Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

バストゥークミッション5-1「闇、再び」

少しずつ人間関係が明らかになるのだった。

 

バスミッションの続き。

獣人拠点から「魔晶石」を奪取した直後、ズヴァール城に施された護符を巡り三国が獣人に襲われたと言う。母国バストゥークでは大統領が賊に襲われたと言う急報が届いており、急ぎ飛空艇でとんぼ返りする事になった。

が、目の前で飛空艇が飛び去った後だった(笑)

仕方がないので釣りをしながら暇をつぶすつもりだったが、意外にもスキルの上がる獲物が居てほんの少しスキルポイントが稼げた。街中なのでモンスターを釣り上げる事はないだろうから結構良い釣り場かも知れない。

相変わらず外道が爆釣だけど(白目

うーん、やっぱり遠くまで見渡せるようになった気がする。

釣りでもしながら船旅をのんびり楽しむつもりだったが、そう言えば飛空艇で釣りはできないのだった(当たり前体操)

結果、5分ほどの空の旅はぼーっと風景を眺めながら過ごした。

あそこはパシュハウ沼かな?この高台はコンシュタットかな?等々、これまでの道程を辿りながらアレコレと景色の先に思いを巡らすのが飛空艇の楽しさだろう。そうこうするうちに右舷奥に「大工房」の尖塔が見え始め、ちょっとした息抜きの時間は終わりを告げた。

ナジの許を訪れるとさっそく奥へと通されて、

そこではミスリル銃士隊の面々がむつかしい顔を並べていた。

賊の侵入を許したことで、銃士隊としての面目は丸つぶれに違いない。

冒険者に続いてコーネリアが駆け込んできた。

コーネリア「シドおじさま! お父様の身に何が・・・」「お父様は・・・まさか・・・」

顔を真っ青にして不吉な言葉を口にする彼女だったが、

大統領「珍しく帰って来たと思ったら、今度は勝手に父親を殺すのか?」

当の父親は普段通りの口ぶりで、何事も無かったかのように現れた。

補佐官によれば、使い魔が大統領の私室に侵入して護符を奪ったようだ。

シド「護符だと!? 闇の王を封印した・・・!?」

他国も似たような状況らしく、これら一連の事件が「闇の血族」による闇の王復活を狙っての行動であることは明らかだった。

フォルカー「だとすると、北の地へ 調査団を派遣した方が・・・」

そう提案する隊長だったが、大統領の言葉が否定する。ミスリル銃士隊を派遣するとなると議会の承認が必要となり時間が足りない。そもそも、危機意識に薄い大臣たちが許可するとも思えない。

「では・・・」と言い淀むフォルカーに、大統領は提案する。

大統領「適任者はいるだろう?」

ここに居る人々の目が冒険者に集まる。

大統領「冒険者にミッションを与える。それならば銃士隊の管轄下で動けるはずだ」

・・・冒険者にすべて、任せるがよい!

目的地は「ボスディン氷河」の北東にある古い遺跡「フェ・イン」。

補佐官に拠れば、30年前の北方調査隊員ウルリッヒは先々代のミスリル銃士隊隊長であり、フォルカーの叔父らしい。

(へぇええーそうだったのか。そこが繋がるとは思って無かった。ところで先代は誰なんだろう。時期的には水晶大戦時っぽいけど)

