Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

バストゥークミッション6-2「海賊たちの唄」

うぇええぃぃいい!と叫ぶのだった。

 

最後の依頼に訪れると、先生には随分とオーバーなリアクションをされた。

先生「君への仕事も これが最後だと思うと・・・ なんだか感慨深くてね。目が潤んでしまうよ」

必要な素材を渡したのち、競売で時間を潰したりしてヴァナ日を超えるのを待って、

深夜にもう一度伺うと、先生は嫌な顔一つせずに装束を手渡しながら、いつもより神妙な顔つきで冒険者に話しかけてきた。

先生「・・・以前話したが メガス装束本来の役目、覚えているかね? 覚えていないのなら、それはそれでいい」

先生「人の一生は短い。まして、魔の一生はもっと短いものが多いと聞く」「後悔のないように進みたまえ。君が君のままで在らんことを祈ろう」

きっと何人もの人がここを訪れ装束を手にしたに違いない。先生の別れの言葉は、彼らを見送ることしかできない先生のせめてもの願いであり優しさなのだと思えた。この職を務めるには先生は繊細過ぎるのかもしれない、とも。

先生は助手に青魔道士の裏側を伝えていないようだったが、それもまた先生の優しさなのだろう。最後の最後になって、先生の事が少し好きになっている自分が居た。

・・・変態さんだけど。

青魔道士 両脚AF「メガスシャルワー」。

胴の代わりにこちらにVITが付いてた。

アトルガンで手にする装備は、貴金属を豊富にあしらったものが多い気がする。一説によれば、定住しない遊牧民族などは自らの資産を貴金属に変え身につけることを良しとしていた、らしい。周辺に多くの蛮族をかかえるアトルガン地方は、聖皇が現れ平定するまでは随分と住み辛い土地だったのかも知れない。

そんなことをふと思ったりした。

バスミッションの続き。

今回は外交の一環としてノーグへ向かうらしい。

ナジラレ「おかしいな・・・今回はオレの担当じゃないはず なんだが・・・」

さっそくナジ君の許へ向かうも様子がおかしい。どうやらアヤメ殿が本来の担当だったところをガードが勘違いしていたようだ。

アヤメ「ナジと私を間違えるなんて、失礼な話だわ」

ナジラレ「な、なにい!?」

アヤメ「で、ノーグに行く件のことだけど・・・。簡単に言えば御機嫌伺いレベルの外交ね」

ナジ君の反応を無視するいつものアヤメ殿。

ただ、そのアヤメ殿の様子も少しおかしい。

アヤメ「ちょっと予定が入っちゃって一緒には 行けないのだけど・・・」

と言うと、そそくさとその場を後にして何処かへと向かう。

ボケもせずツッコミもせずその背中を見送ったナジ君は、冒険者に「ちょっと」と声をかけて脇へ呼び寄せると、いつもなら見ないような真面目な顔をして頼み事をしてきた。

ナジラレ「実はだな・・・。・・・このミッション、早く終わらせてほしいんだ。できれば、アヤメがノーグに向かう前に・・・」

ナジ君によれば、アヤメ殿は「限界を感じ始めてる」気がするらしく、「自分の刀の道を極めたい」と思っている気がするらしい。

それって貴方の想像ですよね?と言いたいところだったが、面倒見が良い(と冒険者が勝手に思っている)アヤメ殿が任務を半ば放棄したような口ぶりは確かに気になる。

ナジラレ「オレと違ってあいつ、まじめだから・・・。もう一度、修行したいと思ってるんじゃないかな?」

ノーグと言えば、アヤメ殿のご母堂の出身地。家族関係で何か拗れているのだろうか。足を遠のける何かしらの理由があるとしても、個人の領域に踏み込むのは気が引けるのだが・・・。

ナジラレ「なんつうか、カッコ悪いだろ? あいつが抜けてNo.4になるってのも。だからまだあいつに抜けてもらっちゃ困るのさ」

妙に律儀と言うか、言い訳が拙いと言うか、本心は別にあるだろうナジ君はそれを隠すようにして強引に結論付ける。

ナジラレ「・・・てことだから、よろしく頼んだからな!」

と言うことでマウラにやってきた冒険者だったが、マウラからカザム行きの船が出ていないことに5分程してから気づいた(笑)

え? どうやってカザムへ行くんだっけ・・・と必死に思い出したら、そう言えばジュノから飛空艇で向かうのだっけ・・・(死)

マウラ⇒(船)⇒カザム⇒ユタンガ大森林⇒海蛇の岩窟⇒ノーグと移動するつもり、しかも船旅で釣りでもしながらのんびりと・・・と思っていたのに、そもそも最初が間違っていた。

