Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンクエスト「炎熾す鎌」

一瞬で相手の周囲の大気ごと爆散させる。相手は死ぬ。

 

ミリアリのクエストでは、アフマウの意外な一面が見られた。2年ほど前の話だが、自信がない様子ながらも聖皇としての肝の据わりっぷりが見られて、彼女像が少し変わった気がする。

「 声くらいならかけてもいいよ」と言われたので、さっそく会いに行った。見事なツンデレっぷりだなと思った。

 

残る炎蛇将のクエストを受けるため、いつもの茶屋にやってくると、

借金以外の事で詩人は悩んでいるようだった。

それはイケメン吟遊詩人トリオ。

若い女性からの人気を博する彼らは、

あろうことか詩人の詩をパクってコンサートを開いているのだった。

これはひどい。だが、どう考えても勝ち目はない。合掌。

慰める言葉を探していると、炎蛇将の補佐役が助けを求めてやってきた。

炎蛇将ガダラルと言えば、補佐役から見ても無鉄砲で向こう見ずで血の気の多い人物。

詩人がネタ探しに訪ねた折も、有無を言わさずファイガで焼き殺された経験があったのだった。合掌。

これまでの功績と天蛇将のフォローがあって彼の暴虐無人っぷりは何とか見逃されてきたのだが、ついに軍上層部の堪忍袋の緒が切れてしまったようだ。

一方、当の炎蛇将はどこ吹く風。

自重どころか、深夜に人目を忍んで出かけている噂まであるらしい。

しかも、「東方の烏」の存在が皇都を騒がせているらしく、それらを結び付けて、

東方勤務の長かったガダラルに内通の嫌疑がかけられたのだった。

補佐「ガダラルさまの、無実を証明する 決定的な証拠を掴んできてもらいたいのだ」

そのような話をなぜ茶屋に持ち込んできたのかさっぱり分からなかったが、

詩人「・・・よろしい。このファリワリ、そして付き人 一肌脱いで差し上げましょう!」

と、なぜ詩人がこんなにも乗り気なのかもさっぱり分からなかった。

詩人「なんせ、五蛇将のひとり ガダラル将軍の弱みをにぎるチャ・・・じゃなくって恩を売るチャンスかもしれないですし・・・」

補佐役が去った後、急に饒舌になった詩人は、

詩人「それに、いつぞやの火傷の恨みをはら・・・じゃなかった 詩作に生かさない手はないでしょう? くくっ・・・くっくっくっく・・・」

話すそばから本音がボロボロ漏れていた。

ガダラルの足取りを追う前に砂丘へ行ったが、相変わらず砂金は見つからない。

運が悪いと言うかネトゲでタイミングが悪いのは仕方がない。

さて、補佐役曰くガダラルはゼオルム火山へ向かったらしい。

あいにく火山へ直接ワープする手段はボス部屋前にしかなく、詩人からは「ハルブーンへつづく 細い小道」で待ち合わせをしていたので、いったんハルブーン側から向かう事にした。

詩人には小道のことを「知っているでしょう?」なんて言われたが、どこなのかさっぱり分からない。地図を見ると火山へ繋がる道は 5 箇所ほどあるので順番に巡っていく事にした。

