Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

バストゥークミッション2-3「バストゥークを離れて」その2

闇の王が胎動するのだった(今世3度目)。

 

サンド編をさっくりクリアしたので、次はウィンダスを目指す。

以前に比べて過疎化が進んでいる影響なのか、今まで見たことも無かった NM に良く出会う。でもアイテムは全然手に入らない。

西ロンフォからラテーヌ、

ラテーヌからバルクルムへ。相変わらず白い砂が眩しい。

セルビナから海路でマウラ。

一つ前の便が出港したばかりなのか、随分と待たされるようだったので、のんびりと糸を垂らして過ごした。

サンドを出たのは早朝だったが、気が付くと夕暮れ時。

海賊に出会うことを期待しての乗船だったが、そんな事は無く、

陽が落ちてしばらくすると星の大樹が遠く見えるようになり、

夜半にマウラへ到着。

マウラを訪れるのは随分とご無沙汰だったが、いくつか新規のクエストが発生しているようだった。

プロマシアアトルガンをクリアしたり、Lv99に届いたり、しているので、三国含めて新規クエストのチェックをした方が良いのかもしれない。

うーん。

ブブリム半島。

Lv30越えにも関わらず、ここでもゴブに絡まれた。意外。

ブブリムからタロンギ渓谷へ抜け、

東サルタバルタへ。

おお我が心のホームタウン。

サンドからヴァナ1日をかけ、ウィンダス連邦の首都へ辿り着いたのだった。

サンドリアバストゥークも領事館は一カ所に集まっているのだが、ウィンダスでは、サンドリア領事館は森の区、ジュノは石の区、バストゥークウィンダス港、と言うように散在している。お陰で領事館が見つからず、しばらく街のなかで迷ってしまった。

ウィンダスの街全体は、星の大樹から湧き出る泉水によって蚕食されたような形で細い道や広場が繋がっているため、領事館を一つ所に集めづらかったのかも知れない。

さっそく領事っぽい人物に話しかけたが違うらしい。

え? 領事が居ないんですけども・・・。

2階があるのかな?と階段を探して周囲を見渡したら

扉があった。

内開きの扉の影に入るように配置されているのって、分かりづらいんですけども。あーいや、外敵からの侵入には強いのかな? 分からないけども。

奥の部屋に進み、

女性領事に挨拶をした。

羽飾り付きの帽子なんて随分お洒落だなーと思ったが、そう言えば水の区にある帽子屋では帽子作りのために鳥の羽を集めるクエストがあるんだった、と不意に思い出した。彼女が依頼主だったのかもしれない。

ウィンダスで受けるミッションについては、隣に控える補佐役から詳細を聞いた。

獣人ヤグードの前線基地「ギデアス」、その最深部に現れた大型モンスターの退治が任務らしい。

ウィンダスは長らくヤグードと友好関係を築いており、彼らからの助けに応じてモンスターを駆除する必要があると彼女は言う。

領事「・・・もちろん、ヤグードの傍若無人な振る舞いは、友好関係を護っているとは とても言いがたいものですけれども・・・」

サンドリアではオークの王が冒険者に破れ、ウィンダスでは英雄の計らいで星の導きを取り戻そうとしている。だが、それらが効果を及ぼすには今しばらくの時間がかかるのだろう。ウィンダスはまだ、ヤグードへの恭順の態度を崩さずに居るようだった。

ギデアス最深部へ向かうために必要な「カギ」を手にするために、天の塔、

その冒険者窓口であるクピピ殿の許へ向かった。

クピピ「ギデアスは、怖いのです。恐ろしいのです。・・・では、行ってらっしゃいなのなのです」

「なのなのです」なんて言い間違いをする程度にクピピ殿は怯えていた。その彼女からおずおずとカギを手渡される。

 

