カラクリ士取得クエスト「オートマトン」
なんだかちょっと拍子抜けするのだった.
ジュノで再会したエシャ様の導きもあり,「虚ろなる闇」を選び選ばれた亡霊たちとともに「世界の終わりに来るもの」の再臨は未然に防がれるのだった.クリスタルに消えたライオンが戻り,二人の姫から旅を託され,後顧の憂いの無くなった冒険者は次なる旅へと赴くのだった.
のだが,昨日今日でトリオン王子のしかつめらしい顔を拝むのは勘弁したいと思い(笑),ぱっと思いついた「カラクリ士」クエストを進めることにした.
そう言えば地図が無い事に,マップへ移動してから気が付く.が,しばらくノホホンと過ごすつもりだったから,たまには地図無しで彷徨ってみようと思い立つ.
迷子気質だけど.
ラミアを討伐するためにかつて編成された,戦闘用のからくり人形たち.
アルザビで発生したクエストによれば,それらの残骸が「アラパゴ暗礁域」に残されていると言う.
手持ちのジョブで最もレベルが低い Lv69竜でやってきたが,美味しい頃合いの敵がゴロゴロしていた.ラッキー.
アラパゴ暗礁域に入って最初に目に入った難破船.
その一角にチェックポイントがあり,
うわ,もう見つかった(笑)
あらー,もっと奥地まで冒険するのかと思っていたら,こんなに近場にあるとは.
アトルガンジョブは意外と簡単に入手できるようになっているのかな.青魔道士入手の手掛かりが今のところ全然無いけど.
奥の方に見える難破船の敵も美味しそうなので,しばらく経験値稼ぎも兼ねて彷徨う事にした.
目的のものが手に入ったから,迷ったらデジョンリングで帰れば良いと言うお気楽さ.
ここのマップは,難破船を橋のように利用していくつかある陸地を渡り歩くデザインになっているようだ.
先へ進むとそこは,
ペンギンアイランドだった(笑)
取り合えず,味見とばかりに1匹を釣って戦ってみたが,そこそこな頻度で範囲睡眠を使われて辟易した.
だってこのまま 2 分間眠らされるなんてありえなくない?(なくなくない)
範囲睡眠で眠らされるならジャンプすれば良いじゃない.
ってどこかの王妃が言ってた.
成功するとは思わなかった(笑)
ペンギンアイランドを海岸線?に沿って進んだが,行き止まりだった.ぐぬぬ.
陸地側には隠されるように洞穴があり(見逃すところだった),
奥にある扉はロックされていた.
カギは随分前にラミアから入手していたが,地図が無い状態で先に進むのも躊躇い,
少し経験値を稼いでから,街に戻った.
さっそく,からくり職人に人形を渡す.
ただ,「調査と改造には,しばらく時間がかかる・・・」らしい.
いつも通りヴァナ 1日かリアル 1日を待てば良いだろうから,しばらく街を散策する事にした.
アトルガンでは,一つ懸念があった.アトルガン貨幣が底を突いているのだ.
ミッションを進めるたびにいくつかの貨幣を貰っていたが,モグロッカーに必要な青銅貨が手元にない.そしてロッカーの使用期限が近付いている.
ミッション以外に貨幣の入手方法が無いかネットで調べたら,随分と簡単な方法があった.
街中に居る皇国軍士官から魔法「サンクション」を付与してもらい,その状態で敵を倒すことで「皇国軍戦績」が手に入り,これを貨幣に交換できるのだった.
画面左上にあるクリスタル風のアイコンが,青から赤に変わっていた.どうやら「シグネット」と「サンクション」は両立できないらしい.
まだ二等兵だからなのか,効果時間も 3 時間と非常に短い.軍務に励めと言うことだろう.最初のアサルトすらクリアできないヘタレだけど.
三国の戦績と同じく,皇国軍戦績も様々なアイテムと交換できるらしい.
ただし二等兵の立場では以下略.先は長いであります.
ちなみに,交換アイテム類をよくよく眺めていると,未入手の地図が並んでいた.なるほど,皇国軍戦績で交換しろと言う事か.
