竜騎士AFクエスト2「大いなる遺産」
変わり身が早い!,と思うのだった.
Lv50 を超えたので次のAF取得クエストを受注した.
サンドリアで権勢を誇る「ブルゲール照会」の下っ端一人(右)がそのクエスト担当なのだが,
指定のノルマが達成できず,ボスに叱責されている所だった.
子供も産まれたばかりで路頭に迷う事はできないと,藁にもすがる思いで「金の髪飾り」を融通して欲しいと頼まれる.
仕方ないなぁ・・・と思いながら,すぐ傍の競売で「髪飾り」を入手する.
ヴァナディールギルが日本円に換算していくらなのかは分からないが,体感的には1ギル=10円くらい.50万円もする「髪飾り」を手に入れるなんて,それは難儀して当たり前だ.
なんとかボスの要求に答えられ,安堵する下っ端1号.
丁度そこに,ブルゲールへの訃報が届く.
「たった今,リーダーのお父上が息をひきとった,とのことです」
だが,ブルゲールにとっての「親父」は尊敬に値しなかったようだ.
「日が昇ってから暮れるまで仕事場にい」て,にも関わらず貧乏.家族に苦労をかける父親は彼にとって「つまんねぇ男」なのだった.
訃報を聞いて,身につまされたような下っ端1号.
血も涙も無さそうなボスだし,家族のためにも早く足を洗った方がよいんじゃない??
いったんイベントは終わったが,もう一度下っ端に話しかけたら次イベント.
父親の葬式が終わった後に,ブルゲールは誰かに形見を盗まれてしまったらしい.
彼にとっては何の価値も無い形見だったが,お得意さんが買い取るはずだったソレを取り戻して欲しいと依頼される.と言うか,メンツの問題に無理やり巻き込まれた.
この強引さ無頓着さが,彼をここまでの仕上がらせた要因の一つなのだろう.他者がどう思おうが,自分の思った通りに事を運ばないと気が済まない.
「親父」,「息を引き取った」で気が付いたが,やはりブルゲールの父はあの老職人だった.
そしてたまたま,彼女は葬式の後に怪しげな女性を見かけ,
形見を盗まれたブルゲールに出会っていた.
運命?なんて普通は思わないで,むしろお嬢さんが犯人なんじゃ?的な展開なのだが,
「怪しげな女性」が落としたらしい「片方のピアス」が証拠の品として提示された.
うーん,ハズレ? なのかな??
次の行き先に困ったのでいったん下っ端1号の許へ戻ったら,「彫金ギルド」と言う単語がでる.
ならばと思ってバストゥークの彫金ギルドに向かうと,「エスカ」と言う女性が数日前に持ち込んだモノと一緒だと言う.
「片方なくしてしまったから同じものを作ってほしい」と言う依頼だったそうだから,これはアタリでは無かろうか.
それに「エスカ」と言う女性には憶えがある.
これまで2回会ったことがあるし,
そのうち1回はシーフAF で「名のある盗賊」の一人として登場したのだから,犯人の可能性は高い.話しかけてみると,やはり彼女が形見を盗んでいた.
相手を昏倒させて盗みを働くなんて,意外に武闘派と言うか,もう少しドジ人間なのかと思っていた(笑) 盗賊として名を馳せるだけあって,好い奴と言う印象は当てにならないと言うことか.
形見の品は「ラスト・ドラグーン」が使っていた「幻のブレー」だったらしい.
「ラスト・ドラグーン」は,確か北サンドリアのモグハウス近くの NPC がその名を口にしていた気がするが,詳細は良く分からない.口ぶり的にはかなり昔の話らしいから,「幻のブレー」の価値はそれなりにあるのだろう.
エスカは依頼主に従い,「幻のブレー」を「エルディーム古墳」を抜けた先にある「孤島」に埋めたらしい.
なんでそんなヤヤコシイ場所を指定されたのかは分からないが,あの孤島には石碑もあるし,骨董品好きの人を惹き付ける何かがあるのかも知れない(適当).
ちなみに「片方のピアス」は「勝負ピアス」だからと分捕られた.「勝負ピアス」てw やはり,何となく憎めないキャラだ.
と言う事で「エルディーム古墳」.
