Vana'daily

Vana'diel 一人旅の日々.ばなでいり.

バス〔S〕クエスト「ジュエラーの涙」/その他

また衝撃的な場面に出くわすのだった。

 

戦時下だから仕方がないかもだけどさ・・・。

日を改めたのでウキウキ気分でドルオタの許へ向かった。

注文の品はできているようだったが、

オタ「どうだい、この花びらのあざやかな紅色・・・ まるで君の口唇のようだね」

うわキモっ(笑) いやいやいやいや、そーゆーとこだぞ!!

オタ「これで、誰もが 君のダンスに釘づけさ!」

なんてフォローしていたけれど、ちょっと距離を置きたくなる。

ので、ドルオタから離れてスクショを撮った(笑)

踊り子頭AF「ダンサーティアラ」。

CHRもアップするし、何よりサンバの効果時間がアップするのはグッド! 

彼の言葉を借りるようで癪だけれど、遠くからでも目に付くこの紅色が好い。良いモノ手に入れた!

残りの装備については素材をチェックしてメモ書きし、

ダンサーバングルを依頼した。特に意味はない。

競売では順調に素材が手に入ったのだけれど、「モブリン織物」だけが在庫切れだった。

たまたまダンサーバングルの素材は揃ったけれど、トゥシューズの入手が困った事になった。うーん。

取りあえず素材を預けて仕上がりを待つ。うーん。

今日も日課をこなす事にしたのだけれど、一応カンパニエバトルの状況は確認しておいた。

まだ携わったことの無い任務は結構あったのだけれど、

以前に失敗した「拠点防壁改装」に再チャレンジすることにした。

場所は前回と同じくグロウベルグ〔S〕。

前情報のとおりカンパニエバトルが勃発していた。

前回はなぜ失敗したかと言うと理由は分かっていた。

説明を聞いていなかったからだ(笑)

あの時はカンパニエバトルが始まっていて慌てていたんだよねー。その後に日記を書いていて「説明を聞く」に気が付いたと言う・・・。どんだけ慌ててんねん。

拠点兵によれば、職人が持ち場に着いたらクリスタルを指示すれば良いらしい。

赤いベレー帽のエル男には炎クリ。

金髪おさげのタル子は氷クリ。

エプロンヒュム子は風クリ。

大斧エル男は土クリ。

黒頭巾のミスラ子は雷クリ。

青服のタル男は水クリ。

いなせなヒュム男は光クリ。

ターバンエル子は闇クリ。

・・・。

・・・・・・・。

覚えられるかーい。

遅れると職人は持ち場を離れてしまうらしく、指示は的確かつ素早く行う必要があるよう。なるほどねー、だから前回は人が行ったり来たりしてたのか。

アーダコーダ言っても仕方がないので「監督」を始めてみた。

黒頭巾が何だっけ・・・ ヒュム子は・・・。

なんとなくタル子とタル男、エル男2人は憶えていたので、少なくともその4名は的確に指示をしていたのだけれど、

画面に出てくる8名の位置とリストに並んでいるクリスタルの順番が一致していることに途中で気が付いた。

例えば一番左のエル男は炎。その隣のタル子が氷。彼ら/彼女らは出現位置を変えないので、左から何番目かを目算すれば対応するクリが判る。

おお! なんだ簡単じゃん!!

仕組みに気が付いたお陰で無事任務を達成できた。

最初にちゃんと教えてよー(笑)

珍しいことに高レベルPCがカンパニエバトルに参加していて、召喚獣を呼び出しては大量のバフをかけてくれた。

何というバフアイコンの数! と言うか召喚獣ってそんなことできたんだ!(白目)

1体のカメとモタモタ戦っている間に他のカメは全滅したらしく、高レベルプレイヤの凄さを思い知った。と言うか唖然とした。スゴイ。

外壁改修の報酬は・・・普通だった(笑)

