Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンミッション25「運命の歯車」

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あれ?アッサリと引き下がるの??と驚くのだった。

 

ウィンダス大使にしてやられたナジャ社長。その落ち込む姿を見ていられず、冒険者は数日をぶらぶらして過ごす。社長の気分が晴れるまでの単なる時間稼ぎではあったが、2 年前の五蛇将ルガジーンとアフマウの恋物語?を知ることができ、冒険者の気分も少し晴れるのだった。

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時間を置いて社長に会ったが、

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液体化していた(笑)

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シャッチョー「・・・うまい話には必ずオチがあるってこと・・・」「この、あたいとしたことが、なんだってスッポリ忘れちまってたんだろう!?」

うーん、まだ引きずっているなんて、相当重症なのかな・・・。

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そう言えば・・・あの放漫大使からは報酬を受け取ったのだったか・・・。

その事に気が付いた社長は、アブクーバに確認すると、

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シャッチョー「あたいとあろうものが、夢にかまけて、よりによって代金の回収まで忘れちまうなんて・・・」「こいつにカタをつけないことには、あたいの気分はいつまでたっても晴れやしないっ」

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そして、おもむろに立ちあがったかと思うと、いつものように声を張る。

シャッチョー「決めたよっ!」「冒険者!!」

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シャッチョー「あんた、ひとっ走りして大使サマに代金を督促しといでっ!」「報酬を『ぶんどる』ことができたら・・・」「ぜ~んぶ、あんたの給金にしてやるよ。好きに使うがいいさ」

あの守銭奴の代名詞たる社長が、事業団からの報酬たる金貨 255 枚をせしめ、聖皇から賜った王冠の代金に 1 霊銀貨しか渡さなかったあの社長が、「好きに使うがいいさ」なんて言葉を口にするなんて。

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シャッチョー「だけど、いいかい?」「こいつを回収できなきゃウチのメンツはまるつぶれなんだ」「きっちり回収するまで戻ってくるんじゃないよ!」

彼女は思い出したのだった。守るべきものが何なのかを。ブラック企業のワンマン社長として、最初から一貫して堅守していたソレを。

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アブクーバによれば、大使は丞相との会談を終えて帰国の途に就くらしい。

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慌てて港へ向かったが、

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どうやら間に合ったらしい。

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誰も見送りに来ないことへひとしきり愚痴を零す大使だったが、カーディアンによれば多数の不滅隊が彼女たちを監視しているらしい。

人形曰く、昨日の丞相との晩餐会はカラババによる魔法演武?で台無しだったと言うから、ようやく?危険人物として認識されたようだ。

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その影響なのか分からないが、結局、ウィンダス大使は聖皇に拝謁できなかったらしい。

悪魔「いいですことよ。代わりに、風変りなお嬢さんに会えましたから・・・」

そのことは彼女としてはあまり気にならないようだった。むしろ、建前はどうであれ大国の代表に見送りすら寄こさない、この底の知れた蛮国に辟易しているようだった。

悪魔「ま、いずれにしろ、わたくしの真の姿にだれひとり気づかないようでは、この国の人形技術もまだまだですわね」

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アトルガン皇国に対する彼女の評価が下された頃、ようやく冒険者が大使に追いつく。

悪魔「ほほほ・・・ わくわくするじゃ、ありませんこと? この国は大きく変わりつつありますことよ」「望む、望まぬにかかわらず・・・」「例のお嬢さんとあの冒険者によってね・・・」

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大使に報酬の支払いを具申すると、意外にもあっさりと非を認めた。

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報酬は金貨 5 枚。さすが大国大使は太っ腹だと思ったが、残念な事に条件付きらしい。

悪魔「わたくしの個人的な依頼をやり遂げていただくための、いわば軍資金ですわ」

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彼女は、「アトルガンを糾弾する国際世論を盛り上げるための材料収集」を目的に海を渡ったと明かした。

そして、エジワ蘿洞では「古代技術を応用した機械兵士と、その民間流出」、ナバゴ処刑場では「ツァヤ条約まるで無視の生物の闇合成」の証拠を、彼女は冒険者と共に手に入れていた。

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ただ、その程度?の後ろ暗いコトは、どの国にも秘めているものだと彼女は言う。国際世論は後押しできるが、彼女の眼にはさほどの脅威として映らなかった。

