アトルガンクエスト「冥途の紋」その3
何この含みを持たせた終わり方・・・と思うのだった。
「大電池」を手に入れたのでハザルム試験場へ向かった(混乱)
話の流れ的には、やはりこちらのクエストが本命ではなかろうか。
ルザフ救出。
冥界から彼を連れ出せるのかは分からないが、聖皇の、そして聖皇を見守る双人形の気持ちを考えれば、こちらを優先せざるを得ないと言わざるを得ない。
・・・と言いながら、何日か別の事をやってたけど。
試験場の奥にはあの時と同じ「歪み」がそのままあり、
あの時と同じように冥路の騎士がそこから現れた。
オーディン「冥府に在りき我が騎士の亡魂の欠片を感じたが・・・」「汝もまた、奇しき縁に 縛られしモノなりや。これは愉快」
相変わらず何を言っているのか分からないが、なんか楽しそう。
何が望みか?と問われたが、そう言えばルザフは皇国への復讐を叶える代わりに冥路の騎士にさせられたのだった。
ここでオーディンに望みを告げることで、冒険者が冥路の騎士になり、その替わりにルザフが冥府から解放される展開になるとか?
え? それじゃ冒険者はどーなってしまうん??(怖)
なんて事を考えていたら、もう一人のオーディンが「歪み」から現れた。
オーディン「望みは勝利の先にこそ在り」
オーディン「・・・戯れである。汝が望み、どれほどの強き想い事か 見せてもらおうぞ」
その後がどうなるのかはさて置いて、まずはオーディン戦に勝たねばならないようだった。
さて、ここまで何も考えずに Lv90暗 で来たのだが、
まさかフェイスを呼べないとは・・・。まじですか。
どう見ても暗黒属性っぽいオーディンに暗黒騎士で立ち向かう構図。
属性値が高いから暗黒魔法が全然通らない・・・。
あれよあれよと HP を削られるも回復手段がないので、ブラッドウェポンで HP を吸収することにしたが、高々 30 秒程度しか効果が無いので焼け石に水でしかない。
ドレッドスパイクで反撃吸収するも、1桁の回復ではほぼ意味がない。
「あーこれ死ぬよねーあー死ぬ死ぬーぅ」って思いながら死んだ(笑)
いや、ほんと、逆転するイメージが湧かないし手段もないので、ただただ己の運命を受け入れざるを得ない達観の境地。フェイスが居れば全然勝てそうなのにね・・・。
自宅に帰って反省会。
と思って久々にウィンダスのモグハウスに寄ったら、部屋が閑散としていたビビった。サンドリアに移籍したからと暫くして気が付いた。
でも、心の中の故郷はウィンダスだよ(照れ)
ジョブをナイトにして挑もうと思ったが、まだLv78で遠い。と言うか、黒白以外はだいたいLv70台で暗黒以外の選択肢がない。
仕方がないのでまずはレベルを上げる事にした。
勝手知ったるダングルフの枯れ谷に向かったのだが、
しばらくしてフェ・インのコウモリが美味しかった事を思い出す。
(途中から稼ぎが厳しくなったけど、)他に狩場を思い出せなかったので Lv99 まで上げた。結構しんどい。
ついでに IL117 装備をゲットした。わーい。
なるほどねーアイアンチェーンメイル系の見た目なんだ・・・懐かしい。Lv20台の装備じゃなかったかしらん。アイアンチェーンメイルはサンドリアとジュノを思い起こさせる、そんな前世の記憶。
そんな感じ?で試験場に向かったのだが、入れない。おおーい。
ああそうか「戦神の御守」が必要なんだっけ・・・(痴呆)
いったんアルザビで茶菓子を買ってナシュモの修復業者を訪れる。
ちな、「古びた御守」はオーディンの「足跡」を探す際にカダーバの浮沼でゲットしていた。まるでこの時を予期していたかのように(笑)
「また後で店に来てください」と言われたが、後って何時よ?
