Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンミッション23「宴遊の終幕」/24「悪魔と悪鬼と」

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ちょっと同情するのだった。

 

悪魔が無敵すぎる件。

似非大使が「ナバゴ処刑場」へ向かったのは、「生命の卵」と言われる「胚」を手に入れるためだった。それは禁断の錬金術、異なる生命を合成することで合成獣を作り出す技。処刑場の奥に居たモブリンによって、その成果の一つ「キマイラ13」に襲われる一行だったが、冒険者はなんとか護衛の任務を果たす。大使にムッチャキレられながら。

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また文句を言われてもたまらないので、さっそくナジャ社長の許へ向かう。

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そこではすでに、社長と大使の間で何かの商談がまとまりつつあるようだった。

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シャッチョー「なんて! なんてステキなんでございましょう」「私どもの支社が中の国で営業!」「しかも! しかも、星の神子さまご公認!!」

アルタナ四国では競売以外でアトルガンの生産品をほとんど?見かけることは無いから、輸出入に関しては相当な制限が加えられているに違いない。細々とした貿易だけでは、それなりな危険を伴う海運業の利益も知れている。しかし、アトルガンに最も近いウィンダス連邦が皇国との通商に乗り出すとなれば、話は変わる。しかも、その窓口を一手に担えるとなれば、莫大な利益と強大な権力は思うがままだろう。

なんてことを考えていそう(笑)

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悪魔「あらあら、いいんですことよ」「ナバゴ処刑場では冒険者が、ほんとうに役立ってくれましたもの」

うーん、確かに、あの場で言っていたように「良き盾」であったことをよろしく伝えてくれてはいるのだが・・・ 何この悪寒。

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大使も乗り気だと分かると、即座に皮算用を始める社長。こーゆーところは有能と言うか鼻が利くと言うか。

だが、大国の間を取り持つほどならば、流石にこれまでの体制ではまったく人手が足りない。

アブ「ウィンダス駐在のイプワム先輩では、ちょっと荷が重すぎませんでしょうか・・・?」

シャッチョー「うっ・・・確かにそうだネェ・・・」

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「わたくしが、ズバッと解決してご覧にいれますわ」、そう言う大使はアブクーバに社員数を問いかける。

(そしてこっそり、冒険者の社員番号も聞きだす)

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悪魔「わたくし、こちらの社員番号を使って人選のために占いを行ってさしあげますわ」

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それは、「ウィンダスに伝わる・・・それは当たると評判のありがた~い、えらび唄」らしい。

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おもむろに大使は、どこかで聞いたことがあるような、ないような、いかがわしい 不思議な唄を唄いだす。

悪魔「ま・ほ・う・う・ってー♪」「バババンッ・ドガンッ・ズガンッ!!」

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本当に撃つんかーい。

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そして、彼女の占いが示したその社員番号は・・・

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シャッチョー「ん!? その番号は・・・」「たしか 冒険者!!」

アブクーバの予感は的中する。大使が示すその社員番号は冒険者のものだった。

悪魔「あら? その役目、この者には荷が重すぎるとでも?」

シャッチョー「え? いえ。そんなことはないんですけれども・・・」

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シャッチョー「この冒険者は、聖皇さまの覚えめでたく謁見を賜ったこともあるほどの・・・」「ウチのエースでございまして・・・」

お、珍しく、と言うか、初めて持ち上げられた気が。でも、嫌な悪寒は去らない。

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なぜなら、彼女がその話に喰いついたから。

悪魔「・・・そのお話、くわしく話してくださいますこと?」

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その頃、宮中には、

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膝を抱えたアフマウがアヴゼンの不在を嘆いていた。

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それは人形の片割れメネジンにとっても同じようだった。

メネジン「・・・わらわは、なにをすればよい・・・?」「アヴゼンよ・・・」「教えてくれ・・・」

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その頃社長は、いかに冒険者が手放しがたい逸材であるかを滔々と語っていた。

シャッチョー「ですから遠地に派遣するのは、まさしく私の片腕を失うようなものでございます」

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シャッチョー「けれども、ウィンダスに支社を築き、聖都をしっかりとお守りすることもまた、これは大切な弊社の使命と心得まして・・・」「このナジャ・サラヒム、断腸の思いではございますが・・・」

悪魔「なるほど! あなたのおっしゃりたいこと、わたくしにも、よ~くわかりましたことよ」

社長の言葉を最後まで聞くつもりが無いと言わんばかりに、大使は強引に話を止める。

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悪魔「オホホ。・・・仕方ございませんわね」「わたくし、やっぱり、きっぱり、支社のお話、考え直させていただきますわ」

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シャッチョー「・・・へ!?」

(その気持ち、わかる)

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悪魔「まさか・・・あなたに腸と腕を失うような思いをさせてまでわたくしは・・・」

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シャッチョー「大使様っ・・・まさか、まさか・・・ ウチの支社の件はっ!?」

悪魔「う~ん。とりあえず~白紙?」

まるでこれで一件落着するかのように、無邪気な笑顔を返す悪魔。

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悪魔「それでは、わたくしこれにて失礼いたしますわ、オホホ!」

あまりに理不尽な話の展開に、流石に憤りを堪えられない社長。

シャッチョー「待ちなッ!!」

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だが、「そろそろ準備をしないと、丞相ご招待の晩餐会に間に合わなくなりますのに・・・」とボヤく大使を、これ以上引き止められない。もしここで引き止めてしまえば、いったいどんな尾ひれをつけてこの大使が丞相に告げ口をするのだろう。

