Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

星唄ミッション2-12「つごもり」/アトルガンクエスト「アトルガンの守護者」その3

まさかの展開なのだった。

 

いかなる策謀によるものか、冥路の騎士によりループに嵌められた冒険者は、これから繰り返されるであろう無限の御守集めとオーディン戦に絶望する。

ループものの常として、迷路を抜ける条件はどこにあるのか分からない。ただ、ふと、ルザフ救出の鍵はアレキサンダー討伐にあるのでは?と気になっていた事を思い出す。

と言うことで気分転換も兼ねて?、「大電池」を片手にアルザダール海底遺跡群へ向かう事にした。

 

遺跡に着いたとたん、有無を言わさずにイベント。

そうか、星唄ミッションも目的地が一緒なのだった。忘れてた(笑)

アレキサンダーの依り代を前に鳳凰丸からフェニックスの力が溢れだし、

それと呼応するかのようにして、冒険者たちの目の前に

土偶が召喚された(笑)

(なにこれ?と一瞬思ったんだけど、名前を見るとアレキサンダーらしいw)

その口ぶりからするに、アレクはフェニックスに呼ばれたようだ。

二柱の間でどのような言葉が交わされたのだろう、この状況を理解したらしいアレクは、「我を敬う魂に免じ、その娘の復活に力を貸して差し上げましょう」と言う言葉と共にまばゆい光を放ち出す。

そして、その光のなかから

イロハが現れた。

一見して相当疲弊しているように見えるイロハ。

彼女を気遣ったテンゼンが説明するには、イロハは「未来の完全なるフェニックスの力で蘇り、生き返った」らしい。

しかも驚いたことに、「これまで何度も、イロハ殿は生死を繰り返している」と言う。

現世に現れては闇に呑まれるように消えた彼女は、あの都度死を迎え「業火に焼かれんばかりの苦しみを 伴」って蘇っていたようだ。

ゴザル「これ以上、無理をしてはならぬ。身体は蘇っても、心が壊れてしまうというぞ?」

さすがの朴念仁もその身を心配せずには居られないほど、苦しみは想像を絶するものなのだろう。それほど、イロハの疲弊具合は目に余る。

アレクによれば、まだこの時代に生まれていないイロハは「いてはならない存在」であるが故に、世界に拒絶され何度も死を迎えることとなったようだ。

そして、フェニックスの再生力だけでは生還が困難になってきている事は明らかだった。

イロハ「それでも、私めは師匠を導き・・・ 光の未来を拓かねばなりませぬ」

イロハの瞳の輝きは失われていない。だが、その身を拒む世界と対峙するには、その気迫だけではいずれ窮するだろう事が目に見えた。

アレクは「無の使者」に関しても(おそらくフェニックス経由で)理解しているようだった。

土偶「『それ』は 我と対となり、ラグナロクを生み出す 純粋なる『闇』ではありません」「『それ』は 神の力を超えた、恐ろしい存在」

母なるクリスタルより生まれた(アルタナやプロマシアのような)神。アストラル界に住まう(アレクたちのような)神。それらとは異なる第三者がこの世界に介入しようとしているのでは・・・?

何かを恐れるかのように明言を避けるアレクの言葉に、そのような恐ろしい想像が一瞬、冒険者の頭をよぎる。

アレクによれば、封魔殿に現れた「無の使者」はオーディンが持つ闇の力を欲していたらしい。

土偶「そう、オーディンを呼び出すがためだけに、我が力を・・・」

話を続けるアレクに、イロハは苦しげな表情で待ったをかける。残りの時間を気にしているのだろう、イロハは「無の使者」にかかずらう暇は無いと一蹴する。

イロハ「無の使者を倒すことよりも、支障を『決断の時』へと導く方が 私めにとっては重要な使命でございまする」

だが、続く言葉を言い終わる前に、イロハは「ゲホッ、ゲホッ」と深く咳き込みながら身体を折り曲げる。

土偶「その者の存在が また消されようとしてますね」

何か手立ては無いのか。ここに居る誰もが無言で目配せし合うと、それに気づいたアレクが助言をしてくれる。

土偶「アルタナの子に会いに行けば、万が一にも 世界に認めさせることができるかもしれません」

アルタナの子。それは冒険者にとって初耳だった。

土偶「新しく生まれた神の一人。世界の見張り番『ケット・シー』」「そなたらを導く フェニックスに訪ねるがよいでしょう」

そう言うと土偶は虚空に姿を消す。ヒントをくれた事には感謝しつつ、淡白なその対応に冒険者は少し気を揉む。単にアレクの性格ならば良いが、あまりこの事態に関わりたくないが故ならば、事態はそれだけ深刻なのかも知れない。