仕方がないので、新たな「古びた護符」をゲットするついでに Lv75狩 の経験値稼ぎに勤しんだ(貧乏性)
そうそう、ここここ。
途中から何をしに来たのかを忘れて、黙々と経験値稼ぎをしてしまった。
気が付くと Lv78狩。「また後で」と言われてヴァナ 1.5日 ほど経ってた(笑)
護符をゲットしたので、
試験場に向かったが、入れない(笑) おおーい。
そう言えばガッサドが何かを施さないといけないのだっけ・・・。
こうして、ようやく、オーディン 2戦目。自分の鳥頭が悲しい。
さっそく戦闘を始めたが・・・
あーしまった、今度はレベルが高すぎるのか・・・。
何をすることもなくアッサリと倒してしまった。
斬鉄剣。相手は死ぬ。
的な技を全然出さなかったんだけど、全然ボス戦を楽しめず、失敗したなあ・・・。
オーディン「見事なり」「汝が望み、存念を申すがよい」
次の展開が読めないけれど冒険者がここで望むことは一つ。
それは聖皇の笑顔。
彼女が再び微笑むためには、なんとしても亡国の王子を取り戻さねばならない。
オーディン「我が騎士の任解けと?」「笑止。汝には過ぎたる望みなり」
ぐえーまじかーーーー。笑止とか言って全く相手にしてくれない。
その代わりにいくつかのアイテムと
えーぇぇええええ、このクエストは召喚獣の契約クエストだったのか・・・。
冒険者の不満そうな顔に気が付いたのか、「汝が心、満たされぬか?」なんて珍しく人を心配するような気配を見せたが、
オーディン「いずれまた相見えようぞ」
やはり神は気まぐれ、「歪み」を通じて冥府へと還っていった。
えーなんか微妙なんですけど。
ルザフ救出ならず。
聖皇へ何と報告すべきかを悩んだが、彼女を目の前にしても咄嗟に言葉が出ない。
なるべく目を合わせないようにして試験場での出来事をありのままに報告すると、ガッサドはすかさず聖皇に進言する。
ガッ「なんと・・・オーディンが・・・」「やはり、かの時空の歪 このままではならぬと存じます」
あの時は「ガッサドが何かを企んでいる」と直感が告げていたが、意外にもあっさりと引き下がる
と思うじゃーん。
ガッ「しかし、現時点で 歪を完全に閉じる手立てはありません」
歪みをそのままにできないと言いつつ手立てが無いと言うガッサド。いったい何を言いたいんだろうと訝しんでいると、
ガッ「真なる脅威を封じるための手法の模索こそ、今の皇国が すべきことではないかと・・・」
と前置きしてガッサドは本題を切り出す。
ガッ「よってここに、ハザルム試験場における時空の歪の定期的な観測許可を 頂きたく存じます」
冥府へ至る手段を捨てきれない聖皇に付け入り「まずは調査をしてみましょう」と一歩踏み込むと、その結果を利用して更に一歩踏み込み、あろうことか「定期的な」観測許可を得ようとは・・・。
そしてガッサドはまたしても、この任に相応しい人物は冒険者であると推す。ここで力を貸してしまえば、彼に主導権を完全に握られてしまうだろう。
だが・・・すがるような目の聖皇から「わらわの無二の腹心よ」と言われて、どうして首を横に振ることができよう。期限も不明な「定期的な観測」によって決定的な事態は回避され、彼女は一縷の希望を未来に繋ぐことができたのだ。たとえ、それが真綿で首を絞めることになろうとも。
メラ「ありがとう」「そなたこそ アトルガンの守護者です・・・」
ナシュメラではなくアフマウとしてのその言葉に、冒険者の胸が痛む。
なんとも暗い気持ちで皇宮を後にしようとすると双人形に出会った。いや、彼らは冒険者を待っていた。
メネ「それで、あやつ・・・ ルザフについては何か掴めたのか?」
主人と同じく、彼らもその結果を一刻も早く知りたかったのだ。
メネ「そうか・・・。解放は叶わなかったか」「だが、オーディンに 説いてくれたこと、感謝する」
この調査をもって二人はルザフの件を諦めたかに見えた。
アヴ「めねじんヨ・・・。ヤハリ、るざふハ・・・」
だが、メネジンは不思議な事を言う。
メネ「・・・少しずつだが 確実に変わってきているのだ。人も、国も・・・」「決して動かぬように 見えるものも、いつかは 何か変わるかもしれん・・・」
メネ「諦めねば、そう、いつかは・・・」
丞相は何かを予感したのだろうか。もしその言葉を信じるのならば、この調査の先にこそ・・・。いや、だが、しかし、それこそガッサドが聖皇に見せる幻と同じなのではないのか? 何かが変わるかもしれない。もしかしたら救えるかもしれない。永遠に続く答えのない問。
何かを孕んだまま、このようにして冥府の門を巡るクエストは終わるのだった。