セルビナクエスト「ある冒険者の足跡」その5
文字通り,一つの旅が終わったと思ったのだった.
Vana'diel の伊能忠敬ことグィンハム・アイアンハートとその娘エニッドの足跡を辿る旅の最終回.
装備可能レベルを超えたので種族装備に着替えた.このレベル帯で吟遊詩人が装備可能なモノは,エミネンス・レコードのラインナップに少ない.
種族装備に帽子は無いのでベレーを被ることにしたが,ちょっと浮いている.もう少し赤みが強ければ・・・と言うか,種族装備が他装備に比較して派手過ぎる(笑)
次の石碑はバタリア丘陵だ.
つい最近確認したばかりだが,バタリアの石碑は海を挟んだ南の孤島にあり,エルディーム古墳を経由していく必要がある.
以前行ったとおり最奥にはLv90前後の敵が配置されているが,現在のレベルでも基本的にはMGS魔法で進める.ただし1点だけ気になる場所があり,具体的には地下1階に4か所配置されている小部屋で敵に絡まれるのではないかと危惧している.
その小部屋は東西南北に扉があり,東西あるいは南北の扉が連動していずれか2枚しか開いていない.閉まっている扉を開けるにはチェックする必要があり,チェックするにはMGS魔法をいったん解除する必要がある.小部屋にはガイコツが2~3体ヒシメいているので,扉を開ける際に気付かれて背中から殴られるのではないか,と言う懸念がある.
と言うことで,小部屋の敵に殴られても即死しない程度にレベルを上げておこうという腹積もりなのだった.
入り口付近にいるガイコツは,Lv36から見て「とてとて+」なので1体ずつならばタコ殴りで倒せる.1体ずつならば(ここ重要).
ただ,ガイコツは範囲攻撃(ブラッドセイバーやブラッククラウド)を結構な頻度で放つため,油断は禁物だ.吟遊詩人の「戦士達のピーアン(HP継時回復=範囲リジェネ)」があるので死ぬような事はなかったが,大きく目減りしたHPとMPを回復するために休憩を挟む必要があり,連戦は厳しい.
ちなみに,気が付いたらヨリさんの服装(下半身)が変わっていた.
ガイコツがリンクして死にそうになり地上に逃げたことが2~3回あったので(笑),どこかのエリアチェンジのタイミングで着替えたようだ.
チグハグな装備が随分とシックな出で立ちになって,むしろ私の方が浮いて見えるようになってしまった(笑)
味方に対する呪歌は基本的に範囲効果なのだが,後衛だけに「魔道士のバラード(MP継時回復=範囲リフレシュ)」をかけようとするとこの程度離れる必要がある.ログにあるとおり,この位置ではクピピとシャントットのみに効果を及ぼしている.前衛は別の呪歌(命中アップとか)をかけることで,各PCの呪歌2枠を効率的に使用して戦闘が行えると言う訳だ.
吟遊詩人はこの距離感を意識しながら,戦場を行ったり来たりして歌を使い分けなければいけない.周囲に敵が居る場合は警戒する必要もあり,その苦労はやってみると分かる.
もちろん,フェイスPTでは気を抜いてプレイしている(笑)
Lv45まで上げたら,「とてとて+」なガイコツも相対的に「同じぐらいの強さ」まで差が縮まった.
これならば小部屋で3匹のガイコツに囲まれても何とか耐えられるだろう.きっと.範囲が怖いけど.
と言う事でその小部屋の前までやってきたのだが,
小部屋の敵は1段上の格だった・・・ ガックリ
そう言えば,ここでパピルス獲りをしたのだからそりゃそうだ.Lv50適正だ.
ここまで来てまたレベル上げをするのが面倒,もとい大変だったので,MGS魔法をかけて突っ込んでみた(笑)
なら初めからやっとけ,と言う話ではある.
セーーーーーーーーーーーーーーーーフ!
敵の視線が逸れていたからなのか,HPフルだから気が付かれなかったのか,理由はとにかく扉を潜った!
で,地下1階南広間の落とし穴を落ちて,
Lv90台の敵の横をすり抜け,
バタリア南の孤島へエリアチェンジしたら,ヨリさんの服装がまた変わっていた.
仕様をよく理解していない(細かいことは気にしない)のだが,各部位ごとに敵の数をカウントして服装変更判定をしているのだろうか.先ほどはヨリさんの下半身の服装が変わっていて,今回は上半身.明らかに別々のタイミングで変更判定が行われている.
今回はそれほど違和感が無いが,うーん,このままだとチグハグな服装になる確率が高いぞ??? どうする??? まぁいいか!
と言うことで(?)バタリアの石碑.
バタリアの古墳(集合墓)は女神信仰に基づくものだったようだ.
そしてグィンハムは,信仰の前に人生を楽しもう,と高らかに謳っていた.
彼の人となりは碑文を通じてしか理解していないが,なんとなく最後に冒険者としての生き方を選んだ奔放な彼が言いそうな言葉だと思った.
文中に「ガルカの友人」が出てくるが,これはきっと「語り部」だろう.ラオグリムが生きていれば,グィンハムがどんな人だったのか聞けたのだろうか.
前回この島に来た時には居なかったNM樹霊が居た.
そしてこの姿を見て,前世はクエストのためにこのNMを倒すべくここへやってきた事を思い出した.
NMなので強さが分からないが,前世で闘って勝った気がするので闘いを挑んだ.Lv45よりも高いレベルで来たはずだが,それほど離れていた気もしない.
なんて事を考えている間にアッサリ倒せた(笑)
NMが落とした「紋章の刻まれたカギ」が,サンドリアのとあるクエストに必要なのだった.後でクリアしておいた.
デジョンで街に戻り,セルビナ町長の前に立ってから顔が青ざめる.
しまった,「粘土」で「碑文の写し」を取っていない(笑) NM樹霊に気を取られた所為だ,きっとその所為だ.うん,その所為なんだ,その所為です・・・
と言う事で古墳に舞い戻った.アホ過ぎる.
これまでの経験から,こう言う時は「小部屋」のガイコツに絡まれるんだろうなーと思ったのだが(笑),そんなことも無く「小部屋」をクリアした.
もしかして本当に単なる懸念だったのだろうか.結果的にはどっちでも良いし,試す気も無いけれど.
くそー(笑)
セルビナ町長に「写し」を渡したら「これですべてそろったようじゃ」と言われる.
え? バルドニア(ボスディン氷河とか)は? グィンハムのその後は?? エニッドはウィンダスに辿り着いてどうなったの???
と叫びたくなったが,町長からはこれ以上の話は無いのだった.
・・・無念.
確かにボスディンに石碑は無かった気がするし,推測が正しければ,彼は石碑を遺す事は叶わなかったはずだ.エニッドについては・・・ いま手元に世界地図があることが,きっとその答えなのだろう.
少し寂しいが.
ちょっと感傷的になったので,せっかくのセルビナと言う事もあり船でウィンダスへ戻る事にした.
前世では断片的に進めていたのであまり印象に残らなかったが,こうやって親娘二人の終わりがない物語を見てしまうと,お腹の底にズンと重たい何かがワダカマってしまうのだった.
父の最期は,娘のその後は・・・
どこかに続きのクエストがあったりしないかな・・・ ピコーン! 閃いた,新シナリオで実装希望!!!