船旅をキャンセルしたことで急に萎えて(笑)、ノーグに直行した。

念のためご母堂の噂話を聞いておいた。

「女のあたしも惚れちまうくらいカッコよかった」と言うご本人に会ってみたかったものだ・・・。

さて、海賊の頭領ギルガメッシュ

いつも通り面倒な前口上を省いて本題を切り出すギルガメによれば、彼らノーグは冒険者たちを「味方、そしてお客さんとして取り扱いたい」意向らしく、更に「本音を言うと、他国の冒険者の力がどんなものか知りたい」らしい。

そこで入手に難儀しているアイテムを取得してきて欲しいと冒険者に依頼する。要は力試しだった。

ギルガメ「場所はイフリートの釜の 溶岩の流れる滝のうちのひとつ」「・・・あるモンスターが現れる。そいつを倒せば手に入る、爆裂岩を持ってきてほしい」

ノーグにはワープクリスタルもワープ本も揃っている。

イフリートの釜へはワープ本を経由して

移動したのだが、やはりマーカーがすべて消えている。

うーん、確か真ん中の道を進んでいけば「釜」に出られた気がするんだけど・・・と思いながら途中まで進むも、ふと気になって手元の地図を見返す。

ここも複数の地図に分かれているのだけれど、そう言えばこの地図の茶色い部分が「マグマ溜まり」だったはず。

マーカーが消えてしまっているが、たしか何処かにチェックポイントがあったような・・・。

1枚目と2枚目の地図はどちらも「ヨアトル大森林」に繋がっている。

具体的には、1枚目から外に出るとヨアトル大森林のカーソルの場所に出るので、ここから南に下って適当なところで(笑)東、北と移動することで、ユタンガ山の別の麓から2枚目の地図に移動できる。

はず。

ゴブの一部に絡まれつつも、

なんとなーく適当に道を進むと、

ユタンガ山が見えてきた。

麓に近づくと巨大な噴石が目立つようになり、

こうして、無事2枚目の地図に移動できるのだった。

これが「マグマ溜まり」。

ギルガメが言う「溶岩の流れる滝」がここに流れ込む溶岩流の事を指しているのか若干自信がないが・・・、とりあえず時計回りに「マグマ溜まり」を確認する事にした。

ちなみに、この地図の北西側にはマグマの吹き出し口が道を塞いでいる(はず)。先へ進むには氷クリスタルで一時的に噴出を止める必要があるはずだが、もちろん氷クリは持ってきていない(白目) 来てから思い出したんだから仕方がない。

せっかくなので「自爆」などを覚えようと積極的にバトルを挑んだが、

死ぬかと思った(笑)

笑いごとじゃないレベルでPTがガタガタになったので、HPを回復してもらおうと(フェイスは戦闘中でないと魔法を唱えないので)近場のハチと戦闘を開始、

「花粉」でムッチャ体力を回復されて「おいぃぃぃいいいい」と思っていたら、

・・・お分かりいただけただろうか。

もう一度、別の写真で見てみよう。

・・・お分かりいただけただろうか。

_人人人人人人人人人人人_
> 花粉をラーニング! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

うぇえええええいいいいいいいいいいいいいいい!!!!

さらっと見逃がしそうだったけれど、なるほどラーニングするとログに出るんだ。なるほどなるほど。

「花粉」は「自分のHPを回復」する技なので、さっそく魔法を唱えてみようとすると、

「この魔法はセットされていないので実行できません」

・・・意味が解らないのだが(笑)

画面をよくよく眺めてみると、右上のメニューに「青魔法セット」と言う項目があり、選択すると画面のようになった。

情報量が多すぎて良く判らないが(笑)、どうやらラーニングした技は「リスト」に登録する必要があるようだ。登録数と登録時のポイントに上限がある一方、登録することでステータス上昇等の効果もあるらしい。つまり、何を登録するのかは十分吟味する必要があるようだ。「花粉」しか覚えてないけど。

なるほど、モンハンで言うところのスキルスロットみたいなものか。なるほどなるほど、プレイヤによって色々な選択ができるシステムはなかなか面白いかもしれない。「花粉」しか覚えてないけど。

取りあえず「花粉」をリストに「セット」して魔法を唱えようとすると・・・「青魔法のセット変更によるペナルティのため実行できません」。

大事なので2回やってみたけど、意味が解らないのだが(笑) 

まあいいや、あれこれ弄るとダメなんだろう。どうせすぐには次の技を覚えないんだろうから、このままでいい(自虐)

せっかくなので近場のハチに戦闘をけしかけ、さっそく「花粉」を唱えてみた!

うぇぇぃぃぃいいいいい! 

35HP ぽっちだけど回復したぜぃぃぃいいいいい!!