これ以上押すことも引くこともできない社長は、ただ「・・・」と無言を返すしかない。

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大使を見送った社長はしばらく身じろぎせず固まったままおり、今にもこの仕打ちに爆発してしまうのではないかと思えたが、

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あたりにシムシムを撒くよう、アブクーバに指示するしか無い。

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そして、そんな最悪のタイミングでやってくる冒険者

シャッチョー「たったいま、大使さまからお褒めの言葉をいただきましたわ」「さぞや、お喜びのことでしょう?」「そしえ、きっとあたいからの誉め言葉を期待してらっしゃるだろうネェ?」

社長は限界だった。

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シャッチョー「おあいにくさまだよっ!」「あたいは今、あんたの顔も見たくない気分なんだよっっ!!」「とっとと失せて、あたいを 1 人にしとくれっ!」

自らの失言によって丸め込まれてしまった。口車で世の荒波を乗り越えてきた社長にとって、おそらく、きっと、この件は取り返しのつかない大失態のように思えた。

シャッチョー「あんたの腕と腸をソーセージにして喰っちまうよっ!!」

いつもならばアレコレと難癖をつけて冒険者をなじるはずの彼女は、ただ八つ当たりをするしか術を持たないようだった。

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社長は・・・運が悪かったのだ。いつから運が悪いのかについては議論の余地はあるが、あの悪魔は・・・地震や洪水のような、つまり天災のようなものなのだ。誰も止めることができず、勝手気ままに周囲を巻き込んで、さもそれが当然であるかのようにあり、何事もなかったかのように去っていく。

途中まで、大使は冒険者ウィンダスに連れていくつもりに見えた。いや、ウィンダスである必要はなく、冒険者アトルガンから引き離すつもりだったように思う。大使は、サンドリアより先んじてアトルガンの秘密を暴く事を目論んでいるようだった。ならば、(アルタナ四国会談で)サンドリアの王子と共に行動していたと言うこの冒険者をこのまま聖都に置いておくわけがない。

だが、冒険者が聖皇の聞こえめでたい存在であることを知って、彼女は目の色を変えた。アトルガンの秘密に近づくうえで聖皇の存在は欠かせない。ならば、冒険者はその足掛かりとしてうってつけの駒になるだろう。故に、ウィンダス支社の話は反故にせざるを得ない。それも、大使の理由によるものではなく、社長の理由によって。

たとえ社長でも、悪魔、いや天災に抗う術は無いのだ。そして、怒りや苦しみは、時間が解決することを待つしかないのだ。社長よりもほんの少しだけ悪魔との付き合いが長い冒険者は、だから、諦める方法だけは心得ていた。

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ちょっと社長が可哀そうだなーとか、でもあの社長が冒険者如きに哀れまれるなんて死んでも嫌だろうなーとか、そんなことを考えつつ、少し公務に励むことにした。

ハルブーンの監視哨に行ったので、そこで行われているアサルトを確認した。

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土竜作戦」と言う「落石の破壊」を目的とした作戦らしい。

人質救出作戦に比べれば頭を使う必要がなさそうに見えたので(笑)、受注した。

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独りパーティのリーダーになって、

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いざ作戦を開始。

それほど複雑な地形ではないので、「落石」を探して迷宮内を適当に歩き回る。

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落石が目的とは言え、迷宮内には敵が配置されていた。

うーーーーーーーんんんんん。ここでボム??????? ちょ、また爆発オチなんじゃないの(笑)

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ボムを避けて迷宮奥へ向かうと、通路を塞ぐようにして落石が配置されていた。

「破壊」する必要があるので普通に殴ったりしたのだが、これがムッチャ固い! ええぇぇぇえええ、全然 HP が減ってないんですけど・・・。

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石相手ならエアロじゃろ?と思って魔法を唱えるも、殴りとダメージが変わらない。

と言うか、エアロだろうがエアロ III だろうがダメージが変わらない。何なら初級?魔法の方がダメージがちょっと多い。なにこれ全然壊せる気がしないんですけど。

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これならスリップダメージの方が有効なんじゃね?と思って、思いつくスリップ魔法を叩き込む。ただしポイズンは完全レジストらしい。なぜ。ちなみに IL117黒。

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弱点属性が違うのでは?とエアロ以外の精霊魔法を一通り試すもダメ。

結局、エアロ連打が一番早いと言う結論に落ち着いて、とにかくすごい時間をかけてようやく「落石」を破壊する。と言うか破壊できたことに驚いた。アサルトが終わるんじゃないかと思った。

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奥へ進むとキキルンが居た。何やってんだろ。

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更に先に進むとボムが居て、あーーーーなるほどーーーー!と思いつく。

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ムッチャ絡まれて死にそうなんだけど(笑)、これはすなわちボムの自爆で岩を破壊すればいいってことなんじゃね?

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おおおお、きたきたきたーーーーーーーーーーーーーー!!!

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って、全然岩の HP が減ってないやーーーーーーーーん(怒)

なにこれどゆこと。自爆で死んでたらホントに無駄死にだった。危なかった(笑)

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なんてことをやっていたら、すでに 20 分が経過していた。

え? まだ岩 2 個目なんですけど。ここ、岩はいくつあるの??

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エアロで黙々と岩を削り続け、ようやく 4 つ目に挑むも、

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???「スネェェエエエエエエエクゥゥゥウウウウウウウウッッッ!!!!」

 

いや、なんて言うか、アサルト難しくね?

もっとバババンッ・ドガンッ・ズガンッ!!って感じでサクサク楽しくやりたいんですが・・・。ストレスマッハ具合がすごい。

やっぱりミミズ狩りが良いのかな・・・。ショボーン。