Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

サンドリアミッション6-1「ローテ王妃の遺言」/からくり士AFクエスト2「キモいから名前で呼ぶな」

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弟王子と教皇が怪しすぎて,むしろ訳有りの善人なのでは?と疑心暗鬼になるのだった.

 

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龍王の秘宝は気になるが,サンドリアミッションを進める前に からくり士 AF を進めようと思い立つ.

Lv50 以降で受注可能なクエストだから,レベル的には丁度良いのではなかろうか.

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ヤバイキャラその 1 ことイルキ・ワラキは,盗まれた彼のからくり人形を取り戻すべく,「確実に連れ戻せるように完璧な作戦を練ってた」らしい.

「完璧な作戦」と言う時点で嫌な予感しかしないが,

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まずはその作戦に必要なモノを調達して欲しいと言われる.

曰く,昏睡薬とチャイ.

嫌な予感どころか,嫌な作戦そのものだった(笑)

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取り合えず,チャイは店売りの安いものを,

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調達先が思い付かなかった昏睡薬は,競売から購入した.

意外にお高い.

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さっそく彼にアイテムを渡すと,「犯人はおそらく,ボクのオートマトンを常に目の届くところに置いている」だろうから,「一服盛って眠らせて,その隙にオートマトンを奪い返そうって考えさ!」とムッチャ自信満々に(ジャンプして踊り出さん勢いで)「完璧な作戦」とやらを教えてくれた.

そのマンマやーん.

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彼は顔が割れているから,と,犯人を誘い出す役を任された.

なんだか,いつも損な役を回されている気がしないでもない.

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誘い出すとは具体的にどうすれば良いのか疑問に思ったが,「犯人はナシュモにいるんだろ?」と言われた.

つまり,前回と同じく街中を探し回れば良さそうだ.

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ナシュモはそれほど広く無いので総当たり的に話しかけていったが,結局,前回と同じガルカに話しかけることで,

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犯人とオートマトンに出会えた.

いくつかの選択肢が出たので適当に選んだら,

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「え,な,なんですか!?」「特別話すことなどありません!」と言われ,止める間もなく逃げられた.

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その事を茶屋の準備を進めていたイルキ・ワラキに伝えると,「明日もう 1 度挑戦しよう!」と言われた.

え? 明日???? ま?

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本当にクエストが止まった(笑)

うーん,ヴァナ日かリアル日を越えれば再チャレンジできそうだけど,ヴァナ日としても後30分ほどある・・・

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仕方が無いのでサンドリアに戻り,

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次のミッションを受ける事にした.

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なんでも,「亡きローテ王妃様にまつわる仕事」らしい.

守衛には「直接王室に関わるなど,一介の冒険者にはなかなかできない経験」と言われ,王に謁見した影響が現れ始めていると実感する.王の謝意とはそれほど重たいモノなのだった.

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依頼の前に,ハルヴァーからローテ王妃について詳しく話を聞いた.

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もともとは,タブナジアの可憐で聡明な姫君.

大戦前にドラキーユ家に嫁いだ彼女は,表には出さなかったが,タブナジアの滅亡に心を痛めていたらしい.

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そして,ローテ王妃の弟であり領主アルテドール候の息子の話になる.彼はタブナジア滅亡と共に行方不明になっていた.

宰相「戦とは常に人の運命を変えてしまう」

戦によって運命を変えられたもの.人に運命を変えられ戦を起こしたもの.

ヴァナ・ディールには,遥か過去から現在まで,そう言った悲劇がいくつも起こっているのだった.

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謁見の間へ通される.

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王「サンドリアへの貢献はよく耳にしている.わしらはそれに応えるだけのことをしているだろうか」

なんと耳に心地のよい持ち上げ方なのだろう,と感心せずに居られない.

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今回の任務は,亡きローテ王妃が生前に遺言として残したものだと言う.

ローテ王妃が手塩をかけた庭園.王妃はその庭園に,「夢幻花」を枯らさぬよう常に咲かせて欲しい,と言い残していた.

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ただの花と言うなかれ.王曰く,すぐに枯れてしまう上に種の入手が難しく,「迷わず精鋭部隊を派遣するほどに難しい任務」のようだった.それを,一介の冒険者に託すと言う話しだ.

王「お前の今までの活躍を見れば確実にこなしてくれるであろう」

冒険者として,この期待には応えなければならない.

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何かヒントは無いかと王妃の墓に向かう.

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墓守に話しかけると,庭園の肥料となる「デルフの腐葉土」が欲しいと請われた.

ずいぶんと昔に受けたクエストだったが放置していた.この機会にクリアしておこう.

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ヒントはハルヴァーが教えてくれた.

「夢幻花」は「アルテパ砂漠のオアシスのほとり」に咲いているらしい.

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まずは「デルフの腐葉土」を取りに「クロウラーの巣」へ向かった.

「巣」には何か所かサソリの巣があるが,

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そのサソリがドロップするのだった.

「巣」には何度か来ているが入手できていなかった.前世ではレベル上げ(の途中で絡まれたサソリ)で手に入れた憶えがある.

「デルフ」が何を指しているのか分からなかったが,アイテム説明欄に「デルフラントの腐葉土」と書かれていて納得した.デルフラントとは,ジュノの南側,ロランベリー耕地からベドーあたりの土地を指す.もちろん,クロウラーの巣も含まれる.