前世でももちろんギデアスは訪れている。ランク2ミッションを終えるのはジュノデビュー前であったから、Lv20~25くらいで挑んだのではなかろうか。

相変わらずLSメンバに連れられるようにして、マップの無いダンジョンを右へ左へ言われるがままに攻略したのだが、大量の鳥人間たちがウロウロしている様は妙な恐怖心を掻き立てた。

よくよく思い返せばパルブロ鉱山も同じような獣人ダンジョンであり、大量の獣人が暗く狭い坑道内を闊歩しているのだから、むしろそちらの方が余程怖いのだろうに、それまでのゲームでは見たことの無い「二足歩行のカメ」と言うシュールな光景が幾分と恐怖心を和らげていたように思う。

その点、目つきの悪い鳥人間たちが、遠方から手裏剣を投げてきたり、日本刀を振りかざしたり、笛を吹いたり(吟遊詩人ジョブを初めて見た)、するのだから、初見の人間を混乱させ恐怖させるには十分で、そのトラウマからか未だにギデアスには苦手意識がある。

そう言う意味では、オークが一番馴染み深い気がする。ただ、ぶんぶん腕を振り回したり、ナイトがジョブの場合はムッチャ固かったり、と、イヤらしいイメージは逆に一番強いのだが。

ウィンダス水の区のゲートから、

西サルタバルタに出、

北西にあるギデアスに向かう。

物語と全然関係ない話なのだが、1月にPCを新調したおかげなのか、ゲームのエンジンが変わったおかげなのか、以前に比べて遠くまで見渡せるようになった気がする(個人の感想です)。

これまで見えなかった遠景によって、幾分か雰囲気が変わったり、へーこんな風になってたのかと気づいたり、する場面がこの旅の中でもチラホラあった。

ゲームのリマスターやリメイクものは多い(特にスクエニは多い気がする 笑)が、データはそのままでも描画解像度が上がることで画面が綺麗になったりするようなので、20年前のゲームでも機器やソフトウェアのアップデートで違和感無く遊べる事は非常に良いことだと思う。FF11 は昨今の写実的な画面ではなくデフォルメを加えた日本らしい絵作りをしている気がするので、キャラのモデリングをほんの少し細かくするだけで、あと20年は戦えるのではなかろうかと思ったりする。

ゼノブレ ⇒ ゼノブレ Definitive Editionくらいの修正で(笑 ムッチャ大変そう) 

久しぶりなので地図を片手にボス部屋を目指すと、

NMヤグードに襲われた。

Lv31青 から見ても結構手強くなかなかHPが削れないので「しめた、きっと何かをラーニングできる!!!!」と息巻いたのだが、空蝉ばかり唱えて必殺技を使わない(笑)

なんだよーーーーーー。道理で HP が減らない訳だ。

で、またレベルだけが上がった。

むしろラーニングをしない青魔道士を目指してみるのもアリではないか?と思いつつあった(ない)

ボス部屋前のホームポイントを通過して、

ボス部屋入口へ。

普段はミッション名やクエスト名が表示されるのだけれど、なぜかここは「ランク2最終ミッション」なのよね。

ギデアス最奥ではセミ様とアーリマンが会話を交わしていた。

セミ様「まさか、再びクリスタル戦争を起こすつもりか」

単眼「ククク、察しが早いな」

アーリマンが中二病な呪文のようなものを唱えると、

床に浮かび上がった魔法陣から何かが立ちあがる。

セミ様「空間のひずみ。・・・まさか、これは!?」

セミ様「・・・ドラゴン?」

一瞬緊張が走った様子のセミ様だったが、ドラゴンの姿を確認すると安堵する。

セミ様「ふ・・・ふふ。アレのはずがあるわけはないか。どうも、私の考えすぎだったようね」

(以前はスルーしてしまった気がするが、アレってなんだろう)

