!
負けた!
勝った!
負けた!
あいこ!
勝った!
勝った!
終わった・・・.
長いよwwww
この戦いが誤解によるものと明らかになっても,「てへっ」の一言で無かった事にするノマドモーグリ.
いつかこの「てへっ」が自分に向かうかも知れないと思うと,空恐ろしい.
全員が揃う事で,と言うか,一名の正気が戻る事で,ようやく「人体改造」もとい「人体強化」が再開されるのだった.
・・・だった.
ノマド「ありゃ・・・.ついに失敗しちゃったかもクポ・・・」
うおおおぉぉぉっぉぃぃぃっぃぃぃいいいいい.
と思ったが,
過酷な「人体強化の術」に耐えた冒険者は,自分の体から周囲に放たれる力の波の存在に気が付くのだった.サイヤ人かな.
ノマド「今回は危なかったクポ・・・.さすがにこの方法は次からは無理かも・・・.ちょっと新しい方法を模索してみるクポ」
無鉄砲で無神経で無遠慮なモーグリでも,さすがに引きどころは弁えているらしい.だとしても,「新しい方法」なんて,きっとまたムチャクチャな方法なんだろうなぁ.
レベルキャップは 90 に上がったが,その前にリベンジ.Lv85 黒.
長引く戦闘でジリ貧に追い込まれた前回の反省を活かし,シャントット II の(MBの)爆発力に期待したが,
それ以上に,エアロと通常攻撃によるセイレーンの HP 回復量が多すぎる.
シャントット・・・ なぜエアロを唱えるの・・・
減っては増え,減っては増え,を繰り返して埒が明かないので逃げた.
うーん,残念ながら,やっぱりシャントットはダメか.シャントットを外してもう少し粘れば倒せそうな気もするが・・・
乙女に会いたくてレベル上げをすることにした.うふふ.
コロロカのカニ祭りも Lv85 まで.85 になると「つよ」がチラホラ出てくるのでもう少し高レベル帯の狩場を探す事にした.ダングルフの涸れ谷を少し覗いてみたが,あちらもコロロカと同程度.
さすがに他の心当たりがないのでネットで調べると,ガルレージュ要塞の名前を見つける.あー,確かに,ここも敵の配置が随分と変わったんだった.
ワープ本で地下1Fに飛び,すぐ傍の落とし穴から落ちると,地下2Fの出入り口傍に出られる.ここにはスクショのとおり訓練本があり,指定の敵を倒すことで経験値ボーナスも得られるのだった.素晴らしい.
しかも,この出入り口傍に Lv90 向け,かつ,訓練本指定のコウモリとカブトムシがウロウロしているのだった.
移動せずに狩りを始められる & 比較的安全に狩りが出来るので,ココで経験値を稼ぐ事にした.ソコソコ有名な場場所のか,気が付くと同レベル帯のフェイスパーティが同じ場所で狩りを始めていた.
ので,ちょっと横に逸れて経験値稼ぎを続けた.
前世のギスギスオンラインを思い出す.現世ではそんなことは無いだろうけど.
前世では,カーソルから下に向かった二本の通路で経験値稼ぎが流行った事がある.たしか Lv55 前ではなかったか.敵が入り込まない安全な通路中央に陣取り,外からガイコツを引っ張ってきて狩りをするスタイルだ.
ただ,たまに高レベルのゴーストに絡まれる場合があり,その時は狩場の人間が次々と殺されるホラー展開が待っていた.慌ててログアウトして15分ほどして戻ると,運が良ければ生きていた.パーティメンバを探して声を上げるも,周りには累々とした屍がレイズを求めて呻いている・・・.なかなか衝撃的で思い出深い狩場だったが,しばらくすると敵の配置が変わり,あっという間に廃れた.
狩場は思ったより狭く,一通路に2~3パーティが限度だったため,場所取りでギスギスする光景も見られた.その場に居合わせた事もあり,それも一つの思い出だ.
コウモリは非アクティブ・非リンクなのだが,カブトムシは非アクティブ・リンク有なので,カブトムシの取り回しに気を付ければどうと言う事は無い.あと,近くにボム族がやってくることがあり,これはアクティブなので気を付ける必要がある.一度,絡まれて撤退するシーンがあった.
2 パーティ分には十分な敵が湧いていたが,隣のフェイスパーティは途中から狩場を移動したらしい.
元の場所でしばらく黙々と敵を狩り,2時間ほどで Lv90 に到達した.うふふ.