Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

ジュノクエスト「世界に在りて君は何を想うのか?」その3

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「虚ろなる闇」に係わる物語は,こうして終わりを告げるのだった.

 

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ノーグで親娘水入らずなライオンとギルガメッシュを残し,他のキャラクタたちのその後を追いかけた.

が,相変わらずエシャ様に会える気がしない.

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断ち切った想いを忘れられずに飲んだくれているかも知れない,と思って酒場にやってきたが(笑)やはり居ない.

まあ早朝だし,ね(そこじゃない).

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ついでに(笑)アルドの許へ向かったらイベント.

ライオンがどこかで生きているだろう事を知りながら,アルドは二度と彼女に会えないだろうと諦めていたと言う.

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ア「・・・お前には敵わんな」「オレたちが諦めちまったことをかなえちまう.・・・それが本当の冒険者なんだな」

そんなに褒めても何もでてこないんですけど(笑)

ザイドはいつも「ぐあーーっ,う,動けん!」ってなるイメージだけど,アルドはいつも良いところで「後は任せた」的に腰が引けているイメージ.プロミヴォン調査も「あんな恐ろしい所にはもう行けない」って言ってたし.

まぁ彼は義妹を守ることが第一義だから.姉を失った(と思っている)トラウマから,家族を守る事を優先する保守的思考なのかな,と思ったりする.

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ア「オレたちは忘れないぜ.オレたちの他にも,諦めていた願いを持ってたヤツらは,忘れないはずさ」

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ア「だから,行くといい.まずはノーグのライオンに会いに.そして・・・」「お前を待っているだれかさんのところに,な?」

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日を跨いだので,アルドの言うとおりライオンに会いに向かった.

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開口一番,ギルガメッシュからはライオン救出のお礼が述べられる.

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身体がまだ本調子ではないライオンは眠っているらしく,とは言え心配はさせたくないと,起きている間はずっとしゃべりっぱなしのようだった.ギルガメッシュは目を綻ばせながら,「うるさくてかなわない」と,まんざらでもない風で愚痴をこぼす.

亀「・・・だが,いいのさ.あいつは俺を忘れなかった」「一度,死んでも あいつは俺を忘れなかった」

深い.

確かライオンは水晶大戦時の孤児で,両親の事は覚えていないはず.死んでもオヤジを忘れない事にギルガメッシュは血の繋がり以上の絆を感じ,そう思わせてくれる娘に感謝しているのだろう.

ちょっと泣ける.

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ライオンを助けたお礼として,「他じゃ手に入らない一品もんのお宝」を贈ると言う.

うわー,またこのパターンか.毎回選んでは後悔するんだよね(笑)

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毎回 MP 不足に悩まされる事が多いので,コンサーブMP付きのイヤリングにした.

プロマシアクリア時の報酬指輪はアタッカー向けの(ストアTPとかモクシャが付いた)指輪にしたが,後衛向け装備にすればよかったと後悔した.その指輪もムッチャ役に立っているけれど,白黒Lv99の今,後衛向けに相当する指輪をまだ手に入れていない(涙

今回も後悔することになるのかな.なるんだろうな.まぁそれも冒険者の選択なのだから良いんだけど.

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別れ際に,ギルガメッシュは少し気になることを言う.

亀「あいつの見る怖い夢,そこにでてくる化け物をぶちのめしてほしいそうだ」

・・・夢.

プリッシュが「俺が見ていた悪夢.あれを引き継いでくれた」と言っていたから,プリッシュ関連か.とするとディアボロス? エシャ様(に手引きされたタルトリオ)によってソ・ジヤに封じられているはずだが,そう言えば今回の件はソ・ジヤで観測された妙な波動がキッカケだった.

うーん,そのうちソ・ジヤに赴かねばならないのかも.ウィンダスのクエも受けたままだし.

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亀「世界を救ったってのに自分の見る夢が怖いたぁ,うちの娘もかわいいとこあるじゃねえか」

ムッチャニヤニヤしながら言ってそうw

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ライオンには直接会えなかったが無事は確認できたので,アルドの言うところの「お前を待っているだれかさん」に会いに向かった.

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すっかり元に戻ってる・・・ カエシテ・・・

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驚いたことに,普通の女の子に戻った彼女は「は・な・よ・め」修業に勤しんでいるらしい.

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はりせんぼん,

ないとめあ,

よもつへぐい,

めがふれあ.

笑点かな・・・.語呂が悪いけど.「は・ね・む・うん」も気になる.

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心が闇に覆われて冒険者の心が読めなくなった彼女だったが,「俺には全部,お見通しだぜ?」らしい.

まったく想定していなかったが(笑),彼女は「フェイスの魔法を試してみたいってんだろ?」と言う.