なんてことをしていたら相手も「花粉の構え」。

ちょwwwww なんで 1,010HP も回復するのwwwwww

酷くない!???(笑)

やたら「花粉」を使われてムチャクチャ戦闘が長引いたんだけど、物凄く納得がいかない(笑) 理不尽じゃーーーーー。

そんなことをしていたら Lv64 になった。

結論から先に言うと、この場所の「マグマ溜まり」が正解だった。

指示された通りに「アダマン鉱」を「滝」に向かって投げ入れると、

「嫌な気配がした・・・」。

前からボム、後ろからトカゲ。

「これで自爆されたら死ねるなー」とビクビクしながらボム退治を優先する。

相変わらずタゲが安定せず、ボムが自由気ままに行ったり来たりするが、

なんとか自爆されることなく撃破。

物凄い勢いで「爆裂岩」をドロップするなーとログを眺めていたら、いつの間にか瀕死になっている冒険者

え?うそ??と焦るも、アジド・マルジドがケアルしてくれた。前回に続きナイスケアル!!

その後、トカゲは「超低周波」や「ファイアボール」などの技を使用してきたが、当然ラーニングしない(笑) 様式美やね。

シャントットが弱点属性で MB を決めてフィニッシュ。

途中は怪しかったけれど完勝。なんでクピピ殿を呼んでいなかったのだろう、と後から思った。

帰宅。

開口一番、ギルガメからは褒めそやされた。

ギルガメ「さすがに冒険者ってのはやるもんだな。うちの役立たずどもも見習ってほしいもんだ」

そこにアヤメ殿が遅れて現れると、その顔を見たギルガメッシュが声を張り上げる。

ギルガメ「おまえは・・・アヤ坊じゃねえか! また一層きれいになったもんだな、おい!」

いかにもオヤジっぽい(笑)反応だったが、むしろ馴染み深いのだろう、アヤメ殿はほっとした様子で返事をする。

アヤメ「もう私も二十歳なのですが その呼び方は・・・でも悪い気はしませんね。懐かしく感じます」

アヤメ殿が現れたことを訝しむギルガメに、アヤメ殿は「スカウトされてはたまりませんから・・・」と、冒険者のお目付け役としてやってきたことを告げる。

ギルガメ「よせやい、それだったら真っ先に目の前にいる優秀な侍をスカウトしてらあ」「うちならいつでも大歓迎だぜ」

と、半分は本気、半分はいつものノリで受け応えるギルガメ

だが、意外にもアヤメ殿はその言葉を深刻に受け止めていた。

アヤメ「ありがたいお言葉ですが、私はこの仕事に誇りを持っております」

一言ひとことを慎重に選びながら言葉を紡ぐアヤメ殿。

アヤメ「・・・この仕事は決して道を極めるためには 近道ではありません」「しかし・・・だからこそ私は自らを律し、自らの手で道を極めようと強く思うのです」

アヤメ「刀は抜かぬためにある。銃は撃たぬためにある。それが、父や母より受け継いだ私の信念です」

アヤ坊アヤ坊と呼んで可愛がっていた娘が、自らの信念に従いその道を歩もうとしている。自分の言葉を撥ね除けるほどに、いつの間にここまで成長していたのか。

ギルガメ「アヤ坊・・・」

ギルガメは続く言葉を思わず失っていた。

アヤメ「プレジデントより書状を持ってまいりました」

若干の気恥ずかしさもあったのだろうか、アヤメ殿は話題を変えようと書状を手渡す。

ギルガメ「へっ、喰えねえ連中だな。プレジデントも、おまえも・・・」

ギルガメ「それと・・・リョウマの野郎にも会っていけよ。あいつも喜ぶだろう」

と、ギルガメッシュは去り際のアヤメ殿に声をかけるも、

アヤメ「今日は公人として来ておりますので。今度来るときには、成長した妹でも連れて くるとしましょう」

と、アヤメ殿はどこまでも生真面目なのだった。

せっかくなのでアヤメ殿の代わりにリョウマの所へ向かったが、「・・・失せな」と突っぱねられた。

酷くない!?(笑)

ナジ君の許へ報告に戻った。

ナジラレ「きっと自分の気持ちを確かめる ためにもノーグへ行ったんだろうな。なんとなくオレにもわかるよ」

と、最初に言っていた事と違うことを言いいながら一人納得するナジ君。そーゆーとこだゾ。

ナジラレ「それにあいつばっかり そんな重要な仕事任せてもらって・・・」

しかも何故か怒り出すナジ君。そーゆーとこだゾ。

ナジラレ「なんだか悔しくなってきたぞ。オレがノーグへ行ってしまおうかな・・・」

アヤメ「ノーグには門番はいらないってさ・・・」

ナジラレ「ああそうですか・・・」「ってこらぁ!! 誰が門番だよ!」

迷コンビのやり取りを微笑ましく見守りつつ、このようにして無事ランク7へ昇格するのだった。

いったい何だったんだ・・・と言う感じのミッションだったけれども、まあノーグに顔が売れたから良かった(白目)

バスミッションはミスリル銃士隊を中心に進んでいるようなのだけれど、やはり本命はフォルカーとザイドの話になるのだろうか。ガルカの語り部周辺、ウェライ、ラオグリム、グンパも絡みそうな気もするが、どこへ向かっていくのか楽しみだ。