Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

青魔道士AFクエスト3「変容」

あの悲しいシーンを思い出すのだった。

 

今回の結論としては、迷子に迷子を捜させるな!の一言に尽きる(笑)

青魔道士AFクエストの続き。

いつも通り「占い師」の許を訪れるも、魂の牢獄に囚われる事無く話が終わる。

しかも、占ってないのに占い料を1,000ギル盗られた。

「試練の暗示」は「気高き門の先」にあるらしいので、さっそく向かう。

それにしても、ラウバーンは占いでちまちま小遣い稼ぎしてるのではなかろうか。不滅隊隊長が副業なんて随分と格好が付かない。隊のために貯金を・・・と言う性格でも無さそうだし、このあぶく銭を何に使っているのか少し気になる。

皇宮内では一騒動が起きているらしかった。

錬金術師「最近、あの被験体の高濃度の コバルト値を計測したばかりだ」「しかし、あれほど 順調に成長していたモノが、ここまで急激な変容を示すなど・・・」

被験体。アレ。モノ。

ラウバーンとの会話から推測するに、どうやらソレは不滅隊としては門外不出のモノであり、表沙汰になれば「皇国軍の追及を免れ」られない危険なソレらしい。

だが、錬金術師からの追及に対してラウバーンはあくまでも冷静だった。

ラウ「軍とて無能ではない。皇国のため、聖皇様の御ため、黙するべきことぐらい理解しよう」

ラウ「それに・・・」

ラウバーンの勿体ぶった沈黙で場が凍る。口元を覆うフェイスベールの向こうには、おそらく不敵な笑みが浮かんでいるに違いない。

ラウ「アレは、人の手に負えるようなモノではない。たとえ、師団規模の兵でもな・・・」

騒然とする錬金術師たちを置いてラウバーンは隣室へ向かう。

ラウ「失敬。適任のモノが到着したそうだ。後の処理は我々に任せていただこう」

どのような背景なのかを微塵も説明することなく、ラウバーンはその「適任のモノ」に不滅隊としての指令を下す。

ラウ「海底遺跡群に、人型幼体期のソウルフレアが侵入した」「貴様の晩餐にくれてやろう・・・」

猟犬には獲物をくれてやるだけで良い。ラウバーンらしい簡潔な考えだった。

その様子をどこからか伺っていた錬金術師たちは、妙な心配を始める。

錬金術師A「あのモノは まだ入隊したてではないのか?」

錬金術師B「左様。真実に耐えられるのか・・・」

錬金術師C「最悪、第三種変体も想定せねばなるまい・・・」

狼狽える錬金術師たちの言葉を聞いて、ラウバーンは知らず笑いを零す。

ラウ「・・・くくく。聞くが、アレを生み出したのはどこの誰だね?」

ラウ「アレが表に出んとするならば、その前に魔として処理すればよいだけのこと」「我らの命脈つきるまで、これまでも・・・そして、これからも・・・」

一蓮托生。それはラウバーンの脅しでもあり、覚悟でもあった。

耳をそばだてて隣室での隠し事を聞くに、どうやら予想外の「変容」を遂げた「被験体」の討伐が任務らしい。どう転んでも後味が悪い結果しか思い浮かばず、冒険者の気分は重くなる。

 

ところで、前にもスクショを貼ったような?貼っていないような?気がするので、念のためもう一度。

アトルガン皇国の象徴は絡み合う双蛇で、皇宮正門にも掲げられている。

のだが、思った以上に絡み合ってない(笑) 白き神と冥路の騎士の各々のクエストを双蛇に見立てて、互いに絡み合うように一つの結論に至るのかと夢想していたが、そもそもの考えが間違っていたのだと改めて思い知った。ショボーン。

日が変わったので仕立て屋に出向いた。

どうやら「先生」は「蛇王の封印文書」に良い感情を持っていないらしい。前回は恐れを成した体だったが、何か根深いものがあるのかも知れない。

理由はぱっと思い浮かばなかったが、メガス装束のその他の部位は、皇国からではなく個人からの受注で生産するらしい。皇国から足装備だけ賜ってもいかにも格好がつかないのだが、ラウバーンはいったいどう言うつもりなのだろう。