ここでふと気が付く.そもそも,アルザビに到着してから街中を歩き回ったはずなのに,なぜサンクションに気が付かなかったのか.
正解は,当時はまだ「傭兵」になっていなかったから.それはつまり,二等兵となった今,新たに解放される要素があると言う事だった.
また街中を走り回るのかーと思いながら目につく人に声をかけていたら,なんだか良く分からないクエストが始まった.
「クラボエール男爵」なんて聞いた事ないなと思いながら話を聞くと,彼は生物学者のようだった.
なぜ生物学者が?と思いながらそのまま話を聞くと,皇国では彼に投資をしているらしい.
曰く,皇国の生物学全体の向上に繋がるばかりか,臣民の知的水準の向上に寄与しているため,だそうだ.
すごい.
目先の闘争心で周辺国と剣を交えるばかりの蛮国(失礼)と思っていたが,学問やら知的水準やらに気を配る国だったなんて.貴族の国サンドリアや異種族を排するバストゥークに比べて,随分進んでいるんじゃない??
男「我が国の生物がもたらしている災厄についても,なんらかの解決策を見いだしてくれるのではと我が軍では期待されているのだ」
まあ軍事的な理由も相当あるようだけど.
生物学者である男爵は,「『ポロッゴ』のもたらす蛙症」の調査にマムークへ赴くらしく,その護衛を依頼される.
なぜ唐突に蛙.しかも蛙症とは?
そんな疑問に首を傾げていたら,当の男爵がやってきた.
彼は「ポロッゴ」について説明してくれるようだったが,「居眠りするでないぞ?」と真顔で迫ってきて,どう考えても嫌な予感しかしない.
ちなみにこのクエスト,その脅し通りに色々な説明が長くて,ムッチャ時間がかかります.
かいつまむと,
男爵がウィンダスで発掘調査を行った際に,数百年前の地層から見つかった奇妙な骨.
トードの一種だと思っていたそのカエルは,実は別種の動物だと分かり,
「蛙姫」の童話にちなんで「ポロッゴ」と名付けられた.
ウィンダスに残された文献によれば,かつてサマリリと言う魔道士が「トード」から変身させた人型生物がおり,それが「ポロッゴ」だったらしい.
だが,アトルガンに来た男爵は愕然とする.ウィンダスでは絶えたはずの「ポロッゴ」が,アトルガンには大量に生息していたのだ.
(いや,トライマライ水路に居たぞ 笑)
彼はこれ幸いにこの地でポロッゴを研究し,「彼らが人間の身体にもたらす一種の病『蛙症』」のメカニズムを解明したいようだった.
ただ,その「蛙症」を詳細に調査するには被験者が必要らしく・・・(ゴクリ),
現れたのはサルワモルワ.その被験者だった.
だが,そこにサルワモルワを心配した女性ミキルルが現れる.
ミ「これって,人体実験そのものじゃない!」
(さんざん人体実験をされた身としては,蛙症なんてへーきへーき,と思ったりするが,モーグリに毒され過ぎだろうか)
(しばらく痴話喧嘩をお楽しみください)
すったもんだの挙句,とうとう彼女の口から「分かれるんだからね!!」の一言が!
あちゃー.
去り行くミキルルを目で追いながら,
サ「ちぇっ,なんだよ」「その時は,乙女の口付けで治してあげるって台詞を期待したんだけどな~」
(え? むしろそう言うオチじゃないの? 笑)
サ「実はこの仕事が終わったら,さっきの彼女と結婚するつもりなんだ」
(ああぁぁあああそれは死亡フラグなのでは)
サ「あいつを幸せにするためなら,蛙にだって何にだってなってやるさ!」
(ぐぬぬぬ.ぜったい手段が間違っているんだけど,動機が純粋過ぎて止められない)
とにかくムッチャ長いイベントだったので,気が付いたら日を跨いでいた(笑)
からくり職人の許へ向かうと,どうやら準備ができたらしい.
職人「これからは,お前の『からくり人形』だ」
元々は「からくり人形を持ってこい!」と言われた事がクエストの発端だったが,いざ人形を渡そうとすると「こいつを受け取ることはできないよ」なんて言われる.
タル「この人形はキミのもの以外にはなりえない,見れば分かる・・・」
そうは言っても人形は動かない.
