踊り子AFクエスト2「追想のポリフォニー」
なし崩し的に別大陸へと向かうのだった。
そう言えばそろそろ査定の時期だなーと思い出して叙勲審査を受けたら、
「連合白兵章」が貰えた。
次の勲章に向けて軍にどの程度の貢献をすれば良いのかが判らないのだけれど、まあボチボチやるしかない。
勲章をもらうことで徐々に任務の種類が増えるようなので、今回は目新しい「巡回任務」に就く事にした。
珍しく場所が指定されているので
さっそく現地に赴くと、チェックポイントがあった。
以前に探索した時には無かった気がするので、任務を受けることで出たり消えたりするのではなかろうか。
チェックをすると民間人を襲撃しているらしい「脅威」が出現した。
戦争に法は無いけれど、民間人に手を出すとは不届き千万。
と正義を振りかざしたのは良いけれど、「あれ? そう言えば踊は Lv59 なんだけど倒せるんだろうか」と途中で心配になった(笑)
が、無事撃破。
不法者の討伐はそれなりに評価が高いのだろうか、報酬の戦績が多くて少しびっくりした。
それに比べると毎回の「不審物回収」は
報酬が少ない。1/4だ。
レベルさえ適正ならば「巡回任務」はかなりオイシい任務かも知れないと、心の中にメモしておいた。
半分日課の任務(と言いつつ思い出したときにやってるけど 笑)をこなして AFクエ を進める。
さっそく練習の成果を見ると言われたので、
華麗にステップを踏んだ。
ライラ「うーん・・・」
(笑)
ライラ「まだまだ甘いねぇ。そんなんじゃ、舞踏団の花形、『輝く星の踊り子』にはほど遠いよ!」
なかなか手厳しいことをおっしゃるが、さすが団長、どうすれば良いかのアタリはあるらしい。
ライラ「あんた、一流の吟遊詩人の演奏に合わせて 踊ったことはあるかい?」
フルフルフルと首を横に振る冒険者に団長はアドバイスをくれる。
ライラ「・・・そうだね、一流の踊り子に なりたければ、一流の吟遊詩人の演奏にも ふれておいた方がいいよ」
ライラ「私は子供のころ、・・・素晴らしい吟遊詩人の 演奏を耳にしたことがあるんだ」
ライラ「いまのあんたに あの笛の音を聞かせられたらねぇ」
なるほどなるほど。
と言う事でさっそくバタリア丘陵〔S〕経由で、
ジャグナー森林〔S〕に向かうとイベント。
通りかかった召使いに声をかけると、実にタイムリーな話を始める。
召使「私は、前にこの森で笛を吹いていた 吟遊詩人を捜しています」
召使「実はさっき、笛の音を聞いたんです。あわててそちらに向かったのですが、音色が突然途切れてしまい・・・」
そこまで言うと彼は天を仰ぎながら
召使「・・・その先の湖で 戦いの痕跡と、壊れた笛を発見したんです」
と予想外の事を口にしていた。え?
召使「あの場の様子では、笛の持ち主は、おそらく無事ではないでしょう・・・」
ゆっくりと首を振りながらいかにも残念だと言った風に目を落とすと、ため息にも似た吐息を漏らしつつ召使いはその場を後にした。
召使「お嬢さまに悲しい報告を しなければならないと思うと、気が重いです・・・」
そっか、あの笛の音は召使いのモノでは無かったのか。舞踏で知られる名門家に仕えるのだから、彼も芸に秀でている可能性はあるのかなーと思ったのだけれど。
彼によれば湖畔に争った形跡があるらしい。地図を開くと湖周辺にはいくつかのチェックポイントがあり、傷を負った詩人がそのあたりで休息をしている(あるいは死体となっている)可能性はあった。ただ、そちらへ向かうには「ブンカール浦」を経由しなければならない。
まずはここへ来た手前、現場検証を兼ねて湖畔へと、最初にライラと出会った場所へと向かう事にした。
(もう使わないかと思いチェックポイントは削除してしまったけれど)
で、
イベント。
事件からそれほど時間も経っておらず、まだ気が動転しているのだろう。吟遊詩人らしき男に声をかけると彼は一気に捲し立てた。
詩人「えっ? ここで獣に襲われて、笛を落としたんじゃ ないかって?」「そうなんです。・・・餓えたスミドロンに襲われてしまって・・・」
詩人「そのとき落とした笛を探しに来たところなんです」
そう言いながらフラフラと湖畔を歩き続ける詩人は、ふと足を止めるとしゃがみ込み、
詩人「たしか、このへんに・・・」「あった・・・!」
と歓声を上げていた。
だが、次の瞬間に肩を落とす。
詩人「はやり、壊れてしまっていたのか・・・。ヤグードグルーがあれば直せるかな・・・」
彼に何か心当たりはあるのだろうか。冒険者の事などすっかり忘れたかのように、詩人は考え込むようにしながらその場をさっさと後にしていた。
ヤグードグルー。
