忍者AFクエスト1「海賊たちの20年」
月の砂漠って好いな,と思うのだった.
「ウガレピ寺院」へそのまま行くか迷ったが,AFクエスト1を受けるのに丁度良いレベルになったため,そちらを進めることにした. これまで通り,旅は気ままだ.
まずは「ノーグ」のリョーマに話を聞く.
彼からは「20年以上前の文書」の「解読とその謎を解く調査」を依頼されるのだが,「それでは分からないことだらけだろう」と言われ,バスの天晶堂支店にいる「カゲトラ」に話をぶん投げられるのだった.
で,カゲトラ.
「俺にイヤなことを押し付けやがって・・・」って,やっぱり盥回しかーい.
カゲトラの回想によると,「20年以上前の文書」は「ヨミ」が最後に手掛けた仕事に係わるらしい.
ヨミさん美人やなー.しかも「あたい」なんて江戸言葉を使う姐さんキャラなのか.コーネリアと同じく勝気な性格風なのはちょっと意外だったが,よくよく考えると「忍びの道」を長らく耐え忍んで来た人なのだから,それなりの強さを持ったキャラ付けなのも納得なのだった.
ヨミが入手した文書は,その後紛失したらしい.
え? 無くなったのならもう解読&謎解きも無理では?と思うが,
その仔細を知るべく,もう一人の関係者エンセツの許へ盥回しにされる(笑)
ヨミの最後の仕事の場所は「ゼプウェル島」の「アルテパ砂漠」.そこで「古文書」の解読に成功していたようだ.
そして解読結果は「砂漠にて食物の折り重なる点を探れ」.
ただ,その言葉の意味する場所はヨミが調査をして「組木細工の箱」を入手済であるから,もう何もないだろうと言うのだが・・・
リョーマの依頼は「解読と謎解き」.ここで終わらないと言う事は,何か謎が残されているのだろう.
これ以上のヒントは何も得られないので,ヨミが最後に訪れた「アルテパ砂漠」を目指すことにする.
まずは(前回の教訓を活かして 笑)地図を購入する.「アルテパ砂漠」周辺は「クゾッツ」地方と言うらしい.
「アルテパ砂漠」がある「ゼプウェル島」は,バストゥークが存在する「グスタベルグ」地方から見て南西にある.ジラートの実装と共に追加された「ジラートエリア」の一つだ.
ゲーム開始時の記憶に依れば,当初はここに何の地名も無く島の外形だけ描かれていた.いずれ追加されるだろう未知なる土地にワクワクしていた事を思い出す.
「アルテパ砂漠」はかつて一度だけ,ほんの一瞬訪れた事がある.
確かフェロークエストの一つで「コロロカの洞門」を訪れた時だ.コロロカの最奥に地上に出られる出口があり,その先に砂漠が広がっていたのだった.
アルテパ砂漠へと至るルートは,バストゥーク⇒ツェルーン鉱山⇒コロロカの洞門⇒アルテパ砂漠となっており,つまりコロロカは大陸と島を結ぶ海底通路の役割りを担っていたのだった.
砂漠に入ってすぐに教練本があったのでチェックすると,Lv30~の敵がメインのようだ.少し格下になるが,悪いタイミングではない.
「東アルテパ砂漠」の地図を広げる.
「東」・・・ つまり「西」もある.この段階で心が折れそうだ(笑)
この広い空間の何処に「食物の折り重なる点」があるのだろうか.と言うかそもそも「食物の折り重なる点」って何ゾ??
南東方向にアウトポストがあるので,まずは時計回りに砂漠の外縁をグルリと巡ることにした.
砂漠における「食物」でまず連想したのはサボテンなどの植物だったのだが,「折り重なる」が良く分からない.
「植物が重なるように生い茂る場所」と理解できなくも無いのだが・・・
アルテパ砂漠は海岸線までを砂で覆っているようだ.
世界地図から見ると「ゼプウェル島」も(カザムのある)「エルシモ島」も同じ緯度にあるようだが,片や生命の乏しい砂漠,片や生命が溢れる大森林と,真逆の様相を呈しているのが面白い.
対比によってより鮮明になることで,「ゼプウェル島」は「枯れた島」と言うイメージを抱かずに居られないのだった.
砂漠をテッテケ歩いていたら,「サボテンダー」らしき影が高速に走り廻っている姿を見かけた.追いかけてみようと思ったが追い付けない.
何ぞこれ?と思ってチェックしたら「NM」だったのだが,あの速さで衝突されたら・・・と思うと結構ゾっとする.逃げられる気もしない.
砂漠は起伏が激しく見通しが悪い.
峰を越えた目の前に敵が居る・・・なんてこともあり,地形自体がトラップの一つになっているようだ.
砂漠の中央を越えたあたりで,見慣れぬ敵の姿があった.
近づいてみると,どうやら「アリ」っぽい.
皮膚がより鎧然として顎も発達した個体も居た.雌雄の別かも知れない.
さっと調べると「アンティカ」族と言うらしい.ジョブが割り振られているように「獣人」の一種らしく,「クゾッツ」地方に生息しているようだ.
今のところ(トンベリ族のように)危険な攻撃をするような事は無かったが,他の獣人と同じようにアクティブなので,姿を見かけたら注意が必要そうだ.
ちなみに,アンティカと同じくしてサボテンダーもチラホラ見られるようになった.