彼に相談すると「からくり士の思いが人形に伝わらないと人形は動かない」とか.
彼に言われるがまま「ストリンガー」と呼ばれる操作棒を用いたら,人形が立ち上がる.
タル「その調子で人形とコミュニケーションをとっていけば,人形もそれに応えて成長してくれるよ!」
新しい仲間となった「人形」には名前が付けられるらしい.
洒落たものから和風な名前まで結構な種類が並んでいたが,
見たまんま「ロボ」にした(笑)
こうしてアトルガンジョブの一つ目「カラクリ士」を手に入れるのだった.
死亡フラグが立ったサルワモルワが気になったので,気の向くまま,クエストを続けることにした.
ら,何者かにスリプガをかけられ,
薄れゆく景色のなかで,蛙を追いかけるサルワモルワの姿が目に残る.
どうやら男爵と冒険者だけが取り残されたらしい.
しかも,冒険者の任務が,男爵ではなくサルワモルワの護衛だった事を知る.いまさらそんなことを言われても・・・,サルワモルワを追うしかない.
彼の行先の手掛かりを聞かれたので,素直に「蛙を追いかけてた」と伝えたが,
「これは,きっとポロッゴの仕業じゃよ」と一蹴される.
なんだかんだ,ポロッゴを調査したいだけなんじゃないの?(笑) と言うか,すべてがポロッゴに結び付くポロッゴ脳なのでは.
男爵「マムークへ向かうとしよう.きっとそこでサルワモルワ君も見つかるじゃろう」
なんだか強引過ぎて心配になるが,かと言って他に手掛かりもなく,「ポロッゴ」の居住地と言う「樹林を西の方に進むと現れる門の先」へ向かう事にした.
童話「蛙姫」では,蛙の姫「ポロッゴ」が自分の気に入ったタルタルの少年をさらってしまうらしい.
さらったと言うより追いかけたとしか見えなかったが,魅了の魔法をかけられた可能性もある.ミキルルがサルワモルワを「人体実験」から救うために何か手を打ったのかも知れないし,まあとにかく,サルワモルワを追うしかない.
世界地図の位置関係的に,「マムーク」は「ワジャーム樹林」の南西方向にある.
男爵の言葉どおりなら,南西エリアにある広場,そこからピョコピョコと跳び出すように見える通路状の地形のどこかが,マムークに通じるように見えた.
まずは南西に向かおう.
アクティブな敵には絡まれるレベル差なので,適度に狩りをしながら先へ進む.
途中で NMサイ? と出会ったが,
これがギリギリの戦いで,
かなりエキサイトして楽しめた.
何も落とさなかったけど.
南西方面に近づくとマムージャ族が出現するようになり,
ヘビと蝶が合体したような生物に出会ったりもした.
この辺りに来て,そう言えばワープ本が開通していたことに気が付く(笑)
時間の関係で南西端まで行けそうに無かったので,ちょうど目の前にあった洞窟に入ってみた.
「エジワ蘿洞」の一部だったが,そう言えばここもマップが無い.
奥に進むと・・・ あれ? キキルン???
ちゃりちゃりをたくさん落とすのではないかと期待して(笑)戦闘を仕掛けたが,
途中でムッチャ走り出した.
あまりの突然のことで,ビックリして茫然としている図.
なにあれ・・・ チキンナイフ持ちなのかな.
と思っていたら,仲間を連れて戻ってきた.
マドハンドかーい.
1匹を倒す ⇒ もう一匹が駆け出す ⇒ 仲間が増える ⇒ 1匹を倒す ⇒ 駆け出す,の無限ループになる.
なにこれ.
しかも,またノミ.うざーい!
お分かり頂けただろうか.
途中でようやく気が付いたが,ノミは湧いてくるのではなく地面に隠れて?いるようだった.
地上でも,もしかしたら注意深く観察することでノミを避けられるのかも知れない.
アトルガン貨幣を期待したが,結局,キキルンはちゃりちゃりを落とさなかった.でも,アチコチ歩きながら敵を倒した事で,皇国軍戦績が意外に溜まっている.
よしよし思った通り(ニヤリ