白魔AFクエスト3「ピエージェの決断」
サンドリア王国の内情を少し知るのだった.
日を改めてベドーから再開したら,10分ほどであっさりとカギが手に入った.
運とはそういうものだろう.なんか悔しいけど.
丸一日経ったのだが宝箱の位置は変わっておらず,苦労することなく中身を手に入れた.探す手間が省けてあっという間にベドー行が終わる.
ところでカギ集めをしていた場所は限界突破クエストで必ず通る路だったので,前回カギ集めでヒーヒー言っている間に2名がササっと奥へ向かうのを見かけた.サーチをしたらLv60だったので限界突破のために訪れたのだろうと思う.もうLv99な人ばかりかと思っていたが同レベル帯の人がプレイしているようで,少し嬉しかった.
小手を手に入れたのでジュノでイベントを起こし,
はいボム倒したー
契約はなされたー
白魔腕AF「ヒーラーミトン」.
もう少し分かりやすい胴装備にすれば良かったといまさら後悔するが,手の部分がそれです.STR+はあまり嬉しくは無いが,回復量に影響する回復魔法スキル+はありがたい.
クピピ殿の回復タイミングが早過ぎて,あまり回復魔法スキルが上がってないんだよね(ボソ
引き続きAFクエを進めようとピエージェ王子の部屋を訪ねると,トリオン王子が怒り顕わに飛び出してくる.
病気のことを聞かれてご立腹のようだ.
事の発端は「タブナジア侯国」の「アルテドール候」の怨霊(?)をピエージェ王子の手で退治して功を成そうと言う話なのだが,その「タブナジア侯国」について,ピエージェ王子自らが顛末を語りだす.
「タブナジア侯国」は20年前の水晶大戦の際に,獣人軍を引き付ける囮にされたと言う.
孤軍奮闘した「アルテドール候」も,ついに古墳で追手に追い付かれ命を落とす.
そのような経緯から,ピエージェ王子は「アルテドール候」の「浄化」を快く思わないようだ.
彼にしてみれば,「アルテドール候」の怒りや絶望は当然であり,むしろ候にはその権利があるのだから好きなようにさせるべきだ,と言う情に基づく判断なのかも知れない.
あるいは,三国+ジュノ連合軍が過去に為した罪への贖罪を,ピエージェ王子自らが個人的立場のために成すべきではない,わざわざリスクを負う必要は無い,と言う計算に基づく判断なのかも知れない.
ピエージェ王子の人となりを詳しくは知らないので何とも言えないが,とにかく,王子は乗り気では無さそうだ.そしてナルシェラルは,いずれ事を成そうとしない王子に忸怩たる思いを抱いているようだ.
「アルテドール候」はフェ・インへ向かっている.
その目的は,フェ・インに集う不浄の魂たちによる挙兵.連合軍への恨みを果たさんとしているのだと,そう分析しているようだ.
一刻の猶予も無い.急ぎアイテムを入手してフェ・インへ向かうよう指示を受ける.
事が事だけに,サンドリア(のピエージェ王子推進派)の意向で話を進めてしまって良いモノか.なんとも微妙なクエストだ.
最初に向かうのはエルディーム古墳.
「アルテドール候」に呼応するダークストーカーたちが「タブナジアの呼び鈴」を手にしているので,これが何らかのキーアイテムだろうと言う話なのだった.
古墳自体は何度か来ているので,ダークストーカーが何処に居るかはわかっていて,
少なくとも落とし穴から行けるこの東エリアの「田」の字区画の上下に2体ずつ徘徊している.
ここは宝箱が出現する場所なので,何度かダークストーカーとは戦闘をすることになる.
100%ドロップでは無いらしく,3体目で「呼び鈴」を入手する.
エルディーム古墳に「シャドウ族」が居る理由が分からなかったが,彼らは「アルテドール候」と最後を共にした兵士たちなのかも知れない.
フェ・インへワープするとイベント.