だからこそ、と彼女は本題に斬り込む。

悪魔「もっともこの国で危険な代物は、やはり『魔笛』とわかりましたわ」

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どうやら昨晩、彼女は魔笛奪取を企てたらしい。

なるほど誰も見送りに来ないし、不滅隊が監視するわけだ。危険人物どころか、外交特権が無ければ犯罪者として収監されていたに違いない。そして、彼女はそのことを理解したうえで、無謀な企てを実行したに違いなかった。

悪魔「いえ、むしろ失敗してよござんした」

ただ、作戦自体は失敗したらしい。

悪魔「あの強力なアストラル風が、聖都の星の大樹に吹きつけたら、いったい、どうなっていたことやら・・・」

おそらく、魔笛を目にするところまで近づいたに違いない。そして、彼女が手を伸ばすことを躊躇う程度に魔笛が危険なものと気づき、作戦を放棄した。そんなところだろう。

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悪魔「いいですこと?」

噛んで含めるように、彼女はこれから冒険者が為すべきことを教えてくれる。

悪魔「もっと皇宮中枢に近づき、魔笛の情報を収集することですわ」「それから、あのお嬢さんとからくり人形のコンビにもう一度、接触を試みることですわね」

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そして、言いたいことだけ言うと質問の一切を受けることなく、デジョンでウィンダスへの帰路へと就くのだった。なんで港に来たの?(笑)

彼女が冒険者を皇国に引き止めたのは、冒険者が聖皇に近く、また、「あのお嬢さんとからくり人形のコンビ」との接点を持っていたからだった。冒険者を利用して皇国の秘密に近づくことが彼女の目的と思っていたが、意外にアッサリと退いたことに少し肩透かしを覚える。

アルタナ四国臨時会談 は、アトルガン皇国において「クリスタル大戦に匹敵する争乱がおこる恐れ」があるからと緊急開催された。その会談でも「魔笛」が話の中心にあることが語られ、脅威と認識されたはずだった。だから、大使の訪問は「魔笛」の奪取あるいは破壊、最低でも「魔笛」とは何であるかを解明することが目的なのでは、と推測していた。そして、その通りに奪取を試み、断念していた。

彼女が戻った理由は明確だった。

聖皇とお嬢さんとに不思議な縁を持つ冒険者によって、「この国は大きく変わりつつ」あることを感じ取った大使が、自分よりも冒険者の方が「面白そう」だから、この国の未来を担う大役を押し付けたに違いない。いかにも彼女らしい話だ。もちろん、それは大使による冒険者への信頼の証とも読めるが、いやいや、掌の上で踊らせておく程度の遊び心でしかないだろうと、冒険者の勘が告げていた。

何にせよ、悪魔とは、御し難いし、度し難い。

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大使とのやり取りは、あのインプが覗き見ていた。

ナバゴ処刑場から監視を続けていたのだろう。

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その様子は、

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ルザフへと伝えられ、

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それを聞いた提督は独り言ちる。

ルザフ「・・・冥路の騎士よ」「・・・どうやら、俺は独りではなさそうだ」

(ぜんんっっっんんぜん分からないんだけど 笑)

(後ろの絵画は・・・オーディンアレキサンダー???)

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イベントが終わったので、カラババの元現地ガイド(笑)のところへ行ってみた。

カラババは彼経由で連絡を取るように言っていたが、彼は何も聞かされていなかったようで、ただただ狼狽えていた。そもそもからくり人形とカーディアンのどちらが優れているのか、なんて調査を彼に命令してこの地に送り込んだのはカラババだろうし、彼もまた悪魔に振り回されている一人でしかなく、同情を禁じえない。合掌。

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また話をひっくり返されるかと思ったが、社長に金貨 5 枚を取り上げる気は無さそうだった。うーん、この一件で社長もちょっと変わったかも? 気のせい??

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アブクーバに勤務評価を尋ねたところ、「評判もイイ感じ」だが「まぁ、これでボーダーラインに立ったとこ」と言われた。もっとアサルトを頑張らなければならないようだ。

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と言うことで、残り時間はミミズ狩りに勤しんだ。

結局のところ、両手棍で殴りつつエアロを唱え、TP が溜まったら WS「スピリットテーカー」で MP を回復する方法が一番効率的に感じた。だいたい 15 分くらいで周回できる程度に動きが最適化されたので(笑)、ちょっとした時間を見つけたらミミズを狩ることにした。

エージェント? 落石?? なんのことですかね・・・。