詳細を良く知るフォルカーからフェ・インへのルートを教えて貰うとともに、補佐官からは「新しい護符」を渡された。

補佐官「フェ・イン封印の護符に異常がないか 調べてきてくれ。もし異常があれば、・・・これをもってフェ・インの地を封印してくれ」

封印してくれと気軽に言われたが、素人の冒険者に果たしてそれが可能なのか甚だ疑問ではあった。かつてはタルタルたちが苦心して封印したのではなかったか。

なんて事をそれっぽく考えたりしたが、前世を含め4回目のフェ・イン遠征なので粛々と目的地へ向かった。

南サンドの東門から東ロンフォールを抜け、

ラングモント峠。

マップ上半分にはレベル80?90?ぐらいの高レベルな敵が配置されているので、

MGSアイテムを使用して通過し、

ボスディン氷河へ。

Lv51青から見て「楽」な敵が配置されていて大体が素通りできるのだが、

レベルが若干高いのか、アーリマンは絡んでくる。

折角なので適当に戦闘をしつつラーニングを狙うが、

相変わらず何もラーニングできない。

無職 無色魔道士の名前は伊達じゃない(白目

フェ・インの入り口でライオンたちに出会った。出会ったと言うか居合わせた。

冒険者に気づいていないらしい二人は30年前の調査隊を話題にしていた。

事故により中断され得るものは何もなく、その後に関係者が不慮の事故を遂げた北方調査。

ザイド「もしかしたら、彼らは本当に 目覚めさせてしまったのかもしれん。この地で 眠っていた、おそろしい呪い・・・、いにしえの災いを、な・・・」

覆面のガルカ ザイドは予言めいた事を口に上らせていた。

災い。目覚め。

奇しくもそれは闇の王の言葉と符合していた。

そしてヴァナ・ディールに伝わる古の歌、クリスタルの戦士の伝説にも・・・。

ザイド「古い、言い伝えに過ぎん」

歌に一切の興味を示すことなく、ザイドはこの場を後にする。何かの調査のためにフェ・インを訪れた彼らにとっては、当然ながら伝説以外に気にすべきことがあるようだった。

フェ・イン内はボスディン氷河よりも敵のレベルが若干上がっていて、アクティブなシャドウ族は普通に絡んでくる。

闘技場までのルート上に何体か配置されているので戦闘をしつつ先へ向かった。もちろんラーニングしなかった。

バトルフィールド

あーー思い出した。ガイコツがわんさかやってくる所だ。

盾をヴァレンラールにしたのは彼が範囲聖属性のウリエルブレードを使用する事を知っていたからだが、たまたま呼んでいたセミ様がウリエルブレード⇒アーチングアローで光属性連携を繋いでくれた。有能。

ケルトン系は貫通に耐性を持っているのでセミ様は適切では無いのだけれど、まあいいか的に呼んでおいて良かった(白目

コルモル博士がディスペルでアイススパイクを無効化してくれるのも地味に有能。6人PTになって人選に余裕ができたのは大きい。

以前のボス戦ではガイコツが増えすぎてムチャクチャな事になっていた気がするけれど(笑)、ウリエルブレードの範囲+聖属性でガイコツが溶けてくれたので、実にアッサリと終わってしまった。

闘技場にあるはずの護符を探していたら、ザイドがやってきた。

彼によれば「もうとっくに破られてしまった」らしく、もはや新しい護符も役に立たないようだ。遅きに失したか。

彼は何かの調査でここを訪れたようだったが、おそらく「何もないこと」を確認するために来たのだろう。

ザイド「闇の王は20年前に、確かに死んだ。何を今さら復活などと。くだらぬ暇につきあっているほど、私はヒマではない」

と自分に言い聞かせるように呟いていた。

だが、悪い予感を振り払うには至らなかったようだ。

ザイド「ズヴァール・・・ 宿命の交わる城・・・。しかし、まさか、な・・・」

フェ・インでの顛末を報告すると、

大統領府の面々は渋い顔をしつつも善後策の検討を始めるようだった。

だが、今回と同様に議会の壁は厚いように見える。北方の守護は第一義的にはサンドリアの領分である、的な建て前で銃士隊派遣は却下されるのではなかろうか。

重苦しい部屋からそそくさと辞すと、フォルカーからザイドについて確認された。

フォルカーによれば、ミスリル銃士隊No.2のウォークラウドこそがザイドらしい。ただ、ヒュームに名付けられたその名を嫌い本名を名乗っているようだ。また、20年前に闇の王を倒したのも彼と言う。

残念ながら、あるいは幸運なことに、フォルカーは叔父ウルリッヒが犯した罪を知らないようだ。ただ、自分が銃士隊隊長に相応しくないとも考えているようで、そうであるべきザイドがなぜ放浪しているのか、北の地に何があったのか、薄々ながらその背景に何かを感じ取っているようにも見えた。

このようにして、フェ・イン調査は悪い結果に終わるのだった。

 

前世でこのミッションをクリアしているはずだから、フォルカーとウルリッヒの繋がりについて初耳ではないはずなのだが・・・、まったく記憶にございません(笑) 

フォルカーが抱える漠とした不安がこのままであるはずもなく、いつか北方調査隊の真実が明らかにされそうな気もするのだが・・・、バスミッションは30年前を深掘りする形で進むのだろうか。

楽しみなような、不安なような・・・。