人から頂いたものに文句をつけても仕方がなく、「先生」と装束の仕立てについて話を進めた。

彼が言うには、必要な部位については客が選んでよい、むしろ「先生」から見れば戦闘装束の良し悪しが分からないので選んで欲しい、ようだ。

選択肢としては両手装備、

両脚装備、

胴装備、があった。

両手装備の「ラーニング確率アップ」が魅力的だが、今のこの格好で両手だけ装備を変えてもチグハグな気がしたため、

胴装備を選択してみると、必要な素材について指示を受けた。

・・・なるほど。

念のために他の装備についても素材を確認してメモしておく。

最終的に胴装備を発注すると、素材と代金を眼鏡女子に渡すよう指示された。

手順としては、まず必要な素材を一括してトレードし、その後に代金をトレードする流れらしい。

装束の仕立てはいったんそこまでにして、「被験体」の捜索のために

ナイズル島の「アルザダール海底遺跡群」へ移動することにした。

いつものパターンならば、ワープポイントの脇にあるこの棒(カーソルを合わせても名前が表示されない、これはいったい何なのだろう 笑)を調べることでイベントが始まるのだが、今回は何も反応しない。

OK、想定範囲内だ。

「被験体」を探して遺跡群の中を捜索することにした。

のだが、

見つからない。

OK、想定範囲内だ。

海底遺跡群へは、本来は地上の各所にある入り口からワープポイントを経て辿り着くことになる。

順番としてはその逆になるが、ワープポイントを辿りながら「被験体」を探す事にした。

のだが、ワープポイントの先に複数のワープポイントが設置されていたりするため、

ほどなくして完全に迷った(笑)

いや、だから、苦手なんだってば・・・。迷子舐めるなw

(ここ、さっき来たところじゃないの・・・!?)

幸いにして手元の地図には刻々と自分の位置が表示され(素晴らしい魔法だ)、かつ、複数の地図の何枚目に居るのかも判る(素晴らしい魔法だ)。

手元の地図を何度も見返しながら、

念のために地上まで戻ってみたり、

今まで来たことも無い場所に出て驚いたり(笑)、

同じ場所へグルリと戻ってきたり、した。

果たしてここへ来たことはあるのだろうか、それとも2度目なのだろうか・・・と疑心暗鬼になりながら「被験体」を探していると、

不意のイベント。

目の前に不滅隊隊士が現れたかと思うと、

急にもがき苦しみだし、

ウゲーーーーーーーー(笑)

パタリと倒れたかと思うとその身体からは魔の力が溢れ始め、

奇妙な体勢を取ったかと思うと、

遺跡の奥へと消えていった・・・。

自分の位置を確認するため、念のためにいったん外へ出てみると、

どうやら「カダーバの浮沼」の南東部から「被験体」は侵入したらしい。

取って返して「被験体」の後を追うも、

後の祭り。

ワープポイントを駆使してアチコチを彷徨うも、

結局は元の地図に戻ってしまい、どこに向かえば良いのか判らず手詰まりになる。と言うか完全に迷った(笑) そもそも海底遺跡群の最奥、起点に戻ることすらできない。

迷子に迷子を捜させるなよぉおおおお!(怒

二進も三進もいかなくなったのでネットで調べた(弱

どうやらカダーバの浮沼へ出て、

いったんナシュモを経由、

南西方向にある

この入り口から

再び海底遺跡群へ入り、

ワープポイントを経由した先にある、

名前の無いチェックポイントを調べれば良いらしい。

・・・何も起きないのだが(笑)