植物なので(?)ノンアクティブと思いきや,近づくと旺盛に攻撃してきて吃驚した.
スクショに撮り損なったが,サボテンダーの代名詞「針千本」ももちろん使用してきた.
おそらく5人PTだからだろう,一人当たり均等に200ダメージを喰らわせる攻撃だったので,ソロでは脅威のモンスターかも知れない.少なくとも現レベルでは確実に死ぬ.
アウトポストの傍にはちょっとしたオアシスがあった.
ゴブリンたちが寝床にしているようで,周囲も合わせて10匹程度がアチコチを見回っていた.さすが抜け目がないなぁ,と思わずに居られない.私の中でゴブリンは,機会を逃さない眼光鋭い商人のイメージが出来つつある.
「食物の折り重なる」場所の可能性があるオアシスを調べる前に,まずはアウトポストで教練本をチェックする.これでワープが可能になる.
砂漠のアウトポストはテント状になっていて,随分と洒落ている.
何か釣れそうだなぁと思いながら,オアシスに切り込んでチェックポイントを探す.
他地方と同じく,この地方でも独特の植生が垣間見えて,オアシス周辺をグルリと巡るだけでも結構楽しい.
結局オアシスには何もなく,仕方が無いので時計回りを再開すると,ここでも遠くに見慣れぬモンスターの姿が見えた.
レッサーマンティコア!
おおおお! なにこれかっこいい.
ジラートエリア初の大型凶悪モンスターにテンションが上がる.
見た目と裏腹に,初戦ではそれほどの脅威に感じなかった.
でも,このグラフィックの威圧感だけで戦闘が楽しい.
しばらく,マンティコアを見つけては戦闘をするのだった(笑)
地図上の北部中央に「クリスタル」のマークがあるので寄ってみた.
アンティカが周囲をウロウロしていて近寄りがたい.
これは「ルテ」と呼ばれる「ゲートクリスタル」らしい.どこかでスクロールを手に入れれば,ここへテレポできるのだろう.
他のゲートクリスタルは「岩」の傍にあったが,ここを見る限り「岩」が必須でも無いらしい.いや,あるいは地下に「岩」状の設備があるのかも・・・?
道中,見たことが無いモンスターの姿がまたあった.
ぱっと見の印象では,他シリーズの「ロック鳥」っぽい.
生命に乏しい砂漠と侮っていたが,「エルシモ島」よりも随分と多彩な生物が生息しているようだ.厳しい環境がそうさせているのかも知れない.
それから,こちらも無茶苦茶侮っていたが,ここに生息するミミズはアクティブだった.
いきなり呪文を唱えられて吃驚したし,アンティカが近い場所で戦闘せざるを得なくなった事に躊躇った.
なるほどなるほど,砂漠と言えば「アリ地獄」的な穴があってもおかしくない.
飛び込むつもりは全くないが,この穴の下には何があるのだろう.
更にウロウロしていたら,遠くに「光る岩」が見えた.
結局チェックポイントも何も無く,ただ周囲を照らすだけの岩だったが,なぜこんなものがあるのだろうと不思議な気分にさせる.
「ブブリム半島」にあった光る石を思い出させるが,半島ほど大量には存在せず,この1か所にしか見られない.何かエネルギー的なモノの影響で光っているとしたら,この下に何かがあるのかも知れない,そうワクワクさせる光景だった.
時計回りで丁度12時の位置に少し奥まった場所があり,砂漠に来て初めて「???」を見つける.
(大抵は「何もなかった・・・」となるが,)何かのクエストに関係するメッセージが出る事もあるので必ず1回は調べる事にしているが,
果たして,敵モンスターが現れた.
え? え??
予想していなかったのでグダグダになってしまったが,
無難に敵を撃破する.
ちなみに,スクショで闘っているのはボスではなくて,近くに居てリンクしたタダのクモです(笑)
もう一度チェックし直すと,「組木細工の箱」を手に入れる.
おおおお.
ここが「食物の折り重なる点」と言われると「え?」と思わずに居られないが,とにかくAFクエスト用のアイテムを手に入れたっぽいゾ!?
喜び勇んでエンセツの許へやってきたが・・・ 違ったらしい.
クエストの依頼元であるリョーマに「箱」を見せると,「あの野郎,やっぱりまだ何か隠してやがるな・・・」なんて台詞を聞くことになる.
んんんん??
「組木細工の箱」はエンセツがわざわざ用意したってこと?? 「あの野郎」がエンセツとは限らないけど.確かに,既にヨミが手に入れたはずの「箱」と同じものがもう一度見つかるのはオカシイ気もする・・・
なんだか釈然としないまま,とりあえずの報酬を受け取る.
忍者武器AF「安寿」と,
「厨子王」.
名前が洒落てる.互いに性能を打ち消し合ってしまって,総合で「STR+1」「DEX+1」になっているのが惜しい.短刀系は追加効果(暗闇とか毒とか)を期待する場合もあり,素のパラメタだけだと,少し見劣りしてしまうのは否めない.でも名前が洒落てる.こう言う遊び心が大好き.
ちなみに,スクショは左右が逆だった.右手装備は左脇,左手装備は右脇なのを,逆に撮影してしまった.
砂漠を彷徨っているうちに,最終的にはLv50に到達するのだった.
このままAFクエストを続けるのかどうか,少し迷いつつベッドに潜り込むのだった.