アンデッドだらけの場所なので,久々にヨリさんを呼んだ.うぇーい.
MGS魔法があれば「孤島」へはあっという間に行けるはずだが,折角なので経験値を稼ぎながら進むことにした.
範囲攻撃に巻き込まれたヨリさんを回復するため休憩を取ると,飛竜もその場で羽を休めた.
かわゆす.
「孤島」に2箇所あるチェックポイントの一つ目を調べると,
「トラだ―!」
ところで Lv50 では「スーパージャンプ」を覚えた.「スーパージャンプ」はこれまでのジャンプと違い,
ジャンプしてから5秒ぐらい滞空して着地する.スクショが上手く撮れていないし,どこに滞空しているのかも良く分からないけど.
おそらく,この5秒の間は敵の攻撃を受けないはずで,本来の(?)竜騎士のジャンプに相当すると思われる.まだ成功していないから分からないけど(笑) サボテンダーの「針千本」のダメージがどうなるのか,とか,興味は尽きない.
「ジャンプ」「ハイジャンプ」「スーパージャンプ」と来たので,次はおそらく「ハイパージャンプ」で「ウルトラジャンプ」「メガジャンプ」.最後は「イクストラオーディナリージャンプ」になると予想している.
宇宙まで行けるんじゃね.
結局,古墳では Lv58 まで上げてしまったので,またもレベルを上げ過ぎてしまった感.
気が緩んで,むしろ奥に居るNM樹霊の方が気になった(笑)
相変わらずトラの「咆哮(範囲麻痺)」が嫌らしかったが,危なげなく撃破.
「ランシュリョームの形見」を手に入れるのだった.
ボスの許へ持ち帰ると,折角手に入れた形見にも関わらず随分と罰当たりな事を言う.
ブ「とっとと売っちまってせいせいしたいところだぜ!」
そんな強気で不作法なブルゲールは仕事のやり方も荒々しいのか,納品物の質が悪いと騎士団から小言を言われる.
ラ「まったくお前は自分の仕事に誇りというものがないのか・・・? お父上とはまるで違うな」
そして,騎士団にとって恩義のある父のお陰で,この件だけは不問にされる.
あの「つまんねぇ男」が遺した信頼のお陰で.
ブ「・・・フン,誇りか」
早速お得意さんがやってくるが,ブルゲールは何か思うところがあったのだろう,形見の受け渡しを拒否してしまう.
もちろんお得意さんは怒り,ブルゲールは信用を失ってしまう.
どうして?と詰め寄る下っ端たちにブルゲールは,「別に親父のことがあったからじゃねぇ」と強情を張る.
そして,「親父のことを思い出してイライラしてくるんだ!」なんて言って,形見を冒険者へ押し付けてしまう.
もちろん,照れ隠しな事は分かっている.
彼は気が付いたのだ,「オレはもっと大切なもんをもらってたみてぇだ」と.仕事に誇りをもって臨んできた親父が,自分に,周囲に,何を遺してきたのかを.
「つまんねぇ男」の偉大さを.
こうしてブルゲールはやっと,父親と真っ直ぐ向かい合う事が出来たのだった.
竜騎士脚AF「ドラケンブレー」.
受け流しスキルは付いていない(笑) 範囲攻撃に巻き込まれやすい飛竜の生存率を上げる「飛竜:HP+10%」は,なかなかの性能ではなかろうか.あんな悲しい目にまた会いたくない.ラスト・ドラグーンの遺物として申し分無いと言えそうだ.
ブルゲールについて言うと,子供の頃に苦労させられれば,父親に対してネガティブになるのも仕方がない気もする.一方,急にしおらしくなって驚いたが,一見強気な彼にも肉親の死が底知れぬダメージを与えていたとしてもおかしくない.それが家族と言うものだろう.父親の喪失が彼の転機になったのは残念だが,墓の前で十分語り合って欲しいし,そんな彼の姿が脳裏に浮かぶ.
ブルゲールの話は更に続くのだろうか.サンドリア-ジュノ間の密輸クエストなどからブルゲール商会には良い印象を持たなかったが,それを払拭するような話になると良い.なって欲しい.
まったく違う話になるかも知れないけど.