念のため角度を変えてもう一度調べても・・・何も起きないのだが。

待てまて、あわたた、あわ、慌てる時間じゃない。

ネットで調べる際はネタバレしたくないので最小限の事しか調べないようにしているのだけれども、今回は途中のプロセスをすっ飛ばしてしまったらしい。

結局、丁寧に正解手順を辿ってみると、

カダーバの浮沼の南東部から遺跡群に入るとイベント(ウゲーーー)が起こり、

「被験体」を追いかけてワープポイントに入るところまでは正解だったようだ。

ただ、その先のこのマップで

いったん外に出ることで(正確には出る手前で)、2回目のイベントが発生するらしい。

「遺跡群へ逃げた被験体を追う」と言う先入観を持っていたことから、「ゼオルム火山」へ繋がるこのルートの調査を無意識に外してしまっていた・・・。ショボン。

出口に向かう途中で何やら寒気を感じて立ち止まると、

ギャーーーーーーーー! ホラーかよぉぉぉおおおお。

ジョジョっぽいポーズ(笑)をした「被験体」がこちらを確認すると、

またも人間らしからぬ動きで遺跡の奥へと逃げていく。

不滅隊「・・・手遅れのようだな」

突然現れた不滅隊隊士はしたり顔でそうつぶやく。

不滅隊「・・・元来、メガス装束に 青魔道士の魔力を高める機能などない」「着用者を極限まで魔に近づけ、・・・魔の力を解き放っているだけなのだ・・・」

何かを問うた訳でもないのに、彼は唐突に「メガス装束」について語り出していた。

不滅隊「そして、メガス装束の もう1つの隠された機能・・・」「それは、器の・・・ 肉体的変化を抑制することだ・・・」

不滅隊「それでも、魔の力に溺れたモノ、魔の力に肉体が抗しきれなかったモノは、やがて、ある結末を迎える・・・」「・・・それが『変容』。『人』という器の崩壊なのだ・・・」

メガス装束とは、青魔道士としての戦闘装束であるとともに拘束具。人としての形を保つために必要な型であり依り代。

不滅隊「解ったか? たった今、お前が眼にした光景は、我々の選び得る未来の姿の1つ」

前々回、青魔道士としての道には3つあると誤解していた。

人として抗い続けるのか。人を捨て魔となるのか。人と魔の間で壊れるのか。

だが、第4の道が残っていた。そして、その道の逝き先を冒険者は既に知っていた。

不滅隊「だが、我々には力がある。飽くなき力への渇望がある」「強大な力を得て、その力で己の運命を切り開くのだ!!」

彼が何のためにここへ現れたのかは良く判らなかったが、冒険者を鼓舞していることだけは伝わってきた。彼はジョブ取得時にエジワ蘿洞で出会った人物。ラウバーンに代わりこの道に引きずり込んだモノとして、冒険者の今後を心配しているのだろうか。

イベント終了後は「被験体」を追ってワープポイントに入ることで、

最初のイベント(ウゲーーー)が発生したマップへ戻るので、後は先ほどの道を辿れば良い。

カダーバの浮沼へ戻り、

南東にある入り口から

海底遺跡群の

チェックポイントを調べる。

ちなみに、最初にここへ来たときはフェイスを呼んでいなかったが、ボス戦になるので呼んでおかないと大変なことになる(笑) ネット凄い。

チェックポイントの傍らには、

冒険者がかつて見た光景と同じモノが待っていた。

Lv61青。マインドフレア戦。

イモータルアナテーマ」。

範囲に「呪い」効果。

イモータルシールド」。たぶん魔法防御アップ。

「マインドブラスト」。範囲ダメージ+麻痺。

「レプロペーション」。「魔法効果(バフ)」範囲解除。

 

むっちゃ魅力的な技を一杯使われたけれども、結論としてはどれもラーニングしなかった。どうなってるのw

ちなみに2画面前のスクショのアイコンのとおり、その段階でスリプガを喰らっていて(しかも2分間も!)、冒険者とクピピ殿が睡眠中。誰も起こしてくれない。

お陰でマインドフレアが好き勝手に暴れまくり、ここでセミ様が沈没。

シャントットも空気を読まずにWSを発動(笑) 死ぬってw

ここで起死回生のポイゾガ(笑) 他力本願過ぎる。

お陰で目が覚め、瀕死のマインドフレアに

止めの一撃。と言うかトドメしかしてない。

・・・うーん無色魔道士は無力すぎる(笑)

もう一度チェックポイントを調べる。

・・・冒険者はこの光景を見知っていた。

不滅隊に殉じた女性の姿を。その最期を。

幼馴染みを失った彼女は、自らの魔を抑えきれないほど自暴自棄だったのだろうか。それとも、自らの「変容」を知りながら丞相のために命を投げ打ったのだろうか。あるいは、3度に亘る連戦のなかで彼女の形を保つ力をその装束は失ってしまったのだろうか。

