Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

アトルガンクエスト「白き神」その8/「冥路の磁針」その10/「昇進試験~傭兵長」

思わぬ配慮にぐっとクルのだった。

 

とうとう「その10」まで進んでしまったオーディンルート。

・・・正直辛い(笑)

さて、「土下座のファルズン」を助けるためにアルザビ周辺の泉から「霊晶泉の水」を集める旅。

バフラウ段丘ではマーキング済みなのだが、地図をよくよく見れば泉(と言うか池と言うか)が描かれているので、

それほどの苦も無く水汲みができる。ファルズンんんんんん。

ワジャーム樹林も同様で、地図をよくよく観察すれば北東から南東に向けて4カ所の泉を巡れることが分かる。

順調に水汲みを続けていたら、

マップ東の広場で NMノミ に襲われた。その存在を忘れとった・・・。

バフラウ段丘で「招集」したばかりなので、頼みの綱のサボテンダーが呼び出せない(リキャスト20分)。

激しい攻撃に残り1分ほども耐えられるのか? いつものチキンレースが始まるも、

ヒーラーのMPが底を突いたその時にサボテンダーの「招集」が間に合い、直後に「針?本」。

助かった・・・。

と言うかサボテンダー強すぎw 獣側がチート過ぎて使役側の肩身が狭い件。

その後は順調に泉を巡り、

最後の「霊晶泉の水」を手に入れた。

各水はこのようにフラスコに溜められ、黄土色だったり紫色だったりのそれぞれの色を放っていた。

依頼を終えて錬金術ギルドに戻ると、

どうやら続きがあるようだった。

水汲みの間にファルズンは「霊晶水」について勉強していたらしく、

やるべき事について冒険者に手解きしてくれた。

まず 5つの「霊晶泉の水」の「霊晶濃度」を調べ、それらを混ぜ合わせて「理想値の霊晶濃度」に近づけることで良質な「霊晶水」を作り出すらしい。

色水(笑)を混ぜ合わせて何かを作るなんて、いかにも錬金術っぽい。

フラスコの水の濃度は何度も調べられるのだが数値で示されることはなく、「とても濃度が低い」とか「2つめと4つめは同じ濃度」とかとイマイチ要領を得ない。ファルズンんんんんんん。

なんだか良く分からないので、一番低い濃度を1としてそれより高いものは2とかその倍が4とか、適当に数値を割り当てる事にした。

さて、具体的に「霊晶泉の水」の混ぜ合わせる段なのだが・・・、「理想値の霊晶濃度」やらを誰も説明してくれない(笑)

仕方がないので1,2,3,4と値付けられた「霊晶泉の水」の3が理想値と考える事にした。1は明らかにダメだろうし4だと行き過ぎの可能性があったからだが、特に根拠は無い(キリッ)

それに失敗したら失敗したで、きっとまた泉を汲み直しに行けばいいだけなんだろうから、何回か繰り返して正解を探ればいい。

・・・何回か繰り返せば。

・・・・・・何回か繰り返すの?

・・・・・・・・・もう繰り返しは嫌です(涙)

調合が上手くいったのかどうなのかは、しばらく時間を置かないと分からないらしい。

ぐおおおお「古びた御守」パターンか・・・。もう待たされるのも嫌あぁぁぁあああぁあっあああ(涙)

仕方が無いのでいったん帰社したらファルズンが土下座してた(笑)

なんで?と思ったら

普通にアレキサンダールートのクエストが始まった。

え? あれ?? このルートの脱出口がファルズンだったんじゃないの・・・。

慌ててクエストリストを確認したら「昇進試験~傭兵長」を受領していた。えぇえええええええええええ。むっちゃ勘違いしてた・・・。確かにチビチビと公務に励んでいたけれども! このタイミングでクエストが発生したら勘違いするじゃん!! いやしないのか。いやする!!! いやしないか。いやするって!!!!(混乱)

