ウィンダスミッション9-2「月詠み」その3
こうして,一つの物語が終わるのだった.
前回のスクショをもう一度見てみよう.
お分かり頂けただろうか.
画面の右奥・・・ そこには孤軍奮闘するアジド・マルジドの姿が・・・
ギャーーーーーー!
4 戦目.
いや,アジド・マルジドには全く気が付いてなかったんですが.
彼も参戦するにあたり一言ぐらい言ってくれればいいのに.「いくぞ」とか「オレの魔力についてこられるかな」とか「真の天才魔道士とは何なのかを思い知れ」とか「この眼鏡の力を開放する時が来たのか・・・」とか.良く分からんが.
NPC との共闘は望んでいたけど,まさかこんな悲しい形で実現するとは思わなかった.
なんてことを考えていたら死んでいた.
5戦目.
「Batons(黒)」の次は「Coins(赤)」を倒す事にした.何気に殴りが痛い.
次は「Swords(ナ)」.
「Swords(ナ)」と「Cups(白)」が残ると,互いに回復し合って微妙に闘い辛い事が分かった.
「Cups(白)」は瀕死になると「女神の祝福」を使うし,どのタイミングで倒すのか悩みどころ.
結構厳しい闘いだったが,ギルガメが一人連携で締めてくれた.さすが.
第2形態のイベントをスキップして,
アジド・マルジドも一人で闘っていないで一緒に闘えば良いのに.天才魔道士だからって驕り過ぎだゾw
先ほどのスクショの時には気が付いていなかったが,いつの間にか「サイレス」状態になっていた.
ヒー,空蝉を張り替えられないやばい.
範囲沈黙を喰らったらしく,PT 全員が回復不能な状況になっているようだ.
でも,この HP 具合ならば行ける.
マンティコアを倒してワイバーンに取り掛かろうと思ったその時,
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> アジドマルジドが戦闘不能になったため退出します <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ワイバーンのブレス攻撃でアジド・マルジドが逝った.
マジカーー.
マジカーーーーーーー.
泣きながら 6 戦目.
結局,「Batons(黒)」⇒「Coins(赤)」⇒「Cups(白)」⇒「Swords(ナ)」の順番で倒す事にした.
防御力が高いナを白が回復支援すると戦闘が長引くばかりなので.敵の MP は無限なのだ(ずるい).逆にナ1体になれば攻撃力も高く無いので安心して殴れる(笑)
忍盾も板についてきたゼ(嘘
結局,毎回トリオン王子が終盤まで持たない理由は,ログを見ても良く分からなかった.クピピ殿の回復が間に合っていないのは分かるのだが,そうなるほどの集中砲火を浴びている訳でも無く,気が付くと倒れている.うーん.
ワイバーンを残すと良いことが無いので,
ディスペガとか,ワイバーンはイヤラシイ攻撃ばかり繰り出してくるよう.サイレスも竜の仕業だろう.
範囲サイレスを警戒していたが,今回は速攻で倒せた.
これならマンティコアも楽勝!
ちなみにアジド・マルジドは古代魔法を連打していた.
ア「感謝しろ,教えてやる.・・・おまえが帰るべき場所を,な!」
・・・思った以上に中二病だった(笑)
最後は華麗に WS 締め.
キマッタゼ.
「黒き使者」から分離した力は何とか倒せたが,今度はカーディアンたちが再起動しそうだ.
また「黒き使者」に操られたら同じことの繰り返しになってしまう.やめて.
だが,それは杞憂だったらしい.
力を削いだお陰で「黒き使者」に操る力は残っていないようだ.これも計画のうちか.
終わりの時は近い.
ジョ「新たなる約束を・・・.新たなる願いを.天かける星々と,天照らす月の光に」
ああそうか,ジョーカーは,フェンリルは,これからの結末を知っていたのでは無かった.彼/彼女は託したのだ.これからの全てを,人に.そのための復活だったのだ.
分かたれた半身を「支配」するため,ジョーカーは再度「召喚」を試みる.
それと呼応するように,カーディアンたちの身体も輝きだす.
カーディアンの魔導球に宿る「星月の力」.
「大いなる獣」の力であり心が,いま一度,ひとつになるのだった.
眩い光に包まれたジョーカーは,
倒れ,
その向こうには「星月の力」がたゆたう.
「完全召喚」は成ったのだった.
神「あの光を,希望の星にするのは私・・・」
神子さまは願う.
黒々としていた「満月の泉」にはいつの間にか色が戻り,
その底には蒼き月のような輝き.
神子さまは願う.
いつの間にか,泉の周りには「星」のような光が舞い,
「満月の泉」がかつての姿を取り戻す.
今こそが願いの「時」.
蘇りし「星月の力」に願いを届ける「時」.
フェ「・・・人よ.そう,それが・・・未来を作る力なのだ」
こうして,新たな「月詠み」の儀式が果たされるのだった.