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どうやらウルミア嬢もフェイスのスクロールを貰ったらしい.だが,「分身が生まれたら恥ずかしいから・・・」と言う理由で逃げ回っているようだった.

乙女と言うモノは,良く分からないモノが可愛かったり怖かったり恥ずかしかったりするものなのだ.

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フェイスに必要なものは「友情・努力・勝利」もとい「信頼・情愛・友情」.

もちろん,男神復活阻止のために共に戦った仲なのだから,プリッシュ冒険者の間には「そんなもん,ありまくりだぜ!」なのだった.

親愛と言う言葉が難しくて良く分からないらしいけど.

うーん,乙女と乙女がキャッキャウフフみたいなやつ? 無残にうち砕かれたけど.

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ぷ「ま,いいよな? とりゃーっと,やってみようぜ!?」

いつだって猪突猛進なプリッシュなのだから,やってみようぜ,が正解なのだった.

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そして現れるもう一人のプリッシュ

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腹が減るから食費が 2 倍になるとか 4 倍になるとか,どーでもいい事で盛り上がる.

それは,プリッシュの乙女心がこの別れを紛らわすために口を衝いた小芝居だったろうか.

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ぷ「・・・俺自身も,おまえともう一度,大冒険したかったけどな」「今は,こいつに任せるぜ」

 

ああプリッシュとの旅は本当にここでお終いなんだな.

彼女の台詞を聞いて,急に現実を思い知らされる.真っ直ぐでひたむきでイノシシで人間が大好きなこのお姫様の,初めて聞くその諦めの言葉.涙を見せることもない素直で真正直な気持ち.

これが彼女との別れなのだった.

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いつか,また.

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悩みを抱えるウルミア嬢.彼女が向かう場所は一つしかなかった.

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華咲き誇るあの岬で,彼女は良く分からないことを言っていた(笑)

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嬢「・・・私なんて,何のお役にも立てません!」「い,今なんて,のどの調子もよくないんです! ごほっごほっ!」

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なんだかちょっと可哀そうになって「お大事に」と言ったらムッチャ喜ばれた(笑)

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しかも,珍しくイベントをキャンセルされた.

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リトライ.

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彼女は「私がもう一人現れるなんて,怖くて,気持ち悪い」のだと言う.

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聖歌隊に入ったばかりの頃に聞いた「ウルミアの代わりになる子はたくさんいる」と言う陰口.彼女はそのために,しばらく声が出なくなった事があったらしい.

分身を見たとき,彼女のそのトラウマが呼び起こされたのだった.

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ウルミア嬢の失声症を治したのは,他の誰でもないプリッシュだった.

「恋人を作ればいい!」と訳の分からないことを言い出し(笑),嬢の代わりにある少年に告白しようとしたプリッシュを慌てて大声で止めたことで,彼女のトラウマは克服されたのだった.

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彼女は,忘れていたその思い出の中でプリッシュが伝えたかったことを今理解していた.

歌い手の代わりはいても,本当の親友や愛する人の「代わりになる人」なんていないのだと.

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そして彼女は気がついた.

冒険者にとっても,ウルミア嬢の代わりになる人などいないのだろうと.

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冒険者とウルミア嬢の間にある絆の力.何ものにも代えがたい繋がり.

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タブナジアと言う鳥かごの中にいた赤毛の鳥は,また一歩,足を前に踏み出す.

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嬢「私自身を知るために,もう一度,旅をしたく思います」

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嬢「いつか,あなたの歌を歌いたい.だから,連れていってください」「私,ウルミアを」

美しい声で啼くその鳥は新たな翼を得るのだった.何ものにも代えがたい,もう一人の自分を.

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せっかくなのでフェイスを呼んでみたが,周辺の敵が弱くて話にならなかった(笑)

出現時の掛け合いのスクショを撮り忘れたので,今度収めよう.

 

フェイスを得たと言うことは,彼女たちとの旅は一段落着いたと言うことだろう.プロマシアミッションは終わったと思っていたが,これが本当の最後のようだ.

思い返すと,一人で突っ走るプリッシュの行動と言動に振り回されていたミッションだった気がする.と,前も書いた気がする(笑) プリッシュみたいな振り回し系パワーキャラがもう一人出てくるとは思えないので(ミリ・アリアポーはアヤシイ 笑),しばらくは寂しい旅になりそうだ.

ライオンが戻ってきたのは素直に嬉しい.彼女がクリスタルに吸収されたままの状態で長い間不憫だったが,アトルガンに話が移り変わる前に救出できたのは幸いだ.これで安心してアトルガンミッションに集中できる(?)

少し後ろ髪を引かれる思いだが,彼女たちの分身とともに,明日から新しい旅に出よう.