第三種変体。これが、器の形を保てなかったモノが辿り着く末路。

不滅隊「器が器たらんと足掻き、その形を変容させる。ある意味、アレは進化といえるのかもしれん」「だが、人としての最後の器を失ったモノなど もはや魔物にも劣る存在・・・」

彼女の最期は「魔」だったのだろうか。「人」だったのだろうか。いずれにせよ、彼の言う「魔物にも劣る存在」だったとは思いたくない。

もはや本当のことは判らないのだけれども・・・。

不滅隊「お前はどうかな? その姿を最後まで保つことができるかどうか」

挑発的な言葉を冒険者に投げかける隊士だったが、不意に「ふ・・・」と自嘲的な笑みを零す。そんなことを問い詰めても、その結果がどうなろうとも、彼にとっても冒険者にとっても意味は無い。

不滅隊「お前は真実を目の当たりにしても、なお、 その手で名も知らぬ同士の末期を見取った」「それだけで、賞賛に値する行為といえよう・・・」

そうではないと冒険者は思う。冒険者は不滅隊に殉じた青魔道士たちを、それぞれのその最期を、既に見、心に刻んできていた。そこに名の知れぬ隊士が加わっただけなのだ。そこには等しく別れと死とがあり、その事を同士として正しく受け止めた、それだけの事だった。そして、自分だけがそうならないなどと言う思い上がりはとうの昔に捨てていた、それだけの事だった。

不滅隊「いまのお前なら、」「あの方の 問うた意味が解るかもしれんな・・・」

それが何を意味しているのか判らなかったが、今の冒険者は解りたいとも思えずに居た。悲しき過去へ埋没しそうになる自分を必死に押し止めるために、隊士が去り際に渡したAF装備を必死に握りしめる。手にしたその重みだけが、その手ごたえだけが、冒険者に現実を思い出させてくれた。

青魔道士 頭AF「メガスケフィエ」。

なにこれカワイイ(笑) 不滅隊はヒュームだらけだったのでタル装備を初めて見る気がするのだけれども、なんだろう、幼稚園児がママの真似をして口紅を塗ってみた的可愛さじゃね?(意味不明) 可愛さと妖艶さ(笑)のミスマッチ感が好い。

ステータスは、無色魔道士的には効果が解りません(開き直り)。「モンスター相関関係効果アップ」もイマイチ意味が解らないけれども、ラーニングすればきっと判るはずに違いない。きっと。

メモに従い、必要な素材を競売で購入して眼鏡女子に渡した。

素材不足を心配したが、意外な事に全ての品が競売に揃っていた。青魔道士AFはそれなりに需要があるのだろうか。

代金もトレードすると、眼鏡女子は「後日改めて こちらへお越しいただけますか?」と言う。

からくり士AFの時をよく憶えていないけれども、リアル1日が必要なのだっけ・・・。いずれにせよヴァナ1日=リアル1時間を待つ事もできないので、回収は次回に持ち越した。

AFクエストとしてはこれで終わりなので、念のためラウバーンへ挨拶に行った。

いつも通り適当に占いを済ますと、

ラウ「『運命』というのは 刻一刻と変化していくものだと思っています」「人によっては すでに決められている、逃れられないと 悲観する者もいますが・・・どうでしょうか?」

なんて意味深な事を言われた。

あのラウバーンの言葉とはとても思えなかったが、「魔」としてのラウバーンの裏返し、これが「人」としてのワーウードの本心なのかも知れない。

・・・いや、違うか。獲物を喰らうことが青魔道士の本懐だとしたら、やはりワーウードは単なる誘蛾灯だ。この甘言が人を惑わし人を誘う。ただそれだけのことだ。

どのような結果になろうとも、何者にも惑わされることなく、冒険者冒険者の「器」の形を保ち続けること。それが、この一連のクエストで冒険者の得た教訓だった。

冒険者は思う。もしかしたら、これがラウバーンの問いへの答えなのかもしれない、と。それが散った隊士たちへの手向けなのかも、と。