結局,ピエージェ王子は重い腰を上げて「候」退治の覚悟を決めたようだ.
その理由は,トリオン王子の怪我にあると言う.
兄に無理をさせないために気乗りしない仕事を請け負うなんて,トリオン王子とピエージェ王子の仲はそれほど悪くないのかも知れない.
ピエージェ王子を推すナルシェラルにも,彼が無理を通す理由があった.
だが,「アルテドール候」もナルシェラルも,その動機の根本が恨みだったとしたら,この騒動の行く先は暗くならざるを得ないのではなかろうか・・・
何度か来ているにも関わらず,フェ・インの探索はあまり進んでいない.
「アルテドール候」を呼び出す場所はさっぱり想像できないので,虱潰しに歩き回るのが良さそうだ.
フェ・インに居るシャドウ族も,「アルテドール候」に呼応する何らかの恨みを抱えて彷徨っているのだろうか.
誰も訪れない北の地の果てで,彼らはいつまでこうしているのだろう.ただ悲しい.
そう言えば,フェ・インでは何か「輝く物」がたまに見つかるのだった.
調べてみても何も起こらず,気が付くとどこか別の場所へ移動している.いずれ何かのイベントで正体が明かされるのかもしれない.
以前来た時にも何も無かったのだが,一応,小部屋を覗いたりもした.
そう言えば,地下があるのだった.
・・・後回しにしよう.
中央の広間には,涸れた噴水と,
「???」があり,
「???」に「呼び鈴」をトレードすると,
「アルテドール候」が現れた.
ピエージェ王子が手配してくれたおかげで候単体とのバトルなのだが,さて,ここで私は一つミスをしていてピンチに陥ることになるのだった.
お分かり頂けただろうか.
ヒント:ベドーからぶっ続けでクエストを進めたのでMPが無い
一つ前の白魔AFクエスト名が「白と黒のプレリュード」だったので薄々勘付いていたのだが,「アルテドール候」が「魔力の泉」を使用した.彼は黒魔だ.
ヒー,やばい,自らが招いたとは言え,回復が間に合わない.
むしろ相手を削り殺す方が早いと判断して,残りのMPを精霊魔法につぎ込んでマジックバーストの追加ダメージにかけることにした.
それにしても,「次元殺」を連打してきてトリオン王子が相当ヤバい.ってかトリオン王子なにやってるの?
危なかった・・・
シャントットIIのMBが強力すぎて私がMB狙った意味が無かったけど.
それにしても「アルテドール候」の最期の言葉,悲しいなぁ・・・.
「これで,いい・・・」
結局,恨みは恨みしか生まない事を理解して,こうして誰かが止めてくれるのを待っていたのだろう.上に立つ者は,時として止むに止まれぬ力で動かざるを得ない.その果ての,一つの結末なのだった.
黙祷.
決断の遅いピエージェ王子に失望したと言うナルシェラル.
勝手に期待されて勝手に失望される,上に立つ者の気苦労とは何なのだろう.この先に「アルテドール候」のような末期があり得るとしたら,ピエージェ王子には同情せざるを得ない.
結局,いつものサンドリア的ドロドロ話で終わるのだった.
ただ,二人の王子の仲はそれほど悪くはないのではないか,と言う事が知れただけで少し救われた気がする.
白魔頭AF「ヒーラーブリオー」.
全てが揃うと「ああなるほど」と言う統一感が出るのだが,ここまで胴装備が無かったのが辛かった(笑).
従来のFFではローブだったがPS2の性能などを鑑みると袖や裾がヒラヒラするデザインが難しく,このように落ち着いたと聞いたことがある.頭装備がもう少しフードっぽいと,個人的には好みかな.
往還船でのスキル上げを断念して,水平線が見える壮大な景色のなかで海釣りをすることにした.
場所は東サルタバルタの南端.ウィンダスから目と鼻の先なので,しばらくはここでスキル上げに勤しもう.