あんなにアクセク指示を出すくらいだったら物資運搬の方が気楽で良いかもなーと思った。

軍人にあるまじき思考だけど。

さて、その足でチョコボに乗った。

パルブロ鉱山の出口で云々、と言うクエストが気になったからだった。

以前にチェックした時には入り口付近には何も無かったのだけれど、気になるのは少し離れた場所にある「???」の文字。

それに・・・そもそもこれはパシュハウ沼人質事件(仮)に関わる話なのだろうか、

それとも他のクエストに関わるのだろうか。

バス〔S〕に関連する未解決なクエストは一つしか残っていなかったが、新たにクエストが発生する可能性はあった。

あれこれ悩んでも仕方がないので、まずは鉱山入り口へ向かう。

が、何も起こらない。

しばらくウロウロとしてみたが

諦めて、少し離れた「???」をチェックすると

イベント。

これは・・・。

やってきた救護隊は倒れた女性の脈を取ると、

救護員「むぅ・・・ 手遅れだったか・・・」

救護員「仕方ない。とにかく街まで搬送しよう」

と、女性の亡骸をチョコボに乗せて街へと戻った。

倒れていた女性の側に光るものを見つけたので拾う。

「宝石を嵌めこむ台座が空っぽの指輪」。

ああ悪い予感が当たってしまった・・・。

心当たりの許に戻った。

彼は宝石商。

戦時下では入手が難しい宝石を高値で売りさばいて我が世を謳歌していたが、慎ましい生活を望む妻と喧嘩別れしていた。

その彼の許へ駆け込むと、彼は妻の置手紙を見つけたと言う。

顔をあわせて また喧嘩になると困るので、手紙に書きますね。

結婚当初、あなたがくれた指輪のこと、覚えてくれていますか?

この変わった形の指輪は、

伝説の宝石が嵌めこまれることで ふたりが一番幸せだったときに戻れるという とても素敵な指輪らしいの。

今はこんなに暗い時代だけど、あなたとふたりで力をあわせれば、世界をキラキラと輝かせることができるはず。

だからわたしは、どうしても 伝説の宝石を見つけたいと思ったの。

家に戻ったら怒鳴られるのは 覚悟してるけど、必ず素敵な指輪に仕上げるから、仲直りしてくださいね。

愛するワヒッドへ。      スウァンチェ

 

伝説の指輪を彼に渡すと、

彼は明らかに動揺していた。

宝石商「なぜあんたが持ってる!?」「おい! なんとか言えよ!」

隠しても仕方がない。北グスタで見た彼女の結末を全て伝えると

宝石商は肩を震わせながら声を張り上げた。

宝石商「そ・・・そんな・・・ スウァンチェが・・・ちくしょう! ホントなのか?」

そこに救護隊の二人が現れ、

救護員「申し上げにくいのですが・・・ 奥様のスウァンチェさんと 目される女性が・・・」「パルブロ鉱山の近くで ご遺体で発見されました」

救護員から正式に告げられたその言葉は、妻の死を宝石商にまざまざと突きつける。その受け入れがたい現実を前に彼は力なく頽れるしかない。

宝石商「スウァンチェ、ああ・・・スウァンチェ・・・」

そんな彼の姿を見て、救護員の一人がおずおずと何かを差し出した。

宝石商「こ、これはオブシディアン!」

救護員「やはり、思い出の品でしたか」

焦点の合わない目でその宝石を眺める宝石商は、かつての日々を懐かしむように優しい声で語り出した。

宝石商「ああ、あの頃は貧乏でな。・・この石が命綱だった・・・」「けれど、その分 妻と言葉を交わす時間もたくさんあった・・・・ 思えば、いちばん幸せな時代だったかもしれん」

伝説の宝石が嵌めこまれることで、ふたりが一番幸せだったときに戻れる指輪。

だが、ふたりは一番幸せだった思い出を手に入れる替わりに、ふたりで幸せになる未来を失ったのだった。

・・・永遠に。

宝石商「・・・う、うう・・・」

言葉にならない彼の悲しみが、いつまでも街の片隅に響いていた。

 

あまりに悲しくなったので、

気晴らしに一人レースを行い、

今回は無事に物資を搬送した。

報酬は外壁改修と同じくボチボチだった。

宝石商の顛末に気を取られてパシュハウ沼人質事件(仮)の事をすっかり忘れていたのだけれど、たまたま隊長の傍に居たゴブリンに話しかけたら、

情報を教えてくれると言う。

そう言えばミスリル銃士隊のガルカが去り際に、街のゴブが何かを知っていると言っていたっけ。

(自腹か・・・)と思いながら(笑) 5,000ギルを握らせると、

坑道の入り口について教えてくれた。

予想していたとおり、北西の池のほとりにあるアノ建物だった。

入り口の扉を開くにはカギが必要で、ゴブはそのカギをくれると言う。ゴブにしては珍しくガメツく無いなと感心していると

ゴブ「いちど使うと砕ける。大事に使え」

と言われた。あーーそーゆーアレね。また5,000ギルが必要になる的な。むしろ壊れるように作っているのではないか?的な。

ゴブで思い出したのでジュノに飛んだ。

ゴブの鞄クエスト用に素材をバザーしている PC をよく見かけたから、もしや「モブリン織物」があるのでは?と思ったからだったが・・・そもそもその PC が居ない。

クエをやっていた2年位前?はよく見かけたけれど、さすがにバザーは止めてしまったのだろうか。鞄クエは結構面倒で前世でも泣きながら素材入手に右往左往していたけれど、物流に乏しい現世では新規プレイヤは更に難儀だろうな・・・と少し心配になった。

かつて一大MMORPGと呼ばれた FF11 の、その衰退の影を見るようで少し凹んだ。まあ 20 年も続いている事の方が奇跡なんだけれども・・・。