身体を動かすことすら困難な様子を見て、皇宮でイロハの手当てをすることになった。テンゼンたちを追い皇宮へ向かおう。

 

と言うところで星唄のイベントが終わった。

引き続き、いつものチェックポイントを調べると、

「大電池」に関わるイベントが始まった。

機関巨人を限定駆動する準備が整い、

再起動後に備えて得物を構える。

起動した巨人には、

以前と同じようにアレキサンダー降神したようだ。

アレク「・・・冒険者・・・ 汝に、審判を、くださん・・・」

(げ、名前を憶えられてる)

ボス戦。IL117暗。

オーディン戦と同じくフェイスが呼べない事は想定の範囲。

順調に、

機関巨人の HP を減らしつつ戦闘を続ける。

レベル差のお陰で相手の物理攻撃はほとんど当たらず、

オーディンと異なり逆属性(光⇔闇)なのでアブゾ系も楽々入る。

これは行けるぞ!

と思っていた時期が私にもありました(笑)

「懺悔の間」を喰らうまでは。

とにかく一方的にやられるばかりで、35秒間?のテラー状態がキツイ。

わずか30秒程度なのに体感時間がムッチャ長い! 

ようやくテラー状態が解除。

もう一度喰らう前に決着をつけるしかない!

と思った時には既に詠唱されてた(笑)

あ、ちなみにこの戦闘では機関巨人がガッチャンコガッチャンコと動きます。限定駆動なのになんでこっちの方が活発なの?

同じ色なので分かりづらいけれど、いつの間にか「土偶」が2体召喚されていて、

ムッチャ殴られるしムッチャ魔法を使われた。

地味にスリップダメージがエグい。気が付けば HP が黄色になっていて、・・・これはヤバいのでは???と焦り始める。

2回目のテラー状態が解除された時点で HP が 1/3 になっていた。最初の絶対有利的な状況から考えると、もう一度「懺悔の間」を使われると死ぬのでは?

かなり怖くなったので、ここで「ブラッドウェポン」。

そしてすかさずWS「ギロティン」。

一気に HP が回復したと思ったけど、それ以前に機関巨人が沈んでいた。

しばらくの間全身を戦慄かせたのち、

機関巨人は再び擱座した。

(壊したんじゃないかとヒヤヒヤしたけど大丈夫なのかな・・・)

ガッ「歪の異常値、減衰を確認・・・」「安定しました。・・・成功です、陛下」

ガッサドの目論見どおり、アレキサンダーによる「歪み」の向こうからの干渉はいったん鳴りを潜めたようだった。

ガッ「ん・・・?」

だが、そこに微かな異常を認めるガッサド。

ガッ「機関巨人内部に別の反応がっ! こ、これは、まさか・・・!?」

その叫びを聞いたラウバーンが、

アフマウが、機関巨人へ駆ける!

 

それは・・・アストラル界に去ったはずの、

兄様の目覚め。

 

機関巨人内部で行方不明になっていた丞相は、

いま再び、現世へと還ったのだった。

ガッ「陛下、お気を確かに。息をしています。・・・生きておられるのです」

こうして、もう一人の怪我人が皇宮へと運び込まれることになるのだった。

 

おおおおおお。

丞相の記憶はメネジンに引き継がれたのだから、もう丞相が戻ることは無いと思ってた。アレキサンダーに関わるこのクエストでは、もしかしたら丞相の意識みたいなものに接続して、彼や彼女のその後的なエピソードが見られるのではないかと想像していたんだけど・・・、期待は良い方向に裏切られた。

物語的にはメネジン=丞相で進む方が美しいような気がするけども、アフマウから見れば兄が戻る事こそが望みに間違いない。ちょっと予想は違ったけれど、聖皇の笑顔を取り戻すために尽くす傭兵としては、この展開はウェルカム! 素直に、良かった!!