プロマシアミッション3-3「ふたつの道」/3-3-2「をとめの記憶」その1
ヤバすぎる・・・と戦慄するのだった.
4つ目の「母なるクリスタル」で「少年」に会うために,まずは 30 年前の調査隊を追わねばならない.
エシャ様からは行先として 3 人の名前が挙げられるが,まずは母国ウィンダスへ向かう事にした.イルクイル氏の消息がウガレピ寺院で途絶えた事は知っているが,まずは彼出身の「鼻の院」辺りで情報収集するのが良さそうと踏んだ.
その前に神子さまへお詫びに伺ったのだが,扉は固く閉ざされたままだった.
・・・きっとお忙しいに違いない(涙目)
「鼻の院」へ向かうために「水の区」へ移動するとイベント.
・・・ああ,ウィンダス=タルタルなのだから,この流れは当然予想しておくべきだった.またグチャグチャのムチャクチャになる嫌な予感しかしない.
ところで,ウィンダスにバカタルトリオならば,サンドリアにはウルミア嬢が居るのだろうか.気が早いが,取り合えず次の行先を心に決める.バストゥークには・・・誰が居るのだろう.
あーもー最初からグダグダだよ(笑)
腹ペコだが文無しのトリオは,誰かを頼ろうと「とうちゃん」を探そうと言い出す.
とうちゃんの故郷がウィンダス,ってこと自体が本当か信じられないが.
無邪気に駆け出す彼らの姿は傍から見ると微笑ましいが,嫌な予感しかしない.
「鼻の院」に行くとイルクイル氏の事が聞けた.
が,詳しい事は「ヨラン・オラン博士」に聞いて欲しいと言う.
エシャ様は「母なるクリスタルの事は三国にも明かしていない」と言っていたのだから,きっとウィンダスの中枢に居る人物で無ければ調査隊の詳しい話は分からないだろう.
「あの 3 博士」の一人と言う点は気になるが.
ヨラン・オラン博士は元「鼻の院」院長なのだった.
エシャ様に言われた通り,調査隊のイルクイル氏について詳細を訪ねようと口を開いた時,
あーもー台無しだよ(笑)
しれっと,「とうちゃんは知らなかっただろうけど,とうちゃんと別れたかあちゃんのおなかの中には,おいらたちがいたんだよ!」とか,恐ろしい事を言う.
本当ならばヨラン・オラン博士死ねだけど,狂言だとしたらこの 3 人組は恐ろしすぎる.なんでこんな事考えられるねん.
あーもーグダグダだよ(笑)
ヨラン・オラン博士は,確かにタブナジアへ行った事があると言う.
だがそれは,「どこぞの迷宮から掘り出されたという『恐ろしい像』」の調査・鑑定のためだった.
その「像」は「タブナジア礼拝堂の地下にある宝物庫」にあったと言う.タブナジアで「封じられた宝」みたいな話があったから,この像の事かも知れない.
ただ,調査にも関わらず,結局「恐ろしい像」はなんだか良く「わからん」モノだったらしい.
その事自体がさっぱり分からん.
そもそも「像」の調査ではなく,「像」に付着した土から「どこで掘り出されたものか」を調べる目的だったのだ,とヨラン・オラン博士は言い訳する.
うーん,だからと言って「恐ろしい像」がどう言う見た目で,どう恐ろしいのかくらいは説明できないものか.口下手か.そもそも「土」しか見ておらず「恐ろしい像」そのものは見ていないのかも知れないが,そうならばそうと言えばいいのに.
その「土」はジュノの北にある内海「シュ・メーヨ海」のモノだったらしい.
バハムーが出現したあの北海の.
この話はどこまで掘るのかな・・・と気になり始めた頃,全然違う方向に話が進んで飽き飽きしたのか,トリオは「おなかへった」と愚痴を漏らす.
子供か.自由か.本当にヨラン・オラン博士の子供かも知れんけど.
実子かも知れないと言う後ろめたさか,単に邪魔だからか,ヨラン・オラン博士はトリオに「水の区」の食堂で食事をして来いと声をかける.
費用は博士持ちなんだろうなぁ.話が真実かどうかは置いておいて,これでトリオは食事にありつけるのだから,その望みは果たされた事になる.予定調和が恐ろしい.
ボケ担当のフリして実は有能か? と思わせておいて天然か? ・・・量れない.
濡れ衣を晴らすためにありったけの知恵を絞るヨラン・オラン博士.
悩んだ末に,「人の記憶を覗くことができる『再生の鏡』」に思い当たる.タブナジアでの記憶を見せて,トリオの話が事実無根であることを示そうと言うのだ.
・・・ムリじゃね(笑)
ただし「鏡」はヨラン・オラン博士の手元には無く,「すごく嫌味な誰か」が持っているらしいので,早速彼女の許へやってきた(笑)
彼女からもすごい嫌味は聞けたが,しかし,「再生の鏡」は持っていないらしかった.
もう一人思い当たる節があるので「水の区」へ戻った.
ついでにトリオの行方を確認しようと「食堂」へやってきたら,
既にタラフク食事をした後だった.
緑「あのさぁ,おいら思うんだけどさぁ・・・」「さっきのとうちゃん,ちょっとちがうよな?」
ブッコンできたー!(笑)
緑「よーし! じゃあ,ほんとうのとうちゃんを探そうぜ!」
あーもー最悪だよ,また犠牲者だよ.ヨラン・オラン博士は濡れ衣だよ.
トリオは金持ちっぽい「とうちゃん」を探しに行ったようで,どうやら目的地は一緒らしい.
と言う事でホノイゴモイ邸.
魔導球を盗まれっぱなしだし,彼も散々だなぁ・・・.
あーもー酷過ぎる.
残念ながら次の犠牲者が決まった.
言わなくてもいいのに,タブナジアへは「取り引きで行ったことはある」なんて,それを口にした時点で術中だ.
しかも,「アタルフォーネ盗賊団」と関係を持っていたとかまで言っちゃうし.
後悔したとしても,その軽すぎる口をまずは呪うべきだ.
事ここに至って,ホノイゴモイはやっと当たり前の事を叫ぶ.
ホ「そうだ,証拠だ,おまえたち,証拠をもってこい!!」
だが,トリオは口にする.
緑「とうちゃん,証拠はタブナジアにあるよ~」
悪魔か.
緑「でもおいらたち,タブナジアに帰るお金がないんだよ~」
酷過ぎる.でも,面倒事を金で解決してきたホノイゴモイはさっさとお金を渡してしまう.
これでトリオはお金も手に入れた事になる.予定調和が恐ろしい.
子持ちにされそうで焦ったホノイゴモイの姿を見て,「再生の鏡」の事を話す.
やはり彼が「鏡」を持っていたのだが,ただし,「ちょっとばかし,割れている」らしい・・・.
割れてしまってはどうしようもない.
打つ手は無いかと頭をひねるヨラン・オラン博士は,
「再生の鏡」を再生するには「再生の羽」が 3 枚必要で「再生の羽」を手に入れるには「再生の玉」が必要だと思い出し,更にそのためには「アットワ地溝」で「地面を探しまくって」再生の玉を見つけて「パラダモの丘」で「再生の羽」に変化させればいいらしい事を捲し立てる.
・・・情報量が多すぎるし,「再生」ばっかりで訳が分からん(笑)
「アットワ地溝」と言う名前に聞き覚えが無かったので,世界地図を広げた.
ウィンダス周辺を探して見ると,メリファト山地にあるらしい.
4つ目のクリスタルへ行くために,なぜこんな事をしなければならないのか.
たぶん,トリオは既に目的を果たして「とうちゃん」問題には関心がない.腹も一杯でタブナジアへの旅費もある.にも関わらず,何とかしなければいけない状況に何故か追い込まれてしまった.この問題を解決しなければ,イルクイル氏に辿り着けないだろう.
ブツブツと文句を言いながらも,取り合えず旅支度を整えるしかなかった.
続く.