えええぇぇぇええええええ マヂですか。

まあ後はいつも通りのルートで鑑定は成功(11勝4敗)、

大電池をゲット、

そろそろかな?と錬金術ギルドを訪れて、

アブクーバの許を訪れた。

ああそうか、冷静になって今頃気が付いたけど、アブクーバに話しかけて発生したクエストなんだから「昇進試験」クエストだと予測すべきだったのか・・・。ぐやじい。

顔を青くしたアブクーバに事態を問うと、どうやら冒険者がファルズンを手助けしたことはナジャ社長にバレバレだったらしい。

土下座「ヒィイイィイイイイ!」「ヒィイイィイイイイ!」

ギリギリと締め付けるような社長の問い詰めに、ファルズンの叫びが重なる。

・・・もう壊れちゃうんじゃないの(ガクブル)

追い詰められたファルズンは、顔を涙と鼻水でグシャグシャにしながらナジャ社長にすべてを告白する。

土下座「こ、このっ・・・ 冒険者さんにっ・・・!」「れ、錬金術ギルドでの 仕事を、いっぱい、だぐさんっ・・・ で、手伝ってぼらいました・・・」

・・・もう壊れてるんじゃないの(ガクブル)

そして見事な土下座。

・・・元には戻れないほどの破壊じゃないの(ガクブル)

そして社長の矛先は冒険者に。

シャッチョー「あんたは この件について、どうお考えだろうね?」「今のあんたが思ってる、傭兵のつとめってのは何なんだい?」

 

ぐおおおお、どれを選んでもあの鈍器で殴られる気がする・・・。アレで後頭部を殴られたら本当に壊れちゃうんじゃないの!?色々なものが!!(ガクブル)

だが、ここでファルズンを見捨てることだけはできない。じゃないと彼が死んでしまう。主に精神的に。どう見ても限界突破してる。

ならば選ぶべきは「後輩の面倒をみること」一択。先輩として彼の罪を被るしかない。鈍器なんて当たらなければどうと言うことは無い! はず!! そう赤い人が言ってた。

シャッチョー「パンパカパーンッ!」「たいへん、よくできました♪」

は?

シャッチョー「・・・よく後輩の面倒を 見てくれたよ、冒険者

そう言う社長はファルズンにも優しく?声をかける。

シャッチョー「あんたはね、見習うべき 先輩がいるってことを憶えておきなっ!」「あたいが、あんたに言いたいのは、それだけさ」

そして珍しいことに社長から鼓舞された。

シャッチョー「あんたは、たった今から人の上にたつ身になるってことを、肝に命じて働きなっ」「あたいの期待を 裏切るような真似をしたら、このモーニングスターが火を噴くよっ!」

(・・・やっぱお仕置きは鈍器なんだ)

こうして、冒険者は「傭兵長」に昇進するのだった。

 

さて、いつものルート。

騎士の問いかけには「騎士の解放」と重ねて答えると、

オデン「かの魂解きて、代わりに汝何を得る?」「ハハハハハッ! ますます汝めづらしき女なり」

なんか満足そうに笑われた。「おもしれー女じゃん」的なやつ?

オデン「・・・真なる望み叶えたくば 汝が意気、示してみせよ」

冒険者への試練を楽しんでいるかのような台詞を残し、騎士はいつものように冥路に消えた。

アレキサンダーは何も無かった。うーーーーーーん。

いつものように双人形へ報告をすると、意外な事に気を使われた。

メネ「お前の生き方は 誰にも阻めぬ」

アヴ「つらイノナラ、むりニたたかワズトモ よイノダゾ・・・?」

アフマウのためのルザフ解放が彼らの願いであり本音であった。だが、そうでありながら彼らは冒険者に配慮している。彼らは、アフマウのための傭兵ではなく、アフマウと同列の冒険者として私を扱ってくれていた。

・・・その事が、急に胸へぐっと来た。

正直を言えば、このループはかなり堪えていた。

だが、アフマウを、アフマウを想う双人形を前にして、どうして弱音を吐けようか。

アヴ「マァ、冒険者ナラ ソウいウトおもッテタケドナー!」

メネ「感謝する。そしてお前なら・・・必ずや ルザフを救えると信じているぞ・・・」

 

冒険者によるルザフ救出を信じる双人形、その双人形の想いを信じる冒険者。この信頼のループこそが冥路のループを打ち破る術なのだと、冒険者はこの時に確信するのだった。