Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

サンドリアミッション3-1「ダボイ潜入計画」/3-2「クリスタルの泉」

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これが本物のお姫様・・・ゴクリと,高貴な雰囲気に呑まれるのだった.

 

三国で囁かれる獣人たちの不穏な動き.その目的が「闇の王」の復活にある事を探り当てた冒険者は,その功績を讃えられ,「冒険者の証」を手にするのだった.

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クリアしてから思い出したが,前世でのランク 2 最終ミッションもウィンダスだった.

前回と同じ道程で,初めての機船での旅,初めて見る森の都,そそり立つ大樹などに一つひとつ感動しながら旅を進め,その終着点,ギデアスの最奥地に待つ初めてのボス戦に震えた事を,断片的に,でも明瞭に,脳裏に思い出した.あの時の旅を共にした仲間は,いまはどうしているのだろう・・・.

なんてセンチメンタルな気分に浸りながら,サンドリアミッションを進める.

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冒険者の証」を手に入れた,つまり,最近話題の冒険者に,トリオン王子が興味津々らしい.その冒険者に何か依頼があるそうだ.

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お互いに記憶を失っているので他人行儀なのは仕方が無いが,「勇名を馳せているようじゃないか」なんて台詞がコソバユい.

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「闇の王復活」の報はトリオン王子にも届いていたが,しかし,まだその明確な動きや証拠は十分得られていないのだろう.

今為すべきことは「オークどもを根絶やしにすることだ!」と,王子の鼻息は荒い.

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オークを詳しく調査するため,要塞ダボイに王立騎士団の斥候を送りこんでいるらしい.だが,その報告が遅れていると言う.

どこかで聞いた話だ.

神殿騎士団の斥候がダボイ入りしており,その報告書は既にピエージェ王子に手渡している事を兄王子に告げた.

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王立騎士団を擁する兄王子.神殿騎士団を擁する弟王子.

互いに手を取り合うつもりは無いのか,「構うことはあるまい」と,トリオン王子はダボイに派遣されている王立騎士団の斥候から「王立騎士団ダボイ調査報告書」を手に入れてくるよう依頼される.明らかな二度手間だった.

うーん,この兄弟は仲が良いのか悪いのか分からない.どう言う理由で反目し合っているのだろう.反りが合わない風ではあるが,王子妃のクエストを見ると,ピエージェ王子がトリオン王子を嫌っているようには見えない.ミッションを進めるうえでその辺りも明らかになるだろうか.

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ダボイに到着すると,ロシュフォーニュとヴォーダラムのイベント.

「剣」の行方を追ってオークの本拠地を訪れたのだろうが,どうやら無駄足だったようだ.

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彼ら以外にも「剣」を探している者が居るらしい.罪狩りだろうか.

ソイツに先を越されないためにも,ロシュフォーニュは「・・・やはり・・・.姉君に尋ねなければならない」と覚悟を決めるが,ヴォーダラムは「・・・厄介だな・・・」と返す.

(ん?? 厄介とは・・・?)

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ロシュフォーニュは改めてヴォーダラムに「手を貸してくれ」と依頼する.

ロ「姉君は必ず,俺に何かを残しているだろう.俺はそれを探してみようと思う」

(何かを残している・・・.ああそう言う事か)

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イベント終了後,念のために入り口の斥候に話しかけてみた.

彼は神殿騎士団所属だから,王立騎士団の斥候については何も知らないようだ.

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ダボイに居る「サンドリア兵」で次に思い当たるのは,この橋を渡った先に居る

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彼なのだったが,

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橋を挟んで敵のレベルが上がるので,まずは周辺の敵を掃討した.

「Lv32 か」から見て「とてとて」だ.

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周辺を走り回っている彼を捉まえた.

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道に迷っていたと言う彼が当の斥候で,「大変なことがわかった」と,急いでトリオン王子に「調査報告書」を渡すよう依頼される.

彼によれば,ダボイの奥地で王立騎士団員と魔道士が援軍を待っているらしい.ウィンダスミッションでもお世話になった,オークの王たちを封じている彼らの事だろう.

当時,彼らがあの場所にいる理由がはっきり分からなかったが,トリオン王子の命で調査を進めるなかでオークの不穏な動きを急ぎ封ぜざるを得なかった,と言う流れなのだろう.

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前回のように取り落とした報告書を集めたりするのかと思ったが,神殿騎士団より王国騎士団の方がしっかりしているのか(笑),報告書の受取任務はアッサリと終わった.

報告書を持ち帰ると王子は顔色を変え,「これはすぐに兵を出さねばならぬ!」と即断した.

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だが,「クソ! 神殿騎士団の協力が要る!!」と漏らすや否や,「おまえの任務は終了だ.ご苦労だった!」と労いの言葉もそこそこに,急ぎ,ピエージェ王子と神殿騎士団長クリルラに話を付けに王子は部屋を出ていった.

慌ただしいが,彼のこの即決力と行動力は嫌いじゃない.周囲から見れば破天荒な,文字通り嵐のような存在なのだろうけど.

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とは言え,彼と言えども,王国を内外から守護する両騎士団を簡単に動かせるとも思えない.

取り合えず,次のミッションを受け負う事にした.

