西サルタバルタにて
いくつかのクエストのために西サルタバルタへ向かう.
フェイスとして召喚できるNPCはストーリー上で関わり合いのある有名キャラらしい.クピピを取得した際に次のフェイスとして紹介されたのは泥棒猫ことナナー・ミーゴ.
「ムリムリ,ムリよぉ」と軽くあしらわれた.フェイスを呼び出すには互いの信頼が必要らしいが,初めて会った無名冒険者の事なんか知らんわな.PTメンバを増やせるかと思ったが断念する.
なお,ヴァレンラールのフェイスはエミネンス・レコードを達成して取得したためこのようなイベントは無く,その点は残念だ.
クピピと職業が被るので,ねんがんの くろまどうしに なったぞ.
装備を変更する時に調べてみたら,モグハウス内のモグワードローブに装備を置けば手持ちに無くても着替えられるらしい.アイテムはたかだか30個しか持ち歩けないので,仕組みは分からないがかなり助かる.見ての通り,装備だけで最大16枠が埋まるのだ.さすがモーグリクポ.
前回は東サルタバルタだったので,今回は西サルタバルタへ向かう.ウィンダス港か水の区からアクセスできる平原で,風景は東と変わらない.ここへ来た目的はとある2か所を訪れるためだが,これは後述する.
早速3人PTで戦闘を始めるが,黒魔の自分に敵の攻撃が集中してつらい(笑).ナイトと思われるヴァレンラールは低レベルでは挑発を使えず,かつ,フェイスはプレイヤが殴らないと攻撃を開始してくれない=開幕ヘイトが必ず自分に向いてしまうからだ.
せめて殴りのヘイトを稼がないように振り向いたりもしてみたが,開幕ヘイトに勝るダメージヘイトをヴァレンラールが稼ぐまで待つのも馬鹿らしく,結局見かけはPTだがやってる事/やられてる事はソロと変わらない状況に落ち着いた.殴り殴られだ.フェイスの二人が追撃してくれるので短時間で戦闘が終わる点が救いか.
挑発は戦士レベル5で覚えるのでレベル10以降になるまでの辛抱だが,そもそもレベル1~ならPT組まずにソロで良いんじゃね? と後から思った.
レベルが上がり徐々に奥地に向かうとアクティブな敵がちらほら出てくる.ゴブリンもその一種.天野喜孝画のゴブリンは凶悪な顔をしているがFFXIのゴブリンはナウシカの森の人みたいなマスクをしており,重たいリュックを背負った風体と相まって結構愛嬌がある.ただ,あちこちを歩きまわっていてよく絡まれる事があり,狩場に居るとやっかいな存在でしかない.
と悠長にスクショを撮っていたら絡まれた(笑).
アクティブな敵が周囲に居る場合は,遠隔攻撃手段で敵を「釣る」のが基本戦術だ.他の敵から距離を取って安全に戦闘を行うため,釣り上手はFFXIでは必須なプレイヤスキルと言える.いちいち敵に近づかなくても敵の方から向かってくるため,PTプレイでは安全な場所を確保してから釣り役が敵を連れてくるという手順が定番となっていた.ただし,敵も遠隔攻撃が使用できる場合は釣り方に少し工夫が要った.
敵にはアクティブ/ノンアクティブ以外にリンク有無の属性もある.戦闘状態にある仲間が周囲にいると一緒に攻撃を開始するような性格を有する場合,リンク属性があると言う.釣った敵がリンク属性有りの場合,周囲の仲間も引き連れて団体さんがやってくる場合があり,それが強敵であるとかなり悲惨な事になる.このような属性を敵毎に覚える事は非常に面倒だが,ひどい目に会えばだいたい身体が覚えてくれるのだった(笑).
ちなみにゴブリンはアクティブかつリンク属性を有するため,誤って絡まれる,あるいは,リンクしてしまう⇒逃げる⇒さらにゴブリンがリンクする手順が積み重なってゴブリンが列状にプレイヤを追いかける状況がまま発生する.サービス開始当時は,このようなゴブトレインはあちこちで見られる風物詩だった.
西サルタバルタへやってきた一つ目の目的地はアウトポスト.外敵に備えた辺境駐屯地であり,ここでシグネットをかけ直したりアイテムを購入したりできる.街中の警備兵から補給物資を届けるよう依頼を受けたためにやってきたのだった.
アウトポストの売店を覘いてみたらポーションは910ギルだった.この時点で手持ちが992ギルしかないのだから,おいそれとは購入できないし使えない.白魔のようなヒーラーが居るのだから,ポーションをがぶ飲みするようなプレイは推奨されないということだろう.
もう一つの目的地は遠くに見える魔法塔.
画面が暗くて分かりづらいが,アイテムを届ける依頼を受けていたのだった.
後者の依頼を発注者に報告したら,くだんのダンジョンの地図をもらえた.そろそろミッションを進めようと思っていたので棚からぼた餅だ.なにこの予定調和.