何かないかと鞄をひっくり返すと「ヤグードパテ」が見つかった。説明を見ると「接着・充填剤」らしく、ヤグードグルーも同種のモノなのだろうと推察された。
問題は「ヤグードグルー」が何処にあるのかと言う点だったけれど・・・「元の世界」のヤグードが「パテ」を持っていたことを鑑みるに「〔S〕の世界」のヤグードが持っている可能性はあり得た。
どうしようかと若干悩んだけれど、せっかくなのでミンダルシア大陸へ向かってみる事にした。
バタリア丘陵〔S〕からロランベリー耕地〔S〕へ向かい、
途中にあった城壁の扉は手でこじ開けて、
ミンダルシア大陸の北西、ソロムグ原野〔S〕に辿り着いた。
「元の世界」ではその一部だけが遺された城壁も、ここでは輝かんばかりに屹立している。こんな場所だっけ?と、どこか違う世界にやってきたかのような違和感が押し寄せる。
やはりここからもジュノへは行けない。当時のジュノがどのようであったのかは興味深いのだが・・・。
廃墟となっていた監視塔?も
ここではその役目をきちんと果たしているのだろう。
ただ、どこの塔も中には入れなかった。
途中でタルタルっぽい人影を見かけた。
エルディーム古墳での惨劇を思い出し、こんなところにも NMタルが居るのか・・・と警戒したのだが、
何のことは無い、ここがソロムグの「拠点」なのだった。
ちなみにここの拠点兵であるミスラは、身体中に入れ墨を施しているような過激な衣装を纏っていた。
ミスラの故郷は遥か南にあると聞いている。このような派手で露出度の高い民族衣装こそが、彼女らの戦闘服なのかもしれない。
初めて見る一角獣が居た。
NPC が召喚したらしいのだが、過去の世界ではこのような幻獣も呼び出せたのだろうか。自分で呼べるものなら呼びたい。カッコいい。
そんな感じでアチコチを探索しながら歩いた。
場所によってはカブトムシだらけだった。
なぜこんな事になっているのか良く解らない。さすがに気持ち悪い(笑)
過去の世界で厄介なことの一つは、
レベル差の大きな敵が混然と配置されている点だ。
中間の敵も含めて段階的に配置されていれば戦いやすいしレベルも上げやすいのだけれども。
ソロムグの東方面に進むとリンクスがチラホラ見えるようになった。
「元の世界」でも同じような形でクァールが配置されていたのだが、それにしても過去世界に赤い獣が多いのはどういう事なのだろう。意味のない指摘なのか、何か意味があるのか。気になる。
ソロムグ東から南東方面に向けて、あちこちにある建物内にヤグードの気配が感じられた。
南東にあるメリファト山地には彼らの本拠地「オズトロヤ城」があるのだから、彼らの姿が見えるのは当然とは言えた。「元の世界」でも同じようにヤグードが配置されていた記憶だ。
ただ、彼らのどれもこれもがレベルが高いし互いに近い。
各個撃破ならば分もありそうだったが、どう考えてもリンクする。う~~~ん。
う~~~~~~~ん~~~~~~~。
しばらく観察しても離れ離れになりそうにないので諦めた。狭い建物内に居るなんてずるい(何が?)
話は逸れるが、狩人取得クエでお世話になるアノ洞窟は
障害物のお陰で中に入れなかった。
そんな感じで、いったんメリファト山地入り口まで進んだ。
検問所の番兵に話しかけると民間人に間違えられた。このままウィンダスに行けばウィンダス軍に入れるのかも知れない。しないけど。
ワープ本でいったんセーブ。
メリファト入り口までは時計回りに 9時から5時 ぐらいの範囲を探索した。残りの時間は6時から8時方向の探索に費やした。
意外な事にガルレージュ要塞に入ることができた。
ワープ本があったのでセーブして、
軽く中を散策する。
「元の世界」ではボロボロに朽ち果てた姿しか見ていなかったので、こんなにしっかり?とした軍事拠点であったことに少し驚いた。
キッチリと区分けされた廊下と部屋の配置は軍隊にありがちな几帳面さを感じさせた。「元の世界」の面影は確かにある。
ただ、入り口付近の部屋はどこも入れない。
それに、誰とも会わない。
もしかして既に廃棄された後なのでは・・・ ここには誰も居ないのでは・・・と思い、
急に怖くなったので外に出た(笑)
おそらくエルディーム古墳〔S〕と同じような基地になっているのだろうけれど、「元の世界」のガルレージュ要塞のオドロオドロしい雰囲気を思い起こさせるので、必要になったら再訪することにした。セーブしたし。
ぐるーっと一周して気が付いたのだけれど、そう言えば「禁断の口」があるのだった(笑)
あそこからワープしてくれば一瞬でヤグードの近くに出られたはずで、自分の浅はかさに辟易した。くそー。
(つづく)