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「ここ近年,世界各地で結晶化したクリスタルが地表を侵食している」らしい.

そうなのだっけ?  初めて聞く話のような気もするが・・・.

その結晶化が生物にどのような影響を与えているのか,ジャグナー森林にある「水晶泉」で調査して欲しいと言う依頼だった.

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とは言え話は簡単で,泉で「クリスタルバス」を釣って来いと言う事だった.

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ということで「水晶泉」.

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以前,何かの折に訪れたが,確か釣りスキルを上げるために来たのでは無かったか.

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太公望を手に外道を釣り上げながら(涙),

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あっさりと「クリスタルバス」を手に入れる.

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新鮮なうちに・・・(笑)と思い急いで戻りガードに手渡すと,「ミッションどころではない.ドラギーユ城に賊が入ったようなのだ!」と慌てた様子で居た.

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ドラギーユ城では,宰相と神殿騎士団長がその件について話しているところだった.

ク「忍び入ったのが宝物殿ならばわかるが,亡きローテ王妃様の部屋とは.賊の目的は一体・・・?」

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族が侵入した王妃の部屋は手を付けられておらず,賊は侵入する部屋を間違えたのでは無いかと言う推測も交わされていた.

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部外秘のはずの「王城の設計図」が外部に漏れている事もあり,例えば王の暗殺など,他の目的があったとも推測された.警備が厳重な王城に忍び込める賊は,それなりの手練れとも.

ク「庭師が言うに,この賊は,エルヴァーンの2人組だったと・・・」

(クリルラには悪いけど,宝物庫からは王錫が盗まれたりしているし,王城の警備は結構ザルなのでは 笑)

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賊侵入の報を聞いたシャマンド教皇が慌てた顔でやってきた.

教皇「一体,何が盗まれた!?」

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賊は何も盗らずに退散したからご安心くださいと言う宰相に,「そんなはずがあるまい!」と喰ってかかる教皇

教皇「ローテ王妃様は,何か隠されていたのかも・・・!」

ク「失礼ながら,『何か』とは?」

教皇「何もないというならば,賊が侵入するはずもないではないか!?」

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何か心当たりがあるのか,あるいはやましい所があるのか,明らかに不審な態度の教皇だったが,大人なハルヴァーは受け流す.

宰相「・・・おっしゃる通りですな.引き続き調査にあたりましょう」

うーん,明らかにヤバい教皇の動向を知り暴走を抑えるため,敢えてピエージェ王子は教皇側に付いている可能性はあるかも.

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守衛に呼ばれた旨をクリルラに告げる.

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それなりに大事になってもおかしくない案件だったが,相変わらずクリルラは動じることなく,冒険者には淡々と任務を告げるのだった.

正体の分からない賊を今から追っても意味がない.冒険者ならこの件に関して何か耳にする事があるかも知れないから,唯一の目撃者である庭師に話を聞いておくように,と.

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その庭師に話を聞いてみたが,賊がエルヴァーンの 2 人組である以上の話は聞けなかった.

庭師「・・・そのうちの青い鎧の方は,確かに,どこかで見た事があるのじゃが・・・」

王妃に長く仕え,死後は庭師として傍に控える老庭師に忘れ去られるとは,王妃と弟それだけ疎遠だったのだろうか.少なくとも 15 年以上は会っていない姉弟

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王女「シャルヴァト,お母さまのお部屋で何かあったの?」

城中の騒動を耳にしたらしいクレーディ王女が庭師の許を訪れる.

おおおおおおぉぉおおおムッチャ高貴な女性! トリオン王子の妹と聞いたから心配したが(失礼),ムッチャ綺麗でたおやかな方だ!!  青赤黄なんて色が主張し合う難しいドレスを,こんなにしっくりと着こなす様はさすがとしか言いようがない.

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庭師「嘆かわしいことに,ローテ王妃のお部屋に族が入ったのでございます!」

王女「・・・.お母さまの日記帳が,いつもと違う場所にあったからおかしいと思ったんだけれども・・・」

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王女「少しばかり気になることがあります.後で,私の部屋にきてください」

何か思い当たる節があるかのような素振りで王女は庭師に告げるが,

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さすがに部外者のこれ以上の詮索は許さないと,冒険者を遠回しに退ける.

王女「では,これで失礼しますわ.ぜひこれからも,サンドリア王国のためにそのお力をお貸しください」

 

王妃の弟であるのならば,その立場を明らかにして正面から「剣」について王室を訪うこともできたはずだ.身分を隠し,更には姉の部屋に無断で忍び込んで「剣」の手掛かりを探さなければならない,いったいどんな理由がロシュフォーニュにあるのだろう.

庭師は彼の事を思い出せないようだ.もしかしたらロシュフォーニュは,例えば 20 年前にタブナジアで戦死したことになっているのかも知れない.15 年前の王妃の死を知らない事実と,時間的には符合する.

サンドリア建国の礎となった秘宝.タブナジアに納められていた剣.王妃の弟の不可解な動き.ウィンダスと同様に,サンドリアも 20 年前の水晶大戦を起点とした大きな問題を,その旗の下に隠しているのかもしれない.

たとえば,タブナジア滅亡のカギになるような・・・.