結論としては、一番近い出口で詩人と合流できた。

昼間は砂漠に通う生活なので、必然的にダンジョン攻略は夜になる。

アトルガンシナリオから? 敵によっては夜間は寝ているため、アクティブなイモムシも気にすることなく奥へ進むことができる。

トロールは夜間も元気らしく、こんな感じで経験値を集めつつ先へ進んだ。

ゼオルム火山へ抜けた先で、

詩人と合流すると、

何やら怪しい人物が脇を通り過ぎて行った。

その花束から零れ落ちる花びら。

ハイドランジアと言う花のようだったが、彼は一体何をしにここへ来たのだろう。

その背を追いつつ先に進むと、

近場のチェックポイントでイベント。

炎蛇将のイメージとはかけ離れた楚々とした花束。深夜の密会。

詩作心をくすぐるこのシチュエーションに詩人は一人盛り上がるが、

お陰でガダラルに見つかった。

炎蛇将「俺の身辺をこそこそ探るとは 貴様ら たいした度胸じゃねえか。当然、覚悟はできてるんだよなァ?」

当然の如く聞く耳は持ってもらえず、

詩人「や、やめてやめてぇっ! おねがいっ! どうかファイガだけは・・・」

と言う陳情虚しく、

辺りは炎に包まれた。

相手は死ぬ。

どのくらい気絶していたのだろう。

ようやく息を吹き返して辺りを見回すと、

「まるで龍の炎にでも焼かれたみたいな・・・」死体に出会った。

そして、計ったかのように現れる不滅隊。

どう考えても事件に巻き込まれた状態に成す術がない。

ひっそりとお帰りすることもできず、「皇都まで我々と同道してもらおう」と言う声に渋々従うしかなかった。

皇都は査問委員会にかけられたので、申し開きをした。

委員長と思われる男の反応を見るに、重大な嫌疑をかけられている訳でも無さそうだったが、

逆賊と結託していた可能性も捨てられないため、易々と帰す訳にも行かないと返される。

委員長からは「ならば、身の潔白を証明してみせよ」と言われたが、人の居ないあのような僻地でアリバイ証明なぞできる訳もない。

アリバイ?

そう言えばあの場所にはガダラルが居た。炎蛇将の事を報告すべきか一瞬迷ったが、

止めた。

炎蛇将の無実を晴らす冒険者たちが、疑いをより深めるような真似をするべきではない。義務感からそう思った冒険者だったが、詩人は何を思ったのだろう。

詩人(で、ですよね・・・! もちろん、わたくしだって すでに腹をくくっていましたよ!)

と、意外にも賛同してくれる。報復のファイガを恐れているのかも知れない(笑)

(ミリアリには不評だったが、)さすがに言葉が巧みな詩人らしく、あの場に居た理由を即興ででっち上げる。

が、何か違和感を覚えたのか、委員長からは真実を話すよう再度問われる。

もちろん突っぱねた。

意外な事に委員長はこれ以上の詮索をしないようだ。あっさりと身柄を解放された。

もちろん、そんなに簡単には有耶無耶にさせて貰えそうに無かったが。

 

いったん炎蛇将の補佐役に報告をしようと思ったが、ハイドランジアをどこかに落としてしまったらしい。

なんらかの手掛かりになる可能性もあり、

仕方がないのでもう一度あの場所に戻ってみたが、無い。ええぇぇええええ。

一度戻って詩人に話しかけたら、どうやら周辺のトロールが持っているっぽい。

もう一度火山に向かい、トロールを 10 匹ほど倒して手に入れた。

(のだが、入手時のスクショが撮れてなかった・・・。一つ上の画像ももう一度撮り直したもの。ちなみに、火山を往復してLv78竜になったため、この段階でLv71侍に着替えていた)

アイテムをトレードすると、補佐役が駆け込んできた。

とうとう、あの査問委員長が業を煮やして炎蛇将の査問を招集したらしい。

だが幸いな事?に炎蛇将の出頭は遅れており、

それどころか行方不明なようだった。

ルガジーンの機転?で何とか猶予を得られたが、

補佐役と言えどガダラルの行方はさっぱり分からず、どうすれば良いかと茶屋へやってきたようだった。

この状況に混乱をきたしていた補佐役だったが、ゼオルム火山で炎蛇将と出会ったことを話すと、

補佐「もし、それが事実なら、本当にガダラルさまが 内通している可能性が・・・」

と、そのあまりに不審な動きに絶句する。

だが一方で、補佐役を務める程度に有能なのだろう。

補佐「ひょっとして・・・ 目撃者に仕立てられたのではないのか?」

と、補佐役は冷静に状況を分析する。

ガダラルが現れたのちに忽然と現れた焼死体。その発見者は不審者として不滅隊の耳に入っており、時を置かずその場で捕縛される。冒険者たちがあの場に居た事は偶然でなく、誰かに仕組まれた事なのでは・・・と。

ハイドランジアについても話をした。

補佐役によれば東方原産の高価な花であるようだったが、なぜそれを炎蛇将が手にしていたのかは憶測の域を出ない。

いずれにせよ補佐役一人では炎蛇将捜索の人手が足りず、もう少し火山での状況を詳しく調べる事になった。

冒険者だけが。

いったい何往復することになるだろう・・・。

なんて思いながら火山に向かった。