さすがウィンダス守護戦士の長。

冒険者には既に気が付いているようで、この場の危険度と冒険者の実力度を天秤に乗せて、セミ様自身はこの場を去るようだった。

セミ様「後の処理は彼らに委ねましょう・・・」

(さすがのセミ様も「彼女ら」ではなく「彼ら」と勘違いしているようだけれども)

果たしてこのドラゴン戦は前世も合わせて何度目なのだろう。

と、ここまでやって気が付いたけど、サンドリアを後にすればよかった。ウィンダスミッションではバスを最後に、サンドリアミッションではウィンダスを最後にしてた。これでサンドを最後にすれば、各三国でのイベントとボス戦が見られたのに・・・。あぁぁぁあああああ。

しまった、つい前世の記憶を辿ってウィンダスを後にしてしまった。記憶喪失系主人公の辛いところよね(白目)

アーリマンの魔法が痛いので、まずは最初にドラゴンを挑発してタゲを取り、

アーリマンを集中攻撃するのが定石だけれども・・・、レベル差のお陰でセミ様の「乱れ撃ち」で早々に倒してしまった。

残ったドラゴンは、なぜか背面に居てもこちらを向かず後ろ足で蹴ってくるんだよね。不思議。

ひょいひょいと後ろ足で蹴るさまを眺めていたら、こちらも速攻で撃破。

まあ仕方が無いか。

セミ様の代わりに現れたライオンは、召喚されたドラゴンが北の地に生息すること、闇の王が倒れて「あそこ」が封印されて以来は姿を見ないこと、を指摘する。

その言葉を聞き取ったアーリマンは予言する。

単眼「闇の王は、間もなく死の世界よりよみがえられる」「この20年、・・・我々は着々と準備を進めてきたのだ」

言いたい事を言って息絶えたアーリマンの言葉を、ライオンは反芻する。

ライオン「まさか、ほんとうに・・・ あの戦いの日々がかえってくるというの?」

ライオンは冒険者にこの事を国へ報告するよう指示すると、本人はどこかへ消える。

ライオン「これからもっと大変なことになるわ」

と不吉な言葉を言い残して。

ギデアス最奥で起こった出来事の証跡を手に、

一路、領事館へ。

領事からは報告書を手渡され、「急ぎ、バストゥークへ!」と本国への報告を急かされた。

(復路はホームポイントワープで済ませてしまった 笑)

ナジ君へ他国を回ってきた事を報告すると、

なぜか愚痴を聞かされた(笑)

そーゆーとこだぞ、ナジ君。

もちろん、愚痴は大統領の耳に入っていた。

そーゆーとこだぞ、ナジ君。

さっそく、大統領に

他国巡りのあれやこれやを報告し、いずれも素っ気無い返事を貰う。

魔王復活の件についてはそれなりに真剣に耳を傾けて貰えたけれども、

大統領「貴様の説明は 要領を得んな。ルシウス、報告を聞いておけ」

と随分と失礼な事を言われた。

そーゆーとこだぞ、大統領。

三国を巡ることでそれなりに冒険者の名も知れ渡ることとなり、無事ランク3に昇格することになった。

補佐官「プレジデントも ああ見えて期待しておいでだと思う」

それってあなたの感想ですよね?と言葉が喉から出かかるが、主人のフォローに回らざるを得ない補佐官の立場は痛いほどよく分かったので、大統領に飲ませる爪の垢を20kgに増量することで良しとした。

このようにして、ようやく「有象無象の冒険者」から「いっぱしの冒険者」として国から認められるようになるのだった。

その後、ガードにクリスタルをトレードしてランクポイントをチャージし、次のミッションへ備えた。

また、道中での釣果(笑)をノーグの依頼人に渡してクエストをクリアした。

錆びたレギンスは腐るほど釣れる?のだけれど、なぜかサブリガはなかなか釣れず?、このタイミングでようやく達成できた。

たぶん、レギンス愛好家よりサブリガ愛好家の方が断然多いので、海に捨てられたりする率が低いのだろうと思う(白目)