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「巣」にも訓練本があったのでチェックした.

ここには Lv95 前後の敵が居るので,フェ・インの代わりに使えそうだった.ただ,敵の配置の便利さから考えるとフェ・インに軍配が上がりそうだ.

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さて,アルテパ砂漠.

最初にぱっと思い付いたオアシスは「東アルテパ砂漠」のワープ本そば.

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ずいぶんと昔に,竜巻を発見した場所だ.

ここは何度も来ているのでチェックポイントが「無い」事も知っていたが,念のためやって来た.やっぱり何も無かった(笑)

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西アルテパ砂漠.

地図上ではオアシスが 2 箇所見える.一つは南西の迷路?区画,もう一つはエアーズロックの足元だ.

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西アルテパの敵は Lv56か から見て「おなつよ」.

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アリなどのアクティブな敵を駆逐しながら,まずは南西のオアシスに向かった.

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が,特に何もないようだ.

ぐぬぬ

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ムッチャショートカットしたい.

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砂漠のアチコチにいるサボテンダー族もアクティブな敵でよく絡まれる.

サボテンダー族が使用するご存じ「針千本」は,一人当たりのダメージが「1000 / パーティメンバ数」で計算される.ソロで遭遇したらかなりの脅威だ.一方,このバトルで気が付いたが,このパーティメンバ数にはロボも含まれる.

これが後で大きな意味を持つ.

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西アルテパを歩き回ったので,エアーズロックに辿り着いた時には Lv59 になっていた.

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岩棚の足元にあるオアシスにはサボテンダー族がいて,

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静かな水面を湛える湧き水のその横に,ひっそりと花が咲いていた.

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そこに「夢幻花」を守り手,NM サボテンダーが待っている.

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このサボテンダー,ほぼ一定間隔で「針千本」を撃ってくる(体感).

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これがとにかくキツイ.

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ロボも含めてヒーラー全員が回復に努めないと,すぐに形勢が不利になる.

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ロボが「針千本」のダメージを分散した事が功を奏し,

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最後は粘り勝ち.ロボすごいよロボ.

ここ最近,チキンレース的な戦闘を毎回繰り返している気がする(笑)

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こうして「夢幻花」を手に入れた.

二本が寄り添うように咲いているこの花に,ローテ王妃は誰と誰を重ねたのだろう.

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持ち帰った花は庭師に渡すよう言われる.

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そして・・・その庭でロシュフォーニュと再会した.

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久々の再会だったはずだが,彼の言葉は妙にトゲトゲしい.

ロ「いったい今度は,連中になにを頼まれたんだ?」

その問いはローテ王妃の遺言で答えた.夢幻花を枯らさないようにと.

ロ「ふむ・・・,聡明なローテ王妃のことだ,きっとなんらかの・・・」

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その瞬間,彼は光に包まれ,

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気が付くと,花の枯れ果てた庭に一人佇んでいた.

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そして,いつの間にか現れた女性が彼に警告を発する.

ロシュフォーニュ・・・ 龍王の秘宝に手を触れてはなりません・・・

おまえはまた,あの悲劇を繰り返すつもりですか・・・

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ロ「バカな・・・! いまのは,いったい・・・?」

墓石に駆け寄ったロシュフォーニュは再び光に包まれ,

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我に返る.

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キツネにつままれたような彼がその場を去ると,

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入れ替わりに庭師がやってきた.

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彼によれば,「夢幻花の花粉は時としてちょっとした幻を見せるいたずらをする」らしい.

「聡明なローテ王妃」は,いったいどこまで計算して遺言を残したのだろう.

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(場所を移動してしまったが,)足元に落ちていた「紙くず」を拾うと,そこにはこのような事が書かれていた.

「偽りに向かいし時,真実はその背後に隠されている」

ローテ王妃からの秘宝に関するヒントに思えた.あるいは,ロシュフォーニュがどこかで手に入れたものか.

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庭師に腐葉土を渡した.

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わずかばかりのお礼と共に,王妃についての話が少し聞けた.

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王妃を「散ってはならない花じゃった」と言う彼は,「実はローテ様の死にはまだ謎の部分が多いのじゃ」と密かに明かす.

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だが,たまたまそこに現れたピエージェ王子がその先を制する.

ピ「シャルヴァト,少ししゃべり過ぎだぞ」

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もちろん,冒険者にも釘を刺す事も忘れない.

ピ「我々王家のプライベートにあまり首をつっこまぬことだ.その首が身体から離れることになりかねんぞ」

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母が眠るこの場に部外者を入れるなとピエージェ王子は庭師に告げると,教皇に王妃の慰霊を願い出る.

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その様を遠くから眺める.

彼らが行っているのは,本当に王妃の慰霊のための祈りなのだろうか.

王妃の死に纏わる「謎の部分」,と言う言葉が脳裏を過ぎる.

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弟王子に釘を刺されていたが,庭師はそのことを気にする様子がない.

庭師「見ていきたければ好きにするがいい.その方がローテ様もお喜びになるだろう」

 

永らく王妃に仕えた墓守の言葉と,人払いを願う王子の言葉.果たして,王妃をより知り,より愛しているのはどちらなのか.

答えは明確に思えた.