プロマシアミッション3-3-2「をとめの記憶」その3
大事!勢い超大事!!と拳を握るのだった.
NMアリ地獄を倒して手に入れた「再生の玉」は,それ以外の「玉」と微妙に説明メッセージが異なった.
しかも,この後に気が付くことになるが,「砕け散る」までの時間が他のモノより長い.ドタバタしていたので計っていないが,おそらく体感で 5分 ⇒ 30分 くらいに延長されているのではなかろうか.
結論を言えば,この「玉」が正解だった.
「玉」を握りしめて「パルダモの丘」に上る道を探す.
上り口は「玉」の近くに違いないと言う前提から,迷路のような地形に四苦八苦しながらも周辺を探す事にした.時間的な制約があるのだから,できるならば「玉」を手に入れる前に見つけておきたかったが,仕方が無い.
見つけた.
「パルダモの丘」を時計に見立てた場合,おおよそ「3時」の辺りに道への入り口があった.
が,あれ? 行き止まり??
山道への入り口は 2箇所あり,正解側へ進むと徐々に上へと行けた.
道は途中途中に分岐があり,右へ進むか左へ進むかの選択肢が無数にある.
正解を選ばないと先へ進めない.当然な仕掛けではあるが,時間が限られたなかで本当に頂上へ辿り着けるのだろうかと疑問が湧く.
間違った道の行き止まりの一つで,ふと見上げると,何かの骨が橋状に架かり「道」を作っていた.骨からの連想か,嫌な結末しか思い浮かばなかった.
おー,絶景絶景.
時間は無いのに,景色に目を奪われてしまう事がしばしば.
山道は一人分の幅しかなく,
ちょっと気を抜くと足を滑らせてしまう.
滑落すると来た道を戻ることになるばかりか,場所によってはとんでもない所に落ちてしまうため,慎重に進まないと大変な目にあってしまう(あってしまった).
基本的に,壁方向に向かって走りながら斜め前方にズルズルと移動する「バイオハザード走り」を駆使して先に進む事にした.分かる人だけ分かれ.
途中では,壁面の割れ目から「霧」が吹きだしていた.
前方には「骨の橋」が見えるのだが,「霧」に阻まれて先に進めない.
振り返って別ルートを探すも先に進めず,「骨の橋」が正解にしか思えない.
どうすれば良いのか分からずマゴマゴしていると,
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 再生の石の輝きがさらに弱くなった <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
やばい,悩んでいる場合じゃない.
もう一度「霧」の場所に戻ると,吹き出しが止んで丁度「霧」が晴れていた.
なるほど,時限ギミックなのか.
落ちそう・・・.
落ちたら先ほどの行き止まりからやり直しだ.指先が震える.
先に進むと同じような「霧」の吹き出し口.
でも,ここはいくら待っても「霧」が晴れない.「玉」の輝きが弱っているのにいつまで待てば良いんだ・・・と焦る.
埒が明かないので別ルートを探すべく周辺を探していると,崖の下に道がある.
飛び降りた.
道には先があり,どうやらこれが正解ルートっぽい.
慣れない山道をあっちへ進みこっちを滑り降り,チマチマと反時計回りに進んで「3時」から「12時」くらいまで進む.
山道は「丘」の周辺を 360°廻っていたのだから,どう考えても先は長い.
途中で「消えない霧」があったため崖下にダイブしたのだが,
あれ? 行き止まり??
逆側も先が無い.
また最初からかぁあああーーーーー!(泣
「霧」がある場合は「待つ」「飛び降りる」「別ルートを探す」と言う選択肢になり,山頂へ続く道は思った以上に複雑だった.特に「飛び降りる」と元に戻る事はできず,大抵の場合はフリダシに戻るのだった.
鬼か.
やばい,「輝きがとても弱く」なってる.
時間が無い・・・.でも,まだ全然先が見えない.
分岐が多くてどちらが正解なのか全く分からないが,とにかく「見た事が無い道」を積極的に選びながら先へ進む事にした.
こんな見栄えのする「骨の道」が,何の意味も無く作られているはずがない.メタな話だけど.
崖下に岩がある場所.奥へ行くのが正解で,手前側に落ちてしまうとやり直し.
焦りながらも,周辺を良く観察しないと大変な事になる(大変な事になった).
上に上って下に落ちて,を何度か繰り返す.
地面スレスレの場所まで落ちたりすると,「本当にこの道であっているの?」と疑問を抱かずにいられない.
でも,その疑問を抱く余裕すらほぼ無い.
やばいですーーー!
かなり上まで行けたところで,
行き止まり.
あの下に見える「骨」って行ったことがあったっけ?? フェイクなんじゃ?? そもそもここを落ちると行けるの?? いや,戻って別の道を探した方が良いのでは??? でも,どこまで戻れば良いんだっけ?? すでに失敗ルートなのでは? また最初から? ??
頭の中で 5人ぐらいが議論をはじめ,グルングルンとし始める.
落ちるの? 戻るの??
あああああぁぁぁ分からなぃぃぃぃいいいぃいいいいい.
とにかく時間が無いので,自分の直感に任せて適当に道を選ぶ事にした.と言うか,何かを判断する余裕が既に無かった.
うおおおお,頂上が近い!
でも,あと一歩で「霧」が立ち塞がる.
ここで待つ? 戻って別ルート?? どちらを選んでも,もう「玉」が砕けてしまうのでは・・・???
気が付いたら山頂に居た(笑)
あああぁぁああぁ,でも何すれば良いのぉおおぉぉぉおおおおおおお.
これ,直前で「砕け散る」フラグなんじゃないのぉぉおおおぉぉおおおおおお.
何か発見んんんんん!!!
急ぎ駆け寄ってチェックすると,
何かが落ちていき,
底で光り,
何かが戻ってきた.
「再生の羽 を手に入れた!」
やったーーーーぁぁああああああぁぁああああ!!
絶対いいところで玉が砕け散ると思ってた.そう言うボケツッコミパターンになると諦めてた.明日も山登りかよ!って思ってたし,またシャクラミからスタートかよ!!って絶望してた.
でも違ったぁああああああぁぁぁぁあぁあああああ.
と,しばらくテンションが上がりっぱなしだった(笑)
そう言えば,ヨラン・オラン博士は「再生の羽」が 3枚 必要と言っていた.
幸いにして一度に 3枚 手に入ったが,もし同じ事を 3回 繰り返さなければならなかったら・・・ と思うと一瞬ゾっとした.もしかしたら,昔はそうだったのかも??
もちろん,どうやってここまでたどり着けたのか覚えていない.もう一度やったら絶対失敗する.時間内に辿り着けない.ビギナーズラック(?)としか思えない.絶対そう.迷子なめるな.
帰りかけたが,そう言えば旅人に頼まれた依頼を思い出した.
必要なモノをゲットしたおかげで,ようやく周辺を探索する心の余裕が出来た.
頂上の隅にはチェックポイントがあり,「欠けたロゼッタ石」でワープができるようになった.
あの坂を二度と上らずに済む事に,心底安堵した.
山頂からの絶景に向かって叫ぶ.
私はやり遂げたぞーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
タブナジアに係わる話はまったく進んでないけど.