Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンミッション30「海賊の利」/クエスト「昇進試験~一等傭兵」

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囚われの姫君とは程遠い現実なのだった。

 

アヴゼン捜索のためマムークへ向かった冒険者一行は、最奥の部屋で獣人たちの企みを知る。それは西方と東方の獣人による皇国への二正面作戦。ゲッショーは傭兵として皇国の動向を探りつつ、公務を騙って西方の獣人と同盟の交渉をしていたのだった(たぶん)。アヴゼンへの興味を失った獣人から人形を取り戻そうとする一行だったが、遅れてやってきたルザフ提督に、アヴゼンのみならずメネジンもアフマウも連れ去られる形となる。しかも、マムーク脱出のためにリシュフィーが犠牲となってしまい、全てが最悪な状況へと陥るのだった。

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とりあえず、どう考えても一人で抱え込める話ではない。皇国か、あるいは会社か、とにかくこの状況を報告して次の手を打たなければ、物事は更に悪い方向へ動いてしまうだろう。

と言うことで、まずは社長の許へ向かった。社畜の本能こわ(笑)

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シャッチョー「あんた、新米にしては頑張って仕事してるようだネェ」

と、業績が上向いている現状に社長は上機嫌だった。

まあそれはそれとして、アフマウたちの事を話そうと思ったが、

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いつも通り、相手の事なぞ構うことなく社長の話は進む(笑)

シャッチョー「あたいね、なんだかこのところ・・・、不穏な空気ってのを感じてるの」「せめて『魔除け』ぐらいは作っておこうかと思ってるんだ・・・」

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シャッチョー「べ、別にあたいが怖いわけじゃないんだ。ほら、傭兵にはなにかと験を担ぐヤツも多いだろ?」

とかなんとか、ツンデレっぽい文脈で何かを訴えていたが、

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魔除けに必要な「インプの翼」を持ってくれば「勤務評価をグンとアップ」してくれると言う。

あー、そっちのイベントなのか。

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アブクーバからは勤務評価の基準を教えてもらったが、いつものブラックな内容だったので話半分で聞いておく(笑)

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本人の口から「どんな雑用もいとわない素直な社員は、昇格するのも早いってもんさ」とか言われて、なるほど「雑用」と言う認識はあるのだなーと思いつつ、オカルトを恐れて魔除け入手に慌てる社長の姿に、少しほっこりする。

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ちなみに、アブクーバは社長の「雑用」を「地獄のお使い」と呼んでいるらしい。

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雑用ならチャチャッと片付けようと、カダーバの浮沼でインプ狩りをしたが、

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範囲睡眠とか範囲静寂とかイヤらしい攻撃をする敵だったなーと闘ってから思い出し、意外に苦労させられる。

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しかも、アイテムを全然落とさない。

浮沼の奥には Lv84吟 から見て「丁度」なインプが居るのだが、乱獲状態に陥り、気が付けばレベルが上がっていた。ドロップは運だから仕方がないが。

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ようやくブツを手に入れて、

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社長に納品した。

シャッチョー「これで、ようやく『魔除け』を作ってもらえるよ♪」

と喜ぶ社長をジト目で眺めていると、言い訳っぽい事をまくしたてる。

シャッチョー「あたいはネェ。この世のものは、お金しか信じてないけど、あの世のものには、ちょいと敏感なのさ・・・」

何を言っているのかよく分からない。

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シャッチョー「ブルブルッ! 考えただけで震えが・・・」「お、覚えておきな。これが傭兵ぶるいってやつさ・・・」

なるほど、幽霊船の話を頑なに信じてくれなかったのは、彼女のオカルト嫌いによるものだったのかと得心する。

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簡単な雑用で「一等傭兵」に昇格した。

アブクーバ曰く「地獄のお使い」と呼ばれるくらいだから、これからはもっと面倒な話になるんだろうなーと思いつつ、

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せっかくなので、ランクアップの効能について確認した。

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サンクションの時間は 3 時間から 4 時間に伸びていた。

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アサルトも作戦項目が追加されていた。

鉱脈調査・・・。ランダムなマイニングポイントを探して当たりはずれを引く、みたいな 面倒な 運に影響されそうな作戦を予想するけど、気が向いたらやってみよう。

今のところミミズ殲滅作戦しか成功してないので億劫だけど(笑) 

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今度こそナジャ社長にアフマウの事を相談したが、オカルト嫌いの所為で「幽霊船の情報を何か知らないかだってェエエ!?」「あたいに、そんなこと聞くんじゃないよっ!」と聞く耳を持ってくれない。

ただ、「あんた前に『ドゥブッカ島の外れ』から乗り込んだとかなんとか言ってなかったかい?」とヒントらしい事を言ってくれる。

ああそうか、アフマウが連れ去られたのなら、彼らの本拠地に乗り込めばいいのか。

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とりあえず「ドゥブッカ島の外れ」を目指すべく着替えをして、でも不滅隊に助けを求めるべきでは?と思い立って皇宮へ向かってみた。

が、なしのつぶて。面会すら叶わない。

リシュフィーの連絡が届いているはずだから、むしろ既に動いていると思うべきか。あの時も「鈴」を付けていたから、彼らも幽霊船の場所と乗船方法は知っているに違いない。

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ワラーラ寺院も同様だった。

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社長のヒントが正解に思えたので、まずは「カダーバの浮沼」のお墓から「渡し賃」を手に入れておいた。

これで現地で困ることは無いはず。よく思い出した私。褒めたい(笑)

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「ドゥブッカ島の外れ」は、アラパゴ暗礁を西に進んだ場所だった。

かなり長い道のりだったが、途中でワープ本やホームポイントが見つからず、結局また東端から向かう事になった。と言うことで、途中のカギ付き扉に対処すべく、シーフに着替えたのだった。

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覚悟を決めてワープをするとイベント。

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アフマウたちが囚われているらしい船室からは、なんだか似つかわしくない歌が漏れ聞こえ、

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部屋の中ではアフマウとアブゼンが、踊り、歌っていた。

・・・なにやってんの(笑)

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一人冷静なメネジンは「・・・そろそろ静かにしたらどうだ?」と諫めるが、我慢するのは愚の骨頂だと二人は口を揃える。

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マウ「想像してたよりも、ずーっとわくわくする乗り物なんだもの!」

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・・・何満喫してるのw

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そんな騒ぎに飽き飽きしたメネジンは、部屋に置かれた巨大なキャンバスに目をやり、二人に声をかける。

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それは、ルザフ提督が眺めていた絵画だった。

マウ「お城と街が・・・燃えてる・・・どこなのかしら?」

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メネジンによれば、この絵は「寓意」だった。

事実を写したものではなく、何らかの意図を伝えるために描かれた絵。

マウ「うん、そうよね・・・」「だって この巨人みたいな塔は、なんだか動いてるみたいだし・・・」

メネ「・・・槍を構えている騎士なぞ空に浮いておるしな・・・」

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マウ「・・・まって。巨人と、騎士・・・」「巨人と騎士・・・」

アフマウはこの絵に描かれているものに気づく。

マウ「そうよ!」「ここに描かれてるのは 鉄巨人アルザダールと冥路の騎士だわ!」

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そして、この絵が伝えたいものにも思い当たる。

アヴ「デハ、モシカシテ モシカスルト、コノえハ!?」

マウ「ええ、たぶん・・・」「『審判の日』・・・」

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提督「・・・こいつは驚いた。その絵の主題を知っているとは」

そこにルザフが現れる。

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提督「お前の言うように その絵は 900 年ほど前、この地で起きた審判の日を描いたものだ・・・」

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提督「西方では、超新星ゴルディオスにより夜をなくした年・・・」「天晶歴元年として知られているな」

マウ「知ってるもん・・・。マウだって・・・」

(そうなのか、初めて知ったw ゴルディオスがこんなところに関わってくるのか)

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提督「マウ? それがお前の名か?」

驚いたことに、ルザフはアフマウが何者なのか、そもそもその名さえ知らないようだった。だが、その事実よりも、アフマウを「お前」呼ばわりした事に一同が抗議の声を上げる。

一同「・・・無礼な!」「マウのことお前って呼ぶなんて・・・!」「れでぃニ、たいシテ しつれいシチャウゾ!!」

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相変わらず空気が読めない三人に気圧される、あるいは呆れるルザフ。

提督「あ、ああ・・・。すまない・・・」

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(あれほど幽霊船を堪能していたにも関わらず、)アフマウたちはルザフに下船を要求する。

当然、ルザフが「厄災の双人形」とその繰り手を手放すはずがない。

提督「・・・残念だが、それはできない」

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だが、アヴゼンからの返答は意外だった。

アヴ「いイゾ! ドウセ、こうきゅうニハ、もどラヌツモリダカラナ♪」

提督「! 皇宮の関係者か・・・」

度重なる失言に相手の素性が分かり始めたルザフは、部下には手を出さないよう言うから船の中をうろついても構わないと話す。皇宮の関係者、かつ、レディを丁重にもてなすつもりなのだろう。あるいは、逃げ出すような真似をして騒ぎになることを避けたのかもしれない。

(それにしても、アフマウたちは、皇宮に戻らずにどうするつもりなのだろう。かねてからの計画があるようだったが・・・)

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マウ「待って!」

立ち去るルザフをアフマウが呼び止め、問う。

マウ「なんで? なんで、あなたは海賊をしたり、アヴゼンをさらったり 悪いことばかりしてるの・・・」「目的は、なんなの?」

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だが、ルザフは曖昧な言葉で回答を濁す。

提督「いずれ、わかる」「アトルガン・・・いや、この世界すべての人間が知ることになる・・・」

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聖皇の首を欲すると言う、亡国イフラマドの王子ルザフ。

双人形と無手の傀儡師が彼の野望のカギならば、彼の願いを叶えるものは、幽霊船が向かうその先にあるに違いなかった。