Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンミッション12「無手の傀儡師」/13「亡国の墳墓」

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ヒロインとの邂逅を果たすのだった。

 

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黄金貨 255 枚を手に入れる機会を失いとぼとぼとモグガーデンに帰り、日を改めてナジャ社長の許を訪れるとイベント。

基本的にこのパターンで話が進むらしい。

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アブクーバによれば「今日は皇宮から大事なお客さまを、お迎えする」らしく、おかげでナジャ社長はすこぶる機嫌が良いようで、彼曰く「助かっている」そうだ。普段の彼女がいかにむにゃむにゃ。ブラック企業良くない。

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鼻歌なんて珍しい。

意外にオトメな面もあるっぽい(失礼)

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なんてことを考えていたら気付かれた。

シャッチョー「社長の真後ろに、黙って近寄るだなんて・・・」「いきなり、殴り殺されたって、文句は言えないよっ」

やっぱり撲殺なんだ・・・

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「いったい、どういう了見だい!」と詰め寄られたので、とっさに鼻歌をまねた(笑)

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シャッチョー「・・・あたいのこの『モーニングスター』で、あんたの頭の中にあるそのメロディを・・・」「忘れさせてやろうかネェ」

鈍器をぺちぺちするのやめてw と言うか「モーニングスター」がそのまま正式名称なんだ。さぞかし綺麗な星が見えるんだろうなぁ・・・。

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と、脳天への一撃を覚悟していると、アブクーバが言っていたことは本当だったらしく、彼女は「油売っている場合じゃないんだったよ」と言って見逃してくれる。

シャッチョー「ほらほらっ。今は不調法な傭兵は、お呼びじゃないんだ。シッ、シッ! おかえり!」

人様に向かってシッシッはずいぶん失礼な気がしたが、そういえば前回もそうあしらわれた気もする。まあ撲殺よりよっぽど良いかとか、社長にとって社員は犬猫みたいなものなのだろうかとか、猫は社長の方やないんかーいとか、色々思いつつ渋々帰ろうとすると、

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眼鏡「ただいま、宮廷傀儡師のアフマウ様、ご到着になられましたッ!」

と、賓客の来訪を告げた。

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なぜかアヴゼンが先頭だったけど(笑)

アヴ「くるシュウナイ。ソノママデ、よイゾ」

しかも、むっちゃ偉そうなんだけど。

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皇宮から直に下されたと思われるこの傀儡師の来訪に関して、ナジャ社長はもちろんこの機会を逃したくない。皇立文化財調査財団の次が宮廷傀儡師ならば、皇宮との距離は確実に近づいている。

だから、やってきた傀儡師一行に恭順の姿勢を崩すことなく、「かような、むさ苦しきところへご足労いただき、恐悦至極に存じます」と、それが当然であるかのように自らへりくだる。

こんな社長初めて見た(笑)

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だが、ナジャにとって正体不明なからくり人形は、謙遜の言葉を真に受けたかのように、あるいはそうこびへつらう社長を馬鹿にするかのように、その言葉をおうむ返しする。

アヴ「ナンテ、ムサくるシイトコ!」

シャッチョー「・・・!?」

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得体の知れないからくり人形の態度に若干憮然としながらも、彼?が宮廷傀儡師の友人と知ると、すかさず顔を隠しながら社長は言葉を繋ぐ。

シャッチョー「ご無礼をお許しくださいませ。アヴゼン様、皇国の忠実なしもべ、ナジャにございます」

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アヴ「・・・ツーン」

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シャッチョー「・・・」

あ、なんかプルプル震えてる(笑) これはやばいかも。

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さすがに失礼なその態度にリシュフィーやアフマウから抗議の声が上がり、アヴゼンは仕方がないと言った風で社長にあいさつを交わす。

アヴ「・・・ゴキゲンヨウ」

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・・・まだ会ってから数刻ほども経っていないのに、なんだろうこの雰囲気の悪さは。

しかも、冒険者の存在がアヴゼンに気づかれてしまい、ナジャ社長の気分は増々悪くなる。これはあくまで社長と傀儡師との邂逅の場。社員が表に立つことなどあり得ない。「アレが、ようへいカ?」と問うアヴゼンに、社長は頭を抱えつつ「・・・はい」と渋々答えざるを得ない。

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だが、傀儡師の、からくり人形の目的はその社員の方にあった。

「れいノけん、すでニ、つたエテアルノカ?」と言う問いに「いえ、これからにございます」と答えたアムナフは、社長に向かって口上を述べる。

アム「ナジャ。聖皇ナシュメラ様よりの、勅命を伝える」

シャッチョー「ははーっ」

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アム「余、ナシュメラは民草の心を安寧にさせんがため、巷で噂の幽霊船の正体解明を命ず」「また、もしこれが何者かの策謀である場合、これを阻止せよ。ナシュメラ 2 世」

シャッチョー「・・・ゆ、幽霊」

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この勅命は秘密裏に行われる必要があり、故に調査の総指揮は宮廷傀儡師のアフマウがとる。リシュフィーがそう補足するこの命を、社長はなんら疑問を挟むことなく「つつしんでお受けいたします」と拝受する。

社員が社長の言葉を違えられないように、社長にとって皇宮からの、聖皇からの勅命は絶対なのだった。

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アヴ「では、サッソク、せんぞくノようへいヲ、きょうしゅつセヨ」

人形の言葉に一瞬、場の空気が固まる。なるほどそう来たか。

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だが、ここに至って社長は気が付いたのかもしれない。

シャッチョー「・・・火急なれば、この傭兵でございましたら、すぐにでも出立の準備が整っております」

社員が表に出ることを嫌がっていたはずの社長が、冒険者を名指しする。その場に偶然居合わせたはずの、皇立文化財調査財団に名指しされていたその傭兵を。

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すべてが想定通りに進んでいることを喜んだのか、笑みを浮かべた宮廷傀儡師は初めての言葉を冒険者と交わす。

アフ「・・・よ、よろしくお願いします」

なにこれかわいい。

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アム「些細なことでもよい。得た情報はすべて、皇宮に報告しなさい」

ちょっと前の社長とのアレコレをまるで知っているかのようにアムナフはそう告げ、「では、健闘を祈っているよ」と言うリシュフィーとともに、傀儡師たちを追って部屋を後にした。

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皇宮の御一行様が去ったあと、ナジャ社長と二人っきりになる。

・・・撲殺か。

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と思ったが、あの悪い雰囲気はどこへやら、「この会社に箔がつくこと間違いなしだネェ」とか意外に上機嫌のようだった。「絶対に、失敗は許されないよッ!」と脅すことも忘れていなかったが。

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「幽霊」と言う言葉に引っかかっていたナジャ社長だったが、どうやら「我が社の掴んでいる幽霊船の情報」とやらがあるらしい。

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曰く、アラパゴ諸島での目撃を皮切りに、10 数年前から各地で幽霊船が目撃されている。

曰く、皇国の客船アシュタリフ号だと思われていた幽霊船は、滅亡したイフラマド王国の海賊船ブラックコフィン号だと言われ始めた。

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曰く、噂の主は不滅隊に捕まってその詳細は行方不明のまま。

すでに(プレイヤが)知っている情報ばかりだったが、「アラパゴ諸島」と言う話は初耳な気がする。ナシュモ周辺の、あの船の墓場のような暗礁域がある島嶼だ。社長の話は、幽霊船が実在しそうな話にも聞こえたし、あのあたりをコルセアが縄張りにしていると聞いた気もするから、イフラマド王国の生き残りによる皇国かく乱目的の話にも聞こえた。

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ナジャ社長の見解も同じで、つまり、幽霊船調査はナシュモから始めるのが良さそうだった。

シャッチョー「幽霊船の噂が、本物だろうが偽物だろうがあたいたちには関係ないよっ。その手で必ず、正体を暴いておいで!」

自分がやるわけでもないのに謎の怪気炎を上げる社長。冒険者が任に就くことに裏を感じた社長は、それに乗っかることをあの時に決めたに違いない。うまく行けば皇宮に取り入ることができるし、失敗したとしても、何かの尻尾を掴むことができればそれはそれ。いつもの社長流儀で皇宮と取引することもできるだろう。

問題は、何の尻尾を掴んでしまうか、ではあったが。

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ナシュモに着くとさっそく、以前に幽霊船の話をしていたキキルンの許へ向かった。でも、大した話は聞けなかった。

それ以外に思い当たる NPC の記憶が無かったので、結局ナシュモ中を駆けずり回ることになった。

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街に居るキキルンの一人(一匹?)が、「アルザダール」について話してくれた。と言うか、以前も聞いていたのだが、意味が分からずスルーしていた(笑)

アルザダールは前回訪れた「アルザダール海底遺跡」の名前でもあるし、彼が言うように空に浮かぶ恒星の事でもあるようだ。そして、はるか昔の近東に居た 賢帝 の名前でもあった(ナシュメラの事を思い出すために日記をひっくり返して気が付いた)。アルザダール帝は「ふしぎな力で動く大きな大きな人形」を操って周辺国を飲み込み、皇国の礎を築いたと言う。もしかしたら、その名を冠する海底遺跡には、彼?が操ったという「大きな大きな人形」があるのかも知れない。

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結局、街に居る NPC 全員と話をして、最後に話しかけたキキルンが幽霊の事を知っていた。またこのパターンか(笑) 運が悪いというか勘が鈍いというか。

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相変わらず何を言っているのか半分ぐらいしか分からないし、なんだかよく分からない話でいきなり目を光らせたりして、なんというか掴みどころがない。と言うかちょっとギョッとした。

ちなみにキキルンたちに言わせると、彼らはゴブリンよりも強いらしい。ゴブリンは目が悪いけどキキルンは目もいいとかなんとか。実にどうでもいいけど(笑)

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イマイチ文脈は掴みかねるが、彼は冒険者をオバケマニアと認識したらしく、

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オバケは「ピョピョルン特製招魂香」が大好きだと教えてくれる。

話の筋がぶっ飛んでいて全然頭に入らない。

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なぜか気をよくした彼からは「ピョピョルン特製招魂香」を貰えそうな雰囲気だったが、「ナイナイ、バー! ね・・・」と言われる。無いんかーい。

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ただ、「ジョディの消化液」があれば「ピョピョルン特製招魂香」が作れるらしい。

ワジャーム樹林とバフラウ段丘にいる「まっかの、ボンボン、トゲトゲ、ビヨンビヨーン」が持っているとかなんとか。なるほどわからん

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まあとにかく、「真っ赤」が思い当たるモンスターを追ってワジャーム樹林へ向かった。

たしか、樹林を南西に抜けてマムークへ向かう際に見た気がする。

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樹林へはワープ本を使用して移動したが、移動先周辺にはトロールたちがウロウロしているので、適当に倒しながら南西に向かった。

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西広場に向かうと、それは居た。

まっかだけど、トゲトゲボンボンビヨンビヨーンっぽくは無い。若干ビヨンビヨーンぽいけど(個人の感想です)。

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うーんと思っていたら、周辺にもう一種類の赤いモンスターが居た。

まっかで、足先がトゲトゲ、頭にボンボン、動きがビヨンビヨーン、な感じがする。

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まあとにかく赤い奴を倒せばよいと思って(笑)

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目につく敵を片っ端から乱獲していたら、

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6 匹目くらいのモルボルが「ジョディの消化液」を落とした。

ジョディってなんだ?

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ちなみに「臭い息」をムッチャ警戒したが(警戒してもフェイスが巻き込まれるのは諦めていたが)、このモルボル族の技は吸血系ばかりらしく、思ったよりも全然普通に戦えた。

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せっかくなので、Lv75  になるまで経験値を稼いだ。

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「ジョディの消化液」(ジョディってなんだ)をキキルンの許へ持ち込むと、「おハナ、ひんまがる・・・」とちょっと嬉しそうにしながら(笑)、

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「ピョピョルン特製招魂香」なるものを作ってくれた。

どうやら昔を思い出させるような匂い、あるいは臭いらしく、「とくべつなオバーケ」が「なみだポロポロ」らしい。懐かしい匂いにオバケが誘われるという事かな。オバケに嗅覚があるという話は初耳だけど。

そのオバケは「ココから、にしの、イシごろごろいぱーい! トコ」に居るらしい。「カダーバの浮沼」のナシュモ西側は墓場だったから、墓石のいくつかにあったチェックポイントが目的地に違いない。