Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンミッション19「遇人の内懐」その2

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どんな設定なのか気になっていたが、世間を知らないお嬢姫なのだった。

 

アサルトの結果にテンションが下がる冒険者は、ウィンダスからやってきた特命全権大使こと嵐を呼ぶ女傑の登場に悪い予感しか覚えない。港に着いて早々、前聖皇夫妻の人形メネジンを徹底的に叩きのめすばかりか、その圧倒的な口車によってなぜか相手を謝罪に追い込み、聖皇との謁見を後回しに茶屋へ向かう暴挙すら黙認させる。巻き込まれた人間は誰もが気分を害さずに居られない、そんな嵐の中心に常に鎮座まします彼女の登場は、果たしてアトルガンに何をもたらすのか。何ももたらなさいで欲しい。

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カーディアンとの戦いにメネジンが敗れたことは、アフマウの気にも障ったらしい。

アヴゼンの電源を落とす(?)としばらくその場を離れ、

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復帰したアヴゼンが、「ドウシテアノときニ・・・」「めねじんハ なにモ いエナカッタノカ」と口惜しさを滲ませる(どういう意味だろう)と、

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「・・・ごめんね」と返しつつ、着替えた姿をお披露目する。

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メネジンの大敗をきっかけに、アフマウは「れいノけいかくヲ じっこうスルきニ、ナッタ」ようだ。

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「丞相にだって ぜーったいに、内緒にするの!」と、「れいノけいかく」に気分が盛り上がるアフマウ。「・・・これハ おもしろク なってきたゾ」と張り切るアヴゼン。

だが、傍に控えるリシュフィーには全てが筒抜けなのだった。

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港での一件はとうぜん社長の知るところだった。と言うか、特等席で一部始終を楽しんでいた。

大使のあの姿を見ても、社長はどうやって「ヒョウタン人形なんかより、我が社の傭兵の方が優秀だってアピールするか」を気にしているようだった。まあ二人とも属性は同じっぽいから、あのムチャクチャ具合は特に気にならないのだろう。

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後を追いかけてきた冒険者に、社長は「どうだったかい? 人形相撲は? ちゃーんと楽しんだんだろうネェ?」と聞いてきた。

内心はそれほどでもなかったが、むしろ女狐の登場に戦々恐々としていたが、そう聞かれたら満面の笑顔で「はい」と答えない訳にもいかない。

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シャッチョー「ほ~・・・」

期待通りの答えをしたつもりだったが、社長はいつもの意地悪な顔をしたかと思うと、「道楽者のごく潰しを養ってる余裕なんてコレっぽっちもない」のだから「さっさと仕事をしておいでッ!」と鈍器で脅してきた。

・・・理不尽すぎる。あと、王冠返して欲しい。

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仕事ねぇ・・・ アサルトはイマイチ気が乗らないし・・・とため息を漏らしつつ、念のためにミッションを確認すると、どうやらカラババを追えば良いらしい。

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念のために社長へ報告に向かうも反応なし。

どちらかと言うと、「見てはいけないものを、見てしまったんじゃないかって思います」とアブクーバが慌てていた。前聖皇の形見の人形を再起不能にするなんて、皇国民には考えられない暴挙に違いない。

国際問題に発展しないのか気になるが、あの黒い悪魔がてきとーな事を言って煙に巻く様が何となく想像ができて、本当にご愁傷さまでした、としか言いようがない。

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幽霊船以降イイコトないなーと思いながら茶屋へ向かうと、

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あの二人が居た。

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ウィンダス大使の登場に、「他国に抜け駆けをしてアトルガンと同盟を結ぶつもりなのでは?」と疑念を抱くゲッショー。

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だが、トリオン王子の懐刀トラビアルスは、アルタナ四国のなかでアトルガンに最も近いウィンダスはその動向を注視し続けてきたのだから、大使訪問の理由も明らかだろうと疑念を払しょくする。

アルタナ四国会談 で、シャントット博士は「アストラル」「風」云々と「魔笛」について色々と気にしていたから、きっとその調査にやってきたのだろう。正体の分からない「魔笛」はウィンダスにとっての脅威だから、そして(ブラック企業の社員としてこき使われている)冒険者だけではその解明に不十分だから、皇国に乗り込まざるを得ない状況に違いない。

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ちなみにトリオン王子の近況。

ゲッショーの流麗な東方文字に負けじと、自ら考案した文字を普及させんとしているらしい。公文書がますます解読不能になったと宰相は嘆いているとか。

なにやってんのw

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そんな二人の姿を見ていたら、席に招かれた。

この二人と話しているのが一番心が落ち着くのでは?と、少し弱気になって涙が出そうになる。やばい、メンタルやられかけてるかも(笑)

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しばらく社に顔を出していないと言うゲッショーに(その気持ちわかる)、近況などを報告すると、

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健気に仕事をこなす(笑)冒険者を見て、二人はその姿を褒めそやす。

ゲッショー「拙者、冒険者殿に、真の忍耐とはなにか教えられ申した」

トラ「私もです。立ちどまって己の境遇を嘆くよりも、立ちあがって己の使命を遂げよ、と」

やばい、ちょっと癒される。

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その後にトラビアルスは席を辞したが、今度はゲッショーが近況を報告してくれた。

彼は幽霊船の件ののち、皇都を離れて蛮地を巡っていたらしい。

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マムークでは四天王の一人(一匹?)と心を通じ、

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彼らがなぜ魔笛を狙うのか、その理由の断片を聞いていた。

曰く、皇国の喧伝する魔笛の役割は偽りであり、おそらくは軍事的が利用法が別にある。そして、それが確立されれば、恐るべき災厄がマムークを襲うことになる。ゆえに、魔笛のもたらす益ばかりでなく、皇国の目的を阻止するために魔笛を狙うのだと。

あり得そうな話ではあったが、相手は四天王だ。第三者であるゲッショーを取り込もうとしている可能性もあり、話半分にしておく必要はありそうだった。

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ハルブーンでは、ブラックコフィン号が港を出入りしているらしいことを聞きつけていた。

イフラマド王国の亡霊とトロールを結びつける何かが、ハルブーンにあるらしかった。

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あの後、彼はアラパゴ暗礁域にも行ったらしい。だが、幽霊船にもルザフ王子にも会うことは叶わなかったようだ。

彼は言う。数百年の時を経て海賊たちが蘇ったのならば、そこには「やんごとなき大いなる意思」が働いているのではないかと。

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彼はアトルガン皇国周辺の、この血生臭さが気にかかるらしい。

イフラマドの海賊、亡者の軍団、マムークやハルブーンとの小競り合い。

ゲッショー「此の国の周辺には常に、死が溢れているでござる」「拙者は知りたいのでござるよ。ただ、その理由を・・・」

彼は気の向くままに旅を続ける素浪人のはずだ。何かの使命を帯びているわけでは(今のところ)無い。そんな彼が、ちょっとした興味でアトルガン皇国に近づくのは・・・少し危険すぎないだろうか。「死が溢れている」と言う言葉に少し寒気を感じる。死に近づくことで逆に取り込まれてしまう、そんな事にならなければ良いのだが・・・。

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互いに情報を交換し、「土産話も語り尽くしたでござる」と言うゲッショーは、その瞬間に殺気を感じるが、

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時すでに遅く、空より放たれた雷が彼の身体を貫く!

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殺られた?と思ったが、

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間一髪、変わり身の術で逃げおおせたようだ。

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ゲッショーを襲ったのは、もちろん彼女だった。

まあウィンダスとヤグードは天敵、犬猿の仲なのだから仕方がないとは思うが、とは言え不意打ちは卑怯すぎる。でも卑怯なんて言葉は、彼女の辞書には載っていない。

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アルタナ四国会談で出会ったはずだが、あえて気が付かないフリをするカラババ。

何の意味があるのかよく分からないけど。

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彼女は、たまたま居合わせた(と言う設定の)冒険者に、彼女の「現地ガイド」になって欲しいと言う。道すがら何があったのか分からないが、確かにタルタルが足りない。

どうせ「いいえ」を選んでも何か言い訳なり言いがかりなりをして冒険者をガイドに仕立て上げるのだから、そのやり取りも面倒になって「はい」を選んだ。

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彼女は「現地ガイド」のオプショナルツアーとして、「オルドゥーム文明の遺跡」を見学したいという。

あれ? 最近「オルドゥーム遺跡」って単語を聞いた覚えがあるぞ・・・

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オルドゥームとは、伝承に登場する孤高の哲学者ラムウ、その彼が持つ伝説の魔導器「オルドゥームの杖」としてウィンダスでも馴染み深いらしい。初めて聞いたけど(笑)

伝承によれば、彼が技術革新をもたらした海洋国家には、雷で動く器具や乗り物まであったという。そして、「雷の力を応用したと考えられる器具」が出土すると言う「オルドゥーム文明の遺跡」に、彼女は興味津々のようだった。

魔笛調査が目的じゃないんかーーい。

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そんなツッコミを心の中で呟いていた頃、アフマウも茶屋へやってきていた。

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もちろん、アフマウは「オホホホホホホホ!」と言う悪魔の高笑いに即座に気が付き、

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マウマウ「マウの目の前で・・・マウよりも先に・・・あのようなスィーツをいただいてるなんて・・・」「マウだって・・・・ この国で生まれたマウだって・・・ 食べたことないのに・・・ 許せない!!」

と憎しみの怒りに身を焦がし、「一生、アイツだけは許さないことにするわ」と心に決めるのだった。

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二人(あるいは一人と一体)は、悪い魔法の国の大使と山猫の傭兵が談笑していることに気が付く。

アフマウは一体何を話しているのかを気にしたし、アヴゼンはまた傭兵に会えたことを喜んでいた。そんなに気に入られたなんて知らなかったけど。

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声が聞こえないことに痺れを切らしたアフマウは、「マウに、いー考えがあるの」と言いつつサイレントオイルを手にすると、

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店の軒に忍び寄り、盗み聞きを始めるのだった。

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「オルドゥーム」に興味があり「エジワ蘿洞」に向かいたいと言う大使の話を

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黙って聞いていたアフマウだったが、

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冒険者を脅してこき使おうとしている大使に腹を立てていた。

マウマウ(・・・なんて、ひどいの!)(冒険者はマウの傭兵よ。こき使っていいのは・・・)(マウだけだもん!)

結局こき使うんかーーい。

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そんなマウたちの様子に気が付いたらしい悪い大使は、「・・・今、なにか大きなモノが落ちませんでしたこと?」ととぼける。

泳がせた方が面白そう、なんて考えているに違いない。ホント厄介な人だ。

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念のためにミッションを確認した。

「ナジャ社長に断りなく、勝手に仕事を請け負って大丈夫なのだろうか?」なんて書かれていて背筋が凍るが、

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無反応だった。また後から逆ギレされそうな予感。

 

あーーーーーもーーーーーーーーなんでこんなに厄介な人ばかりが集まってくるのw

アトルガンライフは、もっとこう、近東の傭兵稼業でレアアイテムザクザクのウハウハな話になるんじゃなかったのw なかったの? なかった・・・? ・・・なかったかも。なかったか